asahi.comの記事『誤発注後に他証券が利益「美しくない」 与謝野金融相』で、 先日のみずほ証券の誤発注に関わる問題で、
「誤発注と認識しながら、 他の証券会社がその間隙をぬって自己売買部門で株を取得するというのは美しい話ではない。行動の美学を持つべきだ」
と批判したそうですが、今の政治家が「行動の美学」などと言っていると、いつの日か、
そのまま自分に返ってきそうな気がしますね(^^;
しかし、「○○というのは美しい話ではない。行動の美学を持つべきだ」というのは、何にでも応用が効きそうな、
なかなかにうまい言回しかもしれません。
「計算書偽造というのは美しい話ではない。行動の美学を持つべきだ」とか、すぐに使えます。
Yomiuri Onlineの記事『不自然な株売買監視、証券会社に義務づけ・・・6証取方針』は、 デイトレーダーが、ネット取引で、大量の売買注文を故意に出したり、取消したりするなどして、 相場を操縦するような行為を監視するようにするそうですが、これも先の政治家に言わせれば、「行動の美学」が無い、 ということになるのでしょうか。
金融に関係する人達の「行動の美学」は、「法や規則に触れない手段を用いてできるだけ金儲けをする」 という事ではないかと私は思うのですが、与謝野金融相が言うところの「行動の美学」とは、 根本的なところが違っているでしょう、きっと。
こういう批判をすることで、証券会社がなにやら自主規制するようなことを期待しているのかもしれませんが、 禁止する法や規則をつくらない限り、規制することなんて無理なんじゃないでしょうか。



