2009年03月29日

高速料金上限1000円 スタート

 もう昨日のことになりますが、ETC搭載の普通車限定の、高速料金値下げが本格的にスタートしました。本四連絡橋は一足先にスタートしており、昨日からはNEXCOなども、ということです。値下げ期間は、今後2年間とのこと。

 

 交通量は、前年同時期に比べ10〜50%の増加で、極端に長い渋滞は発生しなかったようです。今週末に限った割引ではないので、利用が殺到するほどのこともないのでしょう。

 ウチの場合は、初日なので渋滞がひどくなり、それに巻き込まれるのも嫌だな、ということで、出かけるのは見送ったクチです。子供たちは春休みなので、どこかに出かけたかったのでしょうけれど・・・

 

 また、各地の観光地も、客の入りはそれぞれで、満員御礼ばかりでも無かったようです。大都市の近郊よりも、通常なら交通費がかかる遠距離の観光地の方に人が流れる傾向があったようです。

 同じ出かけるにしても、交通費が節約できた分を貯蓄しよう、とか思う人もいれば、高速料金の値下げが動機になって出かけてみようか、という人達もいるでしょうから、値下げによる経済効果が無くは無いでしょうね。

 正確にはわからないでしょうが、

 

1年ぐらい経ったらどれぐらいの効果があったか、というのは朧気に見えてくるでしょう。でも、結局値下げといっても、どこかからお金が湧いているわけでなく、税金で補填されているんですけどね。

 

 この割引で思ったのですが、ETCのマイレージは支払った金額に対してポイントが付くので、上限1000円になったらマイレージは相当減るはずです。高速道路会社にすれば、割引した分は税金で補填されるし、割引分のマイレージをつけなくても良いから、料金還元額を減らすことが出来ます。

 普通車の休日利用分が、料金還元額のうちどのぐらいの割合を占めているのかわかりませんが、実は高速道路会社は相当救済されるような気がしているのですが、どうなんでしょうね。

 

 今のところは、高速値下げについては、交通費低減による経済効果という点にスポットが当たっていますが、これが公共交通機関へ与える影響、あるいはCO2削減目標への影響などはどうなるのか。

 時間が経つにつれ、明らかになってくるでしょうが、こちらの言わば「負の側面」もあわせて評価しないといけませんね。

 

YOMIURI ONLINE
「1000円高速」本格スタート、向かうは遠くの観光地


 ノンストップ自動料金収受システム(ETC)装着車への新料金割引が本格スタートした28日、予想された「大型連休並み」の混雑は見られなかったが、東北などの観光地周辺は交通量が増え、東北、磐越の各自動車道などで日中の通行量が前年同期の土日と比べ40%以上の増加。

 大都市近郊の埼玉県などでは前年比10%台の増加にとどまる所が多かった。

 ◆「大型連休並み」にぎわいなく、肩すかしも◆

 ETC(ノンストップ自動料金収受システム)装着車への新料金割引が本格スタートした28日、地方のサービスエリア(SA)や近くの行楽地は、いつもの週末を上回る人出でにぎわった。ただ、予想された「大型連休並み」のにぎわいはなく、肩すかしを食った関係者も多かった。

 東、中、西日本の高速道路会社の発表によると、同日午前0時〜午後3時の通行量(速報値)は、磐越道の猪苗代磐梯高原―磐梯河東で、前年同期の土日に比べ48%増(1万2300台)だったのをはじめ、東北道の那須―白河が46%増(2万8400台)、西根―松尾八幡平も44%増(1万1500台)。東海北陸道では、岐阜の美並―郡上八幡が40%、中央道の小淵沢―諏訪南も35%の増加を記録した。

 棚田を見渡せる長野県千曲市の長野道上り線姨捨(おばすて)SAでは、レストラン利用者が普段の休日の2倍近くになる大にぎわい。正午ごろには駐車スペースの約8割が埋まり、「福島」「横浜」など、県外ナンバーを付けた車が多く見られた。レストランで働く宮嵜徹さん(29)は「忙しくなるのはうれしい限り」と食券の受け付けに追われた。
さくらもちを買い求める客でにぎわう東北道「安達太良SA」(28日午後)

 東北道の安達太良(あだたら)SA(福島県本宮市)では、レストランや土産物の一部を3割引きにし、レストランの営業時間も2時間延長する。家族で都内の義母の家に行くという秋田県鹿角市の養護学校教員、田中雄介さん(26)は、「割引に合わせて予定を立てた。東京までは結構料金がかかるので助かる」と笑顔を見せた。

 高速道路沿線の観光地もにぎわった。栃木県日光市のベゴニア園「日光花いちもんめ」は、午前中から駐車場待ちの車が長い列をつくり、一時は約200メートル以上に。この日の入園者は2000人と、昨年比2割増で、石川正夫園長は「これまで悪かったので、取り返したい」と意気込んだ。

 一方、期待したほどの人出がなかった所も。東名道の富士川SA(静岡県富士市)では、駐車場の混雑は普段と変わらず、やきそばを露店で売る尾中正子さん(65)は、「普段の週末の2倍ぐらい材料を仕入れたが、客足はいつもより少ないくらい。ちょっとがっかり」と、肩を落とした。

(2009年3月28日22時19分  読売新聞)

 

asahi.com
交通量、倍増の区間も 高速値下げ初日、トラブルなし

2009年3月28日20時57分

 高速道路値下げ初日の28日、各地の交通量は昨年同時期に比べ10〜50%前後増えた。一方、懸念された料金システムのトラブルや極端な渋滞はなく、静かなスタートとなった。

 高速道路各社がまとめた同日午前0時〜午後3時の交通量速報によると、前年に比べ増加が目立ったのは東海環状道・土岐南多治見―土岐ジャンクション(JCT)と高松道・善通寺―三豊鳥坂の152%、岡山道・岡山総社―賀陽の149%、磐越道・猪苗代磐梯高原―磐梯河東の148%など。少ないところでも東名・名古屋―春日井の109%など10%前後増えた。

 景気低迷の影響で各地の交通量は昨年末ごろから落ち込みが続いていた。このため前々週との比較だと、東北道・那須―白河の204%、磐越道・猪苗代磐梯高原―磐梯河東の186%など2倍前後増えたところもあった。

 日本道路交通情報センターによると、午前中は都市部から地方へ向かう車が多く、いずれも下りの東名・豊田JCTで午前10時40分に19キロ、中国道・宝塚で同7時半に17キロなど、10キロ以上の渋滞が6カ所で起きた。夕方以降は上り線の車が増え、いずれも午後6時半ごろに中央道・三鷹で18キロ、東名・厚木で13キロなどの渋滞があったが、「渋滞の規模はふだんの土日とさほど変わらない」(同センター)という。東日本高速は「渋滞を予測して通行時間をずらす利用者が多かったためではないか」と推測している。

 この日始まった値下げはETCを搭載した普通車限定で、東京と大阪の大都市近郊を除く地方部を土日・祝日にどれだけ走っても原則、上限1千円となる。30日からは平日についても全車種で地方部が3割引きなどの値下げが始まる。

 

 

posted by いさた at 00:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | クルマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
こんばんは。

東名の豊田JCTが一番混雑したようですね。
ただ、ここを朝通過したところ、交通量は普段の休日の2倍程度でした。
やはり、渋滞する時間を避けて移動する方や、
遠くへ行こうと早起きした方が多かったのでしょうか。

そして、普段高速道路を走り慣れないドライバーが多く、
追い越し車線を制限速度以下で走って迷惑をかける方まで・・・。

今後、経済効果や負の側面も連休明けなどに検証すべきでしょうね。
Posted by だんな at 2009年03月29日 20:42
>だんなさん

>追い越し車線を制限速度以下で走って迷惑をかける方まで・・・。

そういった人達まで出かけるように促した、ということで、今のところ目論見はあたっているのかもしれませんね。


>今後、経済効果や負の側面も連休明けなどに検証すべきでしょうね。

それは必要だと思いますが、半年〜1年ぐらいのスパンで見てみないと、何とも言えないでしょうね。

料金割引は、事前の反響が割にありましたが、はじまってみれば、それほどの騒ぎでない、という感じですね。
Posted by いさた@管理人 at 2009年03月30日 00:22
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