自動車の方は、そろそろほとぼりが冷めてきたようですが、今度は重工の方が報じられました。
asahi.com 関電美浜原発復旧で配管ミス、部品番号削る 三菱重工
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200511100114.html
昨年、蒸気噴出事故を起した美浜原発の復旧工事で、三菱重工の作業員が、同形状・同材質で、
異なる製造番号の管を間違って接続したそうです。その上司が、正しい製造番号の管に取替える、という意味で「直すように」
と指示したところ、作業員は「製造番号の刻印を直す」と解釈して、いったん製造番号の刻印を消去・打直しして、
つじつまをあわせていたそうです。
関電が気づいて、配管のやり直しをさせたそうですが、関電は再発防止策は必要ない、としていて、原発の品質管理者として、
国の心証を悪くした、ということだそうです。
管のことは詳しく知らないのですが、製造番号の違う管であっても、機能的に同じ性能が発揮できるのであれば、
管の使用については問題はないように思います。
製造番号が後々の管理に不可欠なのであれば、図面なり、管理台帳なりを変更すればいいように思いますが、
それは事務手続みたいな面の問題があるのでしょうかね。設計と違う、ということで大問題になるのでしょうか。
原発に関わることなので、私が想像する以上に、「ミス」ということに敏感なのかもしれません。
今回のケースで問題があるとすれば、「直すように」という指示を、刻印を改ざんする方に解釈してしまう、
ということであり、三菱重工では、そういう解釈がレアケースなのか、それとも一般的なのか、ということでしょうね。
曖昧な言葉でもあり、指示した上司側は何とでも言い訳できますが、どうも、刻印を改ざんする、
という意味の方がとおりが良いのではないでしょうか?



