宮城県の高速バスの運転手が、国道を走行中に突然意識不明となり、乗客がバスを緊急停止させる、 という事態が起きたそうです。
このように、バスの運転手が運転中に突然意識を失うとか意識が混濁して運転不能になる、 というケースを最近多い気がするのですが、そんなによく起きることなのでしょうか? 東北地方での発生がよくニュースになっている気がしますが、何かの偶然でしょうか。
乗客の機転で緊急停止できれば大きな事故にはならないでしょうが、一歩間違えば大惨事にもなりかねません。
こういった事故は、過労が原因のレアケースなのでしょうか。
どうも、世代的に、身体が変調来しやすい、あるいは病気を発症しやすくなっている、というような傾向になっていて、
このような事故につながっているような気もします。
運転手がまともに運転できなくなる、という事故がこれから増える傾向にあるのなら、これは不安、 というよりも恐怖を感じます。
毎日.jp
高速バス事故:宮城の国道で運転手気失う 乗客が緊急停止
宮城県登米(とめ)市の国道で13日午前、高速バスの運転手が意識不明となり、 乗客が緊急停車させていたことが分かった。運行する東日本急行(仙台市)は東北運輸局に 「乗客に声を掛けられた運転手がバスを停止させた」と事実と異なる報告をしており、 運輸局は事実関係の再報告を指示した。
調べでは、バスは仙台発登米市役所行き。出発から約1時間半後に男性運転手(55) が突然奇声を上げてぐったりし、バスが蛇行した。乗客3人のうち1人がハンドルを操作、 もう1人がサイドブレーキで停止させた。運転手は救急車で搬送され、現在も入院中。
東日本急行は当初、運転手が止めたと報告したが、乗客が運輸局に連絡した。 同社の稲垣智雄社長は25日会見し「運転手が気を失いながらも無意識で止めたと判断した。隠ぺいの意図はない」 と説明した。
東北地方では山形県でも14日、庄内交通の高速バスで同様に運転手が意識混濁となり、 乗客が停車させるトラブルが発生している。【藤田祐子】
毎日新聞 2008年1月25日 21時52分
ホント、最近よく聞きますね。ドライバーの労働環境が悪くなっているのかな?と心配してしまいますが、バスの場合ですと一気に大惨事という感じですので、この辺は会社側も重々気を付けて欲しいですね。
いちがいに過労のため、という訳でも無いような気がしますが、健康管理にさらなる注意を払う、ぐらいしか対策が思いつかないですね。
バスが単独で事故を起しても大惨事ですが、他車が事故に巻込まれる可能性もあり、ちょっと恐ろしいものがあります。
ヒヤリを何回やると・・・そして重大な事にという法則がありますが、逆に言うと重大な事故が増えてるのでこういう事も表に出て来るくらい多くなったと思いますうよ。
「ヒヤリハット」がいくつか集って重大事故発生、というヤツですね。
ということは、ヒヤリハットは相当な数増加している、ということになりそうです。
原因解明して、対策を講じないと大変な状況になってしまいそうです。