冒険家・三浦雄一郎さんが、75歳にしてエベレスト登頂に成功したそうです。2003年、70歳で登頂し、 当時の最高齢登頂記録を更新。今回の登頂でさらに更新を目指したそうですが、76歳のネパール人男性が登頂に成功しており、 記録としては2番目になるそうです。
今回は中国側から登頂を目指したものの、 チベット動乱の影響でチベット自治区への外国人立入りが禁止になりネパール側にルート変更。さらにその後、 オリンピックの聖火がエベレスト登頂するということで、登山規制が行われ、スケジュールが大幅に遅れていたとのこと。
純粋なチャレンジにおける問題以外に、社会的な問題が発生と、紆余曲折があったようですが、75歳にしてなお、 地上最高地点に達することができた、というのは素晴しいですね!ニュースを聞いた方も勇気づけられます。
今回の成功は、登山に関して、設備や技術が向上しているということもあれば、 周囲の手厚いサポートということもあるでしょうが、何よりもご本人の努力と強い意志が無ければできないことでしょう。 素直に敬意を表したいと思います。
厚生労働省は75歳以上を「後期高齢者」なんて呼んだりしていますが、やはり、やる人はやるんですねぇ。
asahi.com
75歳三浦雄一郎さん、エベレスト登頂
2008年05月26日12時33分
世界最高峰エベレスト(8848メートル)に挑んでいた冒険家、三浦雄一郎さん(75) が26日午前7時33分(日本時間同10時48分)、ネパール側の東南稜(りょう)から2度目の登頂を果たした。 東京の事務所に現地から連絡があった。三浦さんは同峰の最高齢登頂記録更新を目指していたが、 25日に76歳のネパール人男性、ミン・バハドゥール・シェルチャンさんが登頂して記録達成はならなかった。 従来の記録は07年5月に登頂した柳沢勝輔さんの71歳。三浦さんはシェルチャンさんに続き2番目となる。
03年5月、70歳でネパール側から山頂に立ち、同峰の最高齢登頂記録を5歳更新した三浦さんは、 北京五輪の今年、中国側からの登頂を目指していた。だが、 3月のラサ騒乱で中国がチベット自治区への外国人の立ち入りを禁止。4月7日、登頂ルートをネパール側に変更した。 また、北京五輪の聖火のエベレスト登頂で、中国がネパールにも登山規制を要請。 5月8日の聖火登頂まで各隊とも高所順応ができないなどスケジュールが大幅に遅れた。
20日、三浦隊は5300メートルのベースキャンプを出発した。25日、最終キャンプ (8300メートル)に到達。26日未明から登頂アタックをかけた。三浦隊では、同行カメラマンの村口徳行さん(51) 、遠征隊マネジャーの五十嵐和哉さん(48)、シェルパ8人も登頂した。 村口さんはエベレストに日本人最多の5度目の登頂となった。三浦さんの次男でスキー・モーグルの元五輪代表、豪太さん (38)は最終キャンプ手前で体調を崩して下山した。
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〈三浦雄一郎さんの話〉 「涙が出るほど厳しくて、つらくて、うれしい。70歳を過ぎて、 2回もエベレストの頂上にあがれた。本当に最高の景色です。(頂上からの景色が)全部見えて祝福してくれます」



