2011年4月からの新しい高速道路料金制度の方針が発表されたそうです。
普通車は休日の「1000円高速」に加え平日は「2000円高速」になるようです。 大型車両への割引はそのまま続けるようです。そして、首都高速と阪神高速には距離別料金制度を導入していく模様です。
二転三転、いろいろ変わって、今回の発表が本当に最終案なのかどうか疑わしい感じですが、割引拡大路線のようですね。 割引財源を使って2〜3年の間行うようです。
首都高速と阪神高速に関しては距離別料金にすることで値上げとなる要素がありますが、 関係する自治体と協議しないといけないそうなので、実現は難しいかもしれません。
割引拡大といっても、その原資は私たちが払っている税金を使っているわけで、喜んでばかりもいられません。
さらに、割引財源が無くなった後の料金体系は白紙、つまり何も案が無いようです。 道路公団時代から重ねてきた高速道関連の借金返済のメドをどうするとか、根本的なところの解決策が全く見えません。
このままでは解決策は「とにかく税金を充てる」だけ。万事この調子ではそのうち所得税や消費税は一律税率50%とか、 そんな状態に陥っても不思議ではない気がしてきました。
割引継続・拡大にあたって、地元自治体への配慮とか、業界への希望に配慮した、といった事は報道から漏れ伝えられます。
一方で、割引制度実施が社会に与えた経済効果や、改善された点・また逆に新たに発生した問題点など、 社会的影響を分析し考察した、といった内容については伝わってきません。そういった分析が行われているのかどうかも不明です。
まさに「配慮」だけで判断しているのであれば、人気取りのためのバラマキ以外の何物でもありませんね。
asahi.com
普通車上限、休日千円・平日2千円 高速料金方針を発表
2010年12月24日12時10分
国土交通省は24日、来年4月からの高速道路料金制度の基本方針を発表した。麻生政権が始めた「普通車休日上限1千円」 を続け、平日にも「普通車2千円」などの上限制を導入する。トラック業界を念頭に置いた割引も続ける。 割引財源に限りがあるため2〜3年程度の実施となる見込みだ。
軽自動車とエコカーは、曜日に関係なく「上限1千円」になる見通しだ。普通車を含め、通勤割引も続ける。 貨物車向けには上限制を入れず、大口・多頻度利用者向け割引や時間帯割引を続ける。
現在は定額制(普通車700円など)の首都・阪神高速道路には、上限のある距離別料金制(普通車500〜900円) を導入することを決めた。他の高速道路との乗り継ぎ割引の導入も検討する。
本州四国連絡高速道路(本四)は、全国の高速と同様、「普通車休日上限1千円、平日上限2千円」になる見通しだが、 最終的には地元自治体と調整して決める。
YOMIURI ONLINE
高速料金、「平日2000円上限」を決定
政府・民主党は24日、高速道路の普通車料金を土日・祝日に「上限1000円」とする現行の割引を来年4月以降も続け、 平日は新たに「上限2000円」とすることを決めた。
馬淵国土交通相と民主党の玄葉政調会長が協議し、基本合意した。法改正は必要ないため、実施が固まった。ただ、 割引の財源を2年程度で使い切る見通しで、2013年度以降の料金は白紙だ。
トラックは上限制を導入せず、現行の時間帯割引などを継続する。首都高速、阪神高速については、 距離に応じ500〜900円(普通車)に料金を改める方向で関係自治体と協議する。本四高速は、国交省案では「上限3000円」 だったが地元の反発に配慮して値引きする方向で検討する。
(2010年12月24日11時54分 読売新聞)



