2005年11月10日

重工よ、お前もか

 自動車の方は、そろそろほとぼりが冷めてきたようですが、今度は重工の方が報じられました。

asahi.com 関電美浜原発復旧で配管ミス、部品番号削る 三菱重工
http://www.asahi.com/national/update/1110/TKY200511100114.html

 昨年、蒸気噴出事故を起した美浜原発の復旧工事で、三菱重工の作業員が、同形状・同材質で、 異なる製造番号の管を間違って接続したそうです。その上司が、正しい製造番号の管に取替える、という意味で「直すように」 と指示したところ、作業員は「製造番号の刻印を直す」と解釈して、いったん製造番号の刻印を消去・打直しして、 つじつまをあわせていたそうです。
 関電が気づいて、配管のやり直しをさせたそうですが、関電は再発防止策は必要ない、としていて、原発の品質管理者として、 国の心証を悪くした、ということだそうです。

 

 管のことは詳しく知らないのですが、製造番号の違う管であっても、機能的に同じ性能が発揮できるのであれば、 管の使用については問題はないように思います。
 製造番号が後々の管理に不可欠なのであれば、図面なり、管理台帳なりを変更すればいいように思いますが、 それは事務手続みたいな面の問題があるのでしょうかね。設計と違う、ということで大問題になるのでしょうか。
原発に関わることなので、私が想像する以上に、「ミス」ということに敏感なのかもしれません。

 今回のケースで問題があるとすれば、「直すように」という指示を、刻印を改ざんする方に解釈してしまう、 ということであり、三菱重工では、そういう解釈がレアケースなのか、それとも一般的なのか、ということでしょうね。
 曖昧な言葉でもあり、指示した上司側は何とでも言い訳できますが、どうも、刻印を改ざんする、 という意味の方がとおりが良いのではないでしょうか?

posted by いさた at 17:19 | 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 土木関連(技術) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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