東芝が次世代DVDのひとつHD-DVDから撤退する見通しだそうです。 これで次世代DVDの規格はブルーレイディスクで一本化されることになるようです。北米において、 規格に対応するソフトや販売店の支持により大勢は決した、という状況のようで、 東芝は数百億にものぼる損失を被る見通しだそうです。
東芝もつらいでしょうが、HD-DVD対応機を既に買っている人は相当つらいのでは・・・・・。 まさに高くついた買物、という感じがします。機器のメンテナンスとメディアの供給は、東芝が当面続けるとしても、 映画などのソフトが出てこず、ユーザ数が少ないのであれば、 まさに自分自身で楽しむための録画再生機ということなってしまいますね。
私自身は、現在、ブルーレイディスクの必要性を全く感じていないので、次世代DVD対応機を購入するのは、 まだまだ先のことだろうと思います。まだそういった機器を購入していない者にとっては、早期に決着がついて良かった、 という一面もありますね。
毎日.jp
東芝:HD撤退へ ブルーレイ支持広がり、継続困難に
高画質のハイビジョン映像を長時間録画できる新世代DVD対応機の規格争いで、東芝は16日、「HD− DVD」(HD)方式から撤退する方向で最終調整に入った。ライバルの「ブルーレイ・ディスク」(BD) 方式に販売シェアで大きく引き離され、ソフトを供給する米映画会社も相次いでBD方式への支持を表明。 HDの劣勢は鮮明となり、事業継続は困難と判断した。東芝首脳は同日夜、「いろいろなシナリオを想定して検討している。 来週中には決める」と語った。
東芝が離脱すると互換性のない両方式の規格争いはBD勝利で決着、規格は統一される見通しだ。
新世代DVDを巡っては、東芝が推進するHDと、ソニーや松下電器産業、 シャープなどが推進するBDが激しい主導権争いを展開してきた。だが、 新世代DVDの販売が本格化した昨年の年末商戦で、日本ではBD方式の対応機が90%超のシェアを占め、 HDを圧倒した。
また、市場動向を左右する映画ソフトの品ぞろえでも、 米ワーナーブラザースがBDに一本化すると発表するなど映画界でBD支持の動きが広がった。15日には、 小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズもBD方式支持を表明。HD陣営は巻き返しが困難な状態に追い込まれた。
東芝は当面、店頭販売は継続するが、生産は停止し、在庫がなくなり次第、販売も取りやめるとみられる。 東芝の損失は数百億円に上る見通し。
両規格の併存で、消費者はこれまで対立陣営に属する映画会社のソフトが見られない事態となっていた。 国内大手メーカーを二分した新世代DVDを巡る規格争いは、VHS方式とベータ方式に分かれて争ったかつての 「ビデオ戦争」の再現といわれたが、80年代半ばにベータを推して敗れたソニーが今回はBDで雪辱した格好だ。 【赤間清広】
◆新世代DVDの支持状況◆
<ブルーレイ>
主なメーカー ソニー
松下電器産業
シャープ
映画会社 ワーナーブラザース
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ウォルト・ディズニー
20世紀フォックス
小売店など ベストバイ(米家電小売り大手)
ネットフリックス(米DVDレンタル大手)
ウォルマート・ストアーズ(小売り世界最大手)
<HD−DVD>
主なメーカー 東芝
マイクロソフト
映画会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
パラマウント・ピクチャーズ
毎日新聞 2008年2月16日 21時26分 (最終更新時間 2月17日 1時34分)
何やら東芝さん自身の公式コメントでは、「”撤退”とは言っていない、検討している云々」とあった?ようでありますが、事実上の撤退といった感じですね(感触汗)。
> ブルーレイディスクの必要性を全く感じていない
ボンクラめも御意にございます(御意汗)。不肖んところは、一応デジタルHV対応のそれなりの大型TVでありますが、ハイビジョン映像自体にあまり有難味を感じなかったり・・・(汗)。
で現行DVDで十分だし、BDソフト(映画)はまだ高いし・・・と(苦笑)。
そんなところであります。では風呂へ・・・いざっ!汗。
まだ、普通のDVDですら満足に使いこなしていない拙僧からすれば、正直、どちらでも良かったのですが、規格が一方になるのなら、買う時迷わずに済みますね。
本日あたり、東芝が撤退を正式に発表するようですね。
ウチにはハイビジョン映像を見るための機器が無いので、HD-DVDやBDといっても必要性を感じません。今はDVDで充分。
>tenjin95さん
いつのことかはわかりませんが、将来的には、ハイビジョン映像が一般的になる時代になるでしょう。
自分が買うのはそんな時でしょうが、規格が1種類なら迷わずに済みますね。
ある意味、ありがたいです。