2008年04月17日

中国富裕層の日本観光客が急増

 引用したのは、産経ニュースの記事。ショッピング目的、 あるいは健康診断目的で日本に来る中国の富裕層が急増している、というもの。中国からの出国が簡単になった、 急速な経済成長で富裕層が増えた、といった点が急増の要因であるようです。

 

 確かに、ここ数ヶ月で中国人観光客と思われる人たちをよく見かけるようになりました。 公共のスペースでの中国語による表示や注意書も結構見かけるようになりました。

 BRICsの一角を占める中国、まだまだ今後の伸びが見込めるとして、販売業や観光関連の業界では、 商機であるととらえられているようです。地理的条件から言えば、ロシアやインドも、 将来的に同じビジネスチャンスになると見込まれているのかも知れません。

 

 しかし、中国では基本的に反日教育が行われているのでしょう? まぁ、人間が12億や15億もいれば、 いろいろな考え方があるでしょうが、それにしても、中国から見れば印象の悪い国に、 買物や健康診断に来ようなんて思うものですね。留学で日本に来るのも同じ。心情的に考えると不思議に思えます。

 これも、中国人は、国家の思想とは裏腹に、実生活の面では現実的判断を下している、という面の表れなのでしょうね。 日本企業が中国に工場をつくるのと同じように(これはコストに目がくらんで、 安全性や技術を失う結果になりつつありますが)・・・・少子高齢化が進行する日本とは裏腹に、中国は人口が多いので、 そのうち、中国人の購買力が日本経済を左右するような時節を迎えそうですねぇ・・・

 「政冷経熱」とは、まさにこのような状態のことを言うのか。

 

産経ニュース
歓迎! 中国の富裕層様 観光客急増、年間94万人

2008.4.17 07:55

 中国からの観光客数が伸びている。団体での旅行が一部解禁になった平成12年から急増し、今や韓国、 台湾に続き、年間94万人が訪日している。観光や買い物が主な目的で、中国の富裕層がその牽引(けんいん) 役とみられる。東京・銀座の百貨店などは中国語サービスを強化。 日本の先端医療を受診するメディカルツーリズムの企画も出現するなど「チャイナ・マネー」 を取り込む動きが活発化している。(柳原一哉)

 朝の東京・銀座のメーンストリート。ひっきりなしに観光バスがとまり、 中国からのツアー客がブランド店やデパートへと吸い込まれていく光景は、もう珍しいものではなくなった。

 三越は「銀座店を筆頭に、昨冬から中国人客の姿が目立ってきた。化粧品やブランド品など、 中国国内で売っていないものが売れ筋。銀座ツアーの一つに組み込まれて来店されているようだ」(本社広報)という。 同店を訪れた中国人男性客(21)は「山東省から来ました。カメラや腕時計を買って帰るつもりなんです」 と盛んな購買欲を見せていた。

 飽和気味とされる百貨店業界にとって、中国の富裕層は大切なお客さんだ。 三越では免税カウンターに中国語が堪能な係員を置いたり、中国語の店内案内パンフレットを配るなど対応を強化。 銀行口座から直接代金が差し引かれる日本のデビットカードにあたる中国の銀聯(ぎんれん) カードを利用できる端末機をいち早く設置したことも来店を誘っているという。

高島屋でも先月、東京や大阪などの5店舗で、 中国語に対応できることを示すバッジをつけたスタッフ計23人を配置した。

                   

 国土交通省の外郭団体、国際観光振興機構(JNTO)によると、 これまで中国では日本の親族訪問や身元保証人が日本にいなければ自由に訪日できなかった。だが平成12年、 団体旅行であれば北京、上海両市、広東省に限って訪日が可能となり、その後、段階的に“解禁”され、 中国全土が対象になった。訪日者数も12年の約35万人から昨年は約94万人に急増。アメリカの81万人をしのぎ、 韓国の260万人、台湾の138万に続く第3位の座にある。

 旅行者の多くは富裕層とみられる。平均的パッケージツアーでも8万〜15万円と、 月給が1万円以下も珍しくない中国では破格の大金だ。しかも中国側の旅行会社は「失踪(しっそう)防止」 のため1人当たり数十万円の預かり金(デポジット)をとるという。

                   

 そうした富裕層に照準をあて、SBIグループのSBIウェルネスバンク(東京都港区)とJTB東京、 中国などが提携して企画したのが健診ツアーだ。

医療水準の高い日本で、がん検査など健康チェックを受けるためのツアーで、都内の榊原記念病院、 東京女子医大付属青山病院、大規模ながん専門病院と連携。PET(陽電子放射線断層撮影)、CT (コンピューター断層撮影法)などの最先端医療機器を駆使し、脳を含め全身をくまなく点検。 必要があれば治療の手配もできる仕組みだ。

 6泊7日のツアーは、通訳がつき、観光も含めて1人約300万円と高額。 だが中国のベンチャー企業トップらの関心の高さに手応えを感じており、今月中に北京で説明会を開き、 7月にも10人規模の第1弾のツアーを実施。年内に計3回実施する計画だ。

 SBIの福澤雅彦代表取締役は 「日本人が比較的安価に済む東南アジア諸国で医療を受けるメディカルツーリズムは珍しくないが、 今回の企画はその逆の珍しいケースだろう」と話す。今後、急成長を続けるロシアの富裕層も対象に「同様の企画をしたい」 と意気込む。

 JNTOの薬丸裕シニアアシスタントマネジャーは「韓国や台湾と異なり、 人口の多い中国からのツアー客はまだまだ伸びしろがあり、増加が期待できる」とみている。

 

 

posted by いさた at 16:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 思い事(気になる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
「来るもの拒まず」という言葉もありますし、一人一人の中国人に悪意はないのだろうとは思いますが、正直私はうっとうしいです。仰るように、日頃「反日」を掲げながら「どの面下げて」来るものか、という感じですね。こんな国が日本の経済を左右しかねないというのはもう、うっとうしいどころの騒ぎじゃありません。悪夢です。
Posted by 三四郎 at 2008年04月20日 01:22
>三四郎さん

>こんな国が日本の経済を左右しかねないというのはもう、うっとうしいどころの騒ぎじゃありません。悪夢です。

儲ればいい、とばかりに中国を当てにして、気づくとえらいことになっていた、という愚をくり返すことになりそうです。

Posted by いさた at 2008年04月20日 17:50
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