今日から改正道交法が施行されます。ドライバー以外にも関わることがありますね。
後席のシートベルト着用義務化。路線バスを除き、車に乗る者は全員がシートベルト着用を義務づけられます。当面は、高速道路での着用に関して、取締りを行うようです。でも、最近の乗用車は、後席プライバシーガラスが多いので、走行中の着用状況を見極めるのは難しいように思えます。どんな取り締りをするのでしょうね。
後席のシートベルトには、チャイルドシートの固定に便利なようにと、ベルトの引出しを制限する機構がついているものがあります。いったん、ベルト完全に引出してしまってからは、巻取る一方で緩まないので、このタイプのシートベルトを本来の目的で使う場合は、かえって注意が必要になりそうですね。子供が誤って首に巻付けてしまい、緩めることができなかった、といった事故になった例もあるようです。
75歳以上のドライバーの場合に、もみじマークの表示も義務化されますが、1年ぐらいは取り締らずに、指導程度とするようです。浸透するまでの猶予期間という感じでしょうか。
個人的に、もみじマークをつけたクルマの近くで何度か怖い思いをしているので、できるだけ、表示はして欲しいと思います。運転されているご本人は、あまり気づいていないと思いますが、明らかに周囲の状況を見ないで右左折したり、合流してきたり、ブレーキの判断が遅かったり、といったことがありますね。ご老人全てがそうだ、というわけではありませんが。
また、重度の聴覚障害者の人も運転ができるようになり、こちらは「聴覚障害者マーク」を表示することになるそうです。このマークのあるクルマに幅寄せや割込みをした場合は罰せられます。若葉マークと同じですね。
マークの図柄は「緑地に黄色い蝶」のようです。これは、図柄を知っておかないと、とまどいそうですが、図柄はこれまであまり周知されてこなかったのでは?
その他、13歳未満の子供が自転車に乗る、もしくは同乗させる場合、保護者にはヘルメットをかぶらせる努力義務が課されるそうです。私にも努力義務が課されました。うちの子供たちは、自転車に乗始めの頃からヘルメットをかぶらせているので、ヘルメットに対してあまり違和感を持っていないようです。
自転車が下手くそなうちは、ヘルメットも自分からかぶるのでしょうが、上手くなったら、さてどうなるでしょう(^^; その時からが、本当の努力義務になるのでしょうね。
今月あたりは、この改正に関して、いろいろと交通取締りが多そうですね。今回の改正で新しい義務が課されましたが、おおかたに浸透するのは、かなり時間がかかる気がします。
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