昨日、はやばやと辞任した中山前国交相。昨年辞任した、安倍内閣の遠藤農水相の記録を抜き、 歴代2位に躍り出たスピード辞任です。
失言癖が憂慮される麻生総理を差しおいて、大臣就任早々から失言、いや過激発言を連発しての辞任です。 発言の中でも、日教組に関するものについては、固執していますね。本人にとっては、重要な思想信条なのでしょう。
個人の思想信条は日本では自由です。日教組にも問題が無いとは思いません。ただし、大臣、 また国会議員としての中山氏の発言は不適切。酒を飲んで愚痴っているのならまあ・・・・という感じですが、会見で発する 「表現」ではありませんね。
しかし、このところの中山氏に関する報道を見聞きしていると、大臣になって、千載一遇のチャンスとばかりに、 自身の売名を狙った、確信犯的過激発言であったようにも思えます。もしくは、 早期の衆議院解散を狙う勢力の鉄砲玉となったとか。
マスコミがあまりに騒ぐのは、実は中山氏(とその関係者)の思うつぼなのでは?・・・・多少のことを言っても、 放っておくのが一番良いような気がしますが。
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中山国交相、辞任 在任5日、麻生政権ダメージ
2008年9月28日21時28分
中山成彬国土交通相(65)は28日、麻生首相に辞表を提出し、受理された。 「日教組が強いところは学力が低い」など一連の発言に対する批判が広がり、 国会審議や総選挙への影響を最小限に抑える必要があると判断した。 首相は臨時国会での所信表明演説を翌日に控えた時期に、閣僚が在任わずか5日間で辞任するという深刻な痛手を負った。
首相は後任に、金子一義元行革担当相(65)の起用を決めた。中山氏の発言について首相は28日夕、 官邸で記者団に「発言として、はなはだ不適切。閣僚になられたら、されない種類の発言だ」と述べ、「国民各位、 関係している方々に心からおわびを申し上げる」と陳謝した。さらに「任命責任はあった」と認め、「後任を直ちに選任し、 その方がきちんと対応していかなければならない」と述べ、信頼回復に努める考えを強調した。
中山氏は辞表提出後、国交省内で記者会見し、「補正予算の審議をはじめ、 国会の審議が滞ることには耐えられないという思いから、潔く身を引く決意をした」と語った。「成田空港の整備遅れは 『ごね得』」「日本は単一民族」との発言については、「言葉足らず」と改めて撤回する考えを示したが、 一連の日教組批判については「国交省の建物の中で発言したことは撤回したが、 政治家中山成彬としては撤回したという考えはなかった」と語った。
中山氏の在任期間は5日間。88年12月にリクルート問題で辞任した竹下内閣の長谷川峻法相の4日間に次ぎ、 戦後2番目に短い。
後任の金子氏は自民党の古賀派に属し、当選7回。衆院予算委員長などを経て、党税制調査会副会長などを務める。 29日午前の認証式を経て正式に就任する。
政権発足直後の閣僚辞任は、麻生政権にとって大きなイメージダウンだが、政府・ 与党は早期解散を目指す基本戦略は崩していない。
臨時国会は29日に首相の所信表明演説、10月1〜3日に衆参両院で代表質問が予定されている。その後、 首相が意欲を示す08年度補正予算案の審議を行ったうえで解散するのか、 野党の厳しい追及が予想される予算委員会を開かずに解散するのか、 首相は補正審議に対する民主党の出方を見極めたうえで最終判断することになる。
2008年9月29日3時0分
■中山国交相の辞任会見の要旨
《辞任の理由》
私がいることで、臨時国会の審議に支障があるとすれば、本意ではない。 補正予算など経済危機に対応する法案をスムーズに審議して頂くために、自ら身を引くことを決断した。地方の方々など、 困っている人がいるのに審議が滞るのは耐えられない。
《成田空港や単一民族をめぐる発言》
言葉足らずだったなと。真意が伝わっていないと思ったから撤回した。
《日教組を批判した発言について》
(問題の発端となった25日の発言は)国交省の建物の中で発言したことは撤回したが、 政治家中山成彬としては撤回したという考えはなかった。(27日の宮崎での発言は) はっきり言って確信的にあえて申し上げた。国交相の仕事はしたかったが、何が今の日本をだめにしているのか、 ちゃんと伝えるのも政治家の仕事だと考えた。発言したことは、よかったと思っている。
《政権への影響など》
そこが一番の心配。(影響があれば)万死に値する。(自身の選挙にも)様々な影響があると思うが、 必死に命がけで訴えて勝ち上がっていきたい。
2008年9月29日11時29分
国土交通相を辞任した自民党の中山成彬衆院議員(宮崎1区)が29日、TBSのテレビ番組に出演し、 辞任の一因となった「単一民族」発言について、「言葉には気をつけなければいけないが、 言葉狩りばかりしていると政治が活性化しない」と述べた。
番組終了後、中山氏は「言葉狩り」の意味について、記者団に 「単一民族という言葉は使っちゃいけないんだなと思った。『同質民族』と言えばいいのか、 なんて言えばいいのかと思って、瞬時に言葉が出なかった」と説明した。
番組では、内閣支持率についても触れ、「考えると身の細る思いだ」と語った。しかし、 失言問題で批判を浴びた後、宮崎市で日教組を再度批判した27日の発言について、 「政権や自民党への打撃を考えなかったのか」と記者団に問われると、 「私の命がけの行動は国民の皆さん方の理解を頂けるんじゃないかな。命を捨てて訴える、そういう自民党なんだ、と」 と答えた。



