中国雲南省で発生した、小学生の中毒死事件は、 豚の油かすを入れていたビニール袋に付着していた殺鼠剤が原因であるようです。ラーメン自体には問題が無かったようで、 一緒に食べた油かすに、ビニール袋の殺鼠剤が付着して口から身体に入ってしまった、という感じなのでしょうか。
このビニール袋は、亡くなった小学生の家にあったもののようで、製造過程で殺鼠剤が混入した、 というわけではなさそうです。偶発的な事故のようですが、中国では家庭にこういう猛毒があり、 誤って口に入ることもある環境である、ということになりますね。
これが一般的なのか、特殊な状況なのかはわかりません。ただ、製造時の問題でなかったにしろ、 危険なことに変わりない。こういうケースがあるなら、輸出された中国製品に殺鼠剤が付着していても不思議では無さそうだ・・ ・・
(関連記事)
[中国] インスタントラーメン食べた30分後に・・・・
Yahoo!ニュース
<続報><中国食品>小学生即席めん中毒死事件、
ビニール袋に付着した殺そ剤が原因―雲南省昭通市
12月10日11時24分配信 Record China
3日朝、雲南省昭通市魯甸県楽紅郷楽紅村の小学生4人が死亡する事件が発生した。通学途中、 即席めんと豚の油かすを食べたところ、1時半後に口から泡を吐き四肢をけいれんさせ意識をなくすなどの症状を示し、 まもなく死亡した。
省公安庁の調べでは当初疑われた即席めんと豚の油かすには特に問題が見られなかった。しかし、 豚の油かすを入れたビニール袋に殺そ剤が付着していたため、中毒を引き起こしたという。 公安は毒殺を狙っての犯罪でなく、過失と見て調査を進めている。(翻訳・編集/KT)
最終更新:12月10日12時42分
Record China
ビニール袋に付着していたという殺鼠剤だけで、4人を殺すほどの量だったということになりそうですが、凄まじい効き目ですね(汗)小学生だということで、致死量が少なかったと推測は出来ますが、それにしてもちょっと信じられないお話しです。
>凄まじい効き目ですね(汗)
確かに。こういった猛毒が家にある、というのも、ちょっと信じられない状況ですね。
いろいろなものが殺鼠剤に汚染される、というのは中国では結構深刻な問題になっているようです。