小池百合子氏をはじめとする与党の女性議員有志が、朝夕ラッシュ時に親子連れ専用の「キッズ車両」を導入するよう、
金子国交相に要請したとのこと。
この場合の「親子連れ」とは、勤務先近くの保育所などに子供を預けるため、子供を連れているということのようです。
もっと言えば、女性議員有志の要請だそうなので、具体的には母親と子供を想定しているのでしょう。
このあたりの層の得票を狙っているのか。父親と子供という想定があるのかどうかはわからない・・・
確かに、ラッシュ時の混みあった電車に子供を抱いたままであったり、ベビーカーのまま乗るのは無理がありますね。
もし乗るなら、比較的空いている各停に乗ったりするぐらいでしょう。
親の立場からすれば、職場の近くに子供を預ければ送迎の時間が節約でき、時間的制約が少なくなるのは事実。
子供はキッズ車両と言っても日々電車で保育所通いしていたら返って疲れるかもしれません。が、
要請するに足る程度のメリットはあるかも・・・。
さて、要請を聞いた金子国交相は「社会全体で進めなければいけないことだ」と答えているようですが、
本当にやる気を出しているのか、それとも選挙前だからハイハイ言っているだけなのか?
しかし、女性専用車両を設けた上にさらにキッズ車両も、となれば、男性の肩身はますます狭く、
乗車する機会が奪われる一方。
どうしてもキッズ車両を実現したいなら、1編成の車両を増結し、
駅のホームなども足りなければ延長するぐらいのことをして欲しいですね。もちろん、運賃は値上げしないし、税金の投入も無し。
それが無理なら、女性専用車両と兼用して何とかする。
要望にはキリがないだろうから、いずれ全車両が何らかの専用車両になったりしてねぇ・・・
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