アメリカの心臓関連の学会で、iPodを近くで使うと心臓ペースメーカーが誤作動するケースがある、 という研究結果が発表された、ということです。ミシガン州立大学の胸部心臓血管研究所、 というところで研究が行われたそうです。
そのうち、携帯電話のように、電車の中ではiPodなどの携帯型プレーヤーの使用は控えてください、 なんてことになるかもしれませんね。この研究結果によれば、心臓ペースメーカーを使っている人はiPodを使うときは、 胸ポケットに入れないと言った注意が必要な感じですね。
ペースメーカーは電磁波の影響を受けるので、携帯電話以外にも様々な注意が必要なようです。 これだけ電磁波を発生する機器が増えてきているので、ペースメーカー機器側でも、電磁波の影響を受けにくくする、 といった改良が行われているのでしょうか。
ペースメーカーにとって、軽量化や長寿命化、といった方向とは相反するのかも知れませんが、 使っている方の制約を少なくするためにも、将来を考えると必要な改良だと思います。影響を与える側の機器も、 改良が必要でしょうけどね。
ペースメーカーナビ
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毎日インタラクティブ
iPod:ペースメーカー誤作動の恐れ 米心臓関連学会
【ワシントン和田浩明】ロイター通信などによると、米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod (アイポッド)」を近くで使用すると植え込み型心臓ペースメーカーが誤作動する場合があるとの研究結果が10日、 米国の心臓関連学会で発表された。調査例の半数で電気的干渉が確認され、 ペースメーカーが停止したケースも1例あったという。研究者らは「近くで使わない限り安全だが、 もっと調べる必要がある」と話している。
研究はミシガン州立大の胸部心臓血管研究所で100人を対象に実施。「iPod」 を植え込み型ペースメーカーから約5センチの距離で5〜10秒作動させた。ほぼ半数で、 設定した脈拍数を維持するためペースメーカーが出す電気刺激の頻度などに変化があった。 1例では約45センチ離して使用しても干渉の影響が見られた。電気的干渉の結果と見られるという。
研究は医者の両親を持つ17歳の高校生が発案し、心臓専門医らの指導を受け行った。「iPod」 は今年4月に累計販売台数が1億台を突破するなど世界各国で人気を呼んでいる。
毎日新聞 2007年5月11日 10時49分



