2013年08月01日

大阪市立小学校長を体罰で処分、だが・・・

大阪市立小学校の校長が、6年生の児童7人の頭を手で叩いたとして、戒告処分となったそうです。

処分を受けた校長は、「指導のつもりだった。深く反省している」として昨日付で依願退職したとのこと。

大阪市教委は、桜宮高校の体罰自殺問題のこともあり、体罰にナーバスになっているのでしょう。今回問題のあった小学校が桜宮に近い都島区内だそうですから、なおさらかもしれません。

 

しかし、7人の頭をしばくに至った理由が、一人が校内にナイフを持ち込んで他の子供を脅し、一緒にいた六人の同級生が先生に知らせなかったから、ということです。

これは、明らかに児童らの方に非がありますし(ナイフを使った1名はともかく、他の6人も同罪扱いというのはどうか、という意見はあるかと思いますが)、一発ずつ叩いた、怪我は無し、というのであれば、私の感覚では十分に指導の範囲だと思えますね。

私が子供の頃は、そういうのが珍しくなかったので、そのように思うだけかもしれません・・・・ただ、体罰に限りませんが、今は、ケースバイケースで無く、ただ包括的に物事を扱うことが多い気がします。

 

とは言っても、大阪市教委も体面上、処分せざるを得ないのでしょう。しかし、当事者の校長が退職という形の幕引きは残念ですね。

指導の方法を改めて校長を続けてゆく方が、過ちを犯した後の生き方を子供たちに示していく、という点では良かったのではないかと思います。

辞めて責任をとる、というスタイルが常に正しいわけではないでしょう。

続きを読む
タグ:体罰 大阪市
posted by いさた at 14:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月18日

日本脳炎予防接種後死亡、アレルギー反応?

岐阜県で、日本脳炎の予防接種を受けた小学5年生男児が、接種直後に意識不明、心肺停止状態となって亡くなったそうです。

同時に接種を受けた3年生の妹は特に異常がなかったとのこと。

 

日本脳炎の予防接種は副作用が問題になって数年の間推奨されておらず、2009年に新しいワクチンができて再開されていました。

しかし、このようなニュースを聞くと現在のワクチンの安全性が気になってきますね。

接種が推奨されていない期間あたりに生れた子供たちは、現在、予防接種をするように勧められているので、対象になっている子供(亡くなられた子もこの年代です)を持っている親ならばなおさらに気になります。

 

状況からすると、何らかのアレルギーがあって、重篤なアナフィラキシーショックを起したように思えます。

予防接種で一般的に起きやすい副作用では無いと思いますが、原因の解明が望まれますね。

 

日本脳炎 | 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/annai.html

 

続きを読む
posted by いさた at 13:11 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月16日

1歳児の尿から覚醒剤反応が

今年の5月だそうですが、体調不良で東京都小平市内の病院を受診した1歳男児の尿から覚醒剤が検出されるという事件があったとのこと。

男の子は回復した後、児童相談所で保護されているそうです。

 

家族は覚醒剤について「知らない」と言い、覚醒剤は家宅捜索でも見つかっていないそうです。

1歳児が口にするものは限られた範囲のものではないかと思いますが、その子の身の回りの環境は本当にクリーンなのでしょうかね。

 

原因の解明が待たれますが、「ワンピース」の「シーザー・クラウン」が子供たちにあげていたお菓子、みたいなことでなければいいですが・・・・

かといって、実は市販のありふれた食品に覚醒剤が混入していた、という原因だったりするのも恐ろしい話ですが・・・・

続きを読む
posted by いさた at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月30日

高速道路にボウリングピンを並べる

沖縄県内の米軍基地在住の米兵の14歳の子供2名が、高速道路にボウリングのピン6本を並べ、道路交通法違反で書類送検されたとのことです。

実際に乗用車が並べられたピンをはねて、バンパーとタイヤを破損したそうです。怪我が無かったのは何よりです。

 

ピンを並べたのは「クルマがぶつかったら面白そう」という悪ふざけだそうです。こういう発想をするならば、鉄道があったら線路にピンを並べていたのかもしれません。鉄道なら、ピンを吹き飛ばして終りだったでしょうが・・・

 

この悪ふざけが大事故にならなくて良かったですが、「沖縄」という場所と「米兵の子供」というところが反米感情をあおり立てる事件ですね。

日本に来て、一体何をやらかしてくれるのか。

続きを読む
posted by いさた at 17:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月04日

熊本市で3歳女児殺害?

 詳しいことがわかっていないようですが、熊本市のスーパーで3歳の女の子が行方不明になっていて、身柄を確保された20歳の大学2回生が、女の子を殺害したと供述しているとか・・・

 

 スーパーで1人でトイレに行くと言って行方不明になったとのことですが、「一緒にトイレについていっていれば」と両親は悔やんでも悔やみきれないのではないでしょうか。心中お察しします・・・

 小さな子供が、若い男の謎の動機により犠牲になってしまった、という嫌な事件・・・・やりきれませんね。動機や目的がはっきりしたらもっとやりきれないことになるのかもしれません。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:14 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月08日

「伊達直人」続々

 年末年始にかけ、群馬などで施設の児童向けにランドセルを贈って話題になっている「伊達直人」さん、 触発されたのか全国で同じようにランドセルなどを寄付する人が現れているようです。

 

 伊達直人といえば、タイガーマスクの正体ですね。タイガーマスクであることを隠したまま、 自分が育った孤児院への援助を続けていました。

 以前なら「あしながおじさん」と名乗ったのかもしれませんが、今回は「伊達直人」。 タイガーマスクに影響を受けた世代の人が思いついたのですかね。

 

 寄付自体は篤志に基づくものでしょうし、余裕のない世の中で心温まる出来事の一つだと思います。

 しかし、あまりに「伊達直人」の名前が増殖するのはどうかな、と思います。増えるほどに偽善っぽく感じられるというか・ ・・増えるにはそろそろ限界が近いかな、と思います。

 志があるなら、特に名乗らず、単に「匿名希望」で充分なのでは。そして、できれば継続していければ良いのでは。

 

 ・・・そういえば、直人、直人というと日本国首相も「直人」ですが、こちらの行いの方が気になりますね。 初期のタイガーマスクのように悪役なのは共通しているようですが、この後、正統派に変われるでしょうか。

 むしろ、「変化」よりも「交替」の方が先かもしれませんが・・・

 

続きを読む
posted by いさた at 17:43 | Comment(4) | TrackBack(8) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

親も一緒に就職活動

 就職状況が厳しい昨今、大学生を卒業しようかという子供と一緒になって就職活動に奔走する親もいるそうで。 大学のセミナーに親が代わりに出席したり、企業の説明会に親が付きそうなどなど、引用記事には例がいくつか。

 子供の頭の上を旋回していて、必要と判断したら急降下、ということで「ヘリコプターペアレンツ」 と命名されているようです。「モンスター」とはちょっと違うのですね。

 

 こういうのは今に始まったことではなく、昔も一定数は存在していたのだろうと思いますが、 その割合が目に見えて増えてきたということですかね。

 私自身の就職活動の時は「好きなようにしろ」と放置されていました。まあ、今と違って就職に困ることは無い時代、 逆に複数の内定を断るのをどうしようか、的な時代でしたから、事情はだいぶん異なるとは言え、 親の介入ぶりはちょっと信じられないところがあります。

 

 ただ、時が流れて、もし「ヘリコプターペアレンツ」が主流派になっていたら、今度は就職活動に参加しない親なんて・・・ ということになっているかもしれません。

 我が子が就職活動をする歳になるころには、いったいどんな世の中になっているのだろう。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月10日

第1子、4人に1人はできちゃった婚

 厚生労働省の調査によると、昨年2009年中に第1子を生んだ女性の4人に1人が結婚前に妊娠していて、いわゆる「できちゃった婚」だったそうです。

 10代、20代前半までは8割から6割と率が高いようなので、これが全体を押し上げているのかも知れません。

 

 結婚における「できちゃった婚」の割合は2002年をピークに減少傾向にあるそうで、晩婚化の影響か、と分析されています。

 若いうちは経済的に不安が大きいし、社会に不安要因が多いので、玉の輿狙いのようなケースを除くと、なかなか結婚には踏み切れない、という感じでしょうか。

 若いうちの結婚のきっかけは、子供が出来てしまったから、ということになるのでしょう。「できちゃった婚」の割合が、晩婚化の程度を示す指標になっている、という時代の流れになっているのかもしれません。

 

続きを読む
タグ:でき婚
posted by いさた at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

親が弁償すれば済むと思っていた

 記事タイトルは、タバコ90箱を万引きして捕まった少年グループの一人が行った言葉だそうです。

 「捕まっても親が弁償すれば済むと思っていた」ということらしく、中には「万引くらいで逮捕されるなんて納得いかない」というのもいるらしい。

 

 14歳の子供がこう吠えるのも、そんな経験をしたからこそかもしれませんね。スーパーの警備員に捕まったけれど、謝ったら許してもらえたとか、あるいは親に連絡が行ったけれど、親が弁償して事態が収まったとか。

 しかし、その程度で済まされるほど世の中はユルくない、ということをわかってもらわねばなりませんね。

 

 このようなことをする「親の顔が見たい」ケースですが、ひょっとするとひょっとして「この親にしてこの子あり」の可能性も、ちょっと頭をよぎります・・・・

 

続きを読む
タグ:万引き 中二
posted by いさた at 00:05 | Comment(2) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月05日

子供の人数 減少続く

 総務省が発表した子供(15歳未満)の数は、4月1日現在の推計で1694万人と過去最低となり、 29年連続の減少になったとのこと。今日はこどもの日ですが、その主役は年々減り続けているということですね。

 総人口に占める割合は、13.3%。高齢者が23.0%だそうなので、高齢者に対して6割ぐらいですか。 子供が減って高齢者が増えるこの傾向が続けば、6割が5割、4割となるのはそう遠くないのかもしれません。

 

 日本国のシステム維持のためには「産めよ増やせよ」が必要で、少子化対策が言われ出してから結構時間が経ちますが、 まだこれといった有効打は出ていませんね。

 金をばらまけば済むわけではありませんから、当然といえば当然ですね。日本の社会として子供を産もう、育てようという、 雰囲気というか気運が満ちてくるような方策を探らないとなかなか難しいでしょうね。

 しかし、そういう気運が満ちるためには相応の時間が必要ですし、仮にいい政策があっても、 すぐに効果は見えないでしょうから、実施される芽が少ないのかもしれません。

 

 「子ども手当」がどんな効果を産むのかはわかりませんが、子供を産む手助けというよりは、 産まれてきた子供を大事に育てるため、という性格が強いような気がします。

 

続きを読む
タグ:少子化
posted by いさた at 16:45 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

日本の昔話は退潮気味

 引用した産経ニュースの記事は、大学教授らの調査によると、 今の子供たちが桃太郎や浦島太郎といった日本の昔話を知らない傾向が高まってきた、というものです。

 桃太郎と一緒に鬼退治に行ったのは?→アンパンマン、という珍答もあったらしいです。

 

 私も今どきの子供の親のひとりです。ウチの子供がもっと小さかったときには、確かに日本の昔話の絵本を読んだり、 あるいは話して聞かせたりしましたが、そんな機会は、自分の子供時代と比べると少なかった気がします。なぜだろう。

 それでも、桃太郎やさるかに合戦、おむすびころりんといった話は、 子供たちが気に入って何度も読み聞かせをした覚えがあります。

 

 私が子供の頃は、昔話や童話といえば、日本のものがほとんどだった気がしますが、 今はグリムとかイソップとかアンデルセンとか、欧米由来の話に触れる機会が多くなっていると思います。

 本よりはテレビ・DVD、という傾向ですから、ディズニーなんかを子供たちに見せていると、 自然とそういう傾向になってしまう、ということなんでしょうね。そういう環境の中では、日本発だと昔話よりも「アンパンマン」 が出てくるのはうなずけます。小さい子供たちにはとてもウケますから。

 「まんが日本昔話」が健在であったら、多少は状況が変わっていたかも知れません。

 

 こういう調査結果を見ると、日本に生きる親として、日本の昔話はもっと大事にしておけば良かったかな、 とちょっと後ろめたく思ってしまいますね。

 

続きを読む
posted by いさた at 19:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月03日

車炎上、子供4名亡くなる

 北海道で、父親が4人の子供を残したままで車を離れたところ、車が炎上して子供が全員亡くなる、という痛ましい出来事があったそうです。

 出火の原因はまだわかっていませんが、ニュースだと車内に残された子供の火遊びのような印象になっています。

 

 亡くなった子供たちは3歳、2歳、7ヶ月の双子、と何をするか分からない年齢の子供たちです。車に置いておいたのは、親としては軽い気持ちだったのかもしれませんし、これまで同じようにしてきても特段の問題は無かったのかもしれません。しかし、致命的な事態に至ってしまったのです。

 パチンコ屋の駐車場に放置するようなケースとは事情が違うと感じますが、寝ていたからと言って子供だけを車内に置いたままというのは、というのは親の油断・不注意に他ならないことです。

 父親は、自分がしたことをどう思っているのでしょうか。

 

 まずは、出火から死に至った原因を明らかにして欲しい。亡くなった子供たちの冥福を祈ります。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

奈良で虐待された5歳児が餓死

 子供の虐待事件は後を絶ちませんが、奈良で起きた事件は、5歳児にわずかな食事しか与えず、 結果的に餓死させたというもの。

 保護された時の体重は6.2kgと1歳児以下、身長も2歳児以下と衝撃的・・・・ 慢性的に栄養が足りない状態だったのでしょうか。一体いつから虐待されていたのでしょうか。

 

 母親は子供が父親に似ていて憎たらしいから虐待した、父親は虐待を知りながらも放置していたようです。 どうしようもない親はどうなろうと知ったことではありませんが、子供に何の罪があるというのでしょうか。

 もっと早く、周囲なり行政なりが気づいていれば、こんな最悪の事態にはならなかったのかもしれません。 いつも言われることですが、「早く気づいて対策する」というのは難しいのですかね・・・・

 

 「赤ちゃんポスト」が議論になりましたが、こんな結末になるのなら、 ポストに預けられる方がまだマシなのかもしれません。

 

続きを読む
タグ:奈良 虐待
posted by いさた at 17:46 | Comment(3) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

子供の教育費 大幅減

 文部科学省が、2008年度の各家庭の教育費(学校以外のもの)を調査したところ、2006年度と比べて大幅に減っていたそうです。

 公立か私立か、また子供の学年によって差がありますが、おおよそ10〜30%程度減っていたそうです。不況のあおりだろう、ということで、授業料は減らせないので、学校以外にかける費用を減らすしかまあ手は無いでしょう。

 

 幼稚園入園から高校卒業までにかけている教育費の平均は、全て公立なら約550万円、全て私立なら約1660万円だそうです。

 公立は私立の1/3ですが、今の政権が言う高校授業料無償化が実現すれば、この額はもっと少なくなるということでしょうね。公立と私立の差はどうなるのでしょう、今以上に開くことになるのでしょうか。

 

 教育費に関してもコストダウン意識が働いているのですが、そこに着目すれば学習雑誌に再びスポットが当たるということはありませんかね。

 例えば、学研の「学習と科学」。学習は既に発行が終わり、いよいよ来月を最後に科学も休刊。こういう世相であれば、もうしばらく続けてくれないものか、と購読者として思います。

 

続きを読む
posted by いさた at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

学研の学習と科学が休刊

 10月に、小学館が発行している小学五年生、六年生が休刊になるというニュースがありましたが、今度は学研の学習と科学が来年3月で休刊になるというニュースが。

 部数としては最盛期の10分の1に満たない状況だそうで、こういう学習雑誌は、時代に合わなくなっていると言うことなんですかねぇ。

 

 私が子供の頃、3年生ぐらいまで学習と科学をとってくれていて、付録で結構遊んだし、楽しみながら勉強にもなったと思います。

 そういう思い出もあって、今、ウチの子供用にとっていて、子供もそれなりに楽しんでいるんですが、あと4ヶ月ほどで休刊というのは寂しいですね。今日ニュースを聞いてちょっと驚いたのですが、今月あたり、学研からお知らせが来るのでしょうか。

 

 学研のおばちゃんは既に宅配便に変わってしまっていますが、休刊となれば、日本3大おばちゃんのひとつが、さらに忘れられていくことにもなりますな。

 既に学習は季刊で科学がかろうじて月刊という状況。両方とも季刊でもかまわないので、もう少し続けてくれないかな、と購読者として思います。

 

続きを読む
posted by いさた at 00:36 | Comment(4) | TrackBack(3) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

校舎3階から転落する小学生を女性がナイスキャッチ

 東京都武蔵野市で、校舎の3階から小四男子が転落・・・たまたま通りかかった若い?女性が異変に気づいて助けにゆき、 転落した小学生を受け止めたそうです。

 小四男子は、受け止められる前に壁に当たってひざをケガした程度で済み、女性にはケガは無かったそうです。

 

 小学生は校舎3階の窓の外で遊んでいて足を滑らせ、縁にぶら下がった状態から落ちたみたいです。 落ちてくる子供をまともに受け止めたら結構な衝撃があると思いますが、壁に当たったことで、 受け止める際の衝撃が緩和されたのかもしれません。

 子供がケガをした程度で済んで良かった。

 

 この救助をした女性が名乗らずに立ち去ったのは、大きな事故にならなかったからでしょうか。 「人として当たり前のことをしただけ」ということなら、気持ちが良いですね。

 でも、落ちた子供の親は、是非とも会ってお礼を言いたいんじゃなかろうか。

 

続きを読む
posted by いさた at 23:00 | Comment(7) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

15歳少年が小3男子に暴行、殺人未遂

 福岡県大牟田市で、15歳少年2名と小・中学生3名が共謀し、 小3男子をリンチにしてぐったりしたところを川に放り込むという暴行事件が発生。 被害者は自力で川から上がって助かったそうですが、これは一歩間違えば死んでいますね。

 暴行の動機は、被害者が生意気だからとか、ストレスの発散になるとか言っているらしい。「死んだら海に捨てればいい」 と殺意は十分だったようで、さらに暴行の様子を携帯で動画撮影していた、というあたりはゲーム感覚ですかね?

 

 加害者が15歳及び、中1、小6と、低年齢なのがとても腹立たしいし、一緒に恐ろしさも覚える事件です。

 被害者と加害者が知り合ったのはゲームセンターだそうで、 もしかすると被害者側の素行にも何か問題があった可能性もありますが、何より、 15歳が小3の子供に殺意を持って暴行するという、精神の未熟さが恐ろしい。

 

 加害者の年齢から、やはり更正への道を探ることになるのでしょうか。もし「目には目を」 で被害者と同じ目にあわされても、改心するのかどうか・・・

 

続きを読む
posted by いさた at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月02日

全国初の安全科授業

 今年度から、大教大付属池田小学校で、全国初となる「安全科」なる授業を始めるとのこと。週に1時間で、防犯や防災、 交通安全などを幅広く学ぶ内容だそうです。

 付属池田小は、2001年に児童殺傷事件が起きた学校。学校の職員たちは「子供をいかに守るか」という視点から、 「自分で身を守る力の育成が欠かせない」というところに至ったようです。

 

 あの事件以後、「学校は安全な場所」という認識は変わり、警備体制が一変しました。現在は、 学校などには簡単に入れなくなったし、子供たちに防犯ブザーを支給したり、あるいは地域に不審者が見つかったら、 情報がメールでまわってきたりなどなど。

 まさにその事件が起きた場所なら、「自分で身を守る術を教えよう」と思うのも無理はないでしょうね。

 

 ただ、私が子供の頃を振り返ると、確かに避難訓練やら交通安全指導など、 自分で身を守る術を学校で学ぶ機会もありましたが、それよりは、 親や近所の人たちから教えられたりしたウェイトの方が大きかったように思います。町内会で消防訓練があったりとかもしましたね。

 

続きを読む
posted by いさた at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

畠山鈴香 無期懲役確定

 秋田・連続児童殺害事件を起した畠山鈴香被告。1審、2審と無期懲役判決を受けて上告していましたが、 その上告を取り下げ、無期懲役が確定したとのこと。

 上告した理由は「判決に不服はないが、刑務所に行く前に、事件のことを整理したり反省したり、考える時間が欲しかった」 ということだそうです。要は時間稼ぎみたいなものだったのですね。

 

 事件の整理や反省といったことは、今になってすることでも無いと思いますが・・・・ これからの自分のゆく先を考えていたんでしょうかね。

 刑が確定した今、「無期」=「終身」として機能することを望みます。

 

続きを読む
posted by いさた at 19:12 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

2歳の娘に熱湯虐待

 何とも腹立たしい子供の虐待のニュース。東京都の19歳の母親と同い年の友人が、 2歳の娘に熱湯をかけて重度の火傷を負わせたと言うもの。

 娘が熱いシューマイを吐きだした様子から、熱湯に入るお笑い芸人をイメージして、言うことを聞かせるため、 またリアクションが楽しみで熱湯につけたらしい。苦しむ娘の姿を見て笑っていたとも・・・

 

 あきれ果てる話です。よくも自分の子をそんなオモチャ扱いができるものだと思います。自分の行為の結果がどうなるのか、 想像力というものが無いようです。自分が同じ目にあっても、まだ理解できないかも知れません。

 20歳の父と19歳の母だそうです。こんなケースがまさに「子供が子供を産む」というのでしょう。 経験が少なく未熟であるのは仕方がないとしても、こんな虐待をするのでは子育てなんて無理でしょう。 子供たちが不憫でなりません。

 

 8ヶ月の息子も頭に怪我をして入院しており、 こちらも足を持って振回されるなどの虐待を受けていた可能性があるそうです。 調べれば色々な余罪が出てくるのではないでしょうか。

 

続きを読む
posted by いさた at 14:51 | Comment(4) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

先生を流産させる会

 愛知県半田市の市立中学1年の男子十数名が、「先生を流産させる会」と称して、妊娠していた30代の女性教諭の担任に対し、給食への異物混入をしたり、椅子のネジを緩めるといったことを行っていたことがわかったそうです。

 担任やおなかの赤ちゃんへの影響はとりあえずは無かった模様です。

 

 そんな会を結成した動機が、席替えの方法や部活で叱られたことへの不満だったそうです。具体的にわからないですが、取るに足らないようなつまらない理由ですね。大人から見るとこんな感じですが、未熟で世間が狭い中一では大問題になるのか?

 

 校長のコメントでは、軽いノリからエスカレートしたということですが、やったことからは陰湿な感じを受けます。母親に何かあれば、赤ちゃんが危ないだけでなく、場合によっては母体までも危険になることがあるでしょう。

 幸いにも会の目的が達成されることなく、事実が発覚したわけですが、やった当人たちは自分達の行為を理解できていないでしょうね。目的を達するための手段は情報として知っていて、いろいろと思いつくのでしょうが、そこから起きる結果が何を引き起こすのか、という想像力と感受性に欠けているように思います。

 こういったあたりが、未熟であるという由縁なのでしょうか。

 

 校長は「命の重さについて、より指導を徹底してゆきたい」とのこと。当然のことで、指導ではまだ手ぬるい感じもありますが、学校だけでなく保護者も一緒になって、厳しく指導する必要がありますね。

 

続きを読む
posted by いさた at 01:19 | Comment(2) | TrackBack(10) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月25日

畠山鈴香にまたも無期懲役判決

 2006年に、世間を大いに騒がせた秋田・連続児童殺害事件を起した畠山鈴香被告。昨年3月、 秋田地裁が無期懲役判決を出し、およそ1年後の今日、2審の高裁も無期懲役判決を出したとのこと。検察、 弁護側双方の控訴を棄却し、一審判決を支持した結果のようです。

 殺意の有無や、責任能力といった、犯行に関わる根本的な部分は認定されているものの、 計画性については一審同様に認められていません。また、消極的評価だと思いますが、反省の姿勢が無いこともない、という点、 さらに他の死刑判決が出た事件と比較し、当然死刑とは言えないという点から、無期懲役の判断となったようですね。

 

 昨年の地裁判決の時の記事に、以下のように書きました。

 『鈴香被告がしたことを考えれば、死刑となっても全く不思議ではありませんが・・・・・ 逮捕されてからも自白がコロコロ変ったり、秋田県警の捜査のまずさも手伝って、結局十分に真相が分らないまま、 裁判に突入していった印象です。そんな状態では、罪一等減じられた判決でも仕方がないのかもしれません。』

 今回も同じような感想を抱きました。ただ、前回の判決時、 鈴香被告が被害者の両親に土下座をしたパフォーマンスが今回の判決に影響を与えているのか?気になるところではあります。 反省の姿勢として評価されたのだろうか。

 

 他の案件と比較して当然死刑とまでは言えない、というのは詳しくはどのようなニュアンスなのでしょうね。 計画性が無いということで、残酷・凶悪とまでは言えない、という感じでしょうか。

 名古屋の女性拉致殺害事件に比べれば確かにそう言えますが、ボーダーラインはどのあたりでしょうね。

 

 これまでの流れからして双方ともさらに上告でしょうが、検察側にとっては、 県警の捜査のまずさが後々まで影響しそうな、そのような予感がしています。

 

(関連記事)
秋田小1男児殺害事件
秋田小1男児殺害事件−畠山鈴香容疑者逮捕
秋田小1男児殺害事件−殺害を認める
彩香ちゃんは橋から「転落」?
畠山鈴香容疑者への捜査は「実質的に終結」らしい
畠山鈴香に無期懲役判決

 

続きを読む
posted by いさた at 16:55 | Comment(4) | TrackBack(6) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

生徒の丸刈り写真を年賀状に

 埼玉県のある私立高校の教師が、カンニングした男子生徒たちを指導として丸刈りにし、 その写真を年賀状にしてクラス全員に送る、ということがあったそうです。保護者の抗議により、 高校側は行きすぎがあったと謝罪し、教師の処分を検討しているとのこと。

 

 「指導」を受けた生徒は11人。丸刈りにする時、まず9人の頭を「2009・元旦うし」 のフレーズの1文字ずつになるようにカット、その後頭を並べて写真を撮ったそうです。

 残り2人はどうしたのか気になりますが、教師が自分で切ったのなら、なかなか器用なセンセイではないですか。 出来映えはどんな風だったのでしょうね(笑)。撮影後、文字の部分もカットして、きれいに頭を丸めたそうですから、 まだ良心的でしょう。 

 

 年賀状に「(教師名)の逆襲」といった添書きがあったそうなので、今回に限らず、 日頃から何かと問題があったのではないでしょうかね。教師も逆上していたかも知れませんが、生徒を反省させるには、 普通に叱るぐらいではダメだったのかも知れません。

 

 話を聞く限りでは、「悪いことをしたとしても、ひどすぎる」とまでは感じませんけど・・・・ 馬鹿馬鹿しい処分だなあ(笑)、という方が先に来ますね。

 でも、これが自分の子供だったら腹が立つんだろうか?

 

続きを読む
posted by いさた at 10:40 | Comment(0) | TrackBack(3) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

中学生にハトを殺させる

 高知市立中学校の男子バスケットボール部のコーチを務めていた59歳の男性が、「ハトがうるさい」と部員に殺すように指示し、部員2名が実際に首を切るなどして殺していたことがわかったとのこと。

 この男性は教員ではなく、部活動指導のために外部から招かれた人物であるため、教育委員会は処分を下すことは出来ないようです。指導を止めさせるぐらいだそうです。

 

 CATVを見ていると、古いドラマやアニメなどでは、今ならちょっと無いような残酷表現や、差別的表現が出てくることがあり、それについての断りのテロップが出てくることがあります。昔の方が、「死」ということに関しては身近であったように思います。

 このコーチも、年齢的に今とは違った感覚で育ってきているでしょうから、「うるさいから殺してしまえ」というのは、もしかするとごく普通な思考だったのかも知れません。

 

 もちろん、現在ならハトを殺してこい、というのは残酷なことであり、指示してやらせるようなことではありません。しかしそれが行われたと言うことは、よほど強制力があり、コーチの指示に抗うことが出来なかったのか?それとも、生徒たちに殺害への興味があり、コーチの言葉が後押しになったのか。

 

 殺害実行に至った動機・事情が気になるところです。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

高二女子が自宅トイレで出産、そして

 福島県本宮市で、高二の女子が自宅トイレで赤ちゃんを産み、その子を自宅で殺害する、という事件が発生。昼頃に体調不良で学校を早退し、それから1〜2時間で出産してしまうというのは、赤ちゃんが何ヶ月目だったのかにも寄りますが、不思議なぐらい安産です。

 2007年に新潟県長岡市で高三女子が学校トイレで出産した、という事件があり、それを聞いた当時、かなりの衝撃を受けましたが・・・・この件もまた衝撃的です。

 

 生まれたばかりの赤ちゃんの頭などを「刺して」殺害したということですから、明確な殺意が感じられます。望んで産んだ子供では無かったのでしょうが、17歳の高校二年生が自分の子供にそんな扱いができる、という点に震撼させられます。むしろ、まだ人間的に未熟であるから犯行に走ることができるのでしょうか・・・・

 

 新潟の件と同じように、家族や学校関係者は妊娠に気づいていなかったそうです。せめて家族が気づいていれば、もっと別な解決法があったと思いますが、残念な結果になってしまいました。

 

(関連記事)
高三女子が学校のトイレで出産・・・(再追記あり)

 

続きを読む
posted by いさた at 23:18 | Comment(2) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

他の子供にも同じことを

 昨年の暮れに、自分の子供・五女が受ける点滴にスポーツドリンクを混入させたとして逮捕された母親が、同じ事を既に亡くなっている、次女、三女、五女の3人にもしていた、と認めたそうで、四女の殺人容疑で再逮捕されました。証拠の面から、次女と三女については事件として立件するのは難しいようです。

 いずれも、動機は、殺害ではなく、看病をすることで、他人に注目してもらい、同情してほしかった、ということらしいです。「代理ミュンヒハウゼン症候群」である可能性が高まったようでもあります。

 

 長女は健在のようですが、次女以降について、母親を異常行動に駆り立てる何かがあったのでしょうか。看病をして、母親は満足したのかもしれませんが、病気にされたあげく、殺されてしまった子供たちが可哀相でなりません。

 

(関連記事)
我が子の受ける点滴に古いスポーツドリンクを混入

 

続きを読む
posted by いさた at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(3) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

タクシーのトランクに隠れて無賃乗車

 昨年の9月に、タクシーのトランクに隠れるなどして無賃乗車をした、東京都板橋区の少年5人、 少女1人が逮捕されたとのこと。追いかけられないように年配のドライバーを狙い、踏倒した料金は10530円。

 

 トランクに隠れるときは、荷物を積みたい、ということでトランクを空けさせて乗車。 トランクの物音が運転手に聞えないようにEXILEの歌を大声で歌ったりしていたとのこと。 トランク内で窒息することはないだろうけれど、もし追突されたら、死ぬ確率は相当高いと思います。まあ、 そこまで頭が回らなかったんでしょう。

 また、途中で99円ショップに寄って飲み物や食べ物を万引し、車内で食べながらヤクザの話をするなどして、 運転手をびびらせていたとのこと。降車時に、「金を取ってくる」と言ったまま逃走したそうです。踏倒しの手口は、 昔からよく聞くような手口ですが、ヤクザの話はハッタリかましてたんでしょうか。何となく、涙ぐましい感じがするのですが・ ・・

 

 逮捕された少年らはグループ名「ミラージュ」と名乗り、無賃乗車の他、タクシー運転手のバッグを盗んだり、 万引を繰返していたらしい。「ミラージュ」は蜃気楼、幻影と言う意味ですね。名前が象徴するような、 はかない運命だったということでしょう。

 なぜか、この事件からは「小物感」が漂ってきて仕方がありません。もっとも、大物にならなくてよいし、 小物にさえならなくても良いのですが。

 

 逮捕された少年の母親のコメントは「タクシー強盗が相次いでいるなか、逮捕容疑が無賃乗車で良かった」だそうです・ ・・・アホか。記事になる過程で都合良く切取られた可能性があるにせよ、それにしても情けないコメント。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

我が子の受ける点滴に古いスポーツドリンクを混入

 入院中の1歳の我が子が受けている点滴の中に、古くなったスポーツドリンクを混入させたとして、 母親が殺人未遂容疑で逮捕される、という事件が起きていたそうです。

 母親は「病気になればずっと付添って看病してやれる、殺すつもりはなかった」などと供述しているそうです。 子供は原因不明の感染症で入院していたそうですが、感染症の原因も、もしかすると母親の所業にあるのかもしれません。

 今回入院していたのは五女で、他の子供のうち3人が、幼い頃に病死しているということなのですが・・・ 詳しくはまだわかっていませんが、不気味です。五女の病気が、これから快方にむかうことを祈っています。

 

 現実に、子供の虐待が行われていることに間違いはありませんが、その一方で母親が「代理ミュンヒハウゼン症候群」 である可能性もあるようです。

 引用したasahi.comの記事にはそんなことは書いてありませんが、私が最初に見たときには、 「代理ミュンヒハウゼン症候群」について簡単に触れていました。たぶん、そうと決ったわけではない、不確実なことなので、 削除されたのでしょう。

 

 この代理ミュンヒハウゼン症候群、というのは、自分自身ではなく、他の者に傷害を加えることで、 自分自身に同情をあつめたり、他人の気を引くことで精神的満足を得ようとするもののようです。

 例えば、母親が自分の子供を病気やけが人にして、それを健気に看病する母親、ということで同情を引く、 といったことのようです。これが継続すると、子供は次々に病気になったり、怪我をしたり、 という事態になってしまうようです。この場合、殺害が目的では無いらしいので、今回の事件の母親の供述に合致していますね。

 ちなみに、自分自身を対象として自傷行為をしたり、病気になろうとしたりするのは「ミュンヒハウゼン症候群」 というそうです。

 

 精神疾患であるかどうかは、精神鑑定でもしないとわかりませんが、このケースでは、 いわゆる児童虐待とはその動機が若干異なっている可能性がある、ということで、単純に善悪で割切れないところが感じられて、 複雑なところがありますね。もちろん、動機が何であれ、子供を痛めつけるようなことは即刻止めてもらわねばならないし、 してはいけませんが。

 裁判員制度で行われる裁判で、このような事件を扱うことになると、判断が難しいケースのひとつとなるのでは。

 

続きを読む
posted by いさた at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

それでもお母さん

 今年の3月、埼玉県三郷市で、母親の育児放棄により、2歳の双子のうちひとりが亡くなり、 ひとりが入院する事態になった事件の初公判のニュースが、asahi.comに出ていました。

 

 事件の発生時は、あまり気にかけていなかったのですが、初公判の記事を読むと、奇妙なことになっています。 この母親は、6歳児に双子の世話をさせ、自分は「一人の女として自由になりたい」と子供たちを置去りに家を出てしまいます。

 その後、6歳のお兄ちゃんががんばったものの、ひとりは亡くなってしまいました。ただ、 子供たちは母親の実家に間借して住んでいた、ということなのですが、祖父母は、孫を助けることは無かったようです。 6歳や2歳の子供、しかも血縁のものが困っていたら、普通は助けよう、と思うのでは?一体どんな事情があったのやら。

 

 裁判の時、長男の供述が読上げられたとのこと。一生懸命に弟たちの世話をしたようですが、 亡くなってしまったことに責任を感じているようです。母親をかばう一面もあったとのこと。

 6歳といえば、幼稚園の年長か、小学1年ぐらい。まだまだ自分自身も親に甘えたい年頃だろうに、 けなげにがんばったのですね・・・・・・こんなこと、母親とその親族が異常なのであって、 子供には何の罪も責任もないだろうに・・・・・弟が亡くなった時に母親が「お前はクビだ」なんて、全く訳が分らない! それでも母親をかばう、というのは、子供にとって親の存在はかけがえがない、ということなのですね。

 

 育児放棄をした母親は、一体どう思っているのでしょうか。弁護側は「育児放棄になりやすい状況だった」と、 育児放棄には、本人の意志以外の要因もある、と主張しているようです。自分の行いを反省しているのか、どうか。 事件を起して、裁判になって初めて、少しは身に染みたのかも知れませんが、もはや手遅れか。

 残された子供たちが、心も身体も健やかに育てば良いのですが。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月16日

中2男子がバスジャック

 今日の昼頃、名古屋発東京行の高速バスでバスジャックをしたアホがいたそうです。通報から1時間ぐらいで逮捕され、 11人の乗客乗員にけがはなかったとのこと。大事にならなくて良かったですね。

 

 バスジャックをしたのは、14歳の中2男子だったそうです。山口県宇部市に住む中学生で、 どうも新幹線で名古屋まで行き、なぜだか知りませんが犯行に及んだようです。早くも夏休みになったのか、とも思いましたが、 家出中だったそうで。

 

 「親に怒られた腹いせに、世間を騒がそうと思ってやった」などと言っているようですが、 要するに親への面当ての意味での「逆ギレ」なんでしょうか?

 中学生ということもあるでしょうが、バスジャックに至るまでの思考がさっぱりわかりません。理解不能です。 秋葉原の通り魔事件に影響を受けている面もあるのでしょうか。

 

 ケガ人や犠牲者がいなかったので、「アホか」程度で済むかも知れませんが、もし惨事になっていれば、 少年の家族もろとも、取返しのつかないことになっていたでしょうね。

 訳が分らない、思慮が浅い、といったことの典型的な例か。

 

続きを読む
posted by いさた at 18:44 | Comment(5) | TrackBack(14) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月21日

「こうのとりのゆりかご」設置から1年

 熊本の慈恵病院に設置された「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)が5月10日で1年経過し、 熊本市が運用結果を発表しています。17人が預けられ、9人は親の身元が判明、 うち親に再び引取られた子供は1人だったそうです。

 年齢構成では新生児と乳児で16人とほとんどを占め、 再び引取られなかった16人は熊本県内の施設に入ったのではないか、と見られています。

 

 子供を簡単に産んで、簡単にどこかに置去りにしたり、捨てたりする事件が頻繁に起きているこのごろ、1年間で、 もしかすると亡くなっていたかも知れない17人の子供の命が救われた、と考えると「こうのとりのゆりかご」 を設置した意味はあったと言えます。

 17人が多いか少ないか、という点については、何とも判断がつきかねますが、生命を守る最後の砦としては、 世間で起きている事件の数から考えると少ないようにも思えます。安易な子供の捨場にしない、 という意味からは多いのかも知れません。

 

 ただ、産まれて来た子供は親がきちんと育てる、というのが当り前で、「こうのとりのゆりかご」 など不要で誰も預けない、というのが理想だと思いますが、なかなかそう行っていないのが難しいところ。

 簡単に結論を出せるものではありませんが、今の時点では、世間の状況から見て「こうのとりのゆりかご」 の必要性は認めますが、一方で、なるべく利用されることなく、親は責任を持って子供を育てて欲しい、という心情ですね。

(関連記事)
こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)運用初日に3歳児が預けられていた
国内初の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」 が許可される
熊本の病院が「赤ちゃんポスト」の導入へ

 

続きを読む
posted by いさた at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

「一番嫌われている人」アンケートでいじめを受けた生徒が提訴

 千葉市に住む男子中学生が、千葉市を相手に約1千万円の損害請求を起しているそうです。何でも、小4の時に担任が、クラスで一番好きな人と嫌いな人のアンケートをとり、その結果、一番嫌いな人としてこの中学生の名前が公表され、それがいじめにつながり、精神的苦痛を受けた、と主張しているとのこと。

 

 そりゃ、クラスの中で一番嫌いな人、と実名を公表されれば、現在のような状況なら、イジメにもつながるでしょう。このアンケートをとった担任は、そういうところまで思慮が及ばなかったのでしょうか?

 公表するかどうかは子供たちから多数決をとった上だということですが、ただの責任逃れにしか聞えません。子供たちの意見を尊重する、とかいうお題目をはき違えているのではないか。もしくは、教諭自身が子供らの好き・嫌いのランク付を楽しんでいたのかもしれません。

 

 それ以前に、なぜクラスで一番好きな人や嫌いな人のアンケートをした理由もわからないですね。児童らの人間関係がよくわからず、自分自身の今後の指導のためだったのでしょうか。教諭にとっては何らかのメリットはあっても、児童らにとっては特にメリットもないような気がします。

 

続きを読む
posted by いさた at 15:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月16日

東京都が低所得者向けに塾費用を融資

 東京都が低所得者向けに、子供が高校受験や大学受験をするための塾の費用を無利子で融資する制度を始めるそうです。 体力がある東京都ならでは、といったところでしょうか。

 制度の趣旨は、くだけて言えば、 貧乏な家庭では塾に通えない→学力が身に付かず上級校への進学がおぼつかない→結果的に就職がうまくいかない→貧乏から抜出せない、 というスパイラルを防ぎたい、ということのようです。

 

 融資されたものは、将来返済する必要があるわけですが、この制度では受験をして合格すれば、 返済を免除する方針だそうです。でも、不合格だった場合、いつ、誰が、どれぐらいの時間をかけて返済するのでしょうね。

 低所得者向けということであれば、融資でなく支給でもかまわない気がします。 新銀行なにやらに300億ぐらい金をつっこめるのですから、塾の費用を支給するぐらいは訳なさそうですが・・・ やはり努力させるためには「返済免除」というニンジンをぶら下げる必要があるのかも知れませんね。

 

 それはさておいて、現実問題として、学力に関しては学校だけでは話にならない、塾に通わないとダメだ、 ということなのですね。塾通いを補助する制度を始めた、ということは東京都もそれを認めている、ということなのでしょう。

 学校とは、いったい何をするところなのでしょうね。その地位は軽視され、低下していく一方であるように思います。

 

 なお、東京都内では5つの区・市で、生活保護世帯に、小・中学生の塾へ通う費用を支給しているそうです。 少ない収入で頑張るぐらいなら、生活保護を受けた方がお得かも、というのもまた不思議です。

 

続きを読む
posted by いさた at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月14日

入学金未納生徒を入学式に出席させず

 千葉県の県立高校で、入学金が未納になっていた新入生2名を入学式に出席させなかったそうです。この2名は、 入学式後に保護者が入学金を支払ったので、入学は許可されたとのこと。

 

 どうでしょう、入学式に出席できなかった生徒は嫌な思いはしたでしょうが、 高校の処置はやむを得ないものだと思います。たぶん、 入学金をなかなか支払わない保護者は今回が初めてというわけでもないだろうから、高校側としては、 今回は一罰百戒を狙った処置である可能性もありますね。

 批判されるべきは、事前に説明があったにもかかわらず、入学金を支払わなかった保護者でしょう。 それぞれに支払えない事情があったのかもしれませんが、学校の連絡後に払ったところを見ると、 本当に経済的理由で払えなかったのかどうかは疑わしい感じがします。

 私立で入学金を納めていなかったら、間違いなく入学はできないでしょうし、公立高校ということで、 まだ緩い扱いだったと思いますね。入学式に出席できなかった生徒が今後いじめられたりしないか、という点は気になりますが。

 

 未納の旨の連絡を受けた時の保護者のコメント『後日支払いたい』『お金を持ってきていない』、 というのは緊張感を欠いた感じですね。まさか未納だから入学式に出られない、なんてことは無いだろう、いう雰囲気がします。

 事前説明の詳細が不明ですが、『入学金を期日までに一部でも支払わない場合は、入学できない。 入学式にも出席できない』と明確に説明したのでしょうか。曖昧な説明だったとすれば、学校側にも多少の落度があったかも。 今時の未納に対する対処であれば、それぐらいはっきり言わないと通用しなくなっているのでは。

 

 ・・・実は、全国でも報道されないだけで、同じようなケースはあるのかもしれませんね。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:09 | Comment(4) | TrackBack(10) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月26日

誰でもいい、と線路に突き落す

 岡山駅で、38歳の男性が、18歳の少年にホームから線路へ突き落され、列車にはねられて亡くなる、 という事件が起きています。亡くなられた男性にとっては、まさに晴天の霹靂、無念であったことでしょう。 ご冥福をお祈りいたします。

 少年曰く「人を殺せば刑務所に行ける。誰でも良かった」と、先日の茨城の通り魔に似通った供述をしていて、当初、 誰かを刺すつもりだったが実行できず、駅のホームから人を突き落すことにした、ということです。どうも、 茨城の通り魔の影響を受けているように思えますね。少年に犯行の決心をさせるきっかけになっているのかも知れません。

 

 さて、少年は、大阪は四条畷に住んでいるようですが、なぜわざわざ岡山まで行ったのか?引用記事からは、 少年がいなくなってすぐに家族が家出人捜索願を出しているように読取れますが、何か、 以前から家族に異常を感じさせるようなことがあったのでしょうか。

 少年は経済的事情により、大学進学をあきらめ就職活動中だったらしいですが、刑務所に行きたい、 という発想の飛躍は何なのでしょうか。自分の希望が叶わず、挫折感で自暴自棄になっていたのかも、などと想像しますが、 今どきのことなので、普通では理解できない思考になってしまっていたのかもしれません。

 ・・・・簡単に人を殺すな。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:34 | Comment(4) | TrackBack(9) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

畠山鈴香に無期懲役判決

 2006年に、秋田県で連続児童殺害事件を起した畠山鈴香被告に、秋田地裁が判決を出しました。 求刑の死刑に対して、判決は無期懲役。殺人と責任能力は認められたものの、計画性は認められない、 とのことで死刑までには至らない、ということのようです。

 鈴香被告がしたことを考えれば、死刑となっても全く不思議ではありませんが・・・・・ 逮捕されてからも自白がコロコロ変ったり、秋田県警の捜査のまずさも手伝って、結局十分に真相が分らないまま、 裁判に突入していった印象です。そんな状態では、罪一等減じられた判決でも仕方がないのかもしれません。この判決を受け、 検察側はどう動くか。

 法廷で鈴香被告が、豪憲君のご両親に土下座して謝ったらしいです。極刑を逃れた後の謝罪では、 謝られた方もさらに印象が悪くなったかもしれません(いずれにせよ謝罪が受入れられるとは思えませんが)。

(関連記事)
秋田小1男児殺害事件
秋田小1男児殺害事件−畠山鈴香容疑者逮捕
秋田小1男児殺害事件−殺害を認める
彩香ちゃんは橋から「転落」?
畠山鈴香容疑者への捜査は「実質的に終結」らしい

 

続きを読む
posted by いさた at 12:56 | Comment(2) | TrackBack(16) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

[福島・母親殺害] 保護処分で医療少年院へ?

 昨年の5月、猟奇的殺人事件で世間を震撼させた福島の母親殺害事件ですが、 福島家裁は医療少年院送致という保護処分を決定したとのこと。家裁での2回目の精神鑑定により、責任能力は認められない、 という見解のようですね。少年の関係者や、検察は処分が不服な場合は抗告できるそうですが、さてどうなるのでしょうか。

 今回の決定の、保護処分と言うことでは、結局は、要因も動機もはっきりしないまま、 決着する可能性が高そうに感じます。それとも、矯正の過程で、ある程度はわかってくるのでしょうか。

 以前の記事で、『このような奇怪な事件では、まずは犯行に至った要因、 動機をはっきりさせてもらわないと気持が悪いものですが、解明されるでしょうか。解明されたとしても、 理解不能かもしれませんが・・・・』と書いていましたが、釈然としない思いは残ったままとなりそうです。

(関連記事)
福島 母親殺害・首を切断(追記あり)
[福島・母親殺害] グロいものに興奮、と供述
[福島・母親殺害] 明かな精神疾患無し

 

続きを読む
posted by いさた at 16:18 | Comment(3) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

全国学力調査の結果が公表される

 今年の4月に行われた、小6と中3が対象の全国学力調査の結果が公表されました。全体的に、 基礎的な知識は身に付いているが、応用面が弱いという傾向だそうです。その他、平均点に関して、地域による差や、 就学援助を受けている子供の割合による差が見られたそうです。

 今後、文科省が教育委員会や学校に詳細なデータを提供し、学習指導計画などに活用してもらうそうです。 調査に参加した児童・生徒にも各自の成績が手渡されるようです。応用力が弱いという傾向なので、 そちらを改善する方向に動いていくことになるのでしょうか。

 

 過去の学力テストは学力競争過熱の一因とされて、中止になりました。 現在の学力調査を今後も継続する予定だそうですが、過去の教訓をふまえて続けることが出来るでしょうか。

 以前、市町村レベルで同様な学力テストを行っているところでは、学校を良く見せたい・ 自身の成績を良く見せたいという、教諭の都合により学力テストへの取組みが異常に厳しくなったり、 中には採点で細工をしたり、といった事例のニュースを見たことがあります。

 全国学力調査も、回を重ねて行けば、そうなる可能性は十分にあります。ただ、今の世の中なら、 モンスターペアレンツのクレームで中止に追込まれる、なんて事態もおきそうですね。

 

(関連記事)
43年ぶりに全国学力テストが行われる

 

続きを読む
posted by いさた at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

子供の声が騒音問題に?

 読売サイトの記事は、近頃は、子供が遊んだり、部活などで出す声に対する苦情が増えているというものです。 学校や公園等、子供が集る場所は、周辺住民にとっては迷惑施設になりかねない、という感じですね。

 少子高齢化で街が全体的に落着いて静かになり、それから比べると、子供が出す大きな音が気になる・疲れる、 だから苦情を言う、といった状況を思い浮べますね。自分の生活に子供との接点が無いと、 学校や公園は自分の生活と無関係な施設であり、なおさら寛容にはなれないのでしょうか。

 松山の中学校で、野球部員の声がうるさいということで、今では黙々と練習している、例が上がっていますが、 字面を追うだけでも、「元気が無い野球部」をイメージします(^^; 苦情は苦情で何とか対処する必要はあるのでしょうが、 あまり苦情対策を優先しては、子供たちが萎縮するのでは?

 

 杉並区が学校の改築の際に、周辺住民から要望を聞いたという例では地下のプールやら、体育教師は小声で授業をとか、 校庭の球技禁止などの要望が出たとか。

 このような度を過ぎた要望を見ると、「モンスターペアレンツ」に似たものを感じますね。根は同じものなのかな。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:19 | Comment(4) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月05日

自宅トイレで出産、窓から赤ちゃん投げ落す

 新潟で、自宅トイレで出産し、産んだ我が子を窓から外へ投げ落す事件が発生。 同居の家族が子供が生れるまで妊娠に気づかず、出産ではトイレなどで簡単に産んでしまう、 というケースは最近ポツポツと聞きますね。妊娠に気づかない、安産体質、というのは私から見ると驚きなのですが、 最近はそう珍しくもないのでしょうかね。

 窓から投げ落すぐらいなので、望んで産まれた子供ではないのでしょうが、母親になるのなら、 産まれてくる生命に責任を持って接さないと話にならない。

 投げ落された女の子は頭部骨折などの重傷ではあるものの、生命には別状無いというのは不幸中の幸い。 これから無事に育ってくれればよいが。

 

続きを読む
posted by いさた at 13:34 | Comment(4) | TrackBack(3) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[父親手斧殺害事件] 依然として直接の犯行動機は不明

 先月京田辺市で起きた、警官である父親が次女に手斧で首を切られて殺害された事件。 次女は刑事処分相当との意見付きで、家庭裁判所へ送致されたそうです。

 父親は、次女へのしつけは厳しい一方で、女性関係にはだらしないところがあったようです。 次女はこの父親の二面性が許せず、遂に殺害に至った、というのが背景のようですね。次女には潔癖性な面があるそうで、 これが父親への憎しみをより一層深いものにしたのかも知れません。
 子供が女性関係を知っているぐらいだから、母は当然知っていたでしょうし、 そんな夫のことは良く思っていなかったでしょう。警察に通報する際「自殺」としたのは、そんな思いに加え、 犯行に至った次女の心情を理解し、もしかすると、夫の自業自得、という考えに至ったのかも知れません。

 

 家族関係・親子関係に問題があったことがうかがえますが、犯行に直接関わる動機などについては、 次女は口を閉ざしており、未だ不明のままだということです。
 これからの解明が待たれますが、どうも聞くと憂鬱になりそうな話が出てきそうな予感がしています。 次女と父親の間だけの問題では無さそうな。

(関連記事)
[父親殺害] 16歳娘が警察官を

 

続きを読む
posted by いさた at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

民主党が「子供手当法案」を検討?

 民主党が、「子供手当法案」なる法案を今国会で提出しようと検討を進めているそうです。中学校修了まで、 子供一人につき月2万6千円を国が支給、しかも所得制限無しで、というのが目玉だそうで。
 もしこの法案が成立して制度が始れば、子供ひとりで年間31.2万もらえることになりますね。 ウチは二人なので61.4万円になりますか。結構な額になりますね。

 子持ちにとっては有難い話ですが、必要と思われる財源5兆8千億は、どうやって捻出するのでしょうね。 現在の児童手当分をスライドさせるとしても、不足分を国債の追加発行や増税で手当をするなんてことなら、 結局国民負担を増やすだけです。
 民主党は参院で優位に立っていることで、世間にアピールしたいのでしょうが、 実現への手段をきっちりと確保できないのであれば、現実性が乏しいただの人気取り法案でしかありません。

 

 法案は提出を目指しているとのことなので、今後の展開は様子見になりますが、 まっとうな方法で財源を確保できるのであれば、支給額は多少減らして、未払者が増えている学校の給食費を無料にするとか、 授業料や保育料を値下げしてはどうか、とも思いますね。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:10 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月28日

[福島・母親殺害] 明かな精神疾患無し

 切断した腕を植木鉢にさし、頭部を持って警察に自首するなど、その猟奇性で世間を大騒ぎにした、 福島の母親殺害事件。地検による容疑者の少年の精神鑑定では、明かな精神疾患は無い、とみられているそうです。
 人格に未熟な部分があり、ストレスへの抵抗力が弱いという結果も出ているとのこと。

 犯行当時の少年の責任能力が認められる見通しということは、刑事処分されるということでしょう。 このような奇怪な事件では、まずは犯行に至った要因、動機をはっきりさせてもらわないと気持が悪いものですが、 解明されるでしょうか。解明されたとしても、理解不能かもしれませんが・・・・

 要因については、鑑定で述べられているような少年の人格的未熟さや、ストレス耐性が弱い点、 また自身の嗜好に求められることになりそうですね。

(関連記事)
福島 母親殺害・首を切断(追記あり)
[福島・母親殺害] グロいものに興奮、と供述

 

続きを読む
posted by いさた at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

[父親殺害] 16歳娘が警察官を

 京都府京田辺市で、16歳の娘が警察官の父親を殺害するという事件が発生。寝ているところ、 手斧で首を切りつけて殺害、という計画的・凄惨な手口です・・・・動機は今のところ「以前から父親が嫌いだった」 と供述しているそうですが、詳しくはこれから明らかにされるとのこと。父親の交友関係に悩んでいた?という情報もあるようです。

 家族の間で何らかの積重なった感情・関係があったにしろ、どうも最近、安易に人を殺害する、 という思考に行き着いて、実行してしまう傾向にあるように思えます。そんな簡単に実行することでは無い、と思いますが、 最近の(子供たちの)思考は、私が思っているほど辛抱強くない、ということなのでしょうか。

 母親が「自殺した」と警察に通報したのは、あまりに突然の衝撃で気が動転していたのか、それとも子供をかばいたい、 というような気持があったのか。

 ・・・・嫌な事件です。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:34 | Comment(2) | TrackBack(11) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

保育園で指しゃぶり抑制のため指にカラシを塗る

 山梨県甲府市の保育園で、0歳児の園児の指しゃぶりがひどく、それをやめさせようと指にカラシを塗っていた、 ということが発覚。五十代の女性保育士が、独断で一度だけ行ったそうで、保護者にはその旨が伝わっていなかったようです。

 保育士は、指しゃぶりを止めさせたいとの園児への思いから、昔ながらの方法でカラシを塗ったのであって、 悪意からではないということです。そう言えば、私の母親が、私を断乳させる時、なかなか止めてくれないので、 乳首にカラシを塗って止めさせた、という昔話を思い出しました。私は記憶がありませんが、 それは効果テキメンだったということです。昔は、カラシが良く使われていたようですなf(^^;

 保育園は再発防止策を検討するとのこと。悪意は無かったとはいえ、今の時代にはそぐわない方法を、 保護者に無断で使ってしまったことが問題なのでしょうかね。今は、度を過ぎれば虐待とか言われる可能性もありそうです。

 ところで、カラシを塗られた園児は、指しゃぶりが止ったのでしょうか?

 

続きを読む
posted by いさた at 20:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

東京・ホームレス襲撃少年らを逮捕

 東京都北区で、ホームレスへの襲撃を繰返していたと見られる15〜17歳の少年ら5名が逮捕されました。 直接の容疑は、ベンチで寝ていた男性を焼殺そうとした殺人未遂容疑。

 同じような事件が過去に何度も報道されていますね。少年らは、自分たちより弱く、 見下せる相手に対してこういった犯行に及ぶのでしょう。しかし、人に火をつけるという行動は、 人間として何か重要なものの欠落を感じさせます。

 この少年らは、社会の中での自分の地位が低いと感じていて、そのコンプレックスのためにこんなことをするのだろう、 と推測できます。リーダー格であるというタイル工の少年がいう「世の中の役に立っていない」 は自分自身が感じていることではないでしょうかね。

 少年らを罰するだけでなく、犯行に至った原因(主に育ってきた環境にあるのでしょうが)を解明・ 把握しておかないとダメですね。

 

続きを読む
posted by いさた at 15:20 | Comment(2) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

大阪学芸高校、大学合格者数水増し 1名で73学科も

 大阪の私立高校、大阪学芸高校が成績優秀な一人の生徒に多数の学部・学科を受験させ、 合格実績を水増ししていたことが発覚しました。

 生徒本人は、第1志望の国公立大、その他4私大の5学部・学科を希望し、全てに合格、進学は第1志望へ。学校は、 本人の希望とは関係のない、関関同立の計68学部・学科に学校の判断で出願し、全て合格。 合格実績が延べ人数である点を利用して、73名合格としていた、というもの。

 現在は、センター試験の結果だけで合否が決る制度があり、それを利用したそうです。受験料は学校負担だそうで、 学校としての合格実績を水増しするためのシステムが出来上っていますね。
 多分、こういう例は、程度の差はあっても大阪学芸高校だけでは無いでしょう。高校選択では、 合格実績はあまりアテにならないということですね。

 しかし、この関関同立の73学部・学科に合格した、という生徒はなかなか優秀ですね。 この一人のおかげで合格実績が「倍増」ですよ!
 学校は、生徒に現金5万円と数万相当の腕時計という報酬を送っていたそうです。 学校がしたことは褒められることではありませんが、これだけの働きをしてくれた生徒に対して、 ちょっと安すぎる報酬なのでは?大学の学費を4年間負担するとか、 少なくとも入学金分を贈るとかでも良かったのではf(^^; ・・・

 

続きを読む
posted by いさた at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(11) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

宮城・登校中の小6女児が突然刺され重傷

 宮城県大郷町立松沢小学校の6年生女児が、登校中に男に突然刺され重傷を負うという事件が発生。男は逮捕され 「子供が目の前に来たから刺した」などと供述しているそうです。 asahi.comによると女の子は重傷であるものの命には別状がないとのこと。

 命に別状がないのであれば不幸中の幸いですが、今日が終業式、明日からしばらくは学校に通わなくても良い、 というこのタイミングで事故にあってしまったのはかわいそうとしか言いようがありません。お見舞申上げます。
 小学校の児童達も、ショックを受けていると思います。夏休みになりますが、学校関係者や地域の人たちのケア・ フォローを期待します。

 逮捕された男は、どうも「吉外」のようですね。今年の5月に横浜駅地下街で起きた事件を思い起しました。 子供の安全確保が問題になっていますが、このような事態が起きてしまうのであれば、吉外は公的な監視の下に置く、 といったところまで踏込まないとダメなのかも知れません。

 

続きを読む
posted by いさた at 15:58 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

パチンコのため子供を車内放置、死なせた両親に有罪判決

 パチンコ店の駐車場で、生後2ヶ月の長男を車内に放置し、熱中症で死亡させた愛知の夫婦に名古屋地裁が有罪判決。 ただし、検察が主張する保護責任者遺棄致死罪ではなく、より軽い罪である重過失致死罪が適用されています。

 判決は禁固1年6ヶ月、執行猶予3年。有罪は当り前ですが、被告らは日頃から協力して育児をしていたため、 車内置去りだけでは保護責任者遺棄致死は認められなかったようです。
 日頃は育児をしていたのかもしれませんが、子供が熱中症になることを想像できずに、車内に放置したのは、まさに「致命的」 過失。そんなにパチンコがしたければ、それぞれ一人づつ行って、残る方が子供を見ておけば済む話だろうに。
 本当に「過失」でいいのか?検察は控訴するのか?

 これから夏場に向け、こういう類の事件は毎年起きていて、無くなることがありませんね。アメリカ的ですが、 子供だけを車内に放置する罪、なんてものを新設して、懲役10年とかにしないと、効果が無いのかもしれません。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

教諭がガセネタにつられ小6児童の背に「おバカです」貼紙

 神奈川県小田原市の小学校で、男性教諭が担任していた小6児童の背中に 「僕は女子更衣室に侵入しようとして失敗したおバカさんです」という貼紙をしたそうです。これがガセネタで、 貼られた児童はショックで1ヶ月学校を休み、小学校は卒業したそうです。このため、 教諭とその学校の校長は訓告処分になったとのこと。

 昨年1月の出来事だと言いますが、なぜ今頃になって出てきたのでしょうね。問題が発生した当時、 校長が謝罪したそうですが、ガセネタを先生に言いつけた女の子は謝罪したのでしょうか。

 真偽を問いただすこともなく、また叱るでもなく、貼紙をした、という教諭の行動がよくわかりませんが、どうも 「子供が子供を教育している」という感じがしますね。背中に貼紙をするなんて、子供のいたずらそのもの。

 

続きを読む
posted by いさた at 12:49 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

福岡中2自殺・同級生3名は不処分

 昨年秋に福岡県筑前町の三輪中学で中学2年男子が、いじめにより自殺した事件がありました。これに関して、 福岡家裁は、いじめていた同級生3名を、少年審判により不処分としたとのこと。同級生がいじめの事実に関して争わず、 反省の意思をしめしているから不処分としたようです。なお、不処分でも非行の防止指導など、 教育的な働きかけは行うそうです。

 この事件、発生当時は担任の教諭の発言が発端となったのでは、と相当な非難を浴びた事件ですね。 加害者の同級生は被害者が自殺した後も他の生徒をいじめていたなど、反省の色もないようで、 どうしようもなく病巣が深い印象でしたが、それからすると不処分というのは意外ですね。

 本当に保護処分無しで更正が望めるぐらいに反省しているのでしょうか。すでに8ヶ月ほど経っているので、 心境が変ったのかも知れませんが、現在至った経過はうかがい知れません。

(関連記事)
福岡中2自殺・自殺後も他の生徒をいじめていた
福岡中2自殺・「死ね」と繰返した生徒たち
福岡中2自殺・いじめ発端は教師の発言か

 

続きを読む
posted by いさた at 19:01 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

横浜駅地下街で2歳の子が突然刺される

 横浜駅の地下街で、2歳の女の子が後ろから来た女に突然背中を刺され、重傷とのこと。 容疑者はその場で取り押えられています。通り魔的犯行か。 

 このところ、異常な事件が立て続けに起きている印象です。この事件の容疑者は、新潟から来たそうですが、 家族から捜索願が出されていたとのこと。容疑者は新潟から来たこと以外、何も話していないそうですが、こちらも、 どうも精神異常のような雰囲気がありますね。責任能力云々、ということになってしまうのでしょうか。

 ふと、今年の1月に、大阪の八尾で歩道橋から子供が投げ落された事件を思い出しましたが、 このような突発的なものは、なかなか警戒できないですね。 見るからに怪しげな人物が近づいてくれば警戒も出来るでしょうが、そうでなければまず無理です。

 被害にあった家族の方の心痛はいかばかりかと思います・・・・女の子がまた元気になるよう祈っております。

 

続きを読む
posted by いさた at 13:49 | Comment(1) | TrackBack(6) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

[福島・母親殺害] グロいものに興奮、と供述

 福島県会津若松市で高三男子が母親を殺害した事件のその後。少年の供述などから、 断片的ですが犯行の動機や背景に関係する事がわかってきています。母親の首を持歩いてから自首したのみならず、 右腕を植木鉢に差したり、左腕を切取って吊下げようとした(死体を飾ろうとした)、 などさらに猟奇的な面もあわせて明らかになっています。
 前もって凶器を準備するなど、犯行は計画的だったようです。

 全容が解明されたわけではありませんが、少年は高校では孤独で、やがて不登校となり、 その間に殺人や死体損壊への興味と欲望を深めていったように思えます。少年が「グロテスクなものに興奮する」 とのことのなので、犯行に関しては本人の嗜好が関係しているようです。精神鑑定が行われるので、 そちらではっきりとしてくるでしょう。

 なぜ、殺害の対象が同居している弟でなく、母親であったのかは、まだはっきりとはしていません。が、 少年にとっては、何らかの理由があってのことではないでしょうか。

 

 情報をつなぎ合せてみていると、10年経って今では社会復帰しているという酒鬼薔薇聖斗と、 ますますオーバーラップして見えてきます。そして、学校で孤独であった点は、バージニア大で銃の乱射事件を起したチョ・ スンヒともイメージが重なります。

 動機と背景の解明にはまだしばらく時間がかかるでしょうが、この少年もまた、酒鬼薔薇と同じように、 長い時間かけて矯正(更正)プログラムを受けて、社会復帰することになるのでしょうか。

(関連記事)
福島 母親殺害・首を切断(追記あり)

 

続きを読む
posted by いさた at 16:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

東京・ゴミ集積所に赤ちゃんが捨てられていた

 東京都豊島区のあるゴミ集積所に、生後間もない女の子が捨てられているのが見つかったとのこと。低体温症だが、 命に別状は無いそうです。

 ゴミ同然に赤ちゃんを捨てる親など親ではないが(怒)、この子が無事に生きて見つかったのは不幸中の幸い、 運が味方している。ごみの収集日だったそうなので、誰も気づかなかったらどうなっていたことか・・・・・。

 親の事情はわからないけれど、こんなことをせねばならないのなら、やはり「こうのとりのゆりかご」の出番だなあ、 という思いもします。

 

続きを読む
posted by いさた at 15:51 | Comment(3) | TrackBack(6) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)運用初日に3歳児が預けられていた

 熊本市の慈恵病院で今月10日から運用が始った「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」に、 3歳の男の子が預けられていたことがわかったそうです。運用初日に、しかも赤ちゃんではなく、 想定していない3歳児が預けられた、というのは、反対する人たちには「それ見たことか」という出来事でしょうね。

 この1件だけで、こうのとりのゆりかごの是非を判断することは出来ませんが、このようなケースが続き、 安易な子捨場になってしまうのであれば、廃止になる可能性は高いですね。しばらくは経過を見守っていかなければなりません。

(関連記事)
国内初の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」 が許可される
熊本の病院が「赤ちゃんポスト」の導入へ

 

続きを読む
posted by いさた at 13:11 | Comment(4) | TrackBack(20) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

福島 母親殺害・首を切断(追記あり)

 福島県会津若松市で、高3男子が母親を殺した、と警察署に自首してきたそうです。

 切取った母親の首を持って出頭してきた、ということです・・・・ 詳しいことはこれからの捜査で解明されることになりますが、また何とも猟奇的な事件が起きましたねぇ。 神戸の酒鬼薔薇を思い出しますが、自首しただけまだ救いがあるか・・・・。

 

2007.05.15 12.45 追記
 少年は殺人容疑で逮捕されたとのこと。精神科に通院していたとのことなので、何らかの異常な精神状態にあったのでしょう。
 (殺害は)誰でも良かった、などと言っているそうですが、同居していたという弟は一体どうしているのだろうか?無事なのか?

 

続きを読む
posted by いさた at 10:41 | Comment(0) | TrackBack(20) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

子供たちの漢字を書く力が低下

 日本教育技術協会というところが、小2〜中1生3万8000人を対象に、前年度に習った漢字の読み・ 書き習得状況について調査した結果が発表されています。高学年になるほど、漢字を書けなくなっており、 読みの正答率の高さとは対照的な結果だったそうです。

 今や、大人も手で字を書く機会が目に見えて減って、「日本語IME頼り」のような状態ですね。 漢字が書けなくても読めれば何とかなる、という状況ですから、 生まれた時から日本語IMEに触れる機会に恵まれている今の子供たちが、漢字は読めても書けない、 というのは当然のようにも思います。
 私の子供の頃は、手で書くしか無かったので、漢字といえば書取りが大変でした。宿題の定番でしたね。引用記事にある 「指書き」もよくやった記憶があります。今では学校の授業でも手で字を書くことが減っているのでしょうかね。 授業時間数が少なくなったしわ寄せとか?

 もう一つは、書取りの調査で正答率が低い漢字は、日常使わない言葉なのではないか、という疑問があります。 熟語よりもカタカナ言葉を使う機会の方が多く、ボキャブラリー、もとい語彙が乏しくなっているのではないか、 という気がします。使わない言葉を手で書け、と言われても書けないでしょうね。

 手で文字を書く、しかも小学生レベルというのは基本的な事なので、すぐでなくともしっかりできないと、将来、 色々と困ったことになるでしょう。親として、自分の子供が心配になるなあ・・・・。

 

続きを読む
posted by いさた at 13:34 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

43年ぶりに全国学力テストが行われる

 本日、43年ぶりとなる全国学力テストが、小学6年と中学3年(約233万人)を対象に行われたとのこと。 公立は愛知県犬山市の14校を除く全てと、私立は6割程度が参加したそうです。これから毎年同時期に行われる予定とのこと。

 過去のテストは学力偏重・競争過熱につながるとして中止になっています。今回は、 低下が続いていると言われる学力の傾向を国が把握するため、ということですが、 過去と同じように学力偏重への懸念はあるようです。

 私自身、全国学力テストには直接関係が無いので、ふーん、という感じでニュースサイトの記事を読んでいました。 テストの是非については、今のところ特にこれと言った思いも無いのですが、 学力テストを拒否する理由はちょっと気になるものがありました。

 「他の学校と比較する必要はない」→自校の教育への自信でしょうか。しかし、競争がある以上、 生徒はどこかで比較される機会があると思うので、不要とは思えませんが・・・・。
 「プライバシーの侵害にあたる」→よくわかりませんが、これを言いだしたらテストは受けられなくなる気がします。 侵害にあたる、という判断の境界線は何か?

 テストを受けた後、勝手に通信講座の案内やら、 塾の案内やらがどっさり届くようになったら困るでしょうけれどね(^^;

 

続きを読む
posted by いさた at 16:12 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

北海道苫小牧・児童虐待 長男は生ゴミで生き延びた

 以前の記事にトラックバックをいただいて知りました。北海道苫小牧市で男の子の遺体遺棄事件で、山崎愛美容疑者を、 起訴済の三男の殺人と遺体遺棄に加え、長男の保護者責任遺棄罪での起訴を検討しているとのこと。

 この容疑者は、交際相手と一緒に住みたいがために、子供が邪魔だとして自宅に放置したとんでもない母親(怒)。 以前の記事の時はわからなかったのですが、長男と三男が2人で自宅に1ヶ月間置去りされたとのこと。

 当時三歳だった長男は、自宅に取残されながらも残飯や生米、生ゴミなどを食べて生延びたとのことです・・・・ 1ヶ月間、三歳児が何とか生きていた状況を想像すると、涙が出そうになりますよ・・・
 さすがに三歳で弟の世話をするのは無理でしょう。「弟の死」ということもわからなかったのではないでしょうか。 自分のことで精一杯だったと思いますが、幸運にも生残れたのだから、これからは何とか幸せな人生を歩んで欲しいと思います。

 ところでこの容疑者、二男を亡くしていますが、こちらも虐待の可能性が高そうです。この際、 こちらについても真実を明らかにできないものか。裁判になれば懲役刑なんでしょうが、できることなら、 子供たちと同じ思いを味あわせてやるべきでしょう(怒)

(関連記事)
1歳児を自宅に置去り、死なせた21歳母親

 

続きを読む
posted by いさた at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

国内初の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」が許可される

 熊本市長が、国内初の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト、どうも名前が良くないので、 こうのとりのゆりかごと書きたい)の設置を許可したとのこと。ただ、「こうのとりのゆりかご」は、 あくまでも赤ちゃんの命を救うための最終手段であり、ゆりかごに委ねる以前に、相談窓口などを利用して欲しい、とのこと。

 子供の命を救うための、緊急避難手段として許可したようですね。首相が不快感を示したり、 閣僚が反対意見や懸念を述べることがあったりと、有象無象のプレッシャーがあったと思います。また、運用の結果によっては 「それ見たことか」という批判が噴出する可能性があります。それでも許可をした熊本市長は、よく決断されたと思います。

 こうのとりのゆりかごの近くには、公的な相談窓口の連絡先や、 ゆりかごの中に相談を促すようなメッセージを置くそうです。瀬戸際での救済、という感じで、確かにそれも必要ですが、 そこに至る前に相談できるよう、窓口の存在を周知するような対策も必要かと思います。

 運用が始るのは早くて1ヶ月後だそうですが、安易な子捨場として使われないことを祈ります。

(関連記事)
熊本の病院が「赤ちゃんポスト」の導入へ

 

続きを読む
posted by いさた at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(6) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

忘れられない卒業式?

 3月も半ばになり、学生の皆さんは卒業式のシーズンですが、埼玉県の中学で事件がありました。卒業式直前の教室で、 担任が出席をとっている途中、中3男子がなぜか火薬で遊んでおり、誤って爆発させ、 本人は左手の小指と薬指を吹飛ばしました。他に7人の生徒が耳鳴りのため病院で診察を受けたそうです。 爆風の影響でしょうが、今日で卒業、という日に周りの生徒はとても迷惑なことです。

 この生徒は、なぜまた火薬で遊んでいたのか。シャーペンの芯のケースに詰めていた、ということですが、 卒業式が終った後に、職員室に投込んでやろう、とか思っていたのでしょうか?事情聴取をしないとわからないようです。
 左手の薬指が吹飛んでしまった、ということは結婚指輪をはめる時が来たら、ちょっと不自由することになるか。 彼にとっては忘れたくても忘れられない、思い出に残る卒業式で、周りの者にとっては、逆に忘れてしまいたい卒業式、 といった感じなのでしょうか・・・・

 卒業式の後、保護者に対して校長が謝罪したということですが、爆発させた生徒の保護者は謝罪したのでしょうか。 ああ、それにしても何とも情けないニュースです。

 


 

続きを読む
posted by いさた at 18:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

政府が「子育てパパ応援事業」をスタート

 2007年度から、政府が「子育てパパ応援事業」というのをスタートさせるとのこと。内容は、 主に市町村や市民団体が行う、父親向けのサークル活動や、父親の育児参加をテーマにしたシンポジウムを実施する際に、 費用の半分を助成するとのこと。

 子育てに参加している父親を応援する、というより参加していない父親が子育てに参加するように尻をたたく、 というニュアンスです。(^^; 引用記事で育児における夫婦の役割分担について、妻と夫が同じように行う、 と回答した割合が低かった点に触れているところを見ると、この割合を向上させるのが目的なのでしょう。

 私自身も父親で、子育てにはそれなりに関わっているつもりですが、 嫁さんと全く同じことを半分ぐらい分担してこなせ、と言われると、そこまではとても出来ていないです。 父親と母親でそれぞれ異なる役割を担いながら(多少はお互いにオーバーラップしてできることがあってもいいけれど)、 子供を育てていくという道もあるかと思っていますが、これでは古くさい考え方なんでしょうかね。

 

続きを読む
posted by いさた at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

1歳児を自宅に置去り、死なせた21歳母親

 北海道苫小牧市で起きた子供の虐待事件です。21歳母親が、 1歳になる三男を自宅に置いたまま交際相手の家に入浸り、久しぶりに家に戻ってみたら三男が死んでいた。動転した母親は、 交際相手の物置に死体を放置していた、ということです。

 10月から男の家におり、12月上旬に死体を運んだとのことなので、1歳児を2ヶ月近くも自宅に置去りにしていた、 ということか。男と付合う上で邪魔に思っての仕打ちだろうが、これでは「親」ではない(怒)!
 三男が一人で家にいたのか、現在児童相談所で保護されている長男と一緒にいたのかはわからないが、 これだけ放っておいたら死ぬ、ということを想像できなかったのか?付合っている男も、このことを承知していたのであれば、 母親と共犯だ。

 三男が自宅に置去りにされている間、例えば近所の人など誰かが置去りにされていることに気づいていたら・・・ と思うと、残念でならない。二男は既に亡くなっているそうですが、こちらの方もなぜ亡くなったのか気になります。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

2007年度から幼稚園の給食費・バス代の消費税が「条件付きで」免除に

 政府が、少子化対策の一環として、2007年度から幼稚園の給食費とバス代ついて、 消費税の課税対象外とする方針を固めた、とのこと。

 私立幼稚園の場合、年間で2000円程度の負担軽減と大きな額ではありませんが、 幼稚園児の親としてはちょっと有難いなあ、と思いましたが、記事を読むと、条件がついていました(^^;
 既に課税対象外になっている「授業料」に給食費とバス代を含めた場合に課税対象外になり、 授業料とは別に集めると課税される、という仕組のようです。

 授業料に給食費を含めると見た目の授業料が高く感じられるため、 園児募集への影響を考えた園の判断で別に集める場合も想定されるようです。幼稚園の対応によって、 負担軽減となるかならないか分れる、ということですね。

 年間2000円程度の負担軽減では、幼稚園の選択を左右するような条件とはならないと思いますが、 幼稚園を比較する際には、授業料の内訳に注意する必要が出てきます。
 いずれにせよ、在園児の場合は、幼稚園の対応に任せるしかありません。

 


 

続きを読む
posted by いさた at 17:34 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月18日

体外受精児は65人に1人

 とあるNPOが、不妊体験者と一般女性を対象に不妊治療に関する意識調査を行った結果、 一般女性の理解があまり進んでいないことがわかったそうです。

 自身が不妊でなければあまり関心を持たないと思いますし、 私も引用記事を読むまでは知らないことがたくさんありました。カップルの10組に1組は不妊治療をしているとか、 国内の体外受精で生れた子供は65人に1人であるとか。
 人工授精と体外受精の違いも知らなかったですね。体内で人工的に受精させる場合を人工授精というそうで。

 不妊治療を受けているカップルが10組に1組というのはかなり多い印象ですね。 体外受精で生れてくる子供が65人に1人いる、というのはもっと意外。ただし、以前、不妊治療休暇という記事で体外受精で出生した子供が全出生数の1.5%いる、というくだりがあり、これから計算すると、65人に1人、ということになりますね。これだと、幼稚園や小学校で全員集めれば、 数名〜10名ぐらいは体外受精で生れてきた子供がいる、というぐらいの割合のようで、1.5%よりも実感が湧いてくる表現です。
 こういった割合は、将来的に増加していく傾向なんでしょうか。

 少子化する日本、不妊治療・体外受精によって支えられている、といったところでしょうか。

 


 

続きを読む
posted by いさた at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月17日

歩道橋から幼児を投げ落とす・・・(追記あり)

 大阪は八尾駅前の歩道橋で、3歳児が歩道橋から投げ落される事件が発生。投げ落された幼児は重傷。 このニュースを聞いて、昨年の4月に、神奈川県川崎市のマンションから小学生が投げ落された事件を思い出しました。

 川崎の事件と違い、最悪の結果に至らなかったのは不幸中の幸いでしょうが、一緒にいたおばあちゃんの心痛を思うと、 いたたまれないですね。もし、私の子が同じ目にあったとしたら「もし、あの時、しっかり手を握っていたら・・・・」 と後悔しても後悔しきれない。

 

 今回の事件の容疑者は逮捕されたものの、名前が報道されていません。「身体障害者作業所に通う男」 ということなので、刑事責任が問えない可能性がありますね。

 犯行の動機は「仕事でストレスがたまり、ムシャクシャして投げた」という事なんですが、 なぜそんなストレスの発散の仕方になるのでしょうか・・・こういうニュースを聞くと、 自分の子供がはしゃいで一人で走っていく、なんてことが怖くなります。

 

2007/01/18 9:40追記
 容疑者の実名が報道されています。過去に子供の連れ去り事件を何件か起し、一度実刑判決を受けています。過去を考えると、現在の状態とは違うかもしれませんが、刑事責任は問えそうですね。

 

続きを読む
posted by いさた at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(15) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

2007年度児童手当に乳幼児加算を新設

 尾身財務相が児童手当に乳幼児加算を設ける考えを表明したとのことです。現在の手当額の倍増を目指しているが、 他の予算を削っての財源確保を検討しているため、確保の難航が予想され、増額幅は縮小になる可能性もあるとのこと。
 増額をしないと、少子化対策が後退した、と批判を浴びかねない、という判断のようです。

 過去に何度か記事を書いていますが、児童手当(の増額)が動機で、子供を産もうか、 ということにはならないでしょう。既に子供がいる家庭の経済的負担を多少なりとも助ける、という効果はありますが、 これで十分に育てていける、という額ではありません。

 やはり、まずは子供が事故や犯罪に巻込まれたりすることなく、 安心して子育てができる環境づくりへ向けた政策を推進した方がいいように思いますね。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

乳児の下腹部切除の実母に懲役5年

 2004年に生後4ヶ月の二男の下腹部をカミソリで切除、重大な後遺障害を残した実母に懲役5年の実刑判決。

 下腹部、との表現ですが要するに阿部定事件、中国でいうところの宮刑を実行した、ということなんでしょうか・・・ 実の子に対して、それも生後4ヶ月足らずで何という残酷なことを!(怒)

 動機は、内縁の夫への怒りを子供にぶつけた、ということで、被告の成育歴にも何らかの問題があったようです。

 こういった子供の虐待事件のキーワードとして「内縁の・・・」「継母」「継父」が頻繁に出てきます。離婚する人や、 結婚をしない内縁関係でいる人が多くなっているためだろうと思いますが、 何らかの対策(虐待を受けている子供を速やかに保護する、といった現場的対策もあれば、 虐待をさせないような教育的側面を持つ対策も必要)を急がなければ、虐待は増える一方でしかない。

 自分と血縁のある子供なら、かろうじて普通に育てることができそう、という世の中では貧しすぎます。

 

続きを読む
posted by いさた at 17:17 | Comment(0) | TrackBack(3) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月23日

中国では建設労働より子供に物乞いさせる

 中国では、都市部で子供に物乞いをさせて収入を増やす大人が急増し、社会問題になっているらしい。 都市部で物乞をすると、建設労働やファーストフードの日給よりも儲かる、というのがその理由らしい。
 路上生活をしていて、大人が子供に物乞いをさせるケースが多いそう。ただし、物乞いを経験した子供は、心に傷を負い、 勉強への意欲を失ったり、学校に管理されるのを嫌がるといった子供が多い、ということ。

 

 何らかの事情により、ひとりで生きていかねばならない子供が物乞するならともかく、 儲けるために大人がさせるというのはねえ・・・・中国でも「問題」としての認識はあるようですが、 日本とは発想の違いを感じる出来事です。
 それにしても、肉体労働やアルバイトより、物乞いの方が儲る、というのも不思議な感じですね。子供がするから、同情を引いて施しを受けやすい、ということもあるでしょうが、経済成長で、乞われて金を渡せる余裕のある人が多い、ということなのでしょうか。

 

 ただ、物乞いをさせることが一種の子供への虐待であるなら、形の違いはあれ、日本の現状も同じようなものか、 とも思います。死に至るよりは、心に傷を負っても物乞の方がマシなのかも。

 

続きを読む
posted by いさた at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

秋田4歳児変死・母親と交際相手を逮捕

 秋田県で進藤諒介ちゃんが変死した事件。この事件に関してはこれまであまり報道されなかったように思いますが、 本日、母親とその交際相手が殺人容疑で逮捕されたとのこと。
 交際相手の姓は畠山。同じ秋田県の事件ということで、豪憲君殺害事件の畠山鈴香容疑者を連想するのですが、偶然なのか、 それとも秋田の方では割にポピュラーな姓なんでしょうか。

 引用記事では、母親は、諒介ちゃんの実の父親とは別れていて、内縁の夫と別の交際相手がいるなど、 男関係が複雑な感じですね。諒介ちゃんはどうも日頃から虐待されていたようで、 母親にとっては邪魔な存在だったのでしょうか。

 子殺し・親殺しのニュースも珍しくなくなり、さほど驚きも感じないような鈍った感覚になってきましたが、 自分の子供を殺せる親の心情は理解できません・・・

 

続きを読む
posted by いさた at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(8) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

熊本の病院が「赤ちゃんポスト」の導入へ

 熊本市の慈恵病院というところが、事情により子育てが出来ない親が赤ちゃんを託すことが出来る「赤ちゃんポスト」 の導入を決めたとのことです。赤ちゃんポストシステムについては、ドイツが先進国だそうです。

 親が子育てを出来なくて子供が殺されたり、虐待されることを考えれば、「赤ちゃんポスト」に子供を託す方が、 子供にとっては遙かにマシなのは間違いないと思います。
 しかし、その一方で、モラルや道徳といった観念が後退している現在の状況では、 親の都合による安易な子捨場になってしまう危険性が高いだろうとも思います。

 安易な子捨場に堕とさないためには、引用記事にもあるように、事前に何らかのルールが必要と思いますが、 子供の命を救いたい、ということであれば、事前ルールは受入れの間口を狭めることになりそうで、これはこれで難しい。
 結局は、子供を託す親の倫理観が頼みの綱でしょうか。

 実際に導入する時は、「こうのとりのゆりかご」という名前にするそうです。「赤ちゃんポスト」 では言葉の印象が良くないですね。誰が命名又は翻訳したのかわかりませんが、もし赤ちゃんポスト以外の名称にしていたら、 趣旨の受取られ方が違っていたかもしれません。

 

続きを読む
posted by いさた at 21:18 | Comment(0) | TrackBack(13) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

文部科学相宛に自殺予告手紙

 伊吹 文部科学相宛に子供からと見られる自殺予告手紙が届いています。 毎日インタラクティブに掲載されている手紙の全文を引用。

 個人名が無く、個人を特定できる手がかりは無し。消印で「豊」の字がある、ということぐらいだそうです。 手紙の内容を読めば、関係者ならピンと来るのでしょうか。手紙の文面から私が受けた印象では、 小学校高学年〜中学1年生ぐらいの男子かな、といったところ。

 本気で自殺をしようとする者が予告をするだろうか、という疑念はあるのですが、 子供ということで大人が考えるような思考ではないかもしれません。

 予告手紙を送った者へ。本気なら「とりあえず自殺は止めとけ」 。それよりも、自分が送りました、 とマスコミにカミングアウトして騒いでもらう方がきっと効果があるぞ。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:18 | Comment(0) | TrackBack(9) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月03日

福岡中2自殺・自殺後も他の生徒をいじめていた

 福岡の中2男子が自殺した事件で、自殺した男子をいじめていた生徒グループが、 自殺後も他の生徒を言葉でいじめていたそうです。現在はいじめは止っているそうです。

 引用記事では『ばかにするような発言』『存在を疎んじるような発言』など表現がぼかされていて、 あまり状況がわかりませんが、ちょっとした悪口を、学校や親など関係者がナーバスに反応しているのか、 それとも問題の生徒グループは、友人の自殺などものともせず、いじめを続けているのか。

 後者であれば、まさに「反省の色無し」。自殺した生徒の親に謝罪した、ということですが、まさに「うわべだけ」。 病巣は深い。

 

(関連記事)
福岡中2自殺・いじめ発端は教師の発言か
福岡中2自殺・「死ね」と繰返した生徒たち

 

続きを読む
posted by いさた at 16:58 | Comment(5) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

徳山高専事件・被疑者死亡のまま書類送検

 今年の8月末に、山口県の徳山高専で発生した殺人事件で、県警は被疑者死亡のまま書類送検したとのこと。 あらためて、被害に遭われた中谷歩さんのご冥福をお祈りいたします。

 容疑は、殺人と強姦致死。強姦に関しては、事件発生間もない頃は、週刊誌のみで報じていたと記憶しています。当時、 他の報道は控えられていたということなんですね・・・・むごいことをする容疑者です。

 犯行の動機は、容疑者が既にこの世にいないので、状況などからある程度の推測は出来ても、 解明することは出来ません。理不尽なままであることが、非常に残念な事件です。

(関連記事)
徳山高専事件・容疑者を遺体で発見

 

続きを読む
posted by いさた at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

福岡中2自殺・「死ね」と繰返した生徒たち

 先日の福岡中2自殺事件で、亡くなった生徒は特定の生徒のグループからいじめを受け、「死ね」「いつ死ぬと?」 と言われ続けていた、ということがわかったそうです。ぽつぽつと色々な事実が明らかになってきているようです。

 いじめた側の生徒たちは、話題の教師の言動から「自分たちもしてもいいと思った」 といった感じの発言をしているらしいが、果して本当なのか?
 自分の善悪の判断は棚に上げて、教師に責任をなすりつけているのではないか、という疑いはぬぐえないません。また、 生徒たちの発言が本当であれば、関連記事のたまこさんへのコメントでも書きましたが、今どきの13歳は、 善悪の判断もおぼつかないほどのガキなのかもしれません。

 この事件の報道を聞いていると、野島伸司脚本のドラマ「人間失格」を思い出します。 赤井英和演じる父親のような人が現れなければ良いが・・・と思う反面、そういう人が現れないと、 いじめる側の意識が変らないような気もします。

(関連記事)
福岡中2自殺・いじめの発端は教師の発言か

(Wikipedia)
人間・失格〜例えば僕が死んだら

 

人間・失格-たとえばぼくが死んだら- DVD-BOX人間・失格-たとえばぼくが死んだら- DVD-BOX
販売元 : Amazon.co.jp DVD
価格 :
[タイトル] 人間・失格-たとえばぼくが死んだら- DVD-BOX
[出演] KinKi Kids
[レーベル] ハピネット・ピクチャーズ
[監督]
[種..
>>Seesaa ショッピングで買う

続きを読む
posted by いさた at 16:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

京都・長岡京市 3歳児が虐待され餓死

 京都は長岡京市で、3歳児が虐待、育児放棄され、餓死する事件が発生。体重は7kgしかなかったということですが、 標準的な1歳児であれば、体重は10kg程度あるので、亡くなった子供は3歳であるにもかかわらず、 新生児程度の体重しかなかったということです・・・・

 6歳の姉も同様に虐待を受けていたそうですが、こちらは今年の3月に施設に保護されていたとのこと。 同時に弟の方も保護できていれば、こんなことにはならなかったのですが・・・・残念です。児童相談所と警察の釈明も、 おたがいに責任をなすりあっているようで、ますます残念です。

 先日、和歌山で子供にゴミを食わせていた継母が逮捕されていましたが、 今回の事件も母親は継母でした。実の父親はというと、供述では虐待の事実は知っていた、ということなので、 見て見ぬふりか?
 この両親は、そのうち裁判で裁かれるのでしょうが、懲役○年、などよりも、 亡くなった子供と同じ目にあわせてやったらどうか?

 

続きを読む
posted by いさた at 12:54 | Comment(2) | TrackBack(6) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月17日

ゴミを食わせる虐待継母

 和歌山で子供を虐待していた母親が逮捕されました。容疑は、子供が間違った買物をしてきたことに腹を立て、 を殴って怪我をさせた傷害だそうですが、3人姉妹が継続的に虐待を受けていた疑いもあるという。

 ハイヒールで殴られたとか、ゴミを食べさせられたとか、まさしく鬼の所業ですね。継母だからなおさらか? と考えてしまうのは偏見だろうか。童話のシンデレラに出てくる、シンデレラの継母は、ここまでやっていただろうか、 とふと思います。

 腹を立てた原因が「シングルのトイレットペーパーを買うように言ったのに、ダブルを買ってきた」こと・・・・・ あまりにもつまらなすぎて、ため息が出る。

 

介護の現場で大活躍!トイレットペーパーホルダー「R−BOX」 ホワイトラメ介護の現場で大活躍!トイレットペーパーホルダー「R−BOX」 ホワイトラメ
販売元 : 山本縫製工場
価格 :
生活の中で利用する紙といえば、ティッシュペーパーと トイレットペーパー があります。 この二つにはそれぞれ特徴があり、用途..
>>Seesaa ショッピングで買う

続きを読む
posted by いさた at 19:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

福岡中2自殺・いじめ発端は教師の発言か

 福岡で中2男子生徒がいじめが原因で自殺した事件がありましたが、 どうも1年時の担任の発言がいじめの発端になっている状況だったことがわかってきたそうです。

 教師側からすれば、生徒をからかっていたつもりなんでしょうが、記事の発言は行き過ぎでしょう。 前後の文脈がわかりませんが、友人が落した文具を拾ってあげた生徒に対し「偽善者にもなれない偽善者」 という発言はいったい何なのか?

 からかいの度を超えて、いじめ発言を繰返すようでは、教育者とは言えませんね。47歳ということなので、 経験豊かな先生ではないかと思うのですが、もしかすると、これまでも同じような発言を繰返していたのかもしれませんねぇ。
 これまでは、生徒の自殺というような重大な事態にまで発展しなかっただけかもしれず、また生徒にも「からかい」 であると理解される程度のものだったのかもしれませんが、今回は違ってしまったのかも。

 一生をかけて償うつもりであれば、名前も顔も自ら公表してはどうかとも思います。

 それにしても、福岡市の飲酒運転事故以来、福岡県発のお騒がせな事件が多い。

 

続きを読む
posted by いさた at 13:26 | Comment(5) | TrackBack(7) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

奈良女児殺害事件・死刑確定

 奈良で女児殺害事件を起した小林薫が控訴を取下げ、死刑が確定したとのこと。 本人が考えた末に控訴を取下げると決心したようです。

 罪の償いの思いから、自ら死刑を望むならともかく、本人に謝罪や反省の念が無いままに極刑となってしまうのは、 ちょっと納得がいかないところがあります。

(関連記事)
奈良女児殺害事件・被告に死刑判決

続きを読む
posted by いさた at 16:48 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

踏切で自転車転倒、2歳児死亡

 母親が、自転車に3歳と2歳の姉妹を乗せて踏切を通行中に誤って転倒、 長女は踏切の外に避難させたが次女は列車にはねられて死亡。

 痛ましい事故です・・・・我が子が自分の目の前で列車にはねられる光景を見る、 と想像するだけでも恐ろしくて身震いが起きます。自転車の前後に補助のいすをつけて、子供を乗せるのはよく見ますが、 やはり危険ですね。転倒した場所がまた悪い場所です。

 一人でも助かったのはまだ救いでしょうか。亡くなられたお子さんのご冥福をお祈りします。

 

続きを読む
posted by いさた at 12:58 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

奈良女児殺害事件・被告に死刑判決

 奈良女児殺害事件の被告・小林薫に死刑判決が下されました。 被害者が一人の殺人事件で死刑はまれだということですが、犯した罪の内容を考えると妥当でしょうね。

 これで、かねてから被告本人が望む判決が出たわけですが、asahi.comの記事によると控訴する方針とか?

 死刑にして欲しいという動機が「死んで楽になりたい」ということだとかそうでないだとか、以前の報道でありました。
控訴する、ということは「死んで楽になる」ということは許さない、ということなんでしょうか :-P

関連記事
奈良女児殺害事件・第8回公判にて

 

続きを読む
posted by いさた at 13:25 | Comment(0) | TrackBack(12) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月25日

保育園児の列に車が突っ込む・16人死傷

 埼玉県川口市で、散歩に向う保育園児と保育士の列に乗用車が突っ込み、2名が死亡、 14名が重軽傷を負ったとのこと・・・・ニュースを聞くのも苦しくなるような、痛ましい事故が起きてしまいました。 これ以上死者が増えないよう祈っています。

 事故を起こしたドライバーは脇見運転で、ブレーキを踏むのも遅れたとのこと。これは推測でしかありませんが、 まさか携帯でメールやウェブを見ていて脇見運転、という顛末では無いでしょうね・・・・

 最近、渋滞している対向車線で、ドライバーが、 携帯でメールだかウェブだかをしているような姿を何度かみかけたので、ふとそんなことが頭をよぎりました。

 

続きを読む
posted by いさた at 14:04 | Comment(2) | TrackBack(5) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

「キレる子」の原因 調査へ

 文部科学省が、児童や生徒が授業中などに突然「キレる」原因を解明するため、来年度から調査を行うそうです。 特定の児童を数年間にわたって調査する方針だそうです。

 果してキレる原因を解明することができるでしょうか。キレる子供は、ある生活パターンや家庭環境の子供に多い、 というのはわかるかもしれませんが、原因解明までは至らないのでは、というのが私の予想。

 「キレる」行動をするようになった原因は、生活の仕方や親の躾・価値観、遊び方の変化などなど、 色々な要因が絡み合っていて、特定することは難しそう。

 ただ、テレビゲームで遊ぶことが多い、という点については、大いに影響があるのではないでしょうか。 うまくいかなければリセットする、必勝「パターン」がある、というような、 現実ではまず不可能なシステムが心に浸透していることと、「キレる」こととは関係が深いのでは。

続きを読む
posted by いさた at 01:32 | Comment(4) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

徳山高専事件・容疑者を遺体で発見

 徳山高専事件、容疑者の男子学生が遺体で発見されたそうです。しばらく見つからないので、 嫌な予感はしていたのですが・・・これで事件の真相の解明はかなり難しくなりましたね。 状況証拠などから推測するしかないような。

 週刊新潮が男子学生の実名と顔写真を掲載しているそうですが、逮捕に役立つわけでもなく、 ただ容疑者の実像を知らしめただけになってしまったようです。

 悲運な結果に対する批判になってしまいますが、結局、少年法に抵触してまで掲載した意味は何だったのか。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:50 | Comment(4) | TrackBack(20) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

シュレッダーによる幼児の指切断事故

 にわかにクローズアップされたシュレッダーによる幼児の指切断事故。実際に子供が事故に遭ってしまった親御さんは、 悔んでも悔みきれない思いでしょうし、同じ親の立場として心中お察しします。

 ただ、TVなどでは、シュレッダーはこんなに危険だ、 こんな製品に安全対策をしていなかったメーカーに事故原因がある、 という一種のメーカーたたき報道になっている印象を受けました。
 確かに、シュレッダー自体に指の巻込み対する安全対策が成されていれば、事故は防げたかもしれないし、 指の切断までには至らない怪我で済んだかもしれません。

 とは言っても、シュレッダーの安全対策の不備は、事故原因の一端でしかなく、子供に対して親の監督、 また運用での安全対策が行届かなかった、ということもまた事故原因の一つだと思います。 子供がシュレッダーにふれられるような環境では、事故のことをある程度予測して、 例えばシュレッダーを使わない時は必ずコンセントを抜いておくとか、シュレッダーの置き方を工夫して、 幼児を近づけないなど、運用での対処が必要でしょう。

 報道では、こういった運用での対処の仕方も、あわせて積極的に伝えていくべきではないでしょうか。

続きを読む
posted by いさた at 13:36 | Comment(0) | TrackBack(9) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

畠山鈴香容疑者への捜査は「実質的に終結」らしい

 畠山鈴香容疑者は、豪憲君に対する殺人罪・死体遺棄罪に加え、彩香ちゃんの殺人罪で追起訴されました。

 後は裁判となり、捜査活動は実質的に終結ということらしいですが・・・・容疑者の供述がコロコロと変り、 全く信憑性が無く、殺害の動機や状況が全くはっきりしていないと思います。

 このままでは裁判が長期化し、事実がはっきりしないまま、忘れられた頃に判決が下されて事件が決着、 という結末を迎えるような気がしてなりません。

 もしかすると、鈴香容疑者もこのような結末を意図しているのか?被害者は生返りませんが、せめて、明らかな・ 確かな事実が裁判で解明されることを望みます。

続きを読む
posted by いさた at 16:57 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親の指摘で通知表を書直し

 和歌山県の小学校で、2年生の1クラスの通知表が、他のクラスに比べて評価が厳しいと保護者に指摘を受け、 成績をつけ直して再度配っていたそうです。しかし、一部の保護者は受取りを拒否しているとのこと。

 通知表の評価方式の具体的内容を知りませんが、評価をやり直したところ〜、 とあるので採点者によってバラツキが大きいものなんでしょうか。
  ただ、他のクラス(といっても1クラス)と「よくできた」の平均個数がほぼ近い、ということで再評価が妥当、 というのも何か納得がいかないですね。評価が厳しいのではなくて、他のクラスが甘いのかもしれない。

 絶対評価というのは、他者との上下関係ではなく、あるレベルに達しているかどうか、 という点を評価するものだと思っています。そうであれば、極端な話ではクラス全員が「がんばろう」 評価になることもあるように思いますが、そうでは無いのでしょうか。まあ、全員が「がんばろう」 なら担任の手腕に問題があるということになるのでしょう f(^^;

 

 保護者側の指摘が、どのようなニュアンスだったのかわかりませんが(強硬な抗議のようなものだったのか、 それともやんわりとした指摘なのか)、学校側が付け替えた通知表を配り直す、というのはちょっと敏感すぎる反応だった、 という印象です。
 また、小学2年生の成績に関して、学校側の評価方法に疑問をぶつける、というのもどうかと思います。 あまり親と学校の信頼関係を感じる出来事ではないですよね。

 学校側はせいぜい、2学期からは評価基準を確認し、明確にする、という方針で、 1学期の再評価までする必要は無かったのでは?。
 学校や教師に対する子供の信頼が(全てではないにしろ)崩れてしまうのではないかと思いますし、「よくできた」 の数よりもまずは信頼関係を保つ方が重要ではないでしょうか。

 

続きを読む
posted by いさた at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

ふじみ野市プール事故は人災

 埼玉県ふじみ野市のプール事故で、管理体制などが徐々に明らかになってきています。 自治体は国からの通達をまわしていない、自治体から委託された民間会社は下請に丸投げ、 下請けについてはまだ詳しくわからないが、少なくとも現場の管理はかなり適当、と他にもいろいろあるが、 書いてもどうしようもないぐらいに、管理体制がずさんだったことがわかってきました。

 個人的には、管理能力の無いところがいい加減な管理をするよりは、丸投げでも何でも、 まともに管理ができるところが実務をした方が、実際の管理運営としてはマシだと思いますが(無断で丸投げ、 といった契約上の問題や、税金の無駄遣いになるといったことはまた別問題)、ここは下請もいい加減だったようで、 救いがないですね。

 6枚の吸水口のふたのうち、ボルトで留められていたのはわずかに1枚しか無く、他は針金止めで、 しかもこれは今年に限ったことではなく、常態化しているような感じです。もしかして、これまで事故が無かったのが不思議、 といったような状態だったのでしょうか。

 プールの監督官庁として、文部科学省が監督しているようで、ふじみ野市なら教育委員会が監督部署のようですが、 ハードウェア的な管理としては、教育関連セクションでは役不足なのか? とふと思いましたね。例えば土木部とか、 実際にモノをつくるセクションなら、もう少し違った対応が出来たのでは?と思います。

 

 結論は急ぐべきではないのかもしれませんが、今回の痛ましい事故は、ずさんな管理体制のもとの人災、 と言ってもいいでしょう。正直、あきれています。
 日本中を見渡せば、ふじみ野市のケースは氷山の一角でしかないように思います。同様な事故が起きないことを望みます。

関連記事
埼玉県ふじみ野市プール事故

 

続きを読む
posted by いさた at 15:45 | Comment(0) | TrackBack(8) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

埼玉県ふじみ野市プール事故

 埼玉県ふじみ野市の市営プールで吸水口のふたが外れ、小学2年の女の子が吸水口に吸込まれて死亡、 という痛ましい事故が起きてしまいました。被害者のご冥福をお祈りいたします。

 このプールでは1時間毎に設備を点検していたそうで、そのような態勢で、なぜ吸水口のフタが外れてしまったのか? 点検といっても形だけのものだったのか、それとも誰かが意図的にはずしたのか。 今後の事故原因の調査により解明されるだろうか。

 フタが外れていることがわかってから、監視員が吸水口に近づかないように口頭で注意をしていた、ということですが、 それにとどまらず、とにかく問答無用で全員をプールから出すとか、ポンプの運転を停止する、 といった安全対策がとられていれば・・・と悔まれます。

2006/8/2 追記 関連記事
ふじみ野市プール事故は人災

続きを読む
posted by いさた at 11:50 | Comment(6) | TrackBack(17) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

彩香ちゃんは橋から「転落」?

 秋田小1男児殺害事件の畠山鈴香容疑者が、彩香ちゃんについて、自分と一緒に川を見に行って、 橋の欄干から足を滑らせて「転落した」と供述をしているらしいです。

 本人のこれまでの彩香ちゃんに関する説明との食違い、また豪憲君殺害の件での二転三転する供述を聞いていれば、 今回の供述も全く信用できないものです。
 真実をわかるまでには、まだかなりの時間が必要だと思いますが、こんな供述を始めたという事は、 彩香ちゃんに自分で手をかけたという事なんでしょうか・・・

 豪憲君殺害に至るまで、畠山容疑者が一体何を考えて行動していたのか、ますますわかりません。

 

続きを読む
posted by いさた at 12:47 | Comment(2) | TrackBack(20) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

奈良・田原本町火災−長男が自宅に放火

 わりと最近に、関東の方で同じような事件があったと記憶していますが、自宅に放火、 というのはどんな事情があったのでしょう。結果的に放火、殺人となってしまいましたが・・・

 マスコミは何かをつかんでいたのか、それとも何かショッキングなものを嗅ぎつけていたのか、 この事件の報道に力を入れていたように思います。秋田の事件に代って、 これからのワイドショーネタにしようというのでしょうか。

 

続きを読む
posted by いさた at 16:53 | Comment(0) | TrackBack(10) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

秋田小1男児殺害事件−殺害を認める

 畠山容疑者が、死体遺棄だけでなく、殺害を認めたそうです。自供では畠山容疑者単独犯のようですが・・・・ 虚実入交じった自供だということですが、信用できるのでしょうか。

 取調べがなかなか進まないようですが、犯行の動機は、そして彩香ちゃんの件は事件なのか事故なのか・・・?

 

(関連記事)
秋田小1男児殺害事件
秋田小1男児殺害事件−畠山鈴香容疑者逮捕

 

続きを読む
posted by いさた at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

秋田小1男児殺害事件−畠山鈴香容疑者逮捕

 昨日の昼頃、近所に住む女性を任意で事情聴取、というニュースを聞いており、その後が気になっていたのですが、 まさか彩香ちゃんの母親だったとは・・・・・言葉が出てこないです。

 今のところ死体遺棄容疑で逮捕した、ということしかわかりませんが、詳しい状況が判明するのを待ちたいです。

 

関連記事
秋田小1男児殺害事件

 

続きを読む
posted by いさた at 00:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

奈良女児殺害事件・第8回公判にて

 メールで被害者の写真を送りつけるなど、世間を大騒ぎさせた事件の第8回公判が本日開かれました。思えば、今、 頻繁に起きている子供を狙った犯罪の認知度を大きく高めた事件だったように思います。

 被告は、いわゆる夢枕に立たれたから早く捕まりたいとか、早く死にたいとか言っているそうです。 早く死んで楽になりたい、と都合の良いことを言っているようですが、ムシが良すぎますね。

 こういうヤツは死刑になぞしないで「生き地獄」に落してやるのが相当かと思いますが・・・・ 日本の刑法では無理ですね。

 

続きを読む
posted by いさた at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

秋田小1男児殺害事件

 秋田県で起きた、小1男児殺害事件。犯人像はまだ良くつかめていないようですが、 地元地域や被害者と何らかの関連を持った者のような感じです。

 約1ヶ月ほど前に、同じ並びに住んでいた小4女児が亡くなっているそうで、こちらは事故死とされたそうですが、 どうも事故ではないような気がします。今回の殺害事件と関係があるのでは?もしくは同じ犯人?
 秋田県警が、事故ではなく、殺害事件を疑って捜査を進めていれば・・・もしかすると男児は無事だったかもしれない、 などと思いますが今さら言ってもはじまらない。

 なぜ、弱い者を狙うのか。最近の子供を狙った事件は、人を殺す、 ということをごく簡単な事として行っているとしか思えない。早く犯人を捕まえて、 自分の罪の深さを思い知らせてやらねばならない。

 

2006/06/05 追記
続報記事
秋田小1男児殺害事件−畠山鈴香容疑者逮捕

 

続きを読む
posted by いさた at 16:26 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

小学校の、性同一性障害の児童受入れ

 性同一性障害(GID)の小学二年の男の子が、学校では女の子として受入れられているそうです。 兵庫県内の公立小学校だそうです。
 公立だと、どうも頭が固いイメージがあって、そのようなことをしているとは、驚きですね。 時代が変って意識も変わりつつあるということでしょうか。

 医師のアドバイスによる、ということで、GIDの本人にとっては良いことなのでしょう。しかし、今後、 成長するに連れて、まわりの子供達に混乱が起きることがあると思います。
 そんなとき、学校や保護者がどう対応するか、という点が今後の課題であるように思います。理詰めで子供達に説明して、 うまくおさまるとも思えないですし・・・

 

 現在は小学二年生だそうですが、これから小学校を卒業して、中学・高校と、 その子はどのように受入れられていくのでしょうね。将来は、もっと受入れられやすくなっているでしょうか。

 

続きを読む
posted by いさた at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

担任に一服盛った女子中学生

 担任に不満があるという女子高生が、担任の給食に抗うつ剤を盛ったということです。担任は体調を崩し、 2日間学校を休んだそうですが、その程度で済んで良かった、というべきか。他の毒物だったら、 いったいどうなっていたのでしょうか・・・

 昨年、親を毒殺しようとした高一女子がいて、私も以前に記事を書いていますが、どうも何かがマヒしているというか、 心のタガが無くなっている(もしくは極簡単に外れてしまう)ような印象の事件ですね。昔に比べると、 薬物をはじめいろいろな物が入手しやすくなっているので、気軽に犯行に及んでしまうのでしょうか。

 

 こういった事件は、一度報道されると模倣されることが多いように思います。 似たような事件が起きないことを祈ります。 

(関連記事) 親を毒殺

 

続きを読む
posted by いさた at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月03日

川崎の小3転落死 容疑者逮捕

 川崎市の小3転落死は、防犯ビデオを公開してまもなく、容疑者が出頭、スピード逮捕されました。
容疑者が不明でなかなか捕まらないという状況よりはマシですが、「殺したかったから殺した」という供述は、動機が不明、 同じような事態は防ぎようが無いと考えられる、という点で恐怖です・・・自ら出頭した、という点も、 普通と違って異常さを感じさせます。

 

(拙文)
川崎の小3転落死は殺人か?

 

続きを読む
posted by いさた at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(7) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

川崎の小3転落死は殺人か?

 神奈川県川崎市で、小学三年男子がマンションから転落死した事件は、 不審者による殺人事件として捜査されるそうです。

 当初のニュースを聞いたとき、不自然な感じだと思っていました。しかし、 男の子は不審者に生きたまま突き落された可能性が高いようで、真実であればなぜそんなことができるのか・・・・

 犠牲者のご冥福をお祈りすると共に、殺人であれば一刻も早く犯人が逮捕されることを祈っています。

 

続きを読む
posted by いさた at 13:59 | Comment(2) | TrackBack(4) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

卒業アルバム回収

 asahi.comの記事より。長崎市で起きた幼稚園児の誘拐・殺人事件の加害者が在籍していた中学校で、 卒業アルバムに加害者が写っている写真があったとして、卒業アルバムを回収していたそうです。

 問題の写真を削除して、また配るということですが、記事からは回収する理由がちとわからない。
加害者が(今のところ)中学校の卒業生でない、という理由なのか、それとも保護者のクレームからか。もしくは、 少年法で制限されているのか、はたまた「臭いものにはフタ」ということか。

 

続きを読む
posted by いさた at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人気ブログランキングへ 【当ブログや記事を評価していただける方へ】
最後までお読みいただきありがとうございます。m(_"_)m
上のバナーをクリックしていただけると励みになります。

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。