2014年08月18日

エボラ出血熱患者の隔離施設が襲撃される

現在、アフリカでかつてないほど流行しているエボラ出血熱。

世界的な拡散・流行が懸念されていますが、流行地のリベリアで、患者の隔離施設が武装集団に襲撃される事件が起きているそうです。

 

襲撃した集団は「リベリアにエボラは存在しない」と叫んでいたそうで、架空の病気と信じている人たちのようです。

襲撃で患者が逃げたり、血液が付着したシーツが持ち去られたりしているとのことなので、ここからまた意図しない感染が広がっていく可能性もありますね・・・武装集団は意図していないのかもしれませんが、結果的にはバイオテロと変わらないことになるのかも。

 

有効な治療法が無く、致死率も高い病気なので、世界的に流行するような事態になれば、まさに「人類存亡の危機」になりそうで、とても心配です。

医療的な支援や、治療法の開発も急務ですが、現地の人たちに正しい知識を啓発する活動も急がないといけないようですね。

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posted by いさた at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月14日

[中国] 無人探査機が月面着陸?

尖閣諸島の件で何かと挑発的な中国ですが、ふとニュースサイト見ていると、月に無人探査機を送り込んでいるというニュースがありました。

探査機は順調にいけば今夜の11時頃に、月への軟着陸を試みる予定とのこと。

 

もし成功すれば、旧ソ連、アメリカに続いて世界で3番目だそうです。前の着陸が1976年とのことなので、37年ぶりのことになるようです。

先の記事のカイロの雪のようですが。

 

それにしても、月に無人探査機とか、いつの間にそんなことを・・・・・と思うとともに、着々と諸方に手を伸ばしているんだな、と感じました。

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タグ:中国 月探査
posted by いさた at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[エジプト・カイロ] 雪が降ることもあるんですね

昨日のことになりますが、エジプトはカイロで「雪」が降ったそうです。住宅地が白く覆われ、子供たちが雪だるまをつくろうとするぐらいの雪だったとのこと。

地元紙によると、雪が降ったのは1979年以来らしいので、そうすると34年ぶりということになります。

 

エジプトからイメージするのは、やはり砂漠・・・・高温・乾燥した地域のイメージですが、雨を通り越して雪になることもあるんですね。驚きました。

しかし、エジプトに雪だるま、というのもまたイメージしにくいものですね。大砂嵐は、何かコメントを求められたりしたんでしょうかね。

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タグ:エジプト
posted by いさた at 19:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

[英国] キャサリン妃 男の子を出産

日本時間の今日、英国のキャサリン妃が無事に男の子を出産したそうです。おめでとうございます(^^)

体重3800gだそうですが、日本人なら大きい方、あちらの国ではどんな感じなんですかね。平均的?

 

国をあげて喜べる慶事は、良いですね。

日本でもそんな慶事があれば良いのですが・・・昨日、一昨日は与党の人たちにとっての慶事はありましたけど。

 

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posted by いさた at 12:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

[ロシア] 隕石落下、被害は広範囲に

2月15日に、ロシア中部のチェリャビンスク州というところに隕石が落下し、今のところ負傷者が約1200人、建物の損壊が約3000棟にわたる被害が出ているとのこと。

隕石は隕石でも、直径が17メートル・重量がおよそ1万トンと推測されており、このレベルの隕石が地上に落ちてくるのは数十年に一度ぐらいの頻度と考えられるそうです。

 

千年に一度とか、そういう地震の発生にあった後では、数十年に一度という頻度はそう珍しくもない感じがしますが、隕石によって市街地に大きな被害が出ることは珍しいようです。

人間が生活しているエリアに影響を及ぼすのが珍しいのですね。地球の表面積の7割は海で、残りの陸地の中での都市部の面積はわずかなものでしょうから。

 

隕石や小惑星など、地球に接近する天体は、ある程度の大きさが無ければ事前に観測することが難しいそうで、今回のようなまさに「青天の霹靂」という事態にならざるを得ないようです。

これもまた、避けるのが難しい天災の一つ。

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posted by いさた at 18:43 | Comment(1) | TrackBack(1) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

[アメリカ] 生きたまま弱火で調理・・・人間を?

非常にショッキングに感じたニュースですが、ニューヨーク市警の現職警官が人肉食を目的とした女性の誘拐計画を共謀した、として起訴されたそうです。

 

警察のデータベースを使って、獲物を物色していたとのことなので、警察に入った目的は、自分の嗜好を満たしたいがためだったりするのでしょうか。

「女性を生きたまま弱火で調理」などと考えていたようです・・・・ニューヨークが舞台のドラマ『CSI:NY』の中では猟奇殺人がこれでもか、と起きるわけですがそれに匹敵するような内容かと思います。

 

ただ、『CSI:NY』では正義の味方であるニューヨーク市警の警官が、現実では異常な計画の共謀者というのは悲壮な現実ではあります。実行されていないのが救いですね。

 

こんなニュースに触れると、「世も末」という言葉を実感しますね。

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2012年09月17日

中国の反日デモ 過激になるばかり

尖閣諸島が日本領であることが気に入らない、ということで中国国内各地で反日デモが行われています。

ニュースで聞く限り、暴徒化した集団が日本企業のスーパーや工場、あるいは街の日本車を襲撃して破壊するなど、抗議の域を超えて、ほとんどテロ集団になっている感もあります。

日本人である、という理由だけで暴行を受ける例もあるようで、中国国内に滞在することにも危険が伴うような状況です。

愛国無罪として当初は破壊活動を黙許していた中国当局も、ようやく鎮圧の動きをみせているようです。

 

反日の教育を受けているので、この傾向に拍車がかかっているのかもしれませんが、こういう時の反応に、国柄・国民性がむき出しで顕れてしまいますね。

世界第2位のGDPを誇る国ですが、ちょっと自身に気にいらない事実があればこのとおり、暴徒による破壊活動、です。相変らずのヤ○ザ国家ぶり。

 

尖閣諸島のことは簡単には解決しないでしょうが、日本国はこういう国とは違って冷静な理性がある、ということを世界に示していく必要がありますね。

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2012年05月08日

人肉カプセル、中国から韓国へ

韓国の関税庁の発表によると、胎児の体を粉末にして製造した「人肉カプセル」が中国から韓国へ大量に持込まれているとのことです。

 

漢方薬の原料は様々なものがありますし、中世のヨーロッパなどでもミイラを薬として用いていたそうですから、そういった流れが今も残っているということでしょうか。

江戸時代には日本にも輸入されていたとか・・・

 

そんな風に昔は「薬」であっても、現代日本の感覚では、「人肉カプセル」と、ウッ、ときてしまうものではあります。まあ、飲みたいとは思いませんね・・・・

カプセルから多剤耐性菌も検出されているということですから、薬効よりも毒、という方がふさわしい感じですね。

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2012年04月13日

北朝鮮 ミサイル発射失敗

北朝鮮が今朝、ミサイル発射を強行したものの、発射から1分後には空中分解を起し、失敗に終ったようです。

失敗したことは北朝鮮当局も認めています。また、周辺諸国にも特に被害はなかったようです。

 

まあ、発射しないのが一番良かったのですが、発射が失敗に終ったという事は、ベターな結末だったのでしょうかね。

ミサイルが発射されると、近いうちに核実験を行うのがかの国の定番だそうですが、こうなると、国の面目にかけて核実験も強行しそうな気がします。

金正恩体制による統制強化のため、なおさら意地になるかもしれません。困ったものです。

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posted by いさた at 13:37 | Comment(0) | TrackBack(14) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

[北朝鮮] 金正日総書記 死去

北朝鮮の金正日総書記が亡くなった、と本日正午から北朝鮮が特別放送で伝えています。

 

健康問題に不安を抱え、後継者づくりを急いでいたようですが、時間が足りなかった、という状況でしょうか。正恩氏で、強力な指導力が発揮できるかどうか。

これから北朝鮮の国情がどうなるのか予測もつきませんが、混乱は起きそうな気がします。独裁政権崩壊の時は迫っているのでは。

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posted by いさた at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(25) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

[中国] 上海地下鉄衝突事故

上海の地下鉄で衝突事故が発生し、270名が負傷したとのこと。不幸中の幸いにも死者は出なかったようです。

今年7月に起きた高速鉄道の衝突事故が記憶に新しいところですが、今度は地下鉄で発生。事故原因も高速鉄道の場合と同様に信号システムの故障のようです。

 

急速な発展の中で、「安全性」がちょっと忘れられているような印象を受けます。

当局が事故原因を調査するとのことですが・・・・原因がよくわからない重大事故発生から4時間半後にはその路線の運転再開、という展開は日本の感覚からすると信じられない感じがします。

今回は事故車両はどう処理したのだろうと気になります。

 

急速に取りそろえたハードウェア的技術は先進のものなのかも知れませんが、管理運営面はまだまだ経験が足りない、というところでしょうか。

少し立ち止って、安全な運行について検討すべきでしょう。でないと、鉄道がますます「恐怖の乗物」になってしまいます。

 

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posted by いさた at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

9・11同時多発テロ再び・・・?

 アメリカでは、9月11日に再びテロが発生する可能性があるとして、国民に警戒を呼びかけているそうです。

 テロに関しては「未確認ながら具体的で信頼できる情報がある」らしいのですが、この言い回しではどれぐらいの信頼性があるのかよくわかりません。英語の原文なら、またニュアンスが違うのでしょうか。

 

 今年で10年となりますから、その可能性も無くは無いでしょうね。10年という節目以外にも、ビンラディン殺害の報復とか、さまざまに理由は考えられます。

 しかし、あのような事件は再び起きないで欲しいですが・・・

 

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posted by いさた at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月27日

[アメリカ東海岸] ハリケーン、地震と滅多にない災害が

 アメリカの東海岸では、大型ハリケーンの上陸可能性があるとして、 ニューヨーク市などでは低地の住民25万人に対して避難命令が出されたり、全ての公共機関が止まる予定であるなど、 混乱しているようです。

 もし、ニューヨークに大型ハリケーンが上陸すれば1893年以来、およそ120年ぶり。また、 先日東部のバージニア州でM5.8の地震があり、原発2基が緊急停止するなどするなどしましたが、 こちらはおよそ70年ぶりのことだそうです。

 

 日本では強い台風やもっとマグニチュードの大きい地震が珍しくないですから、 アメリカ東部ではこの程度の規模のものでまた大騒ぎしているな、という感じもしますね。

 しかし、もともとハリケーンや地震が珍しい地域で起きていることなので、その地域の人々にとっては 「滅多にない未曾有の災害」であり、100年に1度程度の頻度の災害であれば、「想定外」である事態だと思われます。

 社会インフラもその規模の災害に対応するレベルには整備されていないかもしれません。 そのような状況であると想像すれば、今の騒ぎも当然の事態かと思います。

 

 日本も、今年は台風や記録的豪雨が多い状況です。アメリカのハリケーンがどうなるのかはわかりませんが、 巨大都市圏で発生可能性のある大規模な災害への対処として、今回のアメリカの対応方法は、日本でも参考にできるかもしれません。

 

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posted by いさた at 12:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

[中国] 高速鉄道衝突事故

 中国の高速鉄道が衝突事故を起こし、かなりの死傷者が出ている模様です。まずは、 被害に遭われた方に哀悼の意を表します。

 事故は、どうも、落雷のため信号のシステムが故障し、線路上に止まっていた列車に後続列車が衝突した模様。 衝突された列車のうち2両は橋から下の川に落ちている状況で、その写真は衝撃的なものです。

 

 日本をはじめ、他の諸国の高速鉄道技術をいろいろと取り込んだ末に「国産技術」と称していたらしい、 中国の高速鉄道ですが、こんな事故を起こすようでは、安全面に相当な不安が感じさせますね。

 事故原因は現時点ではわかっていませんが、後続車の衝突ということになると、 運行管理面で問題があったように思われます。設備に限った問題ではなく、人による運用にも問題があるのでは。

 

 中国は、国内の高速鉄道網の構築、また高速鉄道技術の他国への輸出に熱心なようですが、 安全対策が不十分なままで押し進めていくのは将来に不安の種を植え付けていくようなものではないでしょうか。

 国のメンツがあるでしょうが、ここは性急な鉄道整備よりも、技術を熟成させる方が優先でしょう。

 

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posted by いさた at 18:52 | Comment(0) | TrackBack(9) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

ビンラディン死す

 2001年9月11日のアメリカの同時多発テロ、記憶ではまだ鮮やかですが、もう10年前のことになります。

 昨日ですが、そのテロを主導したとされるアルカイダのオサマ・ビンラディンが、パキスタン国内でアメリカ軍によって殺害されたそうです。

 

 アメリカの国を挙げての「復讐劇」の一つの大きな区切りとなったのは間違いないところですが、これで「テロとの戦い」が終焉を迎えたわけでは無さそうです。

 アルカイダが彼1人に統率されていたわけでもなさそうですし、他にも大きな頭や小さな頭がいくつもありそうな感じです。しかし、テロを行った者は必ず追い詰める、という事を知らしめるためには必要なステップなのかもしれません。

 

 アメリカの発表はありましたが、ビンラディンの遺体はすぐに水葬したなど、真偽のほどがちょっと疑われるようなところもあります。また、何より今回のアメリカ軍の行動が、国際法的に見て軍事作戦の一環であったかどうか疑問視する声もあるようです。

 「暗殺」よりは、生け捕りにして過去の様々なことを解明する方が賢明だったのではないでしょうか。それでこそ、「テロとの戦い」の意義が出てくるのでは。

 

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2011年02月26日

チュニジア・エジプト・リビア

 北アフリカで打倒独裁政権、ということでデモが頻繁に起き、国によっては武力で強行に押さえ込むといった混乱した状勢になっています。チュニジア・エジプトに続いてリビアも混乱していますが、カダフィ政権は武力行使で相当に強硬な対応をしているようです。

 地理的に近い中近東にも影響しているようで、この混乱で原油が高騰しています。

 原油の高騰はある地域に留まらず、世界的に様々な影響が出ます。もちろん、日本も無縁ではいられませんが、民主党政権は対策を考えているのでしょうか。

 来年度予算案と小沢、政権維持でそこまで考えられないかも?・・・そんなことでは困りますが・・・・日本ではデモ発生で自衛隊出動、といった事態までは行かなくても、混沌とした状態がさらに進みそうな気がします。

 

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2010年12月09日

[中国] 孔子平和賞?

 中国様が独自の平和賞を創設し、ノーベル平和賞に先立って表彰を行うとのことです。

 どうも、中国の民主活動家・劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に対抗する趣旨のようです。 中国政府が関与しているかどうかは不透明のようですが、タイミング的に見て関与している可能性が高いと思います。

 

 ナチス・ドイツが同様に独自の平和賞を創設したことがあるそうですが、同じようなことをしているのですね。 中国様らしい発想かと思いますが、「お手盛り」の印象が強く、受賞して喜べるものかどうか。

 国内限定でやるなら、自国民を顕彰するということで自由にすればよいですが、初の受賞者が台湾の元副総統とは、 また微妙なラインを選択しましたね・・・

 

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2010年11月30日

ウィキリークス・アメリカ外交文書暴露

 ウィキリークスでアメリカの外交文書が暴露され、アメリカの「裏の顔」が見えたとして、騒ぎになっています。

 まだ暴露されたのはごく一部の内容であり、敵対国、友好国を問わず各国の首脳をばっさりと切り捨てている、 などと報じられ、何か格好のワイドショーネタ、という感じですね。そのうち、 軽々しく口にできないようなもっと深刻な内容が出てきたりしますかね。

 

 アメリカ以外の国々に格好のツッコミネタを与えた、という点では確かにアメリカにとっては痛手でしょうが、 まあ暴露されないというだけでどの国も「裏の顔」は同じようなものでしょう。何もない、という方がかえって恐ろしい。

 

 日本はどう切り捨てられているのでしょうか、ちょっと脅せば何でも素直に言うことを聞くポチだ、 といったところですかね。

 

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2010年11月25日

北朝鮮、韓国延坪島を砲撃

 もう二日前になりますが、北朝鮮が軍事境界線近くにある韓国の延坪島を砲撃し、韓国兵と民間人の死者が出ています。

 恫喝外交の一環であり、再びの国家権力の世襲に向けた国内へのアピールが目的であろう、 といった推測がなされているようです。

 

 日本としては、とりあえず情報収集を行いながら事態の推移を観察するぐらいしか無いのですかね。 かの国は本当に何を考えているかわかりません。

 

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2010年04月10日

[ロシア] ポーランド大統領機 墜落(追記あり)

 ポーランド大統領が乗ってロシアに向かっていた飛行機が着陸に失敗し、大勢の死者が出ているそうです。 大統領の安否は今のところ不明。

 ポーランドの政治体制では、実権を握っているのは首相であり、 大統領は国家元首ではあるけれども象徴的な存在のようです。しかし、 この墜落で政府の要人が多数亡くなるという事態になっている可能性が高いのでは。

 

 ポーランドは過去の歴史からロシアとの関係は良くないようです。ポーランドの大統領はロシアに批判的、 対して首相はロシアとの関係改善を図りたいようです。

 大統領がロシアに向かっていた理由がはっきりとわかりませんが、 70年前に旧ソ連軍がポーランド人捕虜を2万人以上虐殺したという「カチンの森事件」 の追悼式に出席するためだったのでしょうか?

 

 着陸失敗、ということもあるにはあるでしょうが、よりによって大統領機でそんな事故を起こすなんて・・・・ というのが率直な感想。

 ポーランドとロシアの関係において、「カチンの森事件」は大きなしこりの一つのようです。その追悼式に関連して、 ロシアに批判的な大統領がロシア領の空港で飛行機事故にあった、というのではそれこそ様々な憶測が飛び交って当たり前、 という状勢ですね。

 

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2010年03月30日

[米国] 原爆2個では十分でなかった

 アメリカの若き民主党ニューハンプシャー州下院議員が、「アニメは原爆2個では十分ではなかったことの最たる証拠だ」 とネットでコメントして猛烈に批判を受けているらしい。日本的に言えば炎上?

 

 最初、なんのことやらわからなかったのですが、要するに日本批判なんですね。それよりは、米国の自己批判でしょうか? 気に入らないところにはたっぷり核ミサイルぶちこんで言うこと聞かせろよ、という思想の持ち主なんでしょうかね。

 問題のコメントの前後の文脈が不明らしいですが、とにかく米国のアニメファンから反発を受けているとのこと。 それにしても「人種差別だ」というのは日本人から見たら、ちとピント外れな気がしますが。

 

 民主党という政党は、日本でも米国でも話題提供に事欠かないと言うことですか・・・普天間基地問題、 結論をのばしていたら「十分ではなかった」なんて公然と言いだすかも(違)

 

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2010年03月18日

[北朝鮮] スケープゴートを銃殺とは

 短いニュースですが、北朝鮮の財政部長がデノミ失敗とその後の混乱の責任をかぶせられて銃殺された、 というのを見かけました。

 かの国で行われたデノミの本当の責任者は、独裁者たるあの人なんでしょうが、 この処刑は明らかにスケープゴートでしょう・・・・こういう手段を使えば北朝鮮国内では事態が収拾するのか?恐怖で黙る、 ということと事態の収拾は違うことですが。

 

 日本から見ていると独裁政治の暴力にしか見えません。国のカタチ・意志が端的に現れていると感じます。

 

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2010年03月06日

[韓国] 現実の我が子よりゲームの我が子?

 先日、日本の子供の虐待死の記事を書きましたが、こちらは韓国での事件。何でも、 夫婦でオンラインの子育てゲームに熱中し、現実の生後3ヶ月の娘をろくに世話をせず、餓死させてしまったとのことです。

 

 この夫婦にとっては、現実の血を分けた我が子よりも、ゲーム内の子育ての方が重要だったという事なのでしょう、 信じられませんが・・・・こういうのが「中毒」状態なのでしょうか。韓国では社会問題化してきているらしいですが。

 こういう夫婦は子供など作らず、2人でただゲームだけしていれば良かったのです。 それによって迷惑がかかる人が別に出てくるのかもしれませんが、関係のない命が失われることは無かったのではないでしょうか。

 

 赤ちゃんが亡くなるまで、このような異常な状態がわからなかったのは残念なことです。

 国は違えど、同じような問題を抱えている点は共通していますね・・・日本でも同じような例が出てくるのでしょうか、 いや、既にある?

 

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2010年01月19日

こういうのに使われてはたまらない

 先日、FBIが現在のオサマ・ビンラディンの現在の顔の想像写真というのを公開しましたが、これの作成に関し、 スペインの国会議員の顔写真が素材として使われていたようです。

 

 確かに、顔の輪郭や髪型、額の付近などがそっくり。議員は激怒しているそうですが、 アルカイダの指導者と間違われる可能性ができてしまったということなら、当然でしょうね。 こういうことに勝手に自分の顔写真が使われてはたまりません。

 

 FBIは、ネットで誰とも知らずに見つけた写真を使った、と釈明しているそうです。アメリカのFBI、 それもテロ組織に関する情報公開ともなれば、結構なコストをかけCGとかを駆使して写真を作ったんだろうか、 とか勝手に想像してしまいます。

 が、実はちょっとネットで拾った写真を素材にした、なんてお手軽なところもあるんですね・・・

 

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2009年12月12日

[中国] 医療費を払えず病気の子を遺棄

 中国の話ですが、新型インフルエンザにかかって重症になっていた3歳の子が道路の側溝で遺体で見つかったそうです。中国の医療保険制度は不十分で、どうも高額の医療費負担に耐えられない両親が捨てたとみられているようです。

 

 高額の医療費がかかるということについては同情すべきところですが、それにしても子供を捨てるというのは理解できません。

 新型インフルエンザで亡くなったからどうしようもなく遺棄したのか、それとも、もう金をかけたくないと生きているうちに捨てたのか。それによっては印象がかなり変わる事件です。

 

 こういうケースは、氷山の一角であることが多いですが、調べたら他にも出てくるのでしょう。

 これは中国での出来事ですが、国内の子供の虐待事件などのニュースを見聞きしていると、日本にこんな親がいても不思議ではありません。

 

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2009年09月15日

[中国] 来月にも火星探査機を打ち上げ

 来月の中旬頃に、中国が初の火星探査機をロシアの協力のもと打ち上げる見通しだそうです。

 中国が宇宙に乗りだしていることは知っていましたが、火星探査機を飛ばすまで行っているとは・・・ちょっと驚きました。

 

 来年以降、月探査プロジェクトや、2020年頃には大型宇宙ステーション建設も目指しているようです。 あまり情報が入ってきませんが、かなりイケイケで進んでいるんですね。

 5年後ぐらいには、宇宙開発競争での脅威になっているかもしれません。

 

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2009年09月09日

[スーダン] 女性のズボン着用はわいせつ、罰金刑

 アフリカのスーダンで、ズボン着用が「わいせつ」だとして逮捕された女性に対して、罰金刑の判決を言い渡したそうです。 被告は罰金の支払いを拒否したため、1ヶ月間収監されるとのこと。

 元の記事には明確な記載がありませんが、ズボンということで、足首ぐらいまでの丈があるものなのでしょうね。

 

 今回の被告を含め、同時に逮捕された12人の女性のうち、10名は既にむち打ちの刑を受けているとのことで、 この裁判には世界から抗議の声が寄せられていたそうです。

 世界中から抗議といっても、大方は欧米を始めとする民主主義国からのものでしょうね。日本もそうですが、確かに、 女性の(丈が長い)ズボン着用が「わいせつ」という感覚は無いですね。

 

 そういう感覚からすれば、有罪は無いと思いますが、イスラム世界の価値観が良いか悪いかというのは、 やはり文化が違うので一概には言えませんね。

 もしかすると、イスラム世界での女性のズボン着用は、日本で言うなら、先頃のミスユニバース日本代表が着ようとした、 ミニスカート風の和服のようなものか?とも思います。

 

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2009年09月05日

[中国] ウイグルで漢族が暴動

 7月にウイグル族の暴動があった中国のウイグル自治区ウルムチ市で、今度は漢族による暴動が起きているようです。

 例によって海外メディアには詳しいことが伝えられないようですが、漢族の人達が注射針で襲われる連続通り魔のような事件が起きており、その犯人がウイグル族ではと憶測されていることや、やはり民族の対立が暴動の原因になっているようです。

 

 漢族の暴動の矛先は政府当局や共産党に向けられているらしいのですが、これは少数民族向け政策への不満が噴出した、ということなのでしょうか。現在行われているという懐柔策は不満である、ということですかね?

 

 統制が厳しい中国で、政府当局や指導部に対してあからさまに不満をぶつけるのは相当に異例なことのようですね。

 その根底には民族対立意識があっての事態なわけですが、漢族住民がより強硬な政策を望んでいるのなら、その政策により、民族間の対立はますます激しく、根深くなるだけのことでしょう。

 

 これで、体面を重んじる政府当局や指導部が暴動を力で押さえつけるだけとなったら、事態はますます混乱していくのでは。

 

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2009年07月10日

[アメリカ] 遺体を掘り起こして墓地を再販

 アメリカ・シカゴ近郊の墓地の従業員4名が、墓地を再販売して利益を得ようと、 勝手に遺体を掘り起こして遺棄していたことが内部告発により発覚。遺族があまり訪れていないような、古い墓を狙ったそうです。

 人体切断の疑いで逮捕されたそうですが、アメリカではそういう罪になるみたいですね。 日本的に行くと遺体損壊になるのでしょうか。

 

 アメリカは土葬が多いようなので、墓地も広い面積が必要です。 国土が広いのでそうそう問題にならないような気もしますが、やはり市街地に近くてアクセスが良い墓地、 あるいは良い環境だと思われる墓地だったりすると、希望者が多いのかも知れません。

 

 掘り起こされた遺体は300以上にのぼり、草むらに山積みにされたり、重ねて埋葬されたりしているらしいです。 魂は別のところにあるとはいえ、自分の親族や先祖の遺体がそんな無碍な扱いをされていたらとても腹立たしいし、 相当な精神的ダメージを受けるのでは。無茶苦茶ですね。

 

 金のための冒涜的所業が明らかになりましたが、これは氷山の一角のような気がしてなりません。

 

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2009年07月07日

[中国] ウイグル暴動

 5日より、中国のウイグル自治区でウイグル族の暴動が起きており、 150名を越える死者と1000名を越える負傷者が出ています。政府当局は武装警察や人民解放軍を投入しています。

 もともと民族対立が激しい地域でもあり、この死者と負傷者の数からすると、鎮圧と言うよりも弾圧か?

 

 例によって政府が情報統制をして外国に漏れないよう懸命になっているようです。 完全シャットアウトできないのはわかっていることですが、それでもやらねばならないか。

 その一方で、外国メディア向けにプレスセンターを設置するなど、外国メディアのコントロールを狙っているようです。 こちらは新たな試みでしょうかね。

 中央政府による統制と支配。力で押さえつけるしかないのか。

 

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2009年06月11日

[アメリカ] 反同性婚発言で・・・

 アメリカの話ですが、今年のミス・カリフォルニアに輝いた女性が自身の反同性婚発言がきっかけとなり、ミス・ カリフォルニアの資格を剥奪されることになったそうです。

 

 話の流れはこんな感じのようです。まず、ミスカリフォルニアになった彼女はミスUSAコンテストに出場し、 次点になりました。

 次点だったのは、コンテストで同性婚を否定する発言をしたからだ、と審査員が暴露し、 それに怒った彼女が反同性婚団体の広告塔として活動をはじめ、 ミスカリフォルニアとしての公式行事をすっぽかすなどの契約違反を働いたために資格剥奪と相成った。

 

 暴露話が真実なのかが問題ですが・・・もし真実なら、反同性婚ととられないよう曖昧にかわしていれば、 審査員の心証を害することなく、ミスUSAに成り得た、ということなんですかね。

 容姿ではなく思想でアウトだった、ということなら、彼女が怒るのも無理がないように思いますね。 ミスUSAで次点でなく優勝であったら、彼女の人生はまた大きく変わっていたかもしれません。

 

 人種差別主義のような大半の人たちが嫌悪するものならともかく、同性婚に対する見解で判断するというのは、ちょっと、 ね。

 アメリカでは、例えばカリフォルニア州ではいったん同性婚を認める法律ができたあと、 やはり認めるべきでないと法改正を求める動きがあるなど、微妙な位置にある問題のようですし。

 ただ、審査基準として、審査員の思想的嗜好によって判断されるというルールなら、 優勝できなくても仕方がないかもしれませんが。

 

 暴露した審査員も、真実はどうあれ、事情を黙っていればこうも騒ぎにはならなかったかもしれませんね。と、 考えてしまうのは日本人的思考でしょうか。

 

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2009年06月10日

[中国] パソコンに検閲ソフト搭載を義務づけ

 中国が情報統制政策の一環として、今後国内で販売する全てのパソコンに、 政府指定の検閲ソフト搭載を義務づけるそうです。7月1日〜実施するそうですが、 すでに小学校やネットカフェにある5000万台には搭載されているようです。

 

 検閲ソフトは中国のソフトメーカーが開発したそうです。政府認定の有害キーワードやわいせつ画像を遮断するほか、 サイトの閲覧ログが全て記録されるとのこと。

 情報の統制と、反体制人物の摘発に使えるツールといった感じでしょうか?検閲はブラウジングだけなんですかね。 メールやチャットもログが残されるんでしょうか。ログをとると同時に、どこかの政府機関に逐一送信されていたりして。

 中国のような規模の国で完全に統制するのは不可能でしょうから、抜け道を探していろいろな手法が試されるのでしょうね。 いたちごっこのはじまりのようですね。

 

 まあ、私自身がこの問題のソフトに検閲されることも無いので、あまり詳細を気にしても仕方がないのですが、 こんな強権的な国で生きていくのは大変なことですね。日本は日本で問題も多々ありますが、 自由がある分だけまだ救われていますよ。

 

 それにしても、この検閲ソフトの値段はいくらでしょうね。どこが販売するのか知りませんが(国か?)、国内製・ 海外製PCにことごとく売りつけたら、ものすごく儲かるんじゃ無かろうか。

 中国市場を考えているPCメーカーにとっては頭の痛い問題か?

 

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2009年06月04日

[オーストラリア] カレーバッシングって?

 オーストラリアのメルボルンやシドニーで、インド人留学生を標的とした襲撃事件が相次いでいるとのこと。 「カレーバッシング」と称し、襲撃犯のほとんどは10代の若者だそうです。

 例えば、シドニーでは4月だけで20件ほども起きているそうで、昨年末には死者も出るなどしています。既に、 インドとオーストラリア間の外交問題に発展しつつあるようです。

 インド人側としては、面倒に巻き込まれると永住権がとれなくなるかも、とほとんど警察に届け出ないらしいので、 実際の被害はもっともっと大きいのかも知れません。届け出ないことが、カレーバッシングを助長している可能性がありますね。

 

 このことは産経のニュースで知りましたが、ニュースの内容からは、襲撃側の動機がわかりません。いったい、 なぜこんなことをするのか?

 

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2009年05月25日

[北朝鮮] 2回目の地下核実験実施

 北朝鮮が、本日地下核実験を実施したとのこと。2006年10月以来の2度目。 韓国や日本でも北朝鮮東部を震源とする地震波が観測されていて、核実験が行われたことは確かそうです。

 中国やロシアには事前の通告があったのかどうか。

 

 4月のミサイル実験に続いて今度は核実験。強硬姿勢を示す外交カードを次々に出してきています。 これは焦りがもとなのか、それともオバマ政権の日が浅いうちにたたみかけるように攻めているつもりなのか。

 

 核実験の実態や北朝鮮の姿勢など、詳しい事は今後判明していくでしょうが、国連安保理も開催されるようです。 今度は生ぬるい対応でなく、厳しい姿勢で臨んで欲しいと思います。

 

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2009年05月18日

[イギリス] 時価4億円が22万円に?

 2005年のイギリスで、日本円にして時価4億円とも言われるブロンズ像が盗まれたそうです。これに関し、 警察は像が溶かされて、スクラップとして22万円程度で売られたようだ、という見解になっているとのこと。

 金属に対する需要が高かった中国に売られた可能性があるそうです。

 

 ブロンズ像は長さ3m、高さ2m、重量2tとかなりな大きさ。もともと、芸術品でなく、金属盗が目的だったのか? 盗んだものの、犯人達にとっては「猫に小判」だったようですね。

 警察の見解なので真実かどうかは不明ですが、実際のところ、 溶かしてスクラップにするぐらいしか換金する手だてが無かったのかもしれません。盗品を売り買いする市場もあるのでしょうが、 このサイズでは持て余しそうな気がします。 

 

 作品を返却すれば謝礼に1万ポンド(150万円ぐらい)になったそうですが、逮捕される可能性があり、 それはできなかったのでは。

金額のギャップと言い、芸術品の喪失と言い、もったいない話です。

 

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2009年05月13日

[中国] 四川大地震より1年

 1年前の昨日、中国の四川省でM8.0という大地震が起きました。死者・行方不明者あわせて8万7千人という大きな被害が出ました。

 昨年中国では地震の後はオリンピックがあったり、最近では北朝鮮のミサイル発射やら、新型インフルエンザが世界的に流行したりと、いろいろと気になることがあって、この地震のことは一昨日あたりのNHKのニュースを見るまでほとんど忘れておりました。

 

 本来なら倒壊しないであろう学校の校舎が倒壊し、手抜き工事が発覚したり、「人災」の問題が噴出したりもしました。震源に近い街では倒壊した建物がそのままで残されていたりして、1年経ったと言っても、まだまだ復興に向かっているとは言えないようです。

 復興には時間がかかりそうですが、今後、数年スパンの時間をかけて元に戻っていくことになるのでしょうか。

 

 大地震については、日本も東海・南海地震の発生が危惧されています。ここしばらく、地震について注意をはらっていませんでしたが、四川大地震のことが、地震への注意を思い出すきっかけになりました。

 

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2009年05月01日

[中国] 核実験で19万人が急死していた?

 札幌医科大学の教授が、中国が新疆ウイグル自治区で行った核実験による被害の推計を発表したとのこと。それによると、 3回のメガトン級の爆発実験により、実験場周辺のウイグル人の急死者は19万人、 放射線障害などの健康被害を受けた人の数は129万人に達するそうです。

 推計に関しては、他地域の核被害推測で有効性が確認されているので、今回の推計もほぼ近い線をついているのではないか、 ということです。また、被害者に医療を施すこともなく、129万人の大半は亡くなったのではないか、と見られています。

 

 中国は、1996年までに46回実験を行っています。事前予告や、周辺の防護対策を充分することなく・・・・・・ 広島の原爆による死者は1945年8月〜12月の間に約14万人と言われているので、この被害は相当なものです。 46回全てで考えれば、とてつもない数の被害者が出ているのか?

 

 例によって中国政府の隠蔽体質により、表に出てきませんが、これは「虐殺」「人体実験」です。 チベット侵攻も同様ですが、漢民族でない国に対してだからここまでできるのか?

 既に世界中がChina Qualityにより、さんざんな目にあってきていますが、ますます「何をするかわからない」 不信は深まるばかり。国際的に告発して裁いてやれないものか。

 

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2009年04月25日

[アメリカ] 新型インフルエンザか?

 アメリカはカリフォルニア州とテキサス州で見つかった豚インフルエンザウィルスが、人から人へ感染する能力があることが確認されたそうです。また、メキシコでは豚インフルエンザで60人が亡くなっている、という情報もあります。

 メキシコの例では、普段病気が少ない青年層に患者が多いとのこと。若いと、病気になっても体力があるので重症化はしにくいと思いますが、それでも死者が出ているのなら、気持ちが悪い状況です。

 

 新型インフルエンザは、東南アジアや中国で鳥インフルエンザの突然変異がかなり警戒されていますが、先に、違う地域から違うウィルスを起源に出てきましたね。意外です。

 

 この新型ウィルスが、パンデミックを引き起こすほどの感染力があるかどうかはまだわからないようです。大事に至る前に封じ込める対策がとれるでしょうか。

 太平洋を挟んだアメリカ大陸の事態だといっても、人の移動は絶え間ないので、無策でいれば簡単に世界中に広がってしまいそうです。感染力が強くなければ良いですが・・・

 

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2009年04月05日

[北朝鮮] ついにミサイル発射

 本日午前11時30分頃、北朝鮮がついにミサイルを発射。日本のはるか上空を通過し、被害は無かったとのこと。まずは良かったです。北朝鮮の言う「人工衛星」も、米軍の情報に寄れば確認されていないということなので、まずミサイル実験であることは間違いないのでは。

 とりあえずこの一発で終わりなんでしょうか? 

 

 今日は出かけていて、先ほどこのことを知りました。といっても昼の12時頃はテレビで吉本新喜劇を見ていたのですが、通常通りで特に変わったところもありませんでした。

 無事に済んだということもあったのか、関西はミサイルのコースから離れていたこともあったのか、あまり騒ぎにはならなかったようです。

 

 防衛省にとっては、演習にもなって、伝達系統などの問題点がわかり、ある意味良い経験になったのではないでしょうか。今後、同様な事態が起きれば(起きないのが良いですが)、よりよく対応ができるのでは。

 北朝鮮を非難する声明も出始めています。これから彼の国を締め上げていかねばならないですね。

 

(関連記事)
ミサイル発射 誤報2回

 

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2009年03月15日

[ドイツ] 450年前の数学者に受信料請求

 ドイツ公共放送が、450年前に亡くなっている数学者宛に、受信料の請求書を発送し、ドイツで話題になっているそうです。以前、同じような例で、200年前に亡くなった詩人シラー宛に送ったこともあるとのこと。

 

 数学者はアダム・リースという人で、生前の家が記念館になっていて、そこに請求書が届いたそうです。リストを元に送っているらしいのですが、そのリストではアダム・リース先生が生きていることになっていたのでしょう。

 しかし、そんなリストが作成されたと言うことは、記念館の所有者はいまだにアダム・リースその人になっているのかも知れませんね。

 

 しかし、ここまで常識外で、特に弊害もないミスだと、笑い話になってしまいます。請求額はいくらぐらいだったんでしょうね。ドイツの制度にもよりますが、公共放送開始以来の受信料が請求されていたりしたんでしょうか(笑)

 

 もし、日本のNHKで同じようなミスがあったら、格好のバッシングのタネになりそうですが、ドイツ国内ではどんな反応なんでしょうね。

 

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2009年03月02日

[中国] 落札したけど金は払わん

 先日、イブ・サンローラン氏の遺品がオークションにかけられ、その中に清朝からの略奪品とされるネズミとウサギの頭部像が含まれており、中国政府が競売中止や返還を求めたものの、競売が行われるという出来事がありました。

 

 落札額は日本円にして約39億。で、実は落札者は中国人で、海外に流出した文化財を取り戻す活動をしている活動家だったそうです。

 この活動家は、落札額の支払いを拒否しているとのこと。中国人として当然のことをしたまでだ、と主張しているそうです。しかし、それでは問題の頭部像は引き渡されないと思いますが、どうなるんでしょうね。

 

 外国に奪われた自国の文化財を取り戻したい、という気持ちは、まあ理解できます。奪ったような奴に金を払いたくない、という気持ちも、それなりにわかります。

 ですが、やっぱり「落札したけど金は払わん、物はよこせ」で共感を呼べるのは、中国国内だけだろうと思います。感情的にはどうあれ、競売というシステムに乗ってしまった以上、落札して買い戻す、というのが成熟した方法でしょうね。

 日本も、確か仏像か何かが競売にかかった時(盗品だったか?)、落札して買い戻していた記憶があります。

 

 現実的に、欧米諸国が過去に世界各地から奪ってきたモノはいくらでもあるのだから、「金は払わん」となったら、像の引き渡しは絶対に認めないと思いますが。もし引き渡しに応じれば、困った前例を作ることになってしまいます。

 可能性があるとしたら、政治介入しか無いのでは。

 

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2009年02月28日

[中国] 椅子爆発で死亡事故

 中国での話ですが、ガス圧で高さ調整が出来るタイプの椅子が突然爆発し、使っていた人が重傷を負ったり、亡くなったりする事故が何件か起きているようです。

 昇降部分に問題があり、ガス爆発を起こしたものと考えられるようです。爆発によって破片や鉄の棒が肛門に刺さり、中には腸にまで達していたとか・・・想像すると下半身の方が気持ち悪くなります。

 

 普通、家で使っている椅子が爆発するなんて言うことは考えも及びませんが、現実に起きています。椅子に座るのも命がけ、です。

 かなり昔、ソビエト連邦が存在していた頃、ソ連製のテレビは家で見ていると爆発する、といった噂話?を聞いたことがありますが、まさにそれと同じような出来事ですね。

 

 元記事にははっきりと書いていませんが、中国国内のことなので、問題の椅子はやっぱり中国製なんでしょうか?やっぱり、チャイナ・クオリティの所産ですかね。

 チャイナ・フリーに関して、改めて認識を高めてくれた出来事です。

 

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2009年02月25日

[北朝鮮] またしてもミサイル発射か

 北朝鮮が、またしても「人工衛星を打上げる」と言いだしました。要するに長距離弾道ミサイル・テポドン撃つぞ、 ということですね。

 おきまりの威力外交ですが、アメリカの大統領交代で、ここらでいっちょかましとこか、という狙いでしょうかね。 発射の本気度がどのぐらいなのか、現時点では何とも言えないようです。

 

 ミサイルの能力としては、最大に飛べば米国本土にまで達するとのこと。飛行コースは、 日本の青森市〜函館市ぐらいの方向に発射し、太平洋に落す計画では、と見られているようです。

 北朝鮮にすれば方角として日本の方へ撃つしかないと思いますが、こちらとしては非常に迷惑な話です。 飛行中に分解して空から降ってくるとか、あらぬ方向へ飛んで日本に落ちてくるかも知れない。

 

 と言っても、撃つ気なら撃つでしょうから、日本に被害が及ばないことを祈るぐらいしかできません。 いよいよとなったら、迎撃ミサイルで迎え撃つか?

 一番良いのは、発射に失敗して不発に終ること。

 

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2009年01月29日

[中国] 校内食堂で腐った豚肉を・・

 中国広東省のとある高校の校内食堂で、腐った豚肉が使われていたことに数千人の生徒らが抗議し、 デモを行ったとのこと。食堂の棚が壊されたりもしたようです。

 

 料理の中の豚肉から腐臭がする、という生徒らの抗議に対し、食堂の職員が腐った肉の使用を認めたそうですが、 「既に1ヶ月間、腐った肉を食べている」という強烈なオチが・・・f(^^; いよいよ腐敗が進んできて、 調理で匂いをごまかすことができなくなったんでしょうか。

 我が国の、ミートホープ事件を思い出しました。何か、中国でこういう事件が起きても、 もういろいろなことがありすぎて、あまり驚きませんね。

 

 デモは、学校が食堂の改善を約束して鎮静化したそうですが、腐ったものを使わない・ 使い続けないというのは約束以前の基本的な事だと思いますよ・・・

 

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2009年01月21日

[アメリカ] オバマ大統領就任

 日本時間では今日のこととなりますが、アメリカで大統領就任式が行われ、バラク・オバマ氏が第44代大統領に就任。 1776年の独立宣言から230年あまりの後、初の黒人大統領が誕生したことになります。

 就任式に立会おうと、ワシントンには200万とも言われる人々が集ったようです。これまでのアメリカからの「変化」 を期待して、祝賀ムードに包まれたようですね。

 今後の政策がうまく行くかはまた別として、自分たちの指導者を希望を持って迎えられる、 という点は日本国民としてはうらやましいことです。

 

 経済をはじめ、アメリカは弱っているとはいえ、国際的な影響、日本への影響はやはり大きい。日本として、 これからのオバマ大統領の動きに注目し、対応していかねばなりませんが、この国の舵取りをする人たちが、 ばかげた漢字テストをしてみたり、政局を案じてばかりで大丈夫なのか。

 ついでですが、語呂合せで妙に喜んでいた小浜市も、これを潮時に冷静になって欲しいものです。

 

 アメリカ国民に限らず、世界的に希望が持てる就任式だったのでしょうか?しばらくの間は、新大統領のお手並拝見、 ということになりそうですね。

 

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2008年12月13日

[アメリカ] ビッグ3救済法案は事実上廃案に

 アメリカのビッグ3救済のための緊急融資法案は、下院を通過して上院に持ち込まれたものの、採決に入る見込みが無くなり、事実上の廃案になった模様です。

 これを受けて、昨日の為替相場では急激な円高となった他、自動車関連の株も下がるなど、金融面で影響が出ているようです。

 

 廃案になった(決定的)理由とは、緊急融資の条件の一つとしてあげられていた労働者の賃金の引き下げを、労働組合が拒否したからだ、ということだそうです。

 倒産の危機に瀕しているのは、自家用ジェットで乗り付けるような経営陣の責任でもあるのですが、報道ステーションによると、ビッグ3の賃金は、トヨタの現地法人の2倍近くになるそうです。

 どちらが高い・安いか、というのがよくわかりませんが、賃金引き下げを拒否したが故に融資の芽が無くなる、というのでは、自分で自分の首を絞めているようなものです。どの様な判断なのかはわかりませんが、文化の違いもあって考え方も違うのでしょうかね。

 

 今後の緊急の救済策としては、ブッシュ政権が議会を経ずして実行できる策を出してくる可能性があるようです。まだビッグ3の破綻が決まったわけではありませんが、助かる道の一つは閉ざされたことになります。

 ここで、第3の選択として、突如としてオイルマネーで余力のある国が動き出したり・・・・といった離れ業的状況になったりするか?

 

(関連記事)
[アメリカ] 自家用ジェット乗付けて非難浴びる

 

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2008年11月20日

[アメリカ] 自家用ジェット乗付けて非難浴びる

 アメリカの上院の公聴会で、経営危機に陥っているビッグ3のトップ3名が、政府に250億ドルの緊急融資を求めた、 ということなんですが、この公聴会に自家用ジェットで乗付けたことで、かえって非難を浴びる結果になったらしい。

 GMの会長は、ワシントンとデトロイトを往復で約2万ドル。民間航空のファーストクラスなら840ドルだそうです・ ・・

 日本なら、ファーストクラスを止めてビジネスクラスにしろ、とかそういう次元でしょうが、国土の広い国となると、 自家用か民間便か、という選択になってくるようですね。

 

 当のアメリカでは、税金による民間企業救済には、社会的に反発が強く、救済法案の審議は難航しているらしいですね。 今回の指摘で、火に油を注ぐようなことになったんでしょうか。

 まあ、経営に対して各社のトップが持つ危機感が疑われることにはなったでしょうね。メディアに対しては、 自家用ジェットはセキュリティ上の理由から使っている、という説明のようですが、「時は金なり」 的な説明もあっても良かったのかも知れません。

 

 ところで、ビッグ3が破綻すると、アメリカ国内の失業者などで問題が出てくるでしょうが、日本国、 日本企業に対してはどんな影響が出てくるのでしょう。

 アメリカのことだから、もしかすると、経営改善のためとか称して、 ビッグ3以外のクルマの生産や販売を制限するような、保護主義の法律ができたりするんですかねぇ。

 

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2008年11月05日

[アメリカ] オバマ勝利、史上初の黒人系大統領

 日本時間で昨夜から行われているアメリカ大統領選は、民主党のオバマ氏が勝利したとのこと。 アメリカ史上初の黒人系大統領が誕生する運びとなりました。大統領就任式は、来年の1月20日だそうです。

 

 選挙結果は、下馬評通り、といった感じなのでしょうか、歴史に残る選挙になった、ということですね。アメリカの 「変化」を訴えてきたオバマ氏ですが、どのような手腕を見せるのでしょうか。大統領就任時の情勢にもよるでしょうが、 とりあえずの重点は国内の経済対策?日本との関係はどうなるのでしょうね。

 

 黒人系、ということで心配されるのは、何らかの妨害工作や暗殺といった事態。 アメリカには白人至上主義の人たちや組織が存在していますから・・・・・

 そういった危機を乗切り、任期を全うし、大統領として立派な実績を残すことができれば、 人種差別はやはり間違っている、という大きな証明にもなりますね。アメリカ人の「意識の変化」も期待できそうです。

 

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2008年09月17日

[中国] 毒入り粉ミルク被害拡大中

 中国でメラミンが混入した粉ミルクで、乳幼児が腎臓結石となり、死者も出るなど被害が拡大しているそうです。中国の粉ミルクメーカー22社からメラミンが検出され、国内シェアの半分以上がメラミン入り粉ミルクである状況のようです。原料の牛乳の時点で混ぜられている模様なので、さらに拡大する可能性もありそうです。

 日本には輸出されていないそうですが、バングラデシュなど5カ国には、22社に含まれるメーカーの粉ミルクが輸出されていたとのこと。被害が中国国内に留まらない可能性もあるようです。

 

 詳しくはわかりませんが、尿に含まれる物質とメラミンが反応して、結晶化すると結石になるようです。なので腎臓に影響が出るのですね。メラミン自体は合成樹脂としてボードや部品の材料に使われていますが、体内に入ると危険。量の問題もあると思いますが、乳幼児なので、微量でも影響が大きいのでしょう。

 

 中国当局はオリンピック直前にわかっていたが、体面を気にして1ヶ月以上も黙っていたそうです。危険な食物といい、隠蔽体質といい、やっぱり中国だから、ということで、あまり驚かなくなりました。そんなことが起きても不思議ではない、といった感じです。

 

 日本でも、同じような毒米事件の最中。こちらも、当局である農林水産省と業者がつるんでいる、知っているのに知らんふりしていた可能性は高そうに思います。

 日本も、中国とは五十歩百歩の違いなのかもな、と考えると情けなくなってきます。

 

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2008年09月10日

[北朝鮮] 金正日脳卒中説

 金正日が脳卒中、もしくは重病になっている可能性がある、という報道が流れています。一斉に報道されているのは、 建国60周年の閲兵式に姿を見せなかった、ということが引金のようです。

 脳卒中説は、諜報活動で把握している内容から来ているとも言われています。北朝鮮当局は、隠蔽はするだろうけれど、 公表をするわけもなく、今のところ真偽はわかりません。

 

 私が敬愛する慶一郎氏の作品のひとつに「影武者徳川家康」があります。 本物の徳川家康は実は関ヶ原の合戦開戦直前に暗殺されており、それ以降の家康は影武者。真実を知る徳川秀忠と対立するも、 それを乗越えつつ、江戸幕府を開き、やがては大御所となる・・・というのがストーリーのあらましです。

 かの国なら、この小説が現実となってもおかしくないのではないか、と思ってしまいます。 次に金正日が姿を現したときは、影武者がすっかりなりかわっているのかもしれません。

 

 いずれにせよ、脳卒中が真実であれば、北朝鮮としては核という外交カードを手放せるわけもないし、 日本人拉致被害者の調査をしている場合ではないでしょうね。

 現実問題、日本としては、北朝鮮の国情が一層不安定になった結果として、暴動や軍部の暴発、 あるいは大量の難民発生、といった事態を想定して、備えておく方が良いでしょうね。

 

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2008年08月26日

[北朝鮮] 核施設無能力化を中断

 北朝鮮が、核施設無能力化を中断した、とのことです。アメリカが「テロ支援国家」 の指定を外さない事への対抗措置だそうです。

 

 核施設を無能力化をする、と言っていた時点から既に半信半疑でしたが、「やはり」という事態になりました。 北朝鮮にとって数少ない外交カードだし、そんな簡単に手放すようなことはしないでしょう。

 脅迫外交で今度は何を得ようとしているんでしょう。日本は相手にされていないし、困ったもんだ。

 

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2008年08月09日

[グルジア紛争] 衝突が続く

 世界が注目する、北京五輪開会式にタイミングをあわせて(?)はじまった、グルジア紛争。グルジア軍とロシア軍の戦闘が続き、一般庶民にもかなりの被害が出ている模様です。また、グルジア側が戒厳令を発動、ロシア軍も引く気は無く、事態は更に悪化する恐れが強くなっています。

 

 グルジアという国、名前は何となく聞いたことがありますが、詳しい知識はありません。紛争の原因は、長年にわたるロシアとの関係、また民族の独立運動と、複雑な問題を抱える地域であるようです。現大統領が親欧米で、ロシアとの関係が悪化した、といったことも背景にあるようです。

 それにしても、ロシアはよく軍事介入しますね。アメリカはブッシュ大統領が「暴力の即時停止」を訴えている、とのことです。それは正論だと思いますが、そういうのであれば、ちょっと自分達がしていることを振り返ってみる必要があるようにも思います。

 

 ともあれ、グルジア側、ロシア側双方に言い分があるでしょうし、何が正しいのかわからないのですが、まずは早期の停戦を実現するべきですね。ただ、調停役でアメリカが出てくると、アメリカ・ロシア間の問題に発展か、といった見方もあるようで、新たな問題の火種にもなりかねないようです。

 

 そんなことになれば、オリンピックどころでは無くなってきます・・・・・

 

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2008年06月27日

[中国] 死刑とは臓器摘出刑か

 中国の新疆ウイグル自治区で、銃殺刑になるはずの死刑囚が、移植のため「生きたまま」 臓器を摘出されていたらしいです・・・・囚人の親族が訴え、裁判所当局が補償金を支払っていたとのこと。

 

 死刑執行当日、病院で麻酔をかけられ、生きたまま臓器を摘出され、そのまま死んでしまった、ということのようです。 さしずめ、臓器摘出刑、といった感じなのでしょうか。中国での出来事と聞くと、 そんなことがあっても不思議では無さそうに思ってしまいますね。

 囚人にとって、銃殺刑とどちらが苦しいのだろうか、と思ったりしますが・・・・尊厳を傷つけられるという点では、 臓器摘出の方が惨いと感じます。これは日本人の意見であり、中国大陸では感覚が異なるのかも知れませんが。

 

 親族が真相解明のため、北京へ陳情に行こうとしたところ、陳情を阻止するためか、 地元の当局から補償金の上積みを持ちかけられたそうです。口止め料ということですね。都合の悪いことは金で解決、 という体質がここでも見えています。

 今回報じられたのは、2003年の出来事だそうです。おそらく、氷山の一角でしかなく、 中には口止め料で沈黙しているケースもあるでしょう。

 

 新疆ウイグル自治区でのことだそうですが、囚人は漢民族だったのか?それとも・・・?

 

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2008年05月28日

[中国] 日本の自衛隊が支援活動?(追記あり)

 四川省大地震に対する追加支援の要請が、中国から日本に対してあったそうです。 北京などから被災地へ向け支援物資を空輸して欲しい、ということだそうですが、その任務につくのが 「自衛隊であってもかまわない」とのこと。日本政府は慎重に判断をしているそうです。

 

 中国としては思い切った要請をしてきたものですね。既に米軍の輸送機2機が、 支援物資の空輸のために成都に到着しているとのことなので、他国の軍隊による支援の受入れもやぶさかではない様子ですね。 被災規模が相当に大きいようなので、もうメンツだの何だのにこだわっていられない状態なのでしょうか。

 被災者の救援という人道目的のため、自衛隊が中国に赴くという活動自体はかまわないと思いますが、問題は、 旧日本軍以来、中国に行っていない日本の軍隊が(軍隊ではなく自衛隊、というべきか)中国に行くことによって、 中国と日本双方の、国民感情や政治、外交にどんな刺激がなされるのか、ということですね。

 

 仮に自衛隊が中国行ったとして、あちらが期待するような働きが出来なかった場合、あらぬ批判を受けたり、 反日感情がより高まるといったリスクも考慮して判断する必要がありますね。もともと反日感情は高いのだから、 多少上がったところでどうってこともない・・・・という考え方もあるかもしれないけれど。

 任務としては、民間機を使うよりは自衛隊の方が向いていると思われますが・・・いずれにしても、 難しい判断をせまられますね。

(関連記事)
[中国] 四川省大地震

 

2008.05.30 12:45追記
自衛隊の派遣は見送り、民間機をチャーターすることになったそうです。中国の国民感情に配慮した、ということのようですが、まあ、無難な選択をした、ということですね。
中国に自衛隊を派遣するのが目的ではないし、支援活動がなされるのだからこれはこれで正解といえるでしょう。

 

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2008年05月13日

[中国] 四川省大地震

 昨日の午後発生した、中国四川省を震源とする大地震では、かなり大きな被害が出ている模様です。 四川省には約300人の日本人が在留しているそうですが、この記事を書いている現在では、 在留邦人への被害は確認されていないようです。

 死者が9000人を越えるとか、1万人を越えるとか情報が飛交っていますが、 まだまだ発生現場は混乱しているでしょうから、正確かどうかは判断できそうにありません。世界最大の人口を誇る国ですから、 被害者の数もそれなりに多いものになるのでしょう。

 

 現地で被害に遭われた方々にはお見舞を申上げる、という気持ですが、その一方でこの地震は、 世界各国の批判を浴びる中国という国を、天が試しているのではないか、という感じも受けています。

 被災地は騒乱のチベット自治区に近接する地域ですが、この災害にあたって、中国政府は適切に対応できるのか。 「自己完結的」に収拾できるならまだしも、技量不足であれば素直に海外の支援を受入れるべきでしょう。つい最近、 ミャンマー軍政の悪例を見ているはずです。

 

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2008年04月28日

[北朝鮮] 聖火リレーがはじまったらしい

 今や騒乱の種火のようなオリンピックの聖火ですが、日本を去り、韓国で暴れ、 今日は北朝鮮の平壌で聖火リレーがはじまったらしいです。北朝鮮のオリンピック委員会によると「スケジュール通り、 最も安全に行われるだろう」とのことです。

 

 そりゃあ、そうでしょうね。ごもっとも。「フリー・チベット」なんて叫ぶ輩はいないでしょう。ある意味、 中国国内よりも安全かもしれませんね。北朝鮮という国からフリーになりたい人たちはたくさんいるでしょうが、 口に出すわけにはいかないでしょう、生きておられませんし。

 無事に終ったら、きっと「偉大なる将軍様のおかげ」なんでしょうね。これまで通った国とは違う意味で、 世紀の茶番劇だ(冷笑)。

 

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[オーストリア] 娘を24年間地下室に監禁、子供7人

 ヨーロッパのオーストリアで、24年間に渡って自宅の地下室に娘を監禁し、 7人もの子供を産ませていた父親が逮捕されたとのこと。子供は19歳から5歳で、うち3人は、 監禁されていた娘が捨てたという形式にして、それぞれ1歳ぐらいから、この父親とその妻が普通に育て、 3人は地下室から出ることなく育てられ、1人は出産後間もなく死亡したらしい。

 地下室には寝室や台所、トイレなど生活に必要な程度の部屋があるそうです。 19歳になるまで子供が大きくなったのだから、健康なのかどうかはわかりませんが、 それなりに生活できる環境ではあったのでしょう。

 驚くのは、この父親の妻が、地下室でこれだけのことがあったのを気づいていなかった、ということですね。 娘は失踪した、ということになっていたのでしょうが、24年間に渡って気づかなかった、というのはちょっと信じられません。

 

 中世ヨーロッパで、城の地下や塔の中などに幽閉されていた、という話を地でいっているこの事件、 まだこんなことが世界ではあるのか、という想像を絶するものですねぇ・・・この父親はまさに「鬼畜生」。いや、 もう人間どころか、畜生以下で、どうしようもない腐れ外道!そして、日常の中に、 このように気づかれることなく監禁されるような死角が存在する、という点も恐ろしい。

 この一族の行く末はどうなるのか。せめて、生まれてきた子供たちがまともな人生を歩めるようになることを祈ります。

 

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2008年03月18日

[中国] チベット暴動

 中国のチベット自治区及び周辺のチベット人が住む地域で暴動が起きています。 中国国外からはどのような状態なのかはっきりとはわかりませんが、武力弾圧が行われ、死者も出ている模様です。

 

 この問題では、中国の本質が良く表れているように思います。容赦のない武力弾圧、国外への情報遮断で、 強権で統制している国。チベットは元々、中国が武力で侵略して手に入れた地域。 侵略されたことをいつまでも言い続ける国ですが、自身の侵略行為はだんまりを決め込む。都合の良い国ですな。

 温首相が「オリンピック破壊を狙っている」という趣旨の発言をしたそうです。ダライ・ ラマが今回の暴動に関係しているかどうかはともかく、そういう意図はあるかもしれませんね。もともと、世界中に危険な食品・ 製品をばらまき、既に中国は悪い印象の国。反中意識をより高める効果はあるでしょう。

 

 オリンピックに関しては、まず第一に、北京の空気や水、食品の汚染問題で、参加選手の健康が危ぶまれるわけで・・・ ・まずは優秀なアスリートの生命の保護、という観点が必要ではないでしょうかね。

 

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2008年01月26日

[豪州] 肝臓移植で血液型が変った

 オーストラリアで肝臓移植を受けた15歳の少女が、いつの間にかドナーと同じ血液型・免疫システムに変り、 免疫抑制剤の必要が無くなった、という症例が発表されたそうです。世界初と見られるとのこと。

 臓器の移植を受けると、後はずっと免疫抑制剤を飲続けないとダメだそうです。今回の例のメカニズムが分れば、 抑制剤を飲続けている人にとっては、副作用が抑えられる、あるいは薬が不要になる、といったことになるかもしれません。 また、将来、移植手術の際に何か対策をすれば、免疫抑制剤が不要となるかもしれませんね。 臓器移植の障壁がある程度克服される可能性があります。

 

 血液型や免疫システムが他人のものに置き換わってしまう、というのも不思議ですが、 同時に自分のアイデンティティの一部が失われ、体内から侵略を受けているようにも感じますね・・・・・ あまりそう言うことを気にしていると、臓器移植は受けられないかも知れませんが。

 今回の少女は、Rhがマイナスからプラスに変ったということですが、Rhの型が一致しない場合、 輸血などで問題があったと思います。臓器を移植して大丈夫だったのでしょうか(^^; (存命なので、 何とかなっているのでしょうが)

 



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2007年12月11日

[中国] ラーメン中毒死の原因は殺鼠剤

 中国雲南省で発生した、小学生の中毒死事件は、 豚の油かすを入れていたビニール袋に付着していた殺鼠剤が原因であるようです。ラーメン自体には問題が無かったようで、 一緒に食べた油かすに、ビニール袋の殺鼠剤が付着して口から身体に入ってしまった、という感じなのでしょうか。

 このビニール袋は、亡くなった小学生の家にあったもののようで、製造過程で殺鼠剤が混入した、 というわけではなさそうです。偶発的な事故のようですが、中国では家庭にこういう猛毒があり、 誤って口に入ることもある環境である、ということになりますね。

 これが一般的なのか、特殊な状況なのかはわかりません。ただ、製造時の問題でなかったにしろ、 危険なことに変わりない。こういうケースがあるなら、輸出された中国製品に殺鼠剤が付着していても不思議では無さそうだ・・ ・・

(関連記事)
[中国] インスタントラーメン食べた30分後に・・・・

 

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2007年12月05日

[イギリス] 提供は計画的に

 イギリスで、女性の同性愛カップルへ精子を提供した男性が、産まれた子供の養育費問題に巻込まれる、 という事態になっているそうです。同性愛カップルが別れ、子供の養育問題で、 法的には男性が父親として扱われるためだと言います。男性はそんなの無理、と訴訟に踏切るそうです。

 イギリスでは、不妊治療などのために匿名で精子を提供した場合は父親にならず、 個人的に提供した場合は法的に父親として扱われる、ということのこと。精子提供時、カップルは男性に対して、 育児には責任を持たなくて良い、と言ったらしいですが、法的には通用しないということのようです。

 

 同性愛カップルと、口約束でなく文書にして一種の契約にでもしていれば、養育費については免除される、 ということにはならなかったのでしょうかね。

 養育費問題以前に、善意だろうとは言え他人に精子を提供することに関し、まずは倫理的問題があると思います。 判断は人それぞれでしょうが、私なら提供してくれ、なんていうことになっても絶対に話に乗りませんね・・・・この件では 「提供は計画的に」というのが教訓かも。

 

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[中国] インスタントラーメン食べた30分後に・・・・

 中国雲南省で、店でインスタントラーメンを買って、分け合って食べた小学生4名が、 食べてから30分ほどして苦しみだし、急死するという事態が発生したそうです。中国と聞くと、 品質面の不安が頭をよぎりますが、中国製のインスタントラーメンだったのでしょうか。

 口から泡を吹いて苦しみ、しかも30分ぐらいで亡くなってしまったということなので、何らかの猛毒なのでしょう。 毒物の混入事件ということになるのでしょうか。誰かが店頭のものに混入させたのか、 それとも製造過程に問題があって毒物が混入したのか?

 もし、ラーメンの製造過程に問題があって、猛毒ラーメンが売られていたのであれば、恐ろしすぎますね・・・・・

 

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2007年10月24日

[中国] 初の月探査衛星を打上げ

 中国がつい先ほど、初の月探査衛星を打上げたそうです。新政権発足のタイミングにあわせ、 国威発揚の狙いがあるようですが、現在月で観測準備中の日本の「かぐや」に対抗しているのかも。

 食品の安全性やオリンピックの運営能力に問題が指摘される一方、 月に衛星を送り込む(まだ月に到達したわけではありませんが)高度な技術を持ち合せている、というは何とも不思議な感じ。

 

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2007年10月11日

[イラン] 日本人大学生が誘拐される?

 イラン南東部で日本人大学生が誘拐されたらしい。今のところ、 パキスタンからイランに入った横浜国大生ではないかと言われています。

 身代金目的かと思われるようですが、人質の安否や犯人グループなど、 現段階でははっきりしたことはわかっていません。今後の展開を見守るしかありませんが、 とにかく無事に帰ってこれることを祈ります。

 

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2007年09月28日

[ミャンマー] 反政府デモの中で日本人カメラマンが犠牲に

 現在軍政が敷かれており、大規模な反政府デモが行われているミャンマーで、 あろうことか治安部隊がデモ隊を弾圧しており、その混乱の中で日本人報道カメラマン長井健司さんが亡くなられました。 殉職というべきでしょうか。

 デモの様子を撮影中に亡くなられていますが、ミャンマー兵により近距離から銃撃を受けたようでもあり、 真相の究明が必要です。日本政府は特使を派遣するとのこと。政府として制裁を行うかどうかはまだ見極め中とのことですが、 少なくともこの事件については即刻ミャンマーに抗議すべきでしょう。

 傍目には、そんなに危険なところに行かなくてもと思いますが、危険の中に身を置いての取材、 というのはカメラマンという職業のサガの一つなのでしょうか。弾圧に至るような事態まで予測できなかったのかも知れません。 故人のご冥福をお祈りいたします。

 

 大規模デモはミャンマー国内での出来事とはいえ、実力行使に出た軍政府の所業は国際的に非難を浴びていますし、 それは当然だと思います。仏教徒がほとんどを占める国で、僧侶がデモに加わった(先導している?)状況では、 内乱に発展する可能性があるのかも。情勢はまだ不透明ですが、早く実力行使が止むことを祈っています。

 

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2007年09月19日

[ペルー] 隕石落下で有毒ガス発生、住民に被害

 南米ペルーのカランカスという街の近郊に隕石が降ってきて、 できた窪みからは熱湯と強い臭気のあるガスが発生しているというニュースがありました。ガスのため、 周辺住民約600人が頭痛や吐き気で治療を受けているとのこと。

 ガスの発生原因は、専門家が調査中という事ですが、地中の物質が隕石落下による熱で反応を起し、 ガスが発生しているという説も出ているようです。隕石の落下を止めるわけにも行かず、 降ってくるのに任せるしか無いわけですが、偶然起きた不運な出来事としかいいようがありませんね。 有毒ガスが地中の物質によるものなのであれば、そんな土地に隕石が落ちた、というのも何かの巡り合せでしょうか。

 

 ・・・・・調査を進めると、実はただの隕石ではなく、有毒ガスを吐く宇宙怪獣が飛来したものだったとわかり、 怪獣が暴れ出す前に対策が必要になった。メビウスが地球を去った今、人間の手で何とかしなければならない。「GUYS、 サリーGO!」「GIG!」・・・・なんていうウルトラワールドチックな想像をかき立てられてしまいました。

 

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2007年08月24日

[アメリカ] かくして日本はアメリカの飼犬となった

 ブッシュ大統領が自身のイラク政策正当化のために行った演説で、日本の例を引いたが、 かえって自身のつまらぬ歴史観を露呈してしまった、という皮肉な結果に。アメリカが日本に戦争で勝って、 初めて日本を民主化し、いまや敵国が忠実な飼犬になった、という内容で、同じことをイラクでもできる、 という主張のようです。

 asahi.comの引用記事中『イデオロギーを他者に強いるの防ごうと立ちはだかった米国民』とありますが、 いまや米国が他者にイデオロギーを強いている、という状況を無視していますね。これに気づいていないのなら、 まさに裸の王様。

 まあ、アメリカという国のものの考え方、自国の都合だけの歴史観があらわになった好例ということで、 これからの日本のアメリカ外交戦略に役立てれば良いのでは・・・いや、日本には「戦略」と呼べるものは無かったか・・・・・

 

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2007年08月21日

[フランス] 幼児性愛犯罪者への規制強化「去勢」も視野に

 フランスのサルコジ大統領が、幼児性愛犯罪者への規制を強化し、「化学的な去勢」 も視野に入れた犯罪の再発防止法を制定する、と意思表明をしたそうです。

 きっかけは、禁固27年の刑期が18年に短縮されて出所した61歳の男が、 出所直後に再犯したという事件だそうです。出所前、 刑務所でバイアグラの処方を受けていた(医師は男の罪名を知らなかったそうですが)、というオマケ付。

 こんなことが起きれば、規制強化の方向へ向うのは当り前だと思います。 再犯の恐れのある幼児性愛犯罪者をブラックリスト化して行動や居場所を監視、という国はありますが、今回は 「ホルモン剤投入による化学的去勢」というあたりが大統領一流の強硬意見ですね。外科手術による去勢でない、 というところはまだ穏便な方か?

 去勢措置が実現するのかどうか、人権との関係もあったりして難しい面があるでしょうが、 決意表明としては痛快ですね。フランス国内では物議を醸しているのでしょうか。

 同じ問題は日本国内にもあります。これが日本政府なら、ここまで踏み込んだ意思表明は無理でも、 参考にはできるでしょうか。

 

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2007年07月19日

[中国] 段ボール肉まんはTV局のヤラセだった?

 中国国内・国外で大きな反響を呼んだ「段ボール入り肉まん」が、実は北京テレビのやらせだった、 という情報が市政府系のネットニュースで流れているそうです。

 「段ボール肉まん」自体がテレビ局の創作なのか、それとも元々存在するものであり、 テレビ局が指示をして作らせただけなのか、はっきりしません。だいたい、この「ヤラセだった」という情報自体が、 段ボール肉まん騒ぎを消し止めるための情報操作のような気もする(笑)

 ヤラセだと言われている番組は「透明度」というそうですが、中国版「あるある大辞典」なんでしょうか。実は中国は 「あるある」だらけだったりするのかもしれせんね(^^; 

 いったい何が本当のことなのか判断しかねますが、まぁとにかく中国製品には注意、というのが安全策ですね。

 

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2007年07月07日

[北朝鮮] 久間原爆発言を酷評

 北朝鮮が、我国の久間前防衛相の「原爆しょうがない」発言を酷評したそうです。 核実験を強行した国が一体何を言っているのやら、と思いますが・・・・

 北朝鮮は「日本は原爆を落されてもしょうがないぐらいのことをした」と考えていそうなので、 久間発言を酷評している、というのは意外な感じがします。これは、アメリカの原爆使用を批判したいがための酷評ですね。 反日よりも反米の方がより強い、ということでしょうか。

 アメリカとの交渉で、何かのネタにしようとでも思っているのだろうか。

 

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2007年06月27日

[アメリカ] ズボン紛失に超高額賠償請求の裁判官が敗訴

 以前記事に書きましたが、アメリカでズボンを無くしたクリーニング店を相手に、 現役裁判官が67億円もの賠償金を求めた訴訟で、原告の裁判官が全面敗訴したとのこと。以前の記事とは賠償額が違いますが、 変更したようですね。

 判決では、原告に対して被告の裁判費用の負担をも命じたそうです。被告のクリーニング店は、 さらに弁護士費用の負担なども求めていくとのこと。

 原告が裁判官ということで、賠償を認める判決が出れば、それこそエコひいき・ 法の乱用ということになったでしょうが、ま、原告全面敗訴の当り前の判決で良かったですね。原告はいい恥さらし、 というところでしょうか。

(関連記事)
ズボンの紛失で80億円の損害賠償請求

 

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2007年06月15日

[中国] 1000人以上の子供を誘拐、強制労働、虐待

 中国山西省の何件かのレンガ工場で、中国国内各地で誘拐された子供1000人以上が強制労働をさせられた上、 虐待を受けているそうです。中国政府も重大事態であるとして警官を出動させ、380人を保護し、 工場経営関係者約120人を拘束したとのこと。

 危険物の輸出をしているかと思えば、国内でもとんでもないことをしていますね・・・・・ 北朝鮮なら強制労働といっても不思議ではないイメージがあるが、中国でも。 マンガのストーリーで出てくるような出来事が実際に行われいるとはねぇ。こんな風に感じるのは、 日本が平和すぎるということか・・・

 誘拐された子供たちは工場にたった500元(約8000円)で売られていたそうです。 人身売買を行う誘拐組織が暗躍しているのでしょうか。山西省では4年前にも同じような事件が発覚したという事なので、 これはもう中国の伝統なのか?まさに「中国の暗部」を感じる事件です。

 

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2007年05月27日

[アメリカ] 中国産アンコウにはフグが混じっていることがある

 中国産の食品を食べるのも命がけです。アメリカで、 中国から輸入された冷凍アンコウの中に猛毒のフグが混入していたそうです。輸入業者が自主回収に乗りだしたとのこと。

 アンコウを使ったスープを飲んだ人が体調を崩したり入院したりしたそうで、調査した結果フグの毒「テトロドキシン」 が検出されたとのこと。フグに関してはあまりにも有名なので言うまでもありませんが、あたれば死にます。

 意図的なものか、管理が悪くて紛れ込んだものかはわかりませんが、こういう事態が頻発すれば「テロ」 とみなされかねませんね。アメリカも、自国から輸出品には、禁止されている部位が紛れ込んでいることがあるので、 同じようなことが輸入品で起きても不思議ではない、という認識でいるべきでしょう。

 日本での出来事では無いとはいえ、同じようなことが発生する可能性はかなり高いと言えます。made in Chinaには注意しましょう。そして、アメリカ人の方々には、危険な中国産ではなく、「安全な」 自国産の牛肉を食べることをオススメします :p

(関連記事)
中国製の薬とペットフードは毒入りのことがある

 

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2007年05月19日

[アメリカ] 生後10ヶ月の子が銃器保有許可証をもらった

 アメリカのイリノイ州では、銃器を持つ者に許可証の取得を義務づけているそうですが、 その許可証が生後10ヶ月の男の子に交付され、波紋を広げているそうです。州警察の「許可証の取得に年齢制限は無い」 というもの。

 なぜこんな事になったのかといえば、男の子の祖父がクレー射撃が趣味で、 誕生祝にショットガンをプレゼントしたので、父親が許可証を申請して交付された、ということのようです。 男の子はまだ自力で歩けないが、合法的に銃を持運べるようになったとのことf(^^;

 だいたい、赤ちゃんの誕生祝に「本物の」ショットガンを贈るという感覚が、今の日本人である私には理解不能です・・ ・・銃社会のアメリカではそういう感覚が存在するのだろうか?赤ん坊のうちから銃になじむべきとか、 生まれたからには自分の身は自分で守れとか。

 贈るなら、せいぜいオモチャの銃で良かったのではないかと思うのですが。日本でも、江戸時代までなら、 例えば武家に孫が生まれたら刀を贈る、なんていうことがあったんだろうか。ショットガン相当なら、脇差や小柄ではなく、 大刀か。

 

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2007年05月16日

ズボンの紛失で80億円の損害賠償請求

 アメリカの裁判では、日本人的感覚ではちょっと考えつかない高額の損害賠償請求がされますが、 預けたズボンを無くしたクリーニング店に対して、 約80億円(6700万ドル)の賠償を請求する裁判が行われているそうです。
 しかも、原告は裁判官で、被告に対する同情が集っているとのこと。朝日が取上げたのは、被告が「韓国系移民」だからか?

 訴訟の根拠と請求の内訳は引用記事を見ていただくとして、この原告は関西風に言えば「ヤカラのおっさん」 アメリカ版ですね。無理難題オヤジ。確かにこんな裁判官が法廷で法解釈をする、 というのは不安を煽りますよね(^^;

 この訴訟を担当する裁判官が、同僚の訴えと言うことで、原告の肩を持つような判決を出す、 という事態は避けなければならないですが、さて行方はどうなるのか。

 

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2007年04月18日

バージニア工科大銃乱射事件・容疑者は韓国系学生

 昨日のバージニア工科大銃乱射事件の容疑者は、韓国系の学生であったことがわかりました。このチョ・ スンヒ容疑者が、周囲の学生をののしっている書置きを自室に残していたとのこと。容疑者は、周囲とあまり付合いが無い、 「影の薄い存在」だったようで、これ以前にもストーカーや放火騒ぎなどいろいろと問題行動があったようです。

 詳しい犯行の背景や動機については、容疑者が自室に残したメモやPCなどからこれから解明に乗出すようです。 周囲の学生を恨んでいたようですが、自身の中で恨み・怒りが増幅されていって、この惨劇へと至ってしまったのでしょうか。 容疑者が亡くなってしまったので、解明は難しいかも知れませんが、何とか真相に迫って欲しいと思います。

 事件への恐怖、そして容疑者が韓国系の学生であったという事で、アメリカで生活するアジア系の人たちを排斥したり、 差別するような事態にならなければ良いですが。

(関連記事)
アメリカ・バージニア工科大で銃乱射事件 32人死亡

 

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2007年04月17日

アメリカ・バージニア工科大で銃乱射事件 32人死亡

 アメリカのバージニア工科大で銃の乱射事件が発生、32人が死亡するという、 アメリカでは史上最悪の銃撃事件となっています。容疑者は自殺したとのこと。ささやかながら、 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 状況は混乱していて、事件に至った動機や背景などはまだわかっていません。学生寮で発砲した第1の事件があり、 その約2時間後にキャンパスでの乱射事件が発生しています。 第2の事件発生を防げなかった大学に批判が集中しているとのこと。

 銃社会の悪い面があからさまに出てきた事件です。アメリカは、 こういった事件の再発を防ぐことができるのでしょうか。防げないから、何度も同じような惨劇が繰返されるのでしょうが・・・ ・

 事件に関する詳しいことはこれから調べられることでしょうが、asahi.comの記事からは、 容疑者の個人的な怨恨(恋愛のもつれ)が動機のように思えますね。容疑者はアジア系かも、ということですが、 よもや日本人ではあるまいな・・・・

 

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2007年02月24日

アメリカの空港で全身透視スキャナー検査を試験運用開始

 昨年の12月に試験導入が発表されていた、全身を透視するスキャナー検査が、実際に導入され、 運用がはじまったとのこと。導入されたのはアリゾナ州フェニックス。
 この検査では衣服が透けてヌード状態で見られてしまうため、人権団体が検査禁止を議会に要請するなど、 反発が激しいようです。導入すると発表した時点でも反対があったのですから、 実際に使われだしたらますます反発が激しくなるのは当り前。

 どうなるのかは検査の効果や乗客の反応を見て、ということです。これが普及していくようなら、 将来は日本でも導入されることになるかも知れませんね。国内線なら、検査が嫌で飛行機ではなく新幹線を使うという、 という反応になるかも。また、検査タレント○○のスキャナ検査画像が流出、なんていうことが起きるかも知れません。

(関連記事)
アメリカの空港で裸体まで透視するスキャナー検査を試験導入

 

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ドイツでも「産む機械」論争が

 先日の日本での柳沢発言を受けて、ということでもないでしょうけれど、ドイツではカトリック司教の発言により 「産む機械」論争が起きている、とのこと。
 「産む機械」という日本語訳が、もとのドイツ語での意味に対して適当な訳であるのかどうかわからないので、 単に柳沢発言をなぞらえた表現である可能性ありますね。

 ただしドイツの方は、引用記事を読む限り、単なる「不適切な比喩」ではなく、宗教的・思想的信条に基づいた 「政策批判発言」ととれます。その意味では、わが日本の「産む機械」柳沢失言とは質が違う問題で、言葉の表現ではなく、 保育所増設という政策に関する議論をすべきではないかと思います。発言の撤回云々が取沙汰するのは、 その議論を経た上のことではないかと思います。

 さあ、社民党の福島党首は、この問題についてはどう考えるでしょう。高知市議の「錆付いた機械」の方で、 ドイツどころではないかな(^^;

 

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2007年02月17日

自分の命よりギニアの太鼓の方が大事?

 外出禁止令・戒厳令が出るなど、治安が悪化しているアフリカのギニアには、外務省から「退避勧告」 が出ているそうです。ギニアには62人の日本人が滞在しており、その半数が、 ジャンベ(西アフリカの太鼓)を習うために来た若者。
 格安チケットを利用しているため飛行機の便を変えると飛行機代が高くなる、とか治安が回復するまで太鼓を習いたい、 などいう理由で、退避勧告を無視しており、外務省が国外に退去するように説得を続けているとのこと。

 ギニアの日本大使館閉鎖の可能性もあるということで、かなり危険な状態であることは間違いなかろう、と思います。 「命あっての物種」という言葉の通り、ここは素直に外務省の言うことを聞いて、ギニア国外に出る方がいいですよ・・・

 日本で同じ状況を経験することはまず無いので、感覚が無いのかも知れませんが「治安が回復するまで習いたい」 なんて呑気なことを言っている場合ではないと思いますが、どうでしょう。(私も戒厳令下といった状態の経験は無いのですが、 危険な状態だ、という想像はつきます)それとも、現地の地域によっては、そんな危険な日常ではないということでしょうか。

 アメリカのイラク侵攻がはじまってまだそれほど時間が経っていない頃、 イラクに出かけてテロ組織に捕まった日本人3人組や、殺されてしまった方のことがふと頭をよぎりました。

 

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posted by いさた at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

[6カ国協議] 共同文書を採択して閉幕したものの

 行方が注目されていた6カ国協議は、共同文書を採択して昨日閉幕。 北朝鮮がとりあえず60日以内に寧辺の核施設停止などで重油5万トンの支援を受取れ、さらに核施設を無能力かするなど、 核放棄への取組みが進めば段階的に支援を行う、という内容で、 北朝鮮は最大で重油100万トン相当の支援を受けることができる、という内容。当初の重油5万トンの支援には、 日本は参加しないという事です。
 その他、日朝国交正常化や米朝国交正常化などのために作業部会も設置するそうです。

 交渉決裂で一歩も進まない状態に比べれば、少し前進した、という状態のようですが、 まずは北朝鮮が核施設停止などの行動を起すのかどうかが問題ですね。
 北朝鮮が、自身の外交の重要カードである核をそう簡単に手放すとは思えませんが・・・・ 重油50万トン相当ぐらいまで援助を引出しておいて、将来またごねられるように、コアとなる技術・ 施設は温存しておく手もあるでしょう。重油100万トンの援助で、ごねるのは終り、というつもりは無いと思います。

 日朝関係の作業部会が設置される、ということですが、拉致問題は進展があるのでしょうか。北朝鮮を見ていると、 諸外国の支援を引出すことと、米朝関係の改善以外は眼中にないように見えます。

 

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posted by いさた at 15:38 | Comment(0) | TrackBack(17) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

スペイン・激痩せ志向に歯止めを

 スペインで、政府と衣料品メーカや百貨店が、あまりにも小さいサイズの洋服のディスプレーを止め、 大きいサイズの服のラインナップを充実させる協定を結んだとのこと。目的は、痩せすぎ女性を減らすため、 ということだそうです。

 欧州では、若い女性が激痩せ志向で、拒食症を招く原因になるといった懸念が広がっているとのこと。 アメリカや日本では肥満が問題になっているけれど、欧州では痩せすぎが問題になっているとは。 ダイエットに失敗している人たちにとってはうらやましい悩みか。

 日本でも、あるあるのねつ造問題があったことだし、ダイエットに関して何らかの規制がかけられるかもしれませんね。

 

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posted by いさた at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月30日

フセイン元イラク大統領に死刑を執行

 本日正午、イラクのフセイン元大統領が絞首刑に処されたとのこと。死刑判決確定から、 異様に早いスピードで刑が執行されました。イラク国営放送が報じた、とのことですが、事実なんでしょうか。

 イラク政府は、フセインと言う独裁者の死によって、自国をまとめたいようですが、 拙速な処刑はアメリカの失敗を覆い隠すため、という理由の方が大きいように思えますね。死人に口なし。

 イラクでは、フセインの独裁政権下で、不幸なこともたくさんあったのでしょう。しかし、 アメリカのイラク侵攻の結果、今では内戦状態となってしまっています。イラク国民は、どのような思いでいるのでしょうか。

 どうか、これを機会に、イラク国内が内戦状態を脱して、平穏になってゆくことを祈るばかりです。

 

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posted by いさた at 13:38 | Comment(3) | TrackBack(20) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月29日

米が発表 クローン動物は食用にしてもOK

 アメリカの食品医薬品局が、クローン牛、豚、ヤギの肉と乳は食用にしても安全とする報告書を発表。 クローンである旨の特別な表示は必要ない、としているそうです。

 アメリカの狂牛病への一連の対応を見ていると、今回の報告書をあまり信じる気にはなれません。 クローンである旨の表示は必要がないとしているのは、まずは黙って国外に輸出して、 人体実験をしてから自国内で販売しようとか思っていたりするかもしれませんねえ。

 日本の厚生労働省も、3年ほど前にクローン牛の肉と乳について、安全性を認める報告書を発表しているとのこと。 世界的な食糧不足への対策として、クローン動物を食用にするというのも一つの手でしょうし、 食糧自給率の低い日本では切実な問題だと言うことは理解できます。

 しかし、クローン動物を食用にする場合に本当に安全なのかどうかには、かなり疑問を感じます。 人間が作り出したものでそう都合良くいくものだろうか、事前に気づくことができない危険が潜んでいるのでは無かろうか、 という畏れ、という感じでしょうか。

 どうしても食用にするのであれば、せめて、クローン動物使用(もしくは、 クローン動物不使用)の表示を義務づけるぐらいのことはして欲しい。

 

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posted by いさた at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

NYで小型機が高層ビルに衝突

 ニューヨークで高層ビルに小型機が衝突。ニューヨークではすわ、テロか?と緊張が走ったようですが、 飛行訓練中に起きた事故で、テロとは無関係と判明。
 しかしながら、操縦していたのはヤンキースの投手で、それも亡くなったとあっては、テロではなくても、 それはそれで衝撃的な出来事でしょうね。事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

 ニューヨークの事情を全く知りませんが、コースを逸脱したとはいえ、 訓練飛行で市街地を飛んでいる(飛ぶことがある?)のですねえ。
 9.11テロ以降、飛行機のフライトに関して神経質になっているのかと思っていましたが、そうでもないのか?

 

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posted by いさた at 14:09 | Comment(0) | TrackBack(7) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

北朝鮮・核実験を強行、再実験も?

 昨日、北朝鮮が地下核実験を強行。北朝鮮自身は成功、と発表したようですが、日本をはじめ周辺諸国は、 爆発規模から見て、設計通りの破壊力が得られなかったとみて、失敗と推測。
 日本とアメリカは、調査結果が判明するまで1週間程度かかるとして、核実験をしたかどうかまだ断定はしていないようです。

 瀬戸際外交の最後のカードを切った、と言われていますが、世界の中で孤立をより深め、 経済制裁などの締付けが厳しくなるだけのように思います。北朝鮮は一体何を考えているのでしょうね。理解できません。
 さらに、韓国の情報によると、再度核実験を行う可能性がある、ということなのですが・・・・ますますわかりません。

 

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posted by いさた at 11:11 | Comment(0) | TrackBack(22) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

北朝鮮・核実験を行う声明発表

 北朝鮮が今後核実験を行うとの声明を発表。お得意の瀬戸際外交のようだが、 経済制裁や諸外国の締付けが厳しくなるだけのように思える。無謀だ。

 どのように実験するつもりか知らないが、テポドンに装備して日本を舞台に実験をするつもりか?・・・ やはりいきなりは無理だろうから、とりあえず北朝鮮国内だろうか。

 本当に実験をしたら、北朝鮮国内や近隣諸国(日本も含まれるでしょうね)に深刻な放射能汚染を引き起した、 という事態になりそうだ。

 

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posted by いさた at 13:03 | Comment(0) | TrackBack(19) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月23日

ドイツ・リニア衝突事故

 ドイツで開発中のリニアモーターカーが、実験線上に停止していた作業車と衝突事故を起したとのニュースが。 死傷者の数など情報が錯綜しているようですが、少なくとも15人の死者が出ている模様。

 時速200キロで衝突したと見られ、衝突した1両目が大破ということなんですが・・・ あのJR西日本が起した宝塚線脱線事故を思い起させるような事故です(>_<)

 なぜ作業車が止っていたのかは今のところ不明のようですが、どうも人的なミスが原因のようです。まずは、 車両に閉じこめられている人達の救出が先決です。生き残った乗客はいるのか。

 

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posted by いさた at 02:21 | Comment(2) | TrackBack(5) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

パキスタンはアーミテージに脅されていた

 パキスタンのムシャラフ大統領が、アメリカCBSテレビに対し、9.11テロ発生当時、 アメリカに協力するように当時のアーミテージ国務副長官に脅されていた、と語ったそうです。

 脅し文句は「空爆で石器時代に戻る覚悟をしろ」といった調子で、かなり無礼なものだったらしいです。 アーミテージ氏本人は、発言を否定しているそうですが、こういった内容では双方の言分があわないことの方が多いので、 結局はよくわからないことになってしまいます。

 しかし、脅しがあった、という点については、アメリカの態度として不思議には感じないので、 なにがしかの圧力はかけたのでしょうね。とにかく、脅しの効果かどうかはわかりませんが、 結果的にパキスタンはアメリカにいろいろと協力していますね。

 ところで、ムシャラフ大統領の発言のタイミングがなぜ今なのか、ということですが・・・先日のベネズエラ大統領の 「ブッシュは悪魔だ」国連演説が影響しているのでしょうか。

 

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posted by いさた at 15:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月20日

タイでクーデター発生

 タイでクーデターが発生、軍が全権を掌握する事態となりました。15年前にもクーデターがあったということなので、 何か問題があると軍が前面に出てくるのでしょうか。タイは仏教国で、割と安定している国とのイメージを持っているので、 クーデター発生は意外に思いました。

 首相の問題など政局が不安定で発生したようですが、大きな混乱に至らなければ良いですね。 タイ在留の日本人の方々の無事を祈っています。

 

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posted by いさた at 12:43 | Comment(0) | TrackBack(17) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

インド同時無差別テロ

 日本時間の昨夜発生した、インドの同時無差別テロは、犠牲者が増え続けています。 宗教対立なのか国境問題が関係しているのかわかりませんが、無差別テロで事態が解決するとは思えません・・・・

 犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。

 

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posted by いさた at 14:57 | Comment(0) | TrackBack(5) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

ミサイル乱射、そして制裁

 北朝鮮がついにミサイル発射。しかもテポドンのみならずノドンやスカッドなど、6発を乱射。全て日本海に落下し、 日本に被害がなかったのは何より。そしてテポドン2号も失敗らしいのでこれも何より :-P

 日本は経済制裁発動と、安全保障理事会の招集要請。日本としては至極当然の対応だと思うが、悲しいかな、 悔しいかな、効果のほどは疑問が残る。
 北朝鮮に対して、本当に効果があるのは、米・中の脅しだろう。

 

7/5 18:25追記
本日夕方に7発目を撃ったらしい。まだ撃ち続けるのか・・・挑発か、それとも宣戦布告か?

 

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posted by いさた at 12:35 | Comment(0) | TrackBack(28) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

テポドン2号 今週末にも発射?

 拉致やら、こういう実験でしか注目されない国。アメリカの関心を引くため、ということですが、 まあ日本はどうでも良いわけで、相変らずなめられています。

 今週末は、W杯クロアチア戦か、テポドン2号か、ということになるんでしょうか。でも、もう明日は週末だ・・・

 

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posted by いさた at 14:44 | Comment(2) | TrackBack(4) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

フランスのスト・デモ

 フランスのCPE(若者向け雇用制度)に反対して、フランス全土で若者のデモや、 交通機関などの大規模なストライキが起きています。若者を雇用してから2年間は、企業側が無条件に解雇できるといった、 雇用される側からはたまったものではない制度で、反対するのもわかります。

 これも日本国外のこととして、デモやストライキ騒ぎを眺めていると、フランス人(の若者達)は行動する活力・ パワーがあるなあ、と感じます。
 もし、日本でフランスと同じ内容のCPEが実施されることになったら、一部の活動家やプロ市民を除いて、 フランスのような実力行使的行動はしないのでは?と思います。

 国民性の違いなどあるでしょうが、何より行動に移すような活力が日本に無いような気がします。 あきらめに似た気持か、もしくは関心を払われないままにCPEが施行されるのではないでしょうか。こう書いている私自身も、 CPEはおそらくは自分に害が及ばないので、あまり関心は払わないでしょうね・・・

 むやみな社会的な混乱や、破壊活動は良いこととは思いませんが、フランス人の活力はちょっとうらやましいかな。

 

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posted by いさた at 19:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(国際) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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