横須賀でタクシー運転手を殺害したとして逮捕されたアメリカ兵が、動機について「誰でも良いから刺すつもりだった」 と供述しているらしい。車の中で運転手を刺すように、という声が聞こえた、とも。
また「誰でもいい」というフレーズが出てきました。最近の日本で起きた事件をわかっていて、かつ、 犯行を促す声が聞えた、 と自身の責任能力に問題があることをほのめかして罪を逃れよう(軽減しよう)と計画的に発言しているのか、 それとも自分自身の心境を素直にかたっているのか?
このアメリカ兵がどこまで本当のことを言っているのか不明ですが、いずれにせよ、平常時に軍人が 「誰でも良いから刺す」ということで殺人を犯す、という事実には、一般市民が起す犯罪とはまた違った戦慄を覚えますね。
asahi.com
タクシー殺人、米兵逮捕 米軍から県警に身柄
2008年04月04日03時07分
神奈川県横須賀市のタクシー運転手殺害事件で、県警は3日、 米海軍横須賀基地所属のナイジェリア国籍の1等水兵オラットゥンボウスン・ウグボグ容疑者(22) を強盗殺人の疑いで逮捕した。ウグボグ容疑者は「事実に間違いありません」と事実関係を認めているという。
一方、同日夜に接見した弁護士によると、ウグボグ容疑者は「人を殺すつもりはなかった。 タクシー料金を踏み倒すつもりもなかった」と犯意は否定しているという。
同日午後に持ち回り形式で開催された日米合同委員会で、米側が身柄引き渡しを応諾。 ウグボグ容疑者を基地から横須賀署に移した後、県警が逮捕状を執行した。 起訴前に身柄が引き渡されるようになった95年以降、実現したのは今回で5件目。
今後の司法手続きは、日本の制度にのっとる。ただ、 殺人など凶悪事件の容疑者の身柄が起訴前に日本側に移された場合は米軍司令部代表者の立ち会いが認められているため、 ウグボグ容疑者の取り調べにも、在日米海軍の法務官が立ち会う。
調べでは、ウグボグ容疑者は3月19日午後9時20分ごろ、同市汐入町2丁目で、 タクシーの車内で運転手高橋正昭さん(当時61)=東京都品川区東品川1丁目=の左肩を持っていた包丁 (刃渡り約20センチ)で突き刺し、タクシー料金1万9560円を支払わなかった疑い。高橋さんを刺した後、 走って逃げたという。
県警によると、ウグボグ容疑者は同日午後7時半ごろ、東京・品川駅周辺でタクシーに乗って、 「横須賀に行ってください」と伝えた。首都高などを経由して現場に着いたという。高橋さんの遺体発見時、 料金メーターは「支払い」の状態で、運転席の足元にウグボグ容疑者名義のクレジットカードが落ちていた。
車内に設置されたカードによる支払いに使う機器は、カードが使用不能だったことを示す表示のままで、 県警は、ウグボグ容疑者がカードでタクシー料金を精算しようとしたが、使えずにトラブルになったとみて、 高橋さん殺害の動機を調べている。
関係者によると、ウグボグ容疑者は、 艦内での金銭トラブルから外出を禁じられていたのに3月8日から行方不明になった。米海軍が10日に脱走兵と認定。 その9日後に今回の事件が起きた。
脱走兵として行方を追っていた米海軍犯罪捜査局が22日未明、東京・五反田で、 自分から連絡してきたウグボグ容疑者を捕まえ、基地内で拘束していた。 日本側の要請で今月2日にあった県警の任意聴取に対しても、ウグボグ容疑者は「私がやった」「『人を殺せ』 という声が聞こえた」などと供述していた。
■市民権取得の近道
ナイジェリア国籍の米海軍1等水兵オラットゥンボウスン・ウグボグ容疑者(22) は横須賀基地に配備されているイージス巡洋艦カウペンスの甲板員として、甲板の清掃など様々な仕事をしていた。
関係者によると、ウグボグ容疑者は独身で、頭がよく暴力的なこととは無縁の青年だったという。
米海軍のホームページによると、米国では永住権(グリーンカード)のある外国人居住者で、 年齢や英語力など一定の条件を満たせば、一般兵士として軍に志願することが認められているという。 ウグボグ容疑者もグリーンカードを持っており、07年2月に米海軍に入隊していた。
ウグボグ容疑者のような米国の外国人兵採用は独立戦争時から続いている。 基地内の大学への進学や将来の米国市民権(国籍)取得をにらんで、入隊する外国人も少なくないという。
ブッシュ大統領が02年7月、対テロ戦争下で派兵が続き、 負担が増大している軍への人材供給を促す目的で大統領令を出し、外国籍兵士の米国市民権取得について、 居住年数の要件を撤廃するなど大幅に緩和した。
米紙クリスチャン・サイエンス・モニターによると、 この改革で02年に約2万8千人だった外国籍米兵は05年には約3万9千人に増大。 このうち年に7千人が米国籍を取得しているという。イラクやアフガニスタンでの戦死者の中で、 外国籍兵士はすでに3ケタに上っている。
2008年04月04日11時12分
神奈川県横須賀市のタクシー運転手殺害事件で、 強盗殺人容疑で逮捕された米海軍横須賀基地所属の1等水兵オラットゥンボウスン・ウグボグ容疑者(22) の弁護人が4日午前、記者会見した。容疑者が「だれでもいいから刺すつもりで外に出たが、雨なので屋外で実行できず、 車の中で実行した」とする書面を弁護人に提出したことを明らかにした。
ウグボグ容疑者側の村上康聡弁護士によると、ウグボグ容疑者はタクシー乗車時、 現金約3万円と100米ドル(約1万円)を持っていたため、支払いを巡るトラブルはなかったとしている。
村上弁護士は、ウグボグ容疑者は殺害の事実については認めているが、 強盗などの目的はなかったとしている。ウグボグ容疑者は「車内で彼を刺せ、という声が聞こえた。 20人の人が同時に発声しているようなエコーのかかった声だった」とも話しているという。
ウグボグ容疑者は「深く反省し、後悔している。どんな罰でも受ける覚悟がある」と話しているという。 村上弁護士は「本人の責任能力も、今後の争点になるのではないか」としている。
県警の調べでは、ウグボグ容疑者は3月19日午後9時20分ごろ、横須賀市汐入町2丁目で、 タクシーの車内で運転手高橋正昭さん(当時61)の肩を、持っていた包丁で突き刺し、 約1万9千円の料金を払わなかった疑い。
犯行に使われた包丁は、ウグボグ容疑者の知人で、 東京都内に住む日本人女性の自宅から持ち出された可能性が高いとみられている。
3日午後の県警の逮捕時にはウグボグ容疑者は「間違いありません」と容疑を認めたとされる。




とりあえず、その「声の主」を引きずり出してみろ、といいたいですね。ホント、困った言い訳でございます。
直感では言訳だろうと思えるのですが、今の時点では確証を持てませんね。
今後の取調べの進展を待たねばなりません。
兵士の訓練が甘いのでしょうか?
日本の治安が悪くなる一方です。
コメントとTBありがとうございます。
>米兵による犯罪が後を絶ちませんね。
多い感じを受けますが、最近はマスコミが好んで報道しているから、なのかも知れませんね。
>日本の治安が悪くなる一方です。
アメリカ本国から日本などに出てきているのは、あまり質の良くない軍人が多い、と言う噂を聞きますが、そういう者たちであれば来ない方がマシですね。
などなど、つまり、計画性があったとみられ、「悪魔が囁いた」というのも自身の中にある悪魔でしょう(笑)
司令官が会見で言ってたように、もともと基地の中でも何度も問題を起こす不良兵士。責任能力に問題はないでしょう。
http://shadow99.blog116.fc2.com/blog-entry-544.html
悪魔が云々、は言訳であることを早くはっきりさせて欲しいですね。
米軍も再発防止、再発防止というけれど、ちっとも防止されませんね・・・