2014年02月02日

橋下大阪市長、突然の出直し市長選宣言

橋下大阪市長が、突然出直し市長選を言い出しています。

「大阪都」が思ったように進まないのが理由らしいですが、大阪市民の方々はそんなに「大阪都」に関心があるんでしょうか。

行政システムで仕事をして飯食っている人以外、そんなに関心が高いとは思えませんが・・・・「民意」があるかどうか、というレベルの話なんじゃあ?

 

橋下市長も、人気は落ちたし、自分の思ったとおりに物事が進まないから、いろいろめんどくさくなってきたんじゃないですかね。

辞職は後々イメージが悪くなるから、選挙で落選と言う事にしておいたら、言い訳できるし、痛手は少ないとか計算しているのかもしれませんね。

 

ここらでいったん消えて、ほとぼりが冷めた頃に、維新以外の政党の比例代表で、いつの間にやら参議院議員にでもなろう、とか考えているんじゃないかいな。

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posted by いさた at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月15日

総選挙投票日前日

小学校、特に低学年の間は、自分の名前を書く時には、基本ひらがな書きで、漢字は習ったものだけを使うことが多いです。

選挙ポスターは、名前の一部をひらがな書きにしたものがとても多いですが、これが新聞の一面広告で候補者の顔と名前がずらりと並んでいると、小学生の図画工作で書いた自画像の発表会のようですね。

候補者の中身が小学生並に見えてくるし、投票する有権者側も「漢字が書けないだろう」、と小馬鹿にされているようにも感じますね・・・・

 

と言っているうちに、明日は総選挙の投票日です。結果予測では自民党が300議席に達するか、などと言われていますが、個人的にはそこまで勝利するのだろうか?と疑問に思っています。

 

いろんな党が少しずつ違う主張をして結局何がなんだかわからない感じはありますが、主だったところでは、

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タグ:総選挙 投票
posted by いさた at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月23日

また新党が合併したらしいですが・・・

維新の会から嫌われて困っていた減税日本が、別の合体先を見つけたそうです。

 

名前は「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」だそうです。合併後の銀行みたいな状態ですね。政策は別として、これでは比例代表の票を入れる時に書くのが面倒すぎます。

まあ、略称は「脱原発」だそうですが、これでは脱原発ばかりが表に出てしまうことになりそうですね。

 

そこで、ちょっと略称を変えてみたらどうでしょうか。それぞれ3つの部分の頭文字をとって・・・・

脱減反:農業振興政策を訴えてみたらどうでしょう。

反減脱:「ハーゲンダッツ」で有権者にひたすら名前を売込んでいけば、浮動票をとれるかも?

 

何となく、泡沫政党っぽい雰囲気になってしまいましたねf(^^;

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posted by いさた at 11:48 | Comment(2) | TrackBack(3) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月16日

「近いうち」がようやく・・衆院解散

野田首相が「近いうち」といってから3ヶ月ほど経って、本日衆議院が解散となりました。

どうやら、3ヶ月という期間は政治の世界では「近いうち」らしいですね。まあ、言ったことを反故にしなかっただけマシなのかもしれません。

 

解散の意思表明は、2日前の党首討論の時に唐突にありましたが、解散のタイミングとしては、割と良いタイミングだったのかも、と思います。

石原、橋下など、総称「第三極」の動きがまとまらないうちに選挙に走った方が、民主党は崩壊が確実とはいえ、まだダメージが少ないかもしれません。解散を引きのばしても、政権・民主党への印象は悪くなるばかりだったでしょうし。

 

まだ今なら、民主党を離党しても、タマ不足の維新の会ならまだまだ取込んでくれる余地がありそうですし、再選が難しそうな議員でも「再就職」の機会が増えるのではないでしょうか。そのあたりまで想定していたら、面白いですね。

 

野田首相も自分の信じるところを貫いてきましたが、結局自ら民主党破壊の決定打を放った気がします。

これからセンセイ方の「就活」がはじまりますが、就職するためのテクニックに終始せず、政策で選択できる選挙にして欲しいと思います。

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posted by いさた at 22:09 | Comment(2) | TrackBack(4) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月27日

自民党総裁に安倍氏が再登板

自民党の新しい総裁は、石破VS安倍の決選投票で安倍氏が選出され、党員票の差を逆転して再登板することになっています。

再登板、ということで新鮮味は感じられませんが、「解散」の口約束を実現させて、政権交代に持込むには、首相の経験があるという点はメリットに働くかもしれません。

 

石破氏が幹事長を務めるらしいので、協調して働いてゆけば、これまでとは違った展開が期待できるか?ただ、以前の突然の首相辞任のように、健康面での問題は不安がありますね。

後は、維新の会と連携するか、ということですが、これは最近の領土問題に対する橋下市長や維新の会の発言を見ている限り、しない方が無難ではないでしょうかね。

 

今ぐらいのタイミングで総裁になり首相を目指す、というのが本来で、先年の首相就任が早すぎたのかもしれません。

さて、民主党を政権から早く退場させられるでしょうか。

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posted by いさた at 15:01 | Comment(0) | TrackBack(7) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

近いうちに解散 三党首合意

ロンドンオリンピックの日本選手団の活躍のニュースに隠れている感じですが、民主、自民、公明の三党首が「近いうち」に衆議院を解散することで合意したそうです。

 

「近いうち」というだけで時期ははっきりしていませんが、消費税増税法案成立後であるのは間違い無し。

国会は9月8日まで会期延長されていますが、早ければ9月中旬にも解散でしょうか?しかし「近いうち」という時間感覚は議員のセンセイ方と庶民では違う気がするので、12月頃になったりとか・・・?

 

予想しても仕方がありませんが、とりあえずは民主党政権にダメ出しする時期が見えてきたということで、ちょっと先が見える「気がしてきた」というところではないでしょうか。

解散・総選挙となっても、では次の政権をどこが担うのか、という点では、今のところ決め手に欠けていて混沌としている印象ですね。

 

新しい勢力としては、橋下大阪市長が率いる維新の会が期待されているようです。

ただ、主宰する政治塾の塾生名簿が流出したりして、他の政党に手の内を読まれているようでもあり、この総選挙で国政に打って出るのは準備不足ではないでしょうか。

一時の勢いで議席はとれるかもしれませんが、とった後に様々な問題が噴出してくるような気がしますね。

 

次も民主党政権、というのはさすがに無いと思います。民主以外の数党の連立政権が一番現実味がありそうです。

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posted by いさた at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(3) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

消費税増税法案が衆議院で可決

本日、消費税の増税法案が衆議院本会議で可決されました。参議院へ送られますが、まあ最終的には成立になるでしょう。

本会議では、事前の予告通りに、小沢一家と鳩山元首相らが反対票を投じたとのことです。新党結成などとも言われていますが、また党をつくってどうするのか、という感じです。

 

野田首相の一念は、原案のままではないにしても形になり、それとともに民主党の崩壊が本格的になる、ということですね。

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2012年05月09日

陸山会事件裁判、小沢氏を控訴へ

先日、東京地裁の1審で無罪判決の出た小沢氏ですが、検察官役を務める指定弁護士側が控訴を決めたとのことです。

これで、まだしばらくは裁判が続くことになるようですが、有罪に持込めるのかどうか。

 

民主党は、控訴の有無にかかわらず、小沢氏の処分解除を決めているらしいですね。

世間体としては、「無罪」で押通して乗切りたいところでしょうが、政局のためのネタがまた補給されたというところでしょうか。

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2012年04月26日

陸山会事件で小沢一郎に無罪判決

政治資金規正法違反に問われていた小沢一郎被告に対して、東京地裁は無罪判決を出したとのこと。

 

証拠不十分、ということで疑わしきは罰せず、ということなんでしょう。これで法的には「シロ」を主張できるという事になりましょうか。心情的には「グレー」もいいところですが。

 

また、これで政治の停滞が長引き、新たな政局のはじまりですね、やれやれ・・・

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2012年02月16日

休眠口座に眠るカネを活用したい

銀行などで10年以上取引のない「休眠口座」。眠っているカネですが、政府がこれを引出して活用する策を検討し始めたそうです。

 

融資の元金として、年間300億円程度見込めるそうですが、ひところもてはやされた「埋蔵金」の金融機関版、といった感覚なのでしょうか。

 

死に金を寄せ集めて活用というアイデアはわかりますが、時効が来て権利が消滅した個人や法人の資産を国が寄せ集めて使う、というのは、いよいよ窮状もここまで来たか、という感があります。

いや、これはまだとば口に過ぎず、もっと様々な手が必要ということでしょうか。

 

ニュース記事にありますが、休眠口座の実際の扱は、何年たった後でも預金者の払戻し請求には応じてくれるんですね。

私はてっきり10年経ったら、口座も預けていた金も無くなるもんだ(昔、そういう題材の映画があったような・・・)と思っていたので、以外と「人間味」のある対応がされているんですね。

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posted by いさた at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

衆院議員のPCにウィルス感染、取扱いの温度差

衆院議員の公務用PCにウィルス感染しており、結構広範囲に広がっていることが発覚しています。

中国の某サーバーに強制的に接続させられていたとか、機密情報が漏れていた可能性があるとか、いろいろと取りざたされていますが、今のところは詳しい被害状況はわかっていません。

 

さて、この件で読売のネット記事を引用していますが、読売はあっさりした扱い、一方アサヒは「衆議院がサイバー攻撃を受けた」と大騒ぎです。

機密情報を狙って作成されたウィルスなのか、それともアンチウィルスソフトに検知されるような一般的ウィルスにひっかかってしまったのか、それすらもわからない状態で、サイバー攻撃というのもどうかなと思います・・・

 

画像ファイルを装ったウィルスファイルを実行してしまい、そこから広まった、とか言われていますが、見知らぬ送信元からの添付ファイルはうかつに実行しないとか、基礎的なセキュリティ対策も知らねばならない、ということですね、センセイ方(とその取巻きの方々)は。

 

まあ、国家機密に関わる情報が、外部に漏れていなければ良いですが・・・ウィルスなりサイバー攻撃なり、日本政府はもっと防御対策が必要ということですね。

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2011年09月10日

死のまち、ほら放射能

 野田内閣発足早々ですが、福島原発事故関連での閣僚の軽い発言が話題になっています。しかも、 原子力発電に関連が深い経済産業相の発言。

 

 『まさに死のまち』・・・正直に思うことを言ったのでしょうが、心の中だけにしておきましょう。 格好の揚げ足取り材料を提供してどうするのですか?

 『ほら、放射能』・・・放射能に無知なのか、アホなのか?それとも、防災服に放射性物質が付着している、 という認識でのことなら「除染」するべきでしょう。(除染しないのなら、線量を計ったけれど暫定基準以下です、 という言い訳が必要な気も)

 

 発言の真意を説明するとか、そういう話も出ているようですが、またつまらん騒ぎが起きましたね・・・

 

2011.09.11 09:11 追記
昨晩、さっそく辞任していました。また短命大臣が誕生です・・・

 

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2011年08月26日

菅首相、ようやく正式に退陣表明

 今日の午前に公債発行特例法と再生エネルギー措置法が参議院で可決、成立し、菅首相が正式に退陣表明しました。

 退陣の条件に挙げていた3法案が成立して、公約通りの退陣表明となりましたが、やっとか、という「正式な」意思表明です。これで、8月の終わりか9月の初めには新しい首相に変わるようです。

 

 しかし、東日本大震災以後半年近くもの間、何も進展のない空虚な時間が過ぎてしまったように思います。菅首相のみの責任ではなく、政局ばかりに関心がある政治家の責任も大きい。ここ十数年は「空白の〜」と言われる時ばかりでは・・・

 

 これからは、「B級グルメ」などと言われる次期民主党代表選が話題になります。一つの区切りにはなるのでしょうが、次の首相で世の中が進んでいくかどうか、今の時点ではあまり期待もできません。

 

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posted by いさた at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(8) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

茶番劇と権力闘争ばかりか

 先日、内閣不信任案が出されましたね。

 小沢・鳩山の動きで可決されるのでは、とか言われていましたが、菅総理が「そのうち辞めるから」と言った、ということで何か裏取引があって不信任案は否決。とんだ茶番劇でした。

 

 その後、今度は総理の辞める時期をめぐって「約束が違う」だのなんだのでもめています。野党のみならず、与党の民主党内からも早期退陣しろ、だとかもう無茶苦茶ですね。

 辞任の意思を表明したリーダーをかつぐ気がおきない、というのは仕方がない面もありますが、これから早期辞任へ向けた工作とか、次の権力獲得への工作や駆け引きが盛んになるのでしょう。

 

 諸センセイ方、自分らのことばかりでなく、国民のために仕事をしてくれませんか?

 もっとまともなリーダーにすげ替えることももちろん必要ですが、そこに至るプロセスばかりに情熱をかけられても困るんですよ。 

 

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2011年05月28日

また政局になるのか?

 自民党と公明党が内閣不信任案を共同で出そうとしているらしいです。民主党も造反が多ければ不信任案が可決されるかもしれず、事前の対策をとりはじめたようです。

 

 また、代議士の先生方の大好きな「政局」になりそうな感じがしてきました。民主党の政権には賛成できませんが、今この時にまた権力闘争に明け暮れるのか、と思うとウンザリしますね。ここ数年、そんなことばかりで。

 東日本の震災復旧・復興、福島第一原発事故の対策、沈下した日本経済の問題等々、社会が抱える様々な問題への政治的対応はどうなるのでしょうね。官僚任せですか。

 

 内閣総辞職でも衆議院解散でもかまわないのですが、政局になれば、政治は停滞してきました。同じことをまた繰り返すのなら、今の日本の事態は悪化していくだけでしょう。

 その辺のことまで、先生方は考えてくれているのでしょうね?

 

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2011年04月16日

「震災復興税」で消費税増税?

 政府は、東日本大震災の復興財源に、消費税増税案を軸にするようです。「復興構想会議」なるところで、「震災復興税」なるものの導入が考えられているようで、その具体的な形が消費税増税、ということのようですね。

 

 平常時の消費税増税なら大もめにもめるところでしょうが、今の状況で震災復興向けの時限措置、という名目ならばまだ受けいれられる余地は大きいでしょう。

 現実に、復興のためには予算のやりくりでは到底間に合わないですし、かといって国債の増発に頼るのも、日本の財政にさらに不安要素を積み重ねてしまうことになります。何らかの増税は避けられないし、その必要性も理解できます。

 

 ただ、「時限措置」というところがちょっと気になりますね。

 仮に消費税率を10%ぐらいにして5年間続ければ、10%という税率にほとんどの人が慣れてしまうでしょう。期限が切れたとき、今度は社会保障に充てるなどと称して、そのまま10%を継続しても、そのまま維持されやすいかもしれません。

 

 消費税増税は菅総理が望むところでもあるし、本当の目的は時限措置が切れた後にありそうです。災害からの復旧・復興時に、この際道路拡幅や土地区画整理をやろう、といったことと同じですね。

 どさくさに紛れて・・・ではなくて、国家百年の計を考えて・・・というべきでしょうか。具体的に形にしていくのが非常に難しいとは思いますが、「災い転じて福となす」ような復興対策をつくっていって欲しいですね。

 

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2011年03月06日

前原外相 辞意

 京大ネットカンニングや熊本の事件が起きて騒ぎになっている間に、前原外相の献金問題が発覚していて、今日は責任をとって辞職する意向を固めたとのこと。

 この人が辞めるとホリエモンのメール問題を思い出してしまいますが(あれはいったい何だったのか)・・・正直、このいろいろと押し迫った年度末にまた政局か、とうんざりしています。

 来年度の予算やら関連法案やら、肝心の政策の中味について前に進んで欲しいのですが、先生方の力が入るのはやっぱり政局問題なのですかね。

 

 

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2011年01月13日

与謝野氏が離党して入閣?

 「たちあがれ日本」の与謝野氏が離党しました。そして、菅改造内閣に入閣する模様です。内閣改造するんですね、 知りませんでした。

 

 さて、自身の主張する政策を(曲がりなりにも)実現する、そのためには入閣して政権に関与する、 という与謝野氏の判断もアリだと思いますが、どんな仕事をしているのかわからない菅政権に入って、 果たして実現できるかどうか疑問です。

 民主党としては「たちあがれ日本」と連立して、議席が欲しかったことと思います。現時点では、1議席が手に入って、 本来は連立のごほうびの閣僚ポストを使ってしまった、というところで策略成功とは言えないのではないでしょうか。

 政局ばかり続いていますが、良いのだか悪いのだか、よくわからない展開ですね。

 

 あと、仙谷氏の後任は枝野幹事長代理、ということになったようですが・・・・ 仙谷氏が抜けて首相も少し伸び伸びできるのでしょうか。それとも闇将軍になるだけのことでしょうか。 

 

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2010年12月24日

休日は「1000円高速」平日は「2000円高速」

 2011年4月からの新しい高速道路料金制度の方針が発表されたそうです。

 普通車は休日の「1000円高速」に加え平日は「2000円高速」になるようです。 大型車両への割引はそのまま続けるようです。そして、首都高速と阪神高速には距離別料金制度を導入していく模様です。

 

 二転三転、いろいろ変わって、今回の発表が本当に最終案なのかどうか疑わしい感じですが、割引拡大路線のようですね。 割引財源を使って2〜3年の間行うようです。

 首都高速と阪神高速に関しては距離別料金にすることで値上げとなる要素がありますが、 関係する自治体と協議しないといけないそうなので、実現は難しいかもしれません。

 

 割引拡大といっても、その原資は私たちが払っている税金を使っているわけで、喜んでばかりもいられません。

 さらに、割引財源が無くなった後の料金体系は白紙、つまり何も案が無いようです。 道路公団時代から重ねてきた高速道関連の借金返済のメドをどうするとか、根本的なところの解決策が全く見えません。

 このままでは解決策は「とにかく税金を充てる」だけ。万事この調子ではそのうち所得税や消費税は一律税率50%とか、 そんな状態に陥っても不思議ではない気がしてきました。

 

 割引継続・拡大にあたって、地元自治体への配慮とか、業界への希望に配慮した、といった事は報道から漏れ伝えられます。

 一方で、割引制度実施が社会に与えた経済効果や、改善された点・また逆に新たに発生した問題点など、 社会的影響を分析し考察した、といった内容については伝わってきません。そういった分析が行われているのかどうかも不明です。

 まさに「配慮」だけで判断しているのであれば、人気取りのためのバラマキ以外の何物でもありませんね。

 

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2010年12月16日

休暇分散化では「かえって休めない」

 政府が全国を5つほどにブロック分けして、それぞれ大型連休の時期をずらすという「休暇の分散化」 という話があった記憶がありますが、観光庁でまだ検討されていたんですね。

 会議で「全国に取引先のある企業は分散化でかえって休めなくなる」といった反対意見が相次いだそうで、 制度の再検討をせざるを得ないようです。

 

 反対意見は至極まっとうなことだと思いますが、観光庁は次の会議までに別の方式の分散案を考えるとか、 あきらめないみたいですね。

 観光関連業界としては需要が見込める時期が長くなる方が良いでしょうが、「かえって休めない」 というデメリットの方が大きい気がしますね。こういうのは、各人の利害で様々に意見が割れるでしょうから、 最後は声の大きい方が勝ちそうですが。

 

 欧州では分散化が行われているそうですが、それよりは秋に大型連休をつくる方が、日本には馴染みやすいのでは。

 

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2010年12月13日

仮免許だったと言われても

 菅首相が自身の支持者との交流会で、政権運営を「今までは仮免許だった」と振り返っていたらしい。 これから自分のカラーを出して「本免許」にしたいとか。

 そんな「仮免許」だとか甘えたことを言われても、日本国は政治教習所では無いのですが。 仮免許でさんざんな政権運営をしておいて、「本免許」になったとたん、 国内外に山積する問題を生まれ変わったようにバシバシ解決できるのでしょうか?

 だいたい、免許を与えているのは誰なんだろう?仙谷か小沢?

 首相に限りませんが、民主党は意識がぬるい。

 

 

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2010年11月02日

三宅雪子衆院議員 腰の骨を折る重傷

 民主党の三宅雪子衆院議員が、本日午前2時頃に自宅マンションの4階ベランダから転落し、 腰の骨を折る重傷を負ったそうです。命に別状はないらしい。

 ベランダで寝酒?を飲んでいて携帯電話を取ろうとした際に誤って転落したということですが・・・・・ 命に関わる怪我にならなかったのは酔っていたからなのか?

 当分入院ということになったら、国会に出られませんね。いったい、何をやっているんだろうか。

 

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2010年09月14日

菅首相再選だが

 民主党代表選挙は、菅首相が再選されたとのこと。またしても首相のすげ替え、という事態は回避されたようです。

 ニュースサイトの見出しは菅首相の圧勝や大勝ということですが、国会議員票に限ればわずか6票差と伯仲した結果です。

 ただでさえ不協和音が多い民主党のことですから、この結果を見ると挙党態勢とか言われても、 とてもそんなことができるとは思えません。小沢一郎の影響力を見せつけた選挙の結果だった、ということになりますか。

 

 これで少しは政権も腰が落ち着くのでしょうか?その前に人事の論功行賞の方が問題になりますか。

 

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2010年09月08日

鈴木宗男 実刑確定

 鈴木宗男議員の上告を最高裁が棄却し、実刑が確定したとのこと。懲役2年・追徴金1100万円。

 鈴木宗男議員は国会議員を失職し、近く収監されるそうで、実刑確定により失職する議員は4人目だそうです。

 

 かつて「疑惑のデパート」などと言われたこともありますが、疑惑から確定事項になってしまったんですね。 あれだけスキャンダルを騒ぎ立てられながら、現在国会議員というのは、地盤は強固なものがあるのでしょう。

 「しぶとい」という言葉が非常にピッタリ来る人物だと思いますが、出所後はまた政界に返り咲きか?

 

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2010年06月10日

菅内閣発足、支持率回復?

 今週の初めに菅内閣が発足して、支持率も60%と結構高い数字が出ているようです。本格始動はこれからですが、小沢・ 鳩山と離れたラインというのがある程度評価されているのですかね。

 

 今後どうなるのか、私としては民主党政権である限り、期待は持てないのですが、観察している他に手がありません。

 参院選も迫ってきており、短気ならぬ短期内閣で終わりそうな気がします。次の首相を選ぶ際には、 党内で禅譲するのではなく、民意を問うて欲しい。

 

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タグ:菅直人
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2010年06月02日

鳩山首相辞任、小沢も道連れ

 仕事にかまけてきて、ふと気づいたら鳩山首相辞任の報が。

 今までの体たらくでは、まあそれは仕方がないことですし、タイミングが遅かったとも思えますが、 それよりもよほどに意外だったのが小沢幹事長の辞任ですね。

 とは言っても、首相と連帯責任的に辞任した方が、金の問題で辞任するよりはマシなんでしょうね。

 

 これからの関心は、次の総理がどうなるのかですが、民意を問わずに総理と内閣を取り替えてもいいんですかね、 民主党さん?

 

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2010年05月29日

福島大臣罷免、社民党は連立離脱か

 普天間米軍基地の移転問題では、結局、沖縄の辺野古に移設する方針になったようですが、それに反対した社民党党首・ 福島大臣が罷免されました。

 罷免された大臣は戦後5人目で珍しいことです。党首自らが首になった社民党としては、 連立政権を離脱する構えのようですが、まだ明確ではありません。

 

 社民党は反対を貫いたことで、筋は通したのかも知れませんが、 今後の政界での生き残りを考えると現実的とは言えない方向に進んでいますね。このままではじり貧路線を突き進むだけなのでは。

 

 国会での数だけなら、民主党+国民新党でも大丈夫な状態ですから、 社民党が抜けたら国民新党のキャスティングボートとしての力がより大きくなるのでしょうかね。

 亀井大臣のごり押しがより強くなるのなら、こちらはこちらでまた困ったことになりますね・・・・

 

 ゴタゴタ続きの民主党政権ですが、ごたごたのレベルがかなり上がってきましたね。 崩れ落ちる日もそう遠くなくなってきた、ということでしょうか。

 

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2010年04月22日

たちあがれ日本の次は新党改革?

 離党者が相次ぐ自民党。先日の与謝野氏らの離党に続いて、今度は舛添氏が離党し、新党を立ち上げる動きになっています。

 割と顔の売れた人たちが次々と離れていく様は、崩壊の過程にあるようですね。このまま沈没してしまうか、 それとも谷垣船頭が何とか立て直すか?

 

 こうした独立の動きは将来を考えると良いことなのかもしれませんが、小さな政党が数多くできても、 民主党に対する有効な対抗馬には成り得ない印象です。

 政策では失策続きの民主党ですが、決定的ダメージに至らないのは、 政権存続を脅かすほどの強力な野党が無いからでしょうかね。

 

 参院選では民主党に入れる気が起きません。では、どこに入れようか?という時に、これだ!という選択肢がありません。 行き詰まり感が強いこんな状況ですが、これも今の日本を象徴しているということなのでしょうね。

 

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2010年04月18日

タレント事務所化

 民主党の参院選候補の話題が矢継ぎ早に出てきています。

 ここ最近だけでも、岡部まり、桂きん枝。池谷幸雄なんて名前も出ていてれば、今日は庄野真代。岡崎友紀も出るそうで。

 これからもどんどん増えていくんでしょうが、タレント事務所化していってますね。

 幹事長や首相の疑惑、失態をタレントの知名度とイメージで覆い隠してしまおう、という腹ですか。確かに、議席を確保さえすれば権力にしがみついておれますよ。

 

 日本の庶民はこの程度しとけば十分、と思われているんです。

 

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2010年04月06日

岡部まりさん 参院選出馬?

 ナイトスクープの秘書、岡部まりさんが今年の参院選に出馬するらしいですね。

 民主党にかつがれてのいわゆる「タレント候補」みたいですが、大阪選挙区とのことなので、 私が投票する選択肢に入ってくるかもしれないわけですな。

 大阪での知名度とイメージで言うとかなり強力な候補になると思いますが、あまり「議員」 という感じはしませんね・・・

 

 民主党から、ということなので止めておいた方が良いように思いますが、これで出馬して当選したら、 ナイトスクープには「秘書」ではなく「顧問」で出演することになるんですかねf(^^;

 

 次の秘書は誰がなるんでしょう。おそらく西田局長の人脈で誰かを引っ張ってくるのでしょうが、 ウケ狙いでしばらくは女装した桂小枝かもしれませんねf(^^;

 

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posted by いさた at 15:49 | Comment(4) | TrackBack(2) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

前代未聞 代理投票

 自民党の若林正俊参議院議員が、本会議の採決の際に「代理投票」をしていたことが発覚し、 7月の政界引退を間近に控えて議員辞職したとのこと。

 裁決時に席を外していた、隣の青木幹雄議員の投票ボタンを自分のボタンとともに押していたそうです。 採決の時に席を外すというのもどうかと思いますがね。

 

 さて、何度か農水相を務めて、代役のイメージが強い若林議員。本人は「魔が差した」とのことですが、 緊張感の無さが現れています。仮に代理投票を依頼されたとしても、こんな代役は、議員としてやってはイカンでしょう。何か、 情けなくなってきますね・・・・

 

 でも、こういうニュースがある思ってしまうのは、実はこれまで発覚していないだけで、 過去にも同じ例があったかもしれない、ということ。これを機会に、投票時の本人認証を強化するとか、 ちょっと考えてみた方が良いかもしれませんね。

 

 若林議員の引退後は、長男が跡を継ぐ予定だそうですが、こういう引き際では困ったことになるのでは。 いらない七光りですね。

 

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posted by いさた at 14:41 | Comment(2) | TrackBack(11) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月23日

解任を撤回、鶴の一声?

 小沢民主党将軍さまを批判する発言をして、いったんは副幹事長の職を解任された生方氏ですが、 今度は将軍さまの一声で解任は撤回されたそうです。

 取り巻きがこぞって解任して、選挙の評判を気にする将軍さまの一声で撤回ですか?それとも取り巻きが撤回を言わせた? 参院選のことがなかったら、撤回されなかったのでは、と思えますね。

 

 どちらでもいいんですが、民主党内の体質や体制がさらけ出された一件でありました。

 某国なら銃殺刑になっていて、撤回も何も手遅れだったかもしれませんが、 さすがに日本の一政党ではそこまでやりませんかね。でも、政治生命は既に失われたか?

 

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posted by いさた at 18:57 | Comment(3) | TrackBack(12) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

本人は不起訴、秘書は起訴

 小沢一郎の金にまつわる疑惑。東京地検が本人に事情聴取を行うところまでいきましたが、本人は嫌疑不十分のため不起訴、先に逮捕されている秘書は起訴となりました。

 政治資金規正法違反で起訴されましたが、虚偽記入の額は史上最高だそうです。

 

 これで事態は終結、小沢氏本人は幹事長続投、という流れになっているようですが、不起訴なのは嫌疑が「不十分」だったということで、依然としてグレーのままであることに変わりはありません。

 シロだ、と誰をも納得させられるような説明ができれば良いのでしょうが、今のところその様な説明はありません。民主党としては、このまま有耶無耶になって、夏の選挙までには忘れ去って欲しいと思っているでしょうが、そう上手く事が運ぶでしょうか。 

 裁判がどう進むのか、秘書が罪を一身にかぶるという、既定路線の図式でなく、洗いざらい暴露してやる、的な方向に行くと今後の展開が変わってくるのかも知れません。できれば、そちらの方向に行って欲しいと思っています。

 

 首相は幹事長続投を容認しているらしいですが、「秘書の行為は政治家の責任」という名言を語った人物でもあります。この秘書の起訴を受けて、政治家の責任を問う状況なのか否か、どのように考えているのでしょうね。

 

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posted by いさた at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(11) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

鳩山首相 施政方針演説

 鳩山首相が衆議院で施政方針演説。「いのちを守りたい」というように「いのち!」が連呼された演説でした。具体的方針ではなく、多分に理念を訴えた、という感じでしょうか。

 

 こうも「命!」と連呼されると、TIM(この名前はネット検索して思い出したぞ)が人文字をしている姿を思い浮かべたり、ガンジーの発言から引いたという「労働無き富」なんて自虐ギャグか?と思いながらニュースを聞いていました。

 この機会に「道徳無き政治」は止める、ぐらいまで言及しても良かったのかもしれませんが、影総理の目の前では言えないみたいです。

 

 さて、具体的な話はあまり無かったのですが、私が少し引っかかったのは、「事業仕分け第2弾」と「新しい公共」。

 

 事業仕分け第2弾は、確か仕分けはもうやらない、と言っていたような気がしますが、方向転換ですかね。予算審議の過程が公開されるのは良いとしても、また「世界で2番云々」といったことを聞かねばならないのなら、あまり期待は持てないでしょう。

 民主党の、民主党による、民主党のための仕分け?

 

 新しい公共は、NPOや市民運動家などに追い風を吹かせるような感じがしましたが、どことなく、私がいる業界に影響が及んでくるのでは、という直感がありました。

 鳩山首相が、まちづくりでNPOが活躍している、と分野名を上げて言及したのがどことなく気になりました。良いことも悪いことも含め、何かちょっと変わったことが起きてきそうに思います。

 

 公共事業を減額して社会保障や文教を増額した予算が、首相の言う「いのちを守る予算」。この業界は、首相の方針とはあわないもののようです。

 逆風の予感、ですね。

 

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posted by いさた at 01:43 | Comment(2) | TrackBack(10) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月21日

発言が嘘なら議員辞職?

 鳩山首相が国会の予算委員会で、自身の発言が嘘だった場合は「バッジを付けている資格はない」 と議員辞職をする考えを表明しました。

 母親からの資金提供を知らなかった、という発言が嘘だった場合、ということだそうです。

 

 天地神明に誓って、だの大仰な表現も出てきたようですが、嘘だった場合、 いや嘘だと明らかになった場合というべきでしょうか、その時は是非実行に移して欲しいものです。

 日本国首相がここまで言うのですから、他の議員も同様にすべきですよね、やっぱり。影総理といえども例外でなく・・・

 

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posted by いさた at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(2) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

キレイとは思ってないが

 小沢一郎の怪しい金に絡み、元秘書・腹心が逮捕されました。現職の国会議員が逮捕されるという事態になっています。 小沢氏本人は、「闘う」らしく、幹事長職を辞するとか、そういうことは無いみたいです。

 

 地検特捜部がどこまで小沢氏本人に迫れるか、また小沢氏がシラを切り通せるか・無関係で押し通せるのか、 という問題ですね。小沢一郎が「キレイ」だとは思ってもいないので、こういう事態が起きても何の不思議もないでしょう。

 日本国首相も、こういうスキャンダルの渦中の人を防衛しています。本当の権力者だから、首相も守りに走るんですかね。

 

 今後の進展に注目ですが、来るべき参院選での判断材料の一つとして、記憶に留めておく必要はあるでしょうね。 政治家が一番こたえるのは、何よりも選挙の結果みたいですから。

 

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posted by いさた at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(16) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

天皇陛下が中国副主席と会見

 天皇陛下との会見を希望する外国の要人は30日以上前までに宮内庁に申し込む、 という政府の慣行に従わない異例の会見が行われました。

 中国の国家副主席との会見ですが、中国の国内向けに対しては、訪日時に天皇陛下と会見したことで、 次期国家主席になるほどの実力がある、という「ハク付け」的な意味があるみたいですね。

 

 この慣行破りに関しては、宮内庁長官と小沢影総理が反発しあう状態になっているそうです。

 影総理のこれまでの経歴を考えれば慣行を知らなかったという事はないだろうし、 つい最近の大勢の子分を引き連れた訪中を見れば、いろいろ強弁したところで、中国のために「特例の」 会見をセットして恩を売った、ととれますよ。

 天皇陛下を政治利用したと言われても仕方が無い。

 

 陛下がこのような経緯に関して何も言われず、粛々と会見されたのは人間的スケールの大きさが現れているようで、 非常に良かったと思いました。

 副主席が会見で謝意を述べたというのも、(社交辞令だとしても)ちょっとは救いになるかな、と思います。

 

 ・・・しかし、影総理のワンマンさがますます露わになってきましたか?

 

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2009年11月26日

仕分け人に対する姿勢の転換

 現在後半が行われている事業仕分けでは、スパコン開発に象徴されるような、 科学技術に関する予算が軒並み削減にあっており、ノーベル賞を受賞された研究者・技術者からも批判の声が上がるなどしています。

 官房長官あたりからも、そういった仕分けの結果に対しては見直しの動きが出てきていて、 それはそれで望ましいことだと思います。

 

 確かに、仕分け人には長期的戦略から判断する視点が感じられないし、それは批判されるべきものだと思います。

 ただ、最近の報道を見聞きしているうちに、事業仕分けでは現実にそういう人が作業をしていて、 その結果には影響力があるのだから、事業を行う側の仕分けに対する戦略の転換が必要だと感じます。

 

 スパコン開発凍結という結果に至るまでには、仕分け人と事業者側の間には、「日本は科学技術で立国する」 という共通認識や知識があるという前提で、議論や質問・説明があったのではないかと思われますが、 その前提は科学技術に関する事業に関しては「幻想」だと言うことです。

 

 短時間ではあるのですが、素人の仕分け人に基礎的な事項をわからせ、事業の趣旨を理解させ、 「世界で2番ではいけないのか」と聞かれれば「1番でなければ話にならない」 と切って捨てるような勢いをもって説得するぐらいの姿勢で臨まなければならないでしょう。

 そのためには、官僚の説明では役不足で、それよりは技術に精通していて、 かつプレゼンテーションがうまい専門家の方が適しているのではないでしょうか。

 

 専門的な議論をする場合は、お互い専門知識があることが暗黙の了解みたいになっていますが、事業仕分けはそうではない、 素人vs専門家である、ということなのでしょう。

 

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posted by いさた at 11:37 | Comment(2) | TrackBack(1) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

返済猶予法案を強行採決?

 仕事の忙しさにかまけている間に、国会では「返済猶予法案」なるものが1日ほどの審議で委員会採決、衆議院でも強行採決されて、大急ぎで法案が成立するかも、という慌ただしい動きになっているみたいです。

 返済猶予法案は、ちょっと前に亀井金融相が唱えていたいわゆる「モラトリアム法案」とは多少内容が違うのか何なのか?内容がよくわかりませんが、借金の返済を猶予しようという目的は同じ法律みたいですね。

 

 与党の強行採決、野党の国会退席というのは、民主党が政権を取る前にも何度かありましたが、与野党入れ替わっても同じ事をしているんですね。

 民主党は自身がされてきたことへの仕返しをしているかのようです。

 

 事業仕分けや強行採決・・・・「政権交代」を振りかざして、やりたい放題ですね。いろいろと理想を述べても、本性は隠せないということでしょうか?

 

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2009年11月17日

マニフェストの「仕分け」は現実志向か

 政府は来年度予算に関して、マニフェストで掲げた政策に関する予算も、優先順位を整理して予算の圧縮も含めて検討する、 という方針になったようです。

 高速道路無料化、子供手当、暫定税率の廃止などが民主党の掲げる重要政策のようですが、これらも検討するということで、 言わば今行われている「仕分け」的な検討でしょうかね。

 

 民主党の掲げるマニフェストを実行するためには、従来の「ムダ」をカットしてもなお、 今まで以上に金がかかる感じですが、是が非でもマニフェストの実現ではなく、 多少なりとも懐具合を考えて政策を実行する姿勢が見えてきたというのは、現実志向でまあ良いことだと思います。

 

 思い切って高速道路無料化や子供手当は実施しない、その分国債の発行を減らす、 あるいは科学技術関係予算のカットを見直す、というのなら私はもっと評価しますが、そこまでは無理ですかね。

 1000円高速の継続や、現行の児童手当を若干増額、ぐらいが妥協点なのかもしれません。

 

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posted by いさた at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(1) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

「事業仕分け」が行われていますが

 行政刷新会議なるものが「事業仕分け」というものをして、国が行う事業の要・ 不要やら改善やらを断じていっている最中です。ここでの結論が「決定事項」では無いと思いますが、 まあ決定に対する判断材料にはなるのでしょう。

 

 事業もいろいろあって、例えば天下り役人を養うための事業は、それこそ「ムダ」と切って捨てても良いですが、 短時間に事業の内容を見ただけで判断するのは無理な事業も当然あるでしょう。

 今日は、次世代スパコンの技術開発費の削減要求、というものが出たようです。 「国民目線で言えば世界一にこだわる必要があるのか」といった指摘があったらしいのですが、こういう発言を聞くと、ああ、 多分目先のこと、長くても次の総選挙のある4年後ぐらいまでしか考えてないんだろうなぁ、という思いがします。

 長期的に見て日本国をどう立国していくか、といったようなものの見方はしていないように感じます。 どうも戦略は無さそうな感じですね。

 

 国民目線、と言えば聞こえはよいですが、逆に言えば庶民に馴染みが薄いものは切り捨てる、という評価法かもしれません。

 短期的になんとかすることで、国民への人気取りには向いているのかもしれませんが、 あまりにこういう路線が継続するならじりじりと沈んでいく一方な気がしますけどね・・・・いや、じりじりなどとは言わず、 もっと急速か?

 

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2009年10月23日

岡田外相、国会開会のお言葉に問題提起

 岡田外相が、国会開会式での天皇陛下のお言葉が毎回ほぼ同じであることに触れ 「陛下の思いが少しは入ったお言葉をいただく工夫はできないか」という問題提起をしたらしい。

 国会開会式のお言葉というのも、国会議員なら間近に聞くので気になることでしょうが、 一般庶民としてはあまり関わりのないことではあります。

 

 『陛下にわざわざ国会まで来ていただきながら同じあいさつをしていただいている』というのは、陛下に申し訳ない、 という意味合いでしょうかね。

 ただ、お言葉自体が内閣でつくられているのであれば、この問題提起は自身を含めて内閣閣僚に対してのものなのか。 それとも宮内庁がコメントをしているということは宮内庁向け?どこに向けたものなのかわかりにくい。

 

 国会での「お言葉」は国事行為の一つであり、政治的関与とか微妙な問題があるのでしょう。

 岡田外相も、具体的な「お言葉」の案があるわけでもないのでしょうが、ある意味、 アンタッチャブルな領域に触れているのでしょうね。

 

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2009年10月14日

子育て応援特別手当は凍結

 予算の「ムダ」カットに奔走する民主党政権ですが、今年度中に配る予定だった「子育て応援特別手当」の支給を凍結することにしたそうです。

 

 この特別手当は、3〜5歳の子供1名につき年額36000円を支給すると言うもので、前政権の置き土産みたいなものですね。例の定額給付金と同時期に一度配られましたが、今度は凍結・・・「凍結」という表現ですが、再開の可能性はあるのでしょうか。「中止」なのでは?

 民主党はマニフェストに書いている政策を実現するため、予算の見直しをしていますが、この凍結は民主党の言う「子ども手当」の財源の一部になるのでしょう。言ってみれば「メンツのための支給先送り」に当たるのではないでしょうか。

 

 どうも、来年度予算の概算要求は、今年度予算を超える額が出てくるようです。マニフェストにある政策の予算を確保し、その他の予算を切り詰めた結果がこれ、ということです。

 予算カットはこれからも検討するらしいですが、公務員の人件費や閣僚・議員の報酬カットには踏み込まないのでしょうか。今のところそう言う話は聞きませんね。

 

 どうも政策自体に無理があると思えますし、さらには不景気による税収減やガソリン暫定税率廃止による税収減など、歳入が減る状況でもあります。

 こんな中、首相は首相で、財源不足対策に赤字国債の発行を匂わせているのでは、たちの悪い「バラマキ」政策でしかないでしょう。分かっていたことですが。

 

 とにかくマニフェスト実現ばかりに躍起になっていても仕方がありません。もうちょっと現実を見つめ、懐具合にあわせて、優先度が高い政策に絞り込んで実現するような柔軟性を持って欲しいと思います。

 だいたい、子ども手当や高校無償化など、赤字国債の上に成り立たせていては、子供たちに借金を背負わせる制度を作ったことになってしまいますよ。

 

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2009年10月05日

[訃報] 中川昭一氏 急逝

 昨日のことになりますが、自民党の中川昭一 元財務・金融大臣が自宅で急逝。あまりに突然のことでとても驚きました。

 

 死因は現在でもはっきりしないようで、行政解剖によると循環器系の異常や飲酒の形跡があったことがわかっている程度。 さらに病理解剖をして詳しく調べるそうです。

 最近は不眠や体調不良を訴えていたそうで、睡眠薬など処方されていたそうです。長年の飲酒による身体への負担、 衆院選落選のストレス、睡眠薬とアルコールの相乗作用? 結果的に致命的な異常が発生したのでしょうか?

 状況からすると、病死であり、自殺ではない感じです。56歳は、政治家としてはまだまだこれからでしょう。 中川氏は無念でしょうか・・・

 

 先頃のG7の「酩酊会見」で醜態をさらしてはしまいましたが、農水相時代のアメリカ産牛肉輸入問題での交渉や、 中国への態度など、はっきりと意見を言えるあたり、私は好きな保守の政治家でしたね。

 これから建て直しを図ろうかという自民党にとっても、貴重な人材を失い大きな痛手となったことでしょう。

 議員として復帰できたら、将来の活躍を見てみたかった人物ですが、それももうかないません。 今は故人の冥福を祈るばかりです・・・

 

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2009年09月28日

自民党新総裁に谷垣禎一氏

 自民党の新総裁は、谷垣禎一氏に決まりました。かつての「麻垣康三」の中で、最後に総裁になりましたね。

 もっと圧倒的に票差があるのかとおもっていましたが、河野太郎氏が健闘した感じがします。地方票が結構ありますね。

 

 まずは、自民党を立て直すこと。そして、野党として、暴走気味に思える民主党政権を牽制していって欲しいと思います。

 

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2009年09月16日

鳩山新政権発足、さて・・

 本日招集された特別国会で、鳩山由紀夫民主党代表が総理大臣に指名され、鳩山新政権が発足。

 選挙により選択された本格的な政権交代ということで、日本の歴史に留められる日になるのでしょう。この日が、日本をさらに底へと誘う転換点となるのか、それとも良き日本に変えていく有意義な転換点となるのか。

 後者であることを願いたいですが、これからどうなるのかは、しばらく様子を見てみないとわかりません。

 

 鳩山首相は、野党時代とはちょっと違って、さすがに引き締まった顔で会見していましたが、民主党内の論功行賞メンバー+社民党・国民新党から入り込んだ内閣閣僚を見ていると、不安が大きい。

 亀井金融相、なんてどこから出てきたアイデア(要望?)なんだろう。

 

 まずは、さしあたってマニフェストを実行に移すのでしょうが、何が何でも約束を果たすとか頑なにならず、柔軟に対応して欲しいですね。場当たり的なバラマキ政策で、実現したら問題だらけになりそうなものは素直に止めて欲しい。

 政権の成り行きを見ると言っても、来年度の予算編成が決まったあたりで、あらかたの方向性が見えてくるかもしれません。

 

 私の仕事に直接関係してくるのは国土交通省。前原誠司前代表が大臣になりますが、さて、どうなるのでしょう。公共事業の逆風が強くなることは間違いないところですが・・・・

 

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2009年08月31日

民主大勝、自民惨敗、政権交代

 昨日投票日だった総選挙は、民主党が全480議席中308議席を占める大勝で、 自民党は119議席で結党以来初めてとなる第2党に転落しました。

 自民も閣僚経験者が次々に落選するなど厳しい結果でしたが、 公明党は党代表や幹事長が落選とそれ以上に厳しい結果になったようです。

 

 大阪で言えば、私が投じた票は議席には結びついていません。これで、下馬評通りの「政権交代」となりました。 「自民党をぶっ壊す」が現実のものになりましたね。交代が、吉田茂の孫から鳩山一郎の孫へ、というのは何かの因縁でしょうか。

 参議院の議席との兼ね合いで、社民党や国民新党との連立政権になるようです。党内でも、 さっそく小沢氏の処遇などグループ間の勢力争いの様相を呈しています。

 なにか、ギクシャクした船出を予感させます。「ブーメラン」と呼ばれている党、「身体検査」は大丈夫なのか? 政策実行以前に様々な難問がまちかまえていそうです。

 

 しかし、前回の郵政選挙との時とはほぼ正反対となる結果ですね。日本って、 こんなに雪崩を打ったように振れる体質でしたっけ。

 政権奪取となった以上、しばらくは様子をうかがって、お手並み拝見といかないと仕方がありません。 100日ルールではありませんが、お手並み拝見なのはどれぐらいの期間なのでしょうね。

 

 政権が変わっても、厳しい財政状況や社会問題はそのままキャリーオーバーされています。民主党を選んだ人たちは、 何か明るい未来への希望を持てているのでしょうか。

 

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2009年08月30日

投票に行ってきました

 今日の昼前ぐらいに、衆院選の投票に行ってきました。

 投票率は、前回を上回るペースになっているという事ですが、私が行った時には、さほど人はいませんでした。 これから夜にかけて増えるのでしょうかね。

 選挙権があるのにまだ投票に行っていないと言う方は、自分で入れるべきところを考え判断して、 是非一票を投じてみてください。

 

 今回は、どこにも「ベスト」な選択肢が無い・・・私は、

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2009年08月23日

[2009総選挙] 各党の政策を見てみた

 来週の日曜日は、衆院選の投票日。まだいくらか時間があるこのあたりで、各党の政策を見てみました。見た、といっても詳細に吟味したわけではなく、ザッと概観した程度ですが。

 追記部分に現時点の感想や思いなどをつらつらと。

 

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2009年08月18日

2009総選挙が公示される

 本日衆院選が公示され、候補者が出そろいました。投票日は8月30日、 それまでは街にうるさいクルマが走り回ることになりますね。

 衆議院の解散から公示までの間が長くて、マスコミの報道は事実上の選挙戦みたいな感じでした。 ようやく本来の選挙運動期間になりましたが、間延びしてダレ気味のような気もします。

 

 今回の選挙は「政権選択」だそうですが、正直言って、どちらにも決め打ちしたくないような選択肢です。

 いろいろな「無料化」や「支援」といった財源のあてが無さそうな、 目先のアメばかりで狙いがよくわからない策略ばかりの印象ですが、中長期的に日本をどうしたいとか、 そういう事も考えているのでしょうかね?

 

 読売のサイトで、立候補者がまとめられていました。
 http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/kouji/

 私の属する選挙区の候補者を見ても、相変わらずの立候補者です。まあ、地盤があるのだから当たり前の話で、 世襲による世代交代や、落下傘で誰かが降りてこない限り、人が変わることも無いのでしょう。これで何かが変わる、 とか言われても実感が湧きません。

 

 自分自身の票をどうするか。投票日までにぼちぼち考えてゆくことにします。

 

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2009年07月13日

衆議院解散の決断は(追記あり)

 昨日の東京都議会選挙で自民党が惨敗して民主党が躍進。勢いに乗って、今日の夕方にでも衆議院では内閣不信任決議案、 参議院では問責決議案を提出するそうです。

 国会がいつ解散しようが、もうどうでも良いです。したければ今日明日にでもしてください。 まともな審議が望めない状況で、臓器移植法案やら貨物検査法案やらはどうなるのでしょう。政局ばかりでもううんざり。

 

 自民党の関心は衆議院の解散タイミング。もう各人が自分の選挙のことしか考えられないような状態でしょうね。いや、 国政に関わる人たちは与野党に関係なく、皆そういう状態かもしれません。

 今の状況で総選挙をすれば、自民党が負け、民主党が躍進するのはまず間違いない。公明党は組織票で現状維持、 他の野党も民主党に食われて議席を減らすでしょう。

 

 事実上自民か民主かの二択になると思いますが、かたやまとまり無く場当たり的な政策、 かたや現実感に乏しい夢物語政策では、選択するにしても「究極の選択」。政策で争ってくれればまだいいが、 そんな次元に届かないイメージ戦だけで終わる可能性の方が高い。

 自民と民主、どちらがどうなっても絶望感を覚えるだけ。希望を持てるのは、保身かなった政治屋のセンセイだけ。

 

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2009年06月24日

東国原知事に衆院選出馬要請したが

 自民党の古賀選挙対策委員長が、直々に東国原宮崎県知事に次の衆院選出馬要請をしたところ、東国原氏は「私を次期総裁候補として戦う覚悟があるか」「全国知事会の提言をマニフェストに盛り込む」などの条件をあげ、話はまとまならなかったらしい。

 選挙が近づくと、どの党と限ったこともなく、こういう知名度をあてにした工作が活発になりますね。うんざりしてきます。

 

 東国原知事のコメントは、できもしない条件を並べていて、まあ断りの意思表示ですね。

 自民党も、正面から受け止めず、サラッと流しておけば良いでしょうに、これではメンツが立たないと思ったのでしょう。大島国会対策委員長が「総裁になりたいなら、国政での経験、研さんを積んで、期待が集まってからだ」なんて真面目なコメントをしています。

 東国原氏に負けじとジョークや皮肉で返すなら、いくらか見所もあると思いますが、なんとも無粋。

 

 ただ、東国原氏もゆくゆくは国政に、と考えていることでしょう。その時に今回の発言が取り沙汰されなければよいですが。言われた方はいつまでも恨めしく覚えているかも知れませんよ。

 

 ところで、読売の見出し『「総裁?まず研さんを』を見て、「自民党の『研さん』って誰?総裁にふさわしい人か?」とちょっと考えてしまいましたが、「研鑽」だったんですね(苦笑)。

 難しい漢字なのでひらがなになったんでしょうが、紛らわしい・・・・

 

 しかし、この分なら、大阪の橋下知事あたりにも声がかかっていますかね。彼は東国原氏と違って、二つ返事で出馬したりして(笑)

 

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2009年06月20日

町長の給与半減案を議会が否決

 佐賀県上峰町の町長(30歳で、現職首長では全国最年少だそうです)が、町長の給与を50%カットする議案と、 それにより浮いた財源を福祉タクシーに充てる補正予算案を町議会に提出したそうですが、議会で「否決」されたとのこと。

 給与の50%カットは町長選での公約だったそうです。 議会の7割方(といっても定数10なので7名)は対立候補を支援していたそうなので、議会運営が難しいのかも知れませんね。

 

 上峰町は、佐賀県内の自治体としては実質公債比率が高くワースト1のようです。そんな財政状況で、 今回否決されたという町長の提案は悪くないと思いますが、否決された理由は何なのか。

 

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2009年05月28日

ひどいヤジ合戦だったらしいが

 昨日行われた、自民・民主の党首討論。討論の内容を知らないので、その内容に関して、 今のところ特に思うところは無いのですが、産経ニュースによると、非道いヤジ合戦になっていたそうですね。

 時には両党首の発言が聞こえないほどだったとか。

 

 今回に限らず、国会ではヤジが盛んに飛び交っているイメージがあって、 「なんで国会議員というのは人の話を黙って聞けないのだろう」と不思議に思っていました。政治家という地位を手に入れると、 そういうメンタリティに変わってくるのでしょうか?

 議論をするなら、まず他人の意見も聞かないといけないと思いますが、そんな風にはとても見えません。 質問などは事前に内容がわかっていて、改めて聞くまでの無いのかも知れませんが・・・

 もしかすると、ヤジを飛ばしたがるのは、自分が話していない間は手持ち無沙汰で仕方がないとか、 物見遊山の観戦気分で国会に臨んでいるとか、あるいは日本の国会におけるしきたりであるとか、そんな理由なのですかね?

 

 昨日の党首討論では、そんなヤジへの耐性が相当に強いと思われる議員から「子供に見せられないひどさ」 という発言が出るぐらいですから、よほど非道かったのでしょう。

 

 日本の実質的トップに立とうかという人たちがこの有様では、子供や若い人に「人の話を聞け」なんて言っても、 それは無理だろう、と思ってしまいます。

 国会議員達は、今の日本国民の姿を映し出している鏡なのでしょう。だとすれば、逆に手本となる行いをし、 その姿が国民に浸透していくように努力して欲しいと思います。

 

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posted by いさた at 16:28 | Comment(0) | TrackBack(8) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

「科学」で幸福実現?

 「幸福の科学」という宗教団体がありますが、それを支持母体とする新政党「幸福実現党」が結成されたとのこと。 次期衆院選では全ての小選挙区と比例代表ブロックに候補を立て、第一党を目指すそうです。

 

 幸福の科学については、たまに出版物の広告をみかけたりしますが、ほとんど知りません。政党結成は、 信者の間では有名なことだったのかもしれませんが、こうしてニュースに乗っているのを聞くと、唐突な感じですね。

 目標設定は自由ですが、第一党というのはこれまた唐突な印象。動員力に絶大なる自信をもっている、 といったところでしょうか?もし万が一、第一党になることがあったら、それはそれで恐ろしい・・・・

 

 幸福実現・・・幸福実験、あるいは降伏実現?ま、結社は自由なので。

 

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2009年05月16日

民主党・新代表は鳩山氏

 民主党の新代表は鳩山氏に決まったとのこと。(関西だけかも知れないが)新型インフルエンザの方にスポットが当たって、思ったほど注目が集まっていない感じはします。

 岡田氏とは29票差だった、ということで僅差ではないが大勝でもない、という微妙な選ばれ方のようですね。これで民主党として一丸になるというのは難しいような感じです。

 

 まあ、鳩山氏の意向は岡田・小沢氏双方を重要ポストに迎えたい、ということなので、表向きの看板を掛け替えて中身はそう変わらず、というところなんでしょう。

 小沢氏としては、表から下がったところで剛腕を振るう、というのが動きやすいのかも知れませんねぇ。

 

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posted by いさた at 18:39 | Comment(2) | TrackBack(36) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

お盆期間も高速1000円乗り放題に?

 金子国交相が、高速料金1000円乗り放題について、現在の土日祝日だけでなく、 お盆期間中なども適用するように検討する、と発言したそうです。

 ゴールデンウィークの利用者の反応から、何かの手応えを得たのでしょうかね。 割引の適用を受けられる人は歓迎でしょうが、航空機や鉄道、船舶などの事業者からはさらに反発が出そうですね。 帰省シーズンに客を奪われる可能性が非常に高いのですから、当然と言えば当然か。

 

 個人的には、料金が安いからと言って何でもクルマではなくて、新幹線でも船でも飛行機でも、 予算と利便性が合った手段を使うと言うスタンスです。新たに割引期間が設定されれば、高速道路利用者として制度を利用しますが、 では割引に向けた財源はどうするのか?という点は気になるところです。

 

 もし、お盆中にも適用となれば、いや、子供の夏休み期間中全体だ、とか、年末年始にも割引を、 とかいろいろな話が出てくることになるでしょう。なし崩しに割引の拡大に走って行きそうな感じがしますね。

 

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posted by いさた at 16:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月12日

「エコポイント」準備が進んでいるようです

 省エネ家電を買った人が、次の買物に使えるという「エコポイント」制度で、商品ごとのポイント数が発表されたそうです。 「エコポイント」は、省エネ性能に優れたエアコン、冷蔵庫、地デジ対応TVを買った時に商品のサイズに応じてもらえて、 最高で36000ポイントだそうです。

 

 定額給付金や自動車関連の減税ほど注目を浴びていない経済対策・電機業界救済策のように思いますが(いや、 私の関心が薄いだけか?)、淡々と準備が進められているようですね。

 肝心のポイントの使い道や申請方法がまだ決定していないということなので、今の時点ではどんなメリットがあるのか、 まだピンときません。有効な使い道であれば、意味も深まるでしょう。

 最強なのは「キャッシュバック」でしょうが、それではもろにバラマキですね・・・

 

 名前の通り「エコ」であるかどうかは、ポイント制度に関連した新たな活動も発生するし、 省エネ家電に買換えるのが本当にエコロジカルなのか、といったこともあって疑問ではあります。

 この制度は、今国会で提出されている補正予算が通れば実施されるとのことなので、 少し先行きに怪しさが残っている感じですね。

 

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posted by いさた at 15:01 | Comment(0) | TrackBack(7) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

民主党・小沢代表辞任へ(追記あり)

 民主党の小沢代表が、代表を辞任するとのこと。17時頃から記者会見を開いて正式に表明するらしいので、 この記事をアップする頃には記者会見が始っているぐらいでしょうか。

 

 近くに迫った総選挙をにらめば、西松建設の件で秘書が逮捕されたことによる党内の不協和音や、 それ以降の地方選での結果などが効いての辞任なのでしょう。連休明けのこの時期にしたのは、 何か政治的に意味があるのでしょうかね。

 後任の代表をどうする、という点でまた一悶着あるのでしょう。菅、鳩山、岡田、前原など、 ある程度知名度や実績のある人物を見ても、決め手に欠けているように思います。

 「政権奪取」を標榜し、小沢を引っ込めても前途多難なことは間違いないでしょうね。もし、 政権が取れたら今度は小沢が出てくるのかも知れません。あるいは、フィクサー的に働くことになるのか?

 

 この様子を見て、自民党が元気になって動き出すか?衆議院の解散時期をいつにするか、 ということで頭がいっぱいなのかも。

 

2009.05.11 23:40 追記
 鳩山幹事長が、代表選後に辞任するらしい。先行きはわかりませんが、代表になる意志は無い、ということなのでしょうかね。
 自民党は、補正予算の成立優先・まずは様子見と今のところは言っていますが、政局好きなセンセイ方の事、どうなることやら。

 

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2009年04月14日

北朝鮮非難の議長声明採択

 先日の北朝鮮のミサイル発射に関し、国連安保理で、発射を非難する「議長声明」が採択されました。「決議」 と異なり、拘束力は無いそうですが、記録には残されます。議長声明としては異例の強さがあるものだそうです。

 

 日米韓はこの声明を歓迎とのこと。あまり乗り気でなかった中露の思惑を考えると、 この議長声明が落しどころだったのでしょう。採択までに時間はかかりましたが、 日本としてもそれなりの成果はあったと思います。

 これから、諸国が北朝鮮に対して経済制裁などを行えば実効性が出てくるでしょうが、何分、 拘束力が無いので先行きが見えないところがあります。

 

 北朝鮮はこの議長声明を受け、6カ国協議は脱退して核開発へ向うと意思表明をしています。 かの国の瀬戸際外交としては、想定内の反応でしょう。

 対北朝鮮は、これからのアメリカの出方が問題になってくるようですが、 オバマ大統領がどう動いていくのか注目ですね・・・・本当は日本の出方も問題になってくれれば良いのですが、 現実はそうではないのです・・・

 

(関連記事)
[北朝鮮] ついにミサイル発射
ミサイル発射 誤報2回

 

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2009年03月17日

アナログTVを国が買取り?(追記あり)

 移行が遅々として進まないTVの地上デジタル波移行について、国がアナログテレビを1台2万円で買取る、 という案が出ているそうです。それ以外の対策も含め、総額で1兆円を突っ込む案らしい。

 

 なんだそりゃ、という案ですが、案の定、公明党案だそうで。何でこうもバラマキばかり考えるのだろう・・・・ 電機業界と、TV業界のためなんですかね。バラマキの財源を、 税金でなく公明党独自で調達できるならやったらいいと思うけれど・・・・

 まあ、まだ与党内での提案レベルなので、実現するかどうかはわかりません。が、実現した暁には、 少なくともTVでは与党批判ができなくなったりして?

 

 アナログテレビということは、多分ブラウン管テレビが多いのでしょう。2年ほど前ですが、ブラウン管TVのリサイクルが困難になっている、 という状況がありましたが、現在はどうなっているのでしょうか。

 買取りが行われればリサイクルするTVも増えるでしょうから、相変わらずな状況だと、 今度はアナログTVの処理問題が発生することになるでしょうね。その辺も移行対策には含まれているのでしょうか?

 

 1台2万円。もしかすると、不法投棄されているTVが宝の山になるかもしれませんね。

 

2009.03.18 12:45 追記
この案は、一夜にして立消えになったとのこと。既に地デジ機器を購入した人の不公平感や、制度実施までの買い控えなどが問題になったそうです。
バカなバラマキが行われなくて良かった、というべきでしょうか。

 

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2009年03月04日

小沢一郎の公設第1秘書 逮捕

 西松建設の裏金問題に関連して、民主党代表・小沢一郎の公設第1秘書が逮捕されました。政治資金規正法違反の容疑だそうです。

 西松建設は、自身が作った政治団体を経由するスタイルで、小沢氏の資金管理団体である陸山会に献金をしていました。受け取り側はこれが西松建設からの献金であることを知りながら、そうでないという虚偽の記録をしていた、ということのようです。

 受け取り側が、実質的に西松建設からの献金であるという認識があったかどうか、そして小沢氏本人がどこまでわかっていたか、というのが問題になるようです。

 西松建設の裏金問題が広がりを見せてきています。

 

 小沢氏も元は自民党にいて、別にそういうつながりがあっても不思議ではないイメージがありますね。白か黒かグレーなのか、現時点ではわかりませんが、民主党のイメージと、もともと弱い党の結束に悪影響が出たのは事実でしょう。

 しばらくは、ごたごたしそうです。

 

 このところ、政局的に旗色が非常に悪い自民党。今回のこの敵失を喜んで利用できるかどうかも怪しそうです。自民党の中にも、同じ問題を抱える議員、あるいは大臣がいる可能性は否定できないので、民主党と共倒れになるのかもしれません。

 

 いずれにせよ、来るべき衆議院議員選挙までに様々な事実関係がはっきりすれば、投票の時の判断材料が豊富になる、ということです。

 

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2009年02月16日

中川財務相 へべれけ会見?(追記あり)

 中川財務相が、ローマで行われたG7閉幕後の記者会見で、ろれつが回らなかったり、記者と妙な受け答えをしたりと、 かなり恥ずかしい会見をしたらしいですね。

 本人の釈明によると、風邪薬を飲み過ぎて、そこに酒が「少々」入って体調が妙になった、という建前だそうです。 その釈明が真実かどうかはわかりませんが、世界に恥を広めたのは間違いないようです。

 

 ・・・・私は、件の会見自体は見なかったし、そんなみっともないモノを、 これからわざわざ見てみようとも思いません。

 少し思うのは、なぜそんな会見になってしまったのか、おそらくは、根本的には財務相本人の自覚・自制の問題、 というところに落着くのでしょうが、周りの人たちは、一体何をしていたのか?

 

 「風邪気味だった」大臣の体調に気を配る人はいなかったのでしょうかね。多く飲んだにしろ、 酒が入ったらラリってしまうような薬ではなくて、別の薬を処方してもらうとかできなかったのか。

 何より、ろれつが回らないような状態だったのなら醜態を予想して、何か穏便な理由をつけて、 会見に出さないという選択肢もあったのではないでしょうかね。重要な会合の後に大臣が会見しないのでは締りが悪い、 というのもあるでしょうが・・・・

 中川氏一個人の話ではなくて、「日本の恥」なのですから、関係者もそのあたりを意識しないといけないでしょう。

 

2009.02.17 12:45 追記
読売のサイトに速報で、中川大臣が辞意表明、と出ていました。これで急速に問題処理されるのか、それともまだ一悶着あるのか。

 

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2009年02月04日

人事院バッシングの意味は

 ここしばらく、人事院が政府の主導する公務員改革に頑強に抵抗している、としていろいろなニュースが流れています。 人事院代表で、谷総裁が表に出てきて、vs甘利大臣、という構図で様々に叩かれています。 眼光鋭いところが悪役向きなんでしょうかね。今話題の「渡り」をしてきた、 という点もヒール的イメージづくりに一役買っているかもしれません。

 日頃、漢字が読めないだの、発言がぶれるなど麻生総理をまったくバカ扱のマスコミも、 この件に関しては政府の味方のように思えます。総理主催の会議に谷総裁が欠席、と言う件も、これまでの流れなら 「総理の求心力の無さ」となりそうですが、ちょっとニュアンスが違っています。

 

 さて、何となくワイドショー化してきているこの改革問題ですが、今の人事院に対する評価はさておいて、 もし改革が成されて「内閣人事・行政管理局」ができても、一体何が変って、問題がどう解決されるのかさっぱり見えません。

 

 産経ニュースの記事だと、政府が公務員人事を行うことで、「天下り規制だけでなく、縦割行政の弊害を無くし、 スリムで機動的な政府をつくることができる」ということです。

 「天下り」に関しては、新設されるという「官民人材交流センター」が担うらしいので、 無くなるわけではありませんね?

 スリムで機動的な政府は、政府の思うままにならない官僚人事を、政府自身がなんとかしたい、 ということの現れでしょうか?政府の都合通りに思うままになることと、我々国民が本当に「機動的」 と思える政府のあり方には、相当なギャップがあると思うのですが・・・・・ 為政者の資質によってこのギャップは大きくもなれば小さくもなるものですけれども。

 

 今の状況だと、郵政民営化の時のように、改革に反対か賛成か?だけの問題になってしまうのでは。 本質的にどう変るのか、どう変えるのかを考えないと、新たな権力機関をつくり出して終り、 ということになる可能性があるのでは。

 私は、何となくですが、権限を集中させるのではなく、「三すくみ」みたいに、 ある程度力が拮抗する機関が互いに牽制しあうような仕組が、日本の状況にはあっているような気がします。もしかして、今回の改革で、そのようなシステムを目指しているのか?

 

 公務員改革について、私が不勉強なだけでしたらすみません。誰か教えていただけたらありがたいです。

 

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2009年01月31日

定額給付金で商品券を買え?

 とりあえず、時期はわかりませんが、ばらまかれることだけは決まった定額給付金。自治体のうちには、定額給付金に1〜2割程度のプレミアをつけた商品券を発行する予定のところがあるそうです。

 読売の記事だと、今のところ130市区町村に、その様な計画があるようです。

 方法としては、給付金で商品券を買う、するとプレミアがついてちょっとお得、というもので、プレミア分は市区町村や地元商工会などが負担し、地元の商店街で使ってもらい、地域振興に役立てたいのだとか。

 

 給付金を貯蓄や借金返済にまわさず、実際に消費に使わせたい、という面もあるとのことですが、そういった効果は期待できるのでしょうか?

 もともと貯蓄をするつもりなら、商品券を買って生活費に充て、その分使わなかった現金を貯蓄することになるでしょう。また、商品券が1割程度のプレミアで、使える場所が限られるのであれば、券自体が売れない状況も考えられますね。

 

 結果的に効果はあまり期待できそうもありませんが・・・・定額給付金自体、消費を刺激する効果はゼロでは無いと思いますが、現金を商品券にしたところで、余分に買い物をする、という効果はほとんど無いんじゃないでしょうか。

 プレミアが付く分、余分に使おうと思うか、より節約をしようと考えるか。アリに現金の代わりに商品券を持たせたらキリギリスになるかどうかだと思いますが、キリギリスになるのはごく少数派だと思いますね。

 

 まあ、そのように、商品券の販売は、定額給付金の総体的な使い道にほとんど影響が無いと思いますが、お金が落ちる先を変える、という効果はあるでしょうね。

 スーパーで買うのではなく、地元の商店街で買おう、と言う風に。その点では、この不景気に少しは助かるところも出てくるでしょう。

 となると、これは結局、昔あった「地域振興券」?

 だとすると、その先には、ほぼ同じ顛末が待っているのでは。

Wikipedia 地域振興券

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2009年01月20日

兵庫の国有地売却で不透明取引らしいが

 兵庫県は西宮市の国有地売却に関連して、兵庫7区選出の自民党・大前繁雄衆議院議員が理事長を務める学校法人が、 不透明な取引をしていたことが発覚した、と言うニュースが流れていました。

 

 不透明な取引というのは、こんな感じ。問題の土地を、一度学校法人が2億2600万で落札したものの、 次点の入札額より倍近く高く落札してしまったことを知り、契約を辞退。再入札では自身が参加できないため、 議員の知合いの不動産会社に頼んで落札してもらい、その後、土地を転売してもらっていた。結果的に、 7000万ぐらい安く土地を入手できた、ということです。

 この一連のプロセス自体は、違法では無いようです。大前議員は 「国会議員が国有財産に応札することに道義的責任を感じる」というような、よくわからないコメントをしているようです。

 

 違法じゃないんだけど、人から怪しまれるような取引の仕方というのは、国会議員としてはちょっとまずかったかなあ、 という感じなんでしょうかね。しかし、次点と倍近く、それも1億円も差があると知ったら、これは失敗したな、 なんとかしようと思うでしょう、やっぱり。

 普通、国有地売却の入札では、応札額は明らかにしないそうですが、 このケースでは担当者がうっかり漏してしまったようですね。この問題の土地というのが、社会保険事務局の土地で、 担当者も社会保険事務局の者だったというのが何とも・・・「いらんこと言うから、ややこしいことになったんや」 という感じですね。

 

 大前議員が、次点の応札額を教えるように圧力をかけたとか、再入札時に落札できるよう口利きをしたとか、 そういうことなら話は違ってくるのでしょうが、このままであるとしたら、何やら歯切れの悪い話です。

 

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2008年11月15日

「子育て応援特別手当」も支給らしい

 迷走する「定額給付金」、振り込め詐欺の絶好のネタになるかも、などと新たな火種を振りまきつつあるようですが、同じ追加景気対策の一環として、「子育て応援特別手当」なるものも支給されるそうです。

 

 なんでも、3〜5歳の第2子以降の子供に対し、一人あたり36000円だそうです。これも年度内に支給をする方向であるとのこと。1年12ヶ月、1ヶ月あたり3000円、といった勘定なんでしょうか?現行の児童手当の拡大版といった感じですね。

 

 こちらは、所得制限や高額所得者は辞退、といった論議は無いのでしょうかね。定額給付金に比べると範囲は狭いものの、このタイミングで出てくると、第2のバラマキ策、の印象が強い。しかし、対象が絞られている分だけ、まだ対策らしい対策なのかもしれません。

 定額給付金と一緒に配ってしまえ、という議論が出てくるのでは。

 

(関連記事)
現代の「踏み絵」か?(追記あり)

 

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2008年11月11日

現代の「踏み絵」か?(追記あり)

 定額給付金。景気対策として打ち出したものの、その実施方法を巡って迷走が続いていますが、 どうやら所得制限を設けず、富裕層(高額所得者)には受取り辞退を求める、という方向に定まってきたようです。

 某学会の思惑によるバラマキ作戦ですが、こうなってくると、なにやら「踏み絵」のようであります。高額所得者とは? というところを明確にしないまま、辞退を促していくことになるのでしょうか?

 

 今の時点では詳しく分りませんが、自分の収入を顧みて、「高額所得」だと思ったら、受取りを辞退する、 ということになるのかも知れません。場合によっては、定額給付金を受取るのは罪、といった風潮がでてきやしまいか、 と心配になります。
 近所の人目をはばかるように、こっそり受取りにいくことになったりして。マスコミのネタで「定額給付金を受取りましたか? 」といろいろな人に取材するのが流行るかも知れませんねぇ。

 

 仮に辞退者が多かった場合、結果として給付金の総額は予算額よりも少なくなって、予算が余る可能性がある? あるいは、辞退者がほとんどいなければ、辞退を促した意味は?まあ、政治家のセンセイ方は、話の流れ上、 辞退者続出であることが予想されるので、ほとんどいない、ということはないかもしれません。

 いずれにしても、訳がわからない状態で、いっそ潔く取下げれば、と思うのですが、そうも行かないようですね。

 

 こうして、定額給付金に批判的なことを書いていると、「じゃあ受取りを辞退しろ」 なんていうツッコミを受けそうですが、そのあたり、私自身に関しては、現時点では態度保留ですf(^^;

 

[追記] 2008.11.12 12:40
与党案は、所得制限の目安を所得ベースで1800万円とした上、所得制限の実施は各自治体に任せる、というものになるようです。
うーむ、ますます訳がわかりませんが、バラマキ実施に関する問題点は自治体に投出して決着、ということなんでしょうかね。こういうのを、「玉虫色」と言うんでしょうか?
結局、実質的に所得制限はない、ということかな、と思いますが・・・

 

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2008年10月31日

麻生政権 追加経済対策

 昨日になりますが、麻生首相が追加経済対策を発表。長いですが、産経ニュースから麻生総理の会見を引用させていただきました。

 

 庶民の生活に直接関係してくるであろう対策は「生活者の安全保障」と銘打った一連のものです。赤字国債にしない、という点は評価ポイントだと思います。

 ニュースなどでよく取り上げられているのは、給付金方式の定額減税、高速道路料金を一律1000円に、といった具体策。わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、消費の刺激、という点での効果は、私は懐疑的です。

 多少の効果はあるでしょうが、多くは貯金や節約の方向となるのでは。高速道路料金が業務用車両にも適用されれば、産業界の各方面で助かる面が大きいでしょうが、その規模になると、財源が追いつかないでしょうね。

 

 また、大胆な行政改革を行い、経済状況を見て3年後に消費税増税、という点にも触れています。消費税の増税は、いつまでも避けて通れないと思いますし、増税時期を打ち出したのは良いと思いますが、3年後というのは微妙なところですね。

 その頃まで、麻生政権が続いているかどうか。総理が変われば、話がうやむやになることは珍しくないわけで。増税するにしても、「大胆な」行政改革が可能なのか、という点も疑問が残るところ。

 

 ともあれ、しばらくは衆議院の解散も無さそうな雰囲気になっています。多少なりとも、対策を功を奏すれば良いですが。

 

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2008年09月29日

中山前国交相は放っとけ

 昨日、はやばやと辞任した中山前国交相。昨年辞任した、安倍内閣の遠藤農水相の記録を抜き、 歴代2位に躍り出たスピード辞任です。

 

 失言癖が憂慮される麻生総理を差しおいて、大臣就任早々から失言、いや過激発言を連発しての辞任です。 発言の中でも、日教組に関するものについては、固執していますね。本人にとっては、重要な思想信条なのでしょう。

 個人の思想信条は日本では自由です。日教組にも問題が無いとは思いません。ただし、大臣、 また国会議員としての中山氏の発言は不適切。酒を飲んで愚痴っているのならまあ・・・・という感じですが、会見で発する 「表現」ではありませんね。

 

 しかし、このところの中山氏に関する報道を見聞きしていると、大臣になって、千載一遇のチャンスとばかりに、 自身の売名を狙った、確信犯的過激発言であったようにも思えます。もしくは、 早期の衆議院解散を狙う勢力の鉄砲玉となったとか。

 マスコミがあまりに騒ぐのは、実は中山氏(とその関係者)の思うつぼなのでは?・・・・多少のことを言っても、 放っておくのが一番良いような気がしますが。

 

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2008年09月24日

麻生内閣発足

 本日、麻生内閣が発足。メンツは通例なら官房長官が発表するところ、麻生総理が直々に発表。「日本を明るく強い国にする」そうなんですが、総選挙までの中継ぎ的内閣では、あまり訴求力を感じられません。

 仲良しを集めた論功行賞、二世議員が多い、地味である、麻生のワンマンなどいろいろ言われていますが、とりあえず短期間の内閣であることを意識しているように思えます。

 

 34歳の小渕優子氏が少子化担当相に任命され、戦後の内閣では最年少の大臣となるそうです。「サプライズ」としては物足りない、と言われていますが、実際に子育てしている世代が少子化問題に当たる、という点では、ちょっと変わった政策が出てきて、面白くなるのではないかと思っています。

 だいぶ前に、その様なことを、どこかのブログ記事でコメントをした記憶がありますが、さて、どこのブログであったか。もっとも、数ヶ月の在任期間では、思い切った政策を展開するのは難しそうだし、経験の問題もあるので今回は活躍する、というところまでは行かないでしょうね。

 政治家として、今回の入閣の経験を今後に活かしていければいいんじゃないでしょうか。 

 

 ともあれ、組閣云々よりも、総選挙はいつ?という方が関心が高いのでは・・・・

 

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2008年09月22日

自民党総裁選は麻生氏が圧勝

 茶番劇であることが見え見えになって、関心がすっかり薄れて忘れていましたが、 今日は自民党の総裁選があったのですね。事前の予想通り、麻生氏が圧勝。明後日にも麻生内閣が発足する予定だそうです。

 

 どんな体制を敷くのかわかりませんが、とりあえずは総選挙までのつなぎ内閣となるのでしょう。 国政にはまさに問題山積なので、下手な政策でもっと人気を下げる前に選挙に突入か? きっとそのあたりだけは綿密に考えられていそう。

 

 今度総選挙が行われれば、どんな結果になるかちょっと予想がつきませんね。与党は頼りない、 かといって野党はどうかと言えばこれも決定打に欠けている。

 総選挙で与党が大勝しないと、長期間政権を握るのは難しそうです。今度も短期で終りそうな感じがしますが、 そうなれば麻生氏に続くのは誰なのか。

 

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2008年09月02日

福田首相 電撃辞任

 今日、いや、もう昨日の出来事になってしまっていますが、仕事から帰ってご飯を食べてテレビをつけると、福田首相が辞任した、というニュースが流れていました。驚きました・・・

 マスコミは、総じて「辞めろ辞めろ」でしたが、実際、急に辞めてみると今度は「今辞めるなんて」と無責任さを問うようなことを言ってみたり。こちらも何を思っているのかよくわかりません。

 

 さて、政権発足から約1年、内閣改造から1ヶ月ほどで、突然の辞任となりました。安倍首相から2代続いての唐突な辞任ですが、こうも仕舞いをつけることなく、さっさと辞めてしまっていいもんなんでしょうか、日本国の内閣総理大臣というのは。

 自身が首相に就任した後、様々な不祥事が明るみに出てくる、国会は上手くいかない、わかりやすい成果が出せない、人気は上がらないわ等々で、「もう嫌だ」と政権を放り出した、という印象ですね。政治的空白をさけるため、国会開催前にした、というのは安倍首相辞任時の混乱から学習したのでしょうか。

 

 こんな風に国のトップが、いとも簡単に変わってしまうと、世の中が落ち着かないですね。政治家が政権を投げ出してしまうこの状況。国の状態がどうしようもないのか、それとも政治家がどうしようもないのか、よくわからないところがありますが「この先日本はどうなっていくのか」という不安だけは増してゆきます。

 この後を誰が引き継いで担うのかがわからない現時点ではなおさらです。 

 

 既に注目は次の総理(自民党総裁)に移ってきていますが、

 

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2008年08月29日

今年度中に定額減税

 与党の方針で、経済対策の一環として、定額減税を行うそうです。今年度限りの「家計への緊急支援」だそうで、 減税にならない低所得者には「臨時福祉特別給付金」なるものをばらまく、もとい支給するそうです。

 

 公明党の主張だそうですが、とにかくこういうバラマキ型戦術が好きですね、この党は。政治的な観点ではなくて、 選挙対策という意味での「戦術」ですねぇ。減税といっても、最近までやっていたような、1割とか2割ぐらいでしょうか?

 戦術としては、むしろ、減税よりも、給付金の方が肝で、低所得者のことを考えていますよ、 とアピールをしたいのかも知れません。

 

 さて、減税を実施する財源を確保するために、赤字国債を発行する可能性があるそうなんですが・・・・・ そうなったら、問題を先送りにしているだけで、一体何をしているのかわからなくなりますよ。こんなのだったら、せいぜい 「目先の安心実現」がいいところ。

 出血を止めないまま、輸血をするようなものか。

 

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posted by いさた at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

新党「改革クラブ」らしい(追記あり)

 何でも、民主党から参議院議員が何名か離党し、無所属の議員と一緒になって新党をつくるらしいです。 民主党はこれから対応を協議するそうで、正式な表明は明日になるようです。

 新党の名前は「改革クラブ」だそうです。個人的には政党名「○○クラブ」というのは、 どうもあまり力が入っていない、サロン的集りというイメージがあり、あまり好きではありませんね。

 

 民主党の姫井由美子議員も新党に参加するようで、民主党内には、その注目度から民主党に留めたい、 との意見もあるようです。数の論理、ということもあるでしょうが、この好機に離脱させておいた方が、 後々は楽になるんじゃないか?という感じがします。ついでに、横峯良郎議員も放出してはどうか?

 

 ま、こういう件にかかわらず、今度の国会は農水大臣の事務所費問題を端緒として、 スキャンダルの応酬になりそうな予感がしています。また空転が続くのでしょうか。

 

2008.08.29 19:35 追記
姫井議員は「やっぱり参加しない」となったようです。誰か引留めたんでしょうか。

 

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2008年08月02日

福田改造内閣発足

 本日、福田改造内閣が正式に発足しました。総理曰く、「安心実現内閣」だそうですが、名に見合った仕事ができるのかどうか。個人的には期待感は無い。

 とりあえずの対応が求められるのは、原油高や食糧不足に端を発する物価高や経済問題でしょうが、新内閣が有効な対策を打っていけるんでしょうかね。それにしても、顔ぶれを見ても、期待感を抱かせるセンセイ方はおられませんね。

 

 公明党は、不祥事が続々発覚している国交相は懲りて、問題が少なそうな環境相のポストを望んだそうですが、逃げ腰でポストだけが欲しい、ということなんでしょうね。私の仕事に関係してくる国交相は、谷垣氏がなるそうですが、さてさて自身のカラーを出すことが出来るのか。

 社会保障の失策処理は、引き続き舛添氏が行うことになりました。引き受け手が無かったのでは。そして、野田聖子氏が入閣しましたが、とても不思議な感じがします。離党から復党、そして「大臣」となったことで、自民党内では「許された」ということなんでしょうか?

 

 今回の内閣改造の目玉は、閣僚ではなく、麻生氏の幹事長就任なのかも知れませんね。各派閥からバランス良く支持を取り付け、総選挙に向けた内閣改造、自民党内体制づくり、と言われていますね。

 選挙のことを考え出した国会議員が、閣僚としての仕事に身が入るのかどうか、非常に疑わしいです。「人気取り」だけは、とても知恵がまわるのかもしれませんが。

 

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2008年05月12日

小沢一郎「自公政権はダッチロール状態」

 小沢一郎・民主党代表が、党の会合で『自公政権は本当に混迷というか、ダッチロール状態に入っている』 といった発言をしたらしい。「ダッチロール」という比喩は、本当に久しぶりに聞きました(^^; 安定せず、ふらふら、 ふらふらとしている、という状態を表した発言だと思います。

 

 「ダッチロール」という言葉が一躍知られることになったのは、1985年の日航機墜落事故。 524名中520名が亡くなった事故で、坂本九さんをはじめ、有名人も多く亡くなった事故です。

 小沢氏の発言は、この事故を念頭に置いた比喩でしょうが、少なくとも30代以上でないと例えがわからないのでは・・ ・・まぁ、議員の先生方のほとんどは30代以上でしょうから、政界用語としては最近でも用いられているのかもしれませんね。

 

 以前の自民と民主の大連立騒ぎでも、「ぷっつん」だったか、懐かしい言葉が出てきていましたが、 これも小沢節の特徴か?

Wikipedia
日本航空123便墜落事故

 

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2008年04月30日

衆議院で再可決へ

 ガソリン税の暫定税率を元に戻すべく、本日衆議院で再議決が行われます。まず、参議院が否決したとみなす、 という動議を出してそれを衆議院で可決し、その後衆議院本会議で暫定税率に関わる法案などを再可決、 成立させるというプロセスのようです。再可決は本日夜になる見込みで、この記事を書いている現在、 動議が可決されたとのこと。

 

 報道のもっぱらの関心は、明日からレギュラーガソリンの単価がいくらになるか、ということですね。 税金上乗せと調達コストの上昇により、160円台が予想されていますが、今後も調達コストが上昇を続け、 200円を超えるのもそう遠くないのでは、と個人的に思っています。

 ガソリンの価格は生活に関連が強いので、関心が高くなるのは仕方がないですが、問題点としては、 暫定税率が今後何年間続くのか、とか首相が表明した一般財源化は実現性があるのか、 といったところの方が核心に近いと思います。しかし、こちらの方はどうなっているのか、よく分りませんね。

 だいたい、「暫定」税率といっても、これがなければ予算不足に陥るのですから、暫定なんて名目だけ、 期限延長が繰返される実質恒久税。一般財源化にしても、こたびの再議決で福田政権の余命もわずかでしょうから、 首相が交代すればウヤムヤで立消えになるでしょう。結局何も変らず、国会の空転で時間を浪費しただけに終る気がしています。

 

 そんなことより、と言うのはあれですが、現在の原油などのエネルギーや工業資源、食料の調達に関する不安が、 まだ不安であるうちに、真剣に議論をして早急に対策と戦略を立てていく方が重要だと思いますよ。ですが、 今の状況では物事が前に進んでいる感じが全くしません。

 これは国会で何か法案を議決したり、国の方針を決めただけで解決するわけではなく、 実際の行動が伴わなければ対策は進まないですし、効果が見えてくるまで時間がかかります。ただ、 方針もはっきりしないような状態ではどうしようもありません。

 

 自国内で調達できる資源が乏しい日本では、仰々しく言えば国家の安全保障に関わる問題だと思いますが、 先生方はあまり危機感を抱いているようには見えませんね。今の状況では「金の切れ目が生命の切れ目」 であることは間違いないと思うのですが・・・・

 

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「ガソリン国会」このままで良いのか
2ヶ月引きのばし

 

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2008年03月29日

2ヶ月引きのばし

 停滞している国会ですが、3月末で期限切れとなる暫定税率のうち、ガソリン税以外の、優遇措置されている税率を、 とりあえず5月末まで引きのばす「つなぎ法案」が、31日の期限切れぎりぎりに、国会で可決・ 成立される見通しになったそうです。

 ガソリン税の暫定税率廃止に端を発し、イージス艦の衝突事故、年金問題の度重なる不手際と言った不祥事などがあり、 野党の審議拒否や、不祥事をネタにした政争で、年初から国会は停滞したまま。 立法機関としての役割をほとんど果していない状況ですね。

 

 4月1日からの混乱を出来るだけ防ぐ、という意味合いのつなぎ法案ですが、結論を先送りにしただけ。 今の停滞した状況を打開できる見込みは、一般庶民から見ている限りは感じられません。政治家の思考では、 何か糸口が見えているのでしょうか?

 ガソリン税の暫定税率が廃止になるのはほぼ確実なようですが、 4月末には衆議院で再可決して元に戻る見込みのようです。他の優遇措置も、同じ道をたどるのではないでしょうか。

 衆議院の再可決には60日の間隔が必要なので、まだ2〜3ヶ月は今のような停滞した状況が続くのかも知れません。 だとすれば、2008年の半分は停滞したまま、という実に情けないことになってしまいますね・・・・ その後も続く可能性があるわけですが。

 

 今国会は、すさまじいまでの時間の浪費だったように思われます。だらだらと停滞を続けたあげくに、 何も変ることは無かった、という結末が待受けていると思えるのですが、これでは日本が「脳死状態」「静かなる死を待つだけ」 となっても仕方がない気がしてきました。

(関連記事)
「ガソリン国会」このままで良いのか

 

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2008年01月21日

「ガソリン国会」このままで良いのか

 「ガソリン国会」が今日21日から代表質問だそうです。民主党は、ガソリン税の暫定税率廃止から、 衆議院の解散を狙っているようです。暫定税率廃止で、ガソリンがリッター25円下がる、といえば庶民受けするし、 その勢いで選挙に勝利・政権奪取を夢見ているのでしょう。

 しかし、暫定税率を廃止した後の政府の収支をどうするか、という具体案が提示できていません。 すでに破滅的な借金経営なのに、税収が減ったところをどうするのか。別なところから増収を図るのでも、 どこか歳出を削るのでも良いですが、とにかく具体的なところがわかりません。
 このように対案を示せないありさまでは、仮に自民党から政権を取ったところで、有効な政策が実行できるとは思えません。 非常に不安がありますね。

 

 一方、与党側は、暫定税率を止めれば、国際的に「環境に不熱心な国」という烙印を押されるなどと、 官房長官が発言をしている状態。日本の自主性は無いのか、と言いたくなるありさまです。結局、 国際的評価や国家100年の大計、なんていう言葉を唱えて、既得権益を防衛する姿勢が見え見えです。

 

 環境云々というのであれば、例えばガソリンの暫定税率は廃止して、新たに環境税としてリッター20円を課税し、 税収は温暖化対策のために使う。税収不足分は、官僚機構の無駄を省いて吸収する、 という提案の方が良いのではないかと思いますね。落しどころとしても、5円減税、というのはそう悪くない気もしますが。
 ただ、新たな税「環境税」に関する法律を成立させるような時間はまず無いだろうから、現実味は薄い・・・・

 つまるところ、暫定税率は自民と民主の政争のために利用されて、実が成ることなく国会閉幕、 という事態になるような気がしています。こうも停滞した状況では、株価が下がり続けるのも仕方が無いかも知れませんね。

 

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2007年12月12日

年金記録の全員特定はやっぱり無理

 宙に浮いた年金記録5000万件のうち、約4割の1975万件が、社保庁の入力ミスやらなにやらで、 誰のものか特定するのか非常に困難であるそうです。政府は「記録の全員特定」公約を撤回。

 公約違反だ、舛添辞めろ、苦しい言訳をするな、とか八つ当りがなされているようです。 攻めたければ攻めればいいのですが、ちょっと攻めるところが違うように思いますね。だいたい、この顛末は、 これまで社保庁と厚生労働省が営々と積重ねてきた、あきれるほど無責任な手抜き業務の集大成なわけです。 そんな手抜きでぬるま湯体質な役所が、いくら努力をしたところで、うまくできるわけがなかろう、 と内心思っている人は多かったのではないでしょうか?私もそのひとりですが。

 

 歴代の厚生労働大臣・社保庁長官・事務の責任者を国会に引きずり出して、死んでも責任をとれ、 何としても全員特定できるよう方法を考えろ!と吊し上げる方が筋が通っていると思いますね。

 舛添大臣を擁護するわけではありませんが、たまたま年金問題が発覚した時の大臣である氏が辞めたところで、 問題の解決にはならないでしょうね。民主党が政権を取ったとしても、解決するとは思えないが・・・・・

 

 結局、膨大な記録を特定できないまま、「救済」の名のもと、申出があれば「支払っていたことにする」として、 金が足りなければ税金から保険料を補填する。社保庁の責任はウヤムヤ、という、 とっても嫌な落しどころに落着きそうな気がします。結局、国民は泣寝入りか?

 

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2007年11月28日

守屋前防衛事務次官 収賄容疑で逮捕

 守屋前防衛事務次官が、山田洋行の接待に関連した件で、収賄容疑により東京地検特捜部に逮捕されたとのこと。 夫婦で逮捕されたそうですが、山田洋行へ便宜を図るに際して、 奥さんも(前次官を通じて間接的に)影響力があったということなのでしょうかね。

 国会の証人喚問ではとぼけていましたが、逮捕されて当り前、という感想です。手ぬるい感じの証人喚問より、 汚職事件として刑事で裁いてもらう方が適切であるのは間違いありませんね。

 防衛省だけでなく他省庁でも言える事ですが、権力の中枢であり金の動くところは、 とかく腐った人間が出てきてしまう、ということなのでしょうか。人間の弱さというかなんというか。

(関連記事)
防衛省 守屋前事務次官 再喚問

 

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2007年11月22日

[訃報] 江藤隆美 元衆議院議員 逝去

 建設相や運輸相などを歴任された、元衆議院議員の江藤隆美氏が旅先のベトナム・ホーチミンで亡くなられたとのこと。 82歳。心臓マヒで亡くなられたとのことで、突然の訃報ですね。こういった旅先の異郷で無くなることを「客死」 (かくし)というそうです。

 政界引退直前は、小泉政権での「抵抗勢力」の代表格、道路族の代表格でしたね。政治家としては、功罪半ばで、 毀誉褒貶(手書では書けないな(^^;)が激しい方という印象です。かくしゃくとしておられましたが、 こうした訃報に接すると、生命のはかなさを感じますね。

 故人のご冥福をお祈りいたします。

 

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2007年11月15日

防衛省 守屋前事務次官 再喚問

 防衛省の守屋前事務次官の2回目の証人喚問が行われました。山田洋行の米津社長も参考人として呼ばれています。

 尋常でない回数のゴルフ接待や、使った金額から見て、 山田洋行に有利な扱いがあったのは間違いないところでしょうね。防衛省事務方トップを接待漬け、天下り受入れ、 さらには政治家の接待と、山田洋行の裏の手回しは万全の体制、といったところだったのではないでしょうか。

 ただ、こうも表沙汰になったら、例え偽証になろうとも「記憶にない」とか言ってとぼけておくしかなさそうですね。 山田洋行も、船場吉兆ではないが、組織的に関与はしていない、と言う他に無し、といったところでしょうか。

 

 政治家の名前で久間氏、額賀氏と出てきましたが、こちらの追及にも入るのでしょうか。 病院に入ってとりあえず安全圏の久間氏はともかく、額賀氏はどう対応するのでしょう。 今は火消しに躍起になっているところでしょうか。

 

 問題を追及する、といってもどことなく決め手に欠けていて、何やら手ぬるい感じです。

 

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2007年11月07日

小沢一郎 辞意撤回 正式表明

 自民・民主の大連立政権構想に端を発した、小沢一郎にまつわるお祭騒ぎですが、氏が早々に代表の辞意を撤回。 これで一区切りついたということなのでしょう。

 この数日間のめまぐるしい動きはいったい何だったのだろうと思います。民主党に人々の関心を向ける、 ぐらいの効果はあったのでしょうか。防衛省の守屋元次官に関わる問題なんて、あれだけ色々と報道がありましたが、 霞んでしまいましたね。

 とにかく、普通に国会審議を進めてください。

(関連記事)
福田首相 大連立呼びかけるも民主党は拒否
民主党・小沢代表が辞意を表明したが

 

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2007年11月05日

民主党・小沢代表が辞意を表明したが

 昨日、民主党の小沢代表が辞意を表明。大連立政権に関わる政治的混乱のけじめをつける、ということですが、まぁ、 自分が描いた青写真のメインである「政権参加」ができなかった、というのが一番の理由なのではないでしょうかね。

 民主党としては、小沢代表を慰留し、連立はせずとも各政策については協議に応じる、 という方向性に向っているようです。そうなれば、福田首相が大連立を持ちかけた効果、小沢代表の辞意表明の効果、 ということになるでしょうか。

 

 この先どうなるかわかりませんが、かなりの数の子分を連れて離党し、新党を立てて、 キャスティングボートとして連立政権に参加、というのが小沢氏らしいような気がします。数は少ないけれど、 国民新党もついて行ったりして・・・・

 そうなれば、民主党はクラッシュ、自民党はやや息を吹返す、という状況に変ってきます。安倍首相が続投していれば、 こんな展開は見られなかったかも知れません。

 

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2007年11月03日

福田首相 大連立呼びかけるも民主党は拒否

 福田・小沢両氏が互いの腹を探り合った党首会談で、福田首相より民主党に大連立政権が提案されましたが、 民主党はこの案を拒否。テロ特措法後継法案については、時限法でなく恒久法を、 という小沢氏の持論を何らかの形で取入れる方向へ行くような行かないような。この点では民主党が有利か。

 

 一国民としての思いでは、民主党に大連立などして欲しくないわけで、 その点についてはまぁまともな決着の付き方だったと思います。

 ただ、大連立提案のタイミングは唐突に感じたし、狙いどころが良くわかりませんね。「ねじれ国会」対策と、 テロ特措法後継法案をなんとかしたいがため、というのは簡単に想像がつきますが、 民主は大連立を飲まないことも想定内だった気がします。これから自民・民主が連立しないまでも歩み寄る、 という方向を示すための布石か、あるいは連立を呼びかけたと言う事実をもって、政界再編への布石か。

 

 小沢氏が党へ持帰って協議した、というのは、もしかすると自身は大連立に意欲があったのかもしれません。 とは言っても、会談の場でOKしてしまえば、民主党が混乱してバラバラになってしまう、 ということもわかっているでしょうから、そこまで豪腕はふるえなかったということでしょうか。

 

 しかし、大連立政権の呼びかけで、一番揺さぶりをかけられたのは公明党なのかもしれませんね。 自民には捨てられるかも知れない、民主からは牽制される。もし、次回総選挙で民主党が勝ったら、 こんどは民主党とくっつくのかも。

 

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2007年10月30日

友人の友人はアルカイダ

 タイトルは鳩山法相の爆弾発言。言った後で訂正を入れたあたり、本人がマズイと思ったのか、 それとも周囲から訂正するように言われたのか。真偽のほどはわかりませんが、どちらにせよ、 大臣が裏の取れていない話を曖昧な主語と時間関係で発言するようではダメですね。

 この口のすべらせ具合だと、福田政権打倒のための刺客か?という感じですね。糸を引いているのは麻生支持派か、 それとも民主党の某兄弟か?

 

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2007年09月26日

安倍が去り、麻生は敗れ、福田来たる

 突然の辞意を表明した安倍晋三は、ちょうど365日・1年で総理大臣の座を去り、麻生太郎は総裁選で敗れ、 結局は福田康夫自民党総裁、日本国首相、ということでとりあえずおさまりました。
 突然の辞任による混乱で、ダークホースが一躍おどり出た、という感じです。首相会見、の絵を見ていると、 官房長官時代を思い出して、何となくしっくりと来ません(^^;

 早速、内閣閣僚が発表されましたが、ほとんどのメンバーは留任。あまりにも閣僚を入替えると、 また混乱のもとになるだろうし、横滑りなら、各人の身体検査もある程度は済んでいて、埃もある程度は出しているから、 全く新しい人よりはスキャンダルの面で安心かも知れませんね。

 新任で目新しいのは文部科学大臣の渡海氏ぐらいでしょうか。石破氏は防衛ポストで再登板だし。 首相自身が気心が良く知れたメンバーで臨むということですね。留任者の多さから、評判は良くないようですが、 私はまずは現実的展開で、そう悪くはないと思います。

 

 さて、親子二代で首相を務めることになりましたが、その手腕はいかに。経験は豊かでしょうから、老獪な手を使って、 調整してまとめていくような感じなのでしょうかね。開店休業中の国会、山積する難題にどう当っていくのか、お手並拝見、 といった思いでニュースを眺めています。

 

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2007年09月14日

[自民新総裁] 福田と麻生、福田が有利か

 12日、安倍総理が突然の辞任を表明、昨日入院。それから世間は、次の自民党総裁=新総理は誰か、と大騒ぎです。  日本国のリーダーのことなので、関心が高いのは当り前ですが、やはり突然の辞任劇で、 後継がはっきりしないという状態は落着かないですね。ただ、自民党内の派閥に関する情報、 動向ばかりが垂流されているようで、食傷気味であります。

 さて、その自民党総裁選は、今日告示され、23日に投票で決着するようです。一昨年の終り、ポスト小泉は? と言われていた頃「麻垣康三」という、うまいまとめ方がありました。今は「三」が退出し、 「麻」と「康」が対決、という構図になりそうです。

 私は急なことなので麻生氏が有力かな、と思っていましたが、ここにきて、意外にも福田氏が担ぎだされました。 支持する派閥の規模から見ると、福田氏がかなり優勢な風向きであるようです。それにしても、こういう勢力争いとなると、 政治家のセンセイ達は実に活き活きとしますね。

 まあ、私を含め自民党員でない一般庶民は、実質的な新首相の選出をじっと見ているしかありません。

 

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2007年09月12日

安倍首相 突然の辞任(追記あり)

 速報が入ってきましたが、安倍首相が与党幹部に辞意を伝えたとのこと。 午後2時からの衆議院本会議で正式に表明するそうです。

 詳しいことは今後の報道によりますが、まさに突然で驚きました。(+_+) 参院選惨敗でも辞めず、 内閣を改造して、「職を賭す」発言で決意のほどを示して、舌の根が乾かないうちに辞任とは・・・・ 職を賭して戦う前に投げ出しましたか。めまぐるしい変化ですね。

 次はやはり麻生総理で、内閣閣僚は今のメンバーを再任か?小沢一郎はここで何か仕掛けてくるのだろうか? 大きな政治的混乱にならなければ良いですが。

2007.09.12 13:55 追記
衆議院の代表質問は延期され、午後2時から記者会見が開かれるとのこと。

2007.09.12 14:40 追記
 記者会見の引用記事を追加。asahiの記事を読んでいると、テロ特措法延長問題で敗北宣言という感じですが、 記事にバイアスがかかっているのか。本当だとしたら、見ている方向が大多数の国民とはかなり違うと思いますね・・・
 「突然の」辞任は、やはり精神的にかなり参っていると見ました。自民党には、首相続投を慰留する人はいないようですね。 次の人事に目が向いているようです。

 

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2007年09月03日

遠藤農水相、歴代2位の短命で辞任

 遠藤農水相が、農林補助金の不正受給問題から、歴代2位の短命となる在任8日で辞任。また、 領収書を使い回していた坂本外務政務官も辞任。遠藤氏の後任は、若林前農水相(環境相と兼務でしたが)だそうです。 急場で人がいない印象ですね。

 松岡氏以来、農水相のポストは短命が続いています。今回は三度目の正直成らず、二度あることは三度ある、 となってしまいました。閣僚の辞任問題もそうですが、参院選に勝利し、 せっかく勢いに乗れるかと見えた民主党もスキャンダルが吹出して、得意のブーメラン状態。

 今の政界は、政策や実務は隅においといて、不正の暴きあい、というような状態ですね。 マスコミがそちらに力を入れているのでしょう。不正は不正なのですが、叩いてもホコリが出ない政治家の方が少ないのでは? スキャンダルも飽き飽きなので、いいかげん、社会問題やら国政の懸案事項の解決やらに力をいれてもらいたいのですが・・・・ やる気はあるんでしょうか。

 この勢いだと、今年の流行語大賞は「身体検査」になるかもしれませんねぇ。

 

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2007年08月27日

安倍改造内閣 新閣僚決まる

 安倍改造内閣の新閣僚と、自民党の新三役が決ったとのこと。いずれも目新しさはあまりないですね。

 閣僚の方は、何名かは留任者がいますが、ほぼ入替えですね。大臣経験者、派閥のボスなど、 どこかで聞いた名前がいくつもあります。実績重視、背水の陣と言うところでしょうか。 小池百合子は希望通り閣僚を去りました。様々な大臣を兼務しまくっていた高市早苗も去ったようです。

 安倍首相を批判していた舛添氏を起用したのは意外と言えば意外ですが、年金問題・ 医療費問題に関わる厚生労働相への起用、というのは「できるもんならやってみろ」 という感じがしないでもない(^^;

 三役の方は、麻生幹事長、石原政調会長、二階総務会長。安倍の次はこのあたりが主力を果すようになる、 ということなのでしょう。

 

 さて、周辺の改造は成ったようですが、首相自身はどうなのでしょう。 面の皮と心臓の毛を強化して登場するのでしょうか。

 

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2007年08月10日

安倍内閣全閣僚が終戦記念日の靖国神社参拝を見送り

 安倍内閣の全閣僚が、終戦記念日の靖国神社参拝をしない意向だそうです。各人それぞれに信条があるでしょうが、 特に注目される時期の参拝を避ける、ということでしょう。参院選惨敗で慎重になっている、ということもあるでしょうが。

 安倍首相は、(時期にかかわらず)靖国神社参拝時期自体を明言しない、というスタンスを崩していません。 首相周辺は15日参拝はしない、という予想のようです。

 参院選惨敗後も続投中というのが、不思議な感じを受ける安倍内閣。支持率も低迷、責任論も吹出している中、 もうこうなったら、失うものは何もないとばかりに、破れかぶれで15日に安倍首相が靖国神社に参拝して、 大バクチを打ってみたらどうでしょうか。

 



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2007年08月01日

赤城農水相 更迭さる

 赤城農水相が、今になって更迭されました。首相が赤城氏を官邸に呼び、辞表を出させた、 ということで形式的には辞任ですが、事実上の更迭というややこしい形態です。これで安倍内閣の閣僚交代は4人目。農水相は、 当面は若林環境相が兼務するそうです。

 自身の事務所費問題などが参院選惨敗の一因となったので、そのけじめだそうです。叩けばホコリが出てくるのは、 何も赤城氏に限らないと思うが・・・・・安倍首相としては赤城氏をスケープゴートにしたつもりでしょうか。 内閣総辞職した方がいいんじゃなかろうか。

 

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2007年07月30日

民主大勝、自民惨敗

 昨日の参院選は、民主党が60議席と躍進し、自民党は37議席と大幅に減らす結果になりました。民主党の大勝、 自民党はまさに惨敗ですね。そんな中で、選挙権が無かった丸川珠代が当選したのは不思議だ・・・

 議席を減らすのは、自民党もある程度予想はしていたでしょうが、ここまでとは思っていなかったのでは。 安倍総理は続投する、と意思表明しています。失言問題がなければ麻生総理、とうラインもあったのかもしれませんが、 有力な後継者がいない状況では、自民党としても苦渋の決断か。

 参院選前は、衆議院で力押しの強行採決が目立っていましたが、これからはますます増えていくのでしょうか。 参議院で否決されても、再度衆議院を通せばいいだろう、という事で、数任せの場面が目立ってくるのでは、と思います。

 安倍総理が引くときは、与党と自身が、完膚無きまでにたたきのめされた後なのでしょうかね。

 

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posted by いさた at 12:40 | Comment(2) | TrackBack(34) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

アルツハイマーだか珍道中だか知らんが

 安倍内閣発足後、政界では問題発言・失言が絶えない。この期に及んでアルツハイマー云々、 ある議員はブログで珍道中などと、被災地訪問にはそぐわない表現をしてみたり。発言に重みが無い。

 問題発言だけでなく、スキャンダルも絶えない。都合の悪い金は事務所費にぶち込んで、発覚したら適当に対処、 首相はそれをかばい、現職閣僚が自殺するという事態も発生。こんな火種を抱えているの者がたくさんいる。

 官僚は官僚で、年金問題や天下り、官製談合など、いい加減きわまりないことばかりしている。 酔っぱらうと痴漢を働くのが最近の特徴か。素面でもセクハラ。いい加減といえば、国会にしても強行採決ばかり。 居眠りや乱闘が珍しくなく、本会議中でも携帯で話をするなど、基本的マナーもできていない有様らしい。

 与党も無茶苦茶だが、ある野党は、政府公報が公職選挙法違反だ、などと訳のわからないことを言いだし、 明後日の方向へ向っている。与党叩きに必死のようだが、自分たちがどう見られているか考えたことがあるのか。

 

 今の世間、犯罪をはじめとして異常なことがたくさん起き、世の中オカシクなっている。日本国首相をはじめ、 国会議員や国の官僚、日本の中枢を担う者たちがこんなにたるんだ有様で務めていては、「まともな世の中」にするなど、 いくらがんばっても出来はしない。「美しい国」など、夢のまた夢、砂上の楼閣、大言壮語。

 本当に日本を良くしたいと思っているなら、まず自分たちが襟を正して、その決意を国民に見せなければならない。 国の中枢が引き締まらなければ、世間一般が引き締ることもない。今のような日本になってしまった一因はそこにある。

 

 美辞麗句を並べる前に、マニフェストだのとお題目を唱える前に、政敵をこき下ろす前に、まず自分自身が「恥を知れ」 、そして「改めよ。」

 

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2007年07月19日

[訃報] 元文化庁長官・河合隼雄氏 逝去

 ユング派の心理学を研究され、京大名誉教授、元文化庁長官の河合隼雄氏が逝去されました。79歳。 学者としてだけでなく、色々な分野で評論や提言をされるなど、いわゆる「文化人」として活躍された方ですね。

 昨年8月、文化庁長官をされている時に脳梗塞で倒れられました。 ちょうど高松塚古墳の壁画劣化問題が持ち上がった時であり、組織のトップとして心労などが重なったのでは、と推察します。 壁画の劣化は、河合氏の代にはじまった問題では無いのですが、タイミングが良くなかったといいましょうか。

 もし、文化庁長官職を受けていなければ、今でも健康に過されているかも知れない、と思ったりもしますが・・・ 故人に対し、謹んで哀悼の意を表します。

 


 


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posted by いさた at 20:10 | Comment(0) | TrackBack(4) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月18日

丸川珠代 実は選挙権が無かった

  選挙期間中にこういう話題を書いていると、公職選挙法に抵触するとかしないとかややこしいみたいですが、 気になったので書いてます。
参院選に立候補した元テレ朝アナウンサーの丸川珠代さんが、実は選挙権がなかったという珍しい事態になっていました。 3年間選挙権が無く、この間投票していません。住民税は支払っていたようです。

 住民票が無くても住民税は課税されるんですね。 税金を取るシステムは非常にフレキシブルだということなんでしょうか。源泉徴収票で証明したそうですが、 企業が源泉徴収していることと、実際の納付は、本当はちょっと違う気がしないでもない。

 まぁ、もし当選したとしても、格好の突っ込みネタになるでしょうね。

 

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posted by いさた at 12:58 | Comment(6) | TrackBack(4) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

久間防衛相が辞任、後任は小池百合子

 「原爆投下はしょうがない」発言の久間防衛相が、しょうがなく辞任しました。後任は、 国家安全保障問題担当の小池百合子首相補佐官だそうです。 

 参院選への影響を考えて、早々に辞任したというところですね。故松岡農水相のケースで学習したのか、 出来るだけ早く事態を収拾する方向なんでしょう。

 後任は、急な辞任であることと、安全保障つながりで小池百合子氏のようですが、「防衛相」 というイメージではありませんね。選挙に向けて、首相官邸のイメージ戦略か、それとも退陣が近いと悟っているから、 手っ取り早い人選をしたか。

(関連記事)
久間防衛相「原爆投下はしょうがない」

 

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posted by いさた at 17:03 | Comment(0) | TrackBack(26) | 時事(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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