Blogエディタ、というソフトのジャンルが確立しているかどうかはわからないが、そのうちの一つである「BlogWrite」でこの記事を書いてみる。本来のシェアウェア版と、機能が限定され、さらに個人用途に限るフリー版の二つがあるが、とりあえずフリー版の方で書いている。
Blogエディタの良いところは、ローカルPCで記事を書いてブログに投稿する、ということで、記事を、ブログサイト内だけでなく、PCにファイルとして残せる点。さらに、ブラウザのハングアップなどによりせっかく書いた記事が消滅、というリスクがとても減少する点。
私はこのブログを始めて間もない頃から、「ubicast Blogger」を使ってきた。既に相当なじんでおり、どうしても我慢できない不満があるわけではないが、すでに2年近くバージョンアップされていないこともあり、今回は少し趣向を変えてみようと、同じジャンルのソフトである「BlogWrite」で記事を書いてみている。
以降は、ubicast Bloggerとの対比の視点から感じたことを列挙してみる。
BlogWriteを使って書く記事はこれが初めてになるが、ubicast Bloggerを使っていれば、記事作成に関して、基本的なところはほとんど同じなので、操作を迷うことはあまりない。決定的な違いは、ubicast Bloggerが記事を作成する事に長けたエディタ、BlogWriteは3ペイン管理画面を持ち、記事作成は管理画面から複数ウィンドウを立ち上げて行う、という点であろうか。
作成した記事の管理という点では、BlogWriteの方が使いやすそうである。ubicast Bloggerにはそのような機能は無い。
BlogWriteならではの特徴としては、表の作成が簡単であるそうだが、こちらはまだ試していない。またシェアウェア版では複数のブログアカウントを管理でき、HTMLを直接編集できるとのことだが、フリー版ではこの機能は省かれている。
長くなってきたので、追記画面を使うことにするが、
追記の画面は、BlogWriteがタブを切替えるのに対し、ubicast Bloggerは、同一タブ内で別ペインとなっている。一覧性ではubicast Bloggerだが、記事作成ではBlogWriteの方が画面が広く、編集はやりやすい。
記事をファイルとして保存する場合の拡張子は、.entryであり、ubicast Bloggerと同じである。もしや、と思いBlogWriteから以前ubicast Bloggerで作成したファイルを読込んでみると、一応読込むことはできた。ただし、読込めるのは本文のみで、追記部分を読む込むことは出来なかった。 ここの記事は、追記部分にニュースサイトの記事の引用があるスタイルがほとんどであるため、ファイルの互換性という点ではこれは痛い。
また、逆にBlogWriteで作成した記事をubicast Bloggerで開いた場合は、全く読込むことができなかった。過去の記事ファイルのことを考えると、どちらか一方のソフトに絞るというのは難しいものがあり、現状では判断できない。
今の時点で気づいている両ソフトに共通する制限事項は、エディタ上でSeeSaaブログの記事紹介ページでのジャンルが指定できないこと、タグの指定ができないこと。これらは、ブラウザで投稿画面を開き、改めて指定する必要がある。
さて、このぐらい書いたところで一度投稿を試してみるが、さて、どの様になるのか。BlogWriteフリー版では、記事の最後に広告が入る(BlogWriteで作成した旨)とのことである。
BlogWrite
http://www.witha.jp/BlogWrite/