突然の辞意を表明した安倍晋三は、ちょうど365日・1年で総理大臣の座を去り、麻生太郎は総裁選で敗れ、
結局は福田康夫自民党総裁、日本国首相、ということでとりあえずおさまりました。
突然の辞任による混乱で、ダークホースが一躍おどり出た、という感じです。首相会見、の絵を見ていると、
官房長官時代を思い出して、何となくしっくりと来ません(^^;
早速、内閣閣僚が発表されましたが、ほとんどのメンバーは留任。あまりにも閣僚を入替えると、 また混乱のもとになるだろうし、横滑りなら、各人の身体検査もある程度は済んでいて、埃もある程度は出しているから、 全く新しい人よりはスキャンダルの面で安心かも知れませんね。
新任で目新しいのは文部科学大臣の渡海氏ぐらいでしょうか。石破氏は防衛ポストで再登板だし。 首相自身が気心が良く知れたメンバーで臨むということですね。留任者の多さから、評判は良くないようですが、 私はまずは現実的展開で、そう悪くはないと思います。
さて、親子二代で首相を務めることになりましたが、その手腕はいかに。経験は豊かでしょうから、老獪な手を使って、 調整してまとめていくような感じなのでしょうかね。開店休業中の国会、山積する難題にどう当っていくのか、お手並拝見、 といった思いでニュースを眺めています。
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福田内閣が発足 自ら「背水の陣内閣」と位置づける
2007年09月25日22時32分
自民党の福田康夫総裁(71)は25日、衆参両院の首相指名投票を経て第91代首相に選ばれ、自民、 公明両党による福田連立内閣が事実上、発足した。内閣の要の官房長官に町村信孝外相を起用。 外相の後任に高村正彦防衛相を横滑りさせ、防衛相に石破茂元防衛庁長官を充てた。 総裁選で善戦した麻生太郎前幹事長には入閣を要請したが、固辞された。開会中の臨時国会への影響を最小限にするため、 安倍改造内閣の閣僚17人のうち15人を閣内に残す「居抜き内閣」となった。新内閣はまず、 11月1日に期限が切れるインド洋での海上自衛隊による給油活動の継続問題に取り組むが、 参院第1党の民主党は反対姿勢を崩しておらず、厳しい政権運営を迫られそうだ。
福田氏は25日夜、首相官邸で記者会見し、自らの内閣を「一歩間違えれば、自民党が政権を失う 『背水の陣内閣』」と位置づけた。参院選での与党惨敗を念頭に、「政治不信の解消に全力を傾ける」と強調。 国会運営でも野党との協議を重視する考えを繰り返した。終始、低姿勢で「国民への説明責任を十分に果たしたい」 とも語った。福田内閣は26日午前の皇居での首相の任命式と閣僚の認証式を経て、正式に発足し、初閣議を開く。
福田氏は閣僚人事で、官房長官に起用した町村外相、 自民党幹事長に充てた伊吹文明文部科学相の穴を埋める以外は、すべて再任か閣内での横滑りという「必要最小限」 (福田氏)の人事にとどめた。国会開会中の安倍前首相の突然の辞任という緊急事態を踏まえ、閣内や与党の「安定」 を最重視した「守りの布陣」だ。
新内閣の閣僚は、直ちに国会答弁に立つことを求められる。準備時間はほとんどなく、 逆転国会を乗り切るには現閣僚の続投が得策との判断だ。 テロ特措法の審議に臨む防衛相には02年から04年まで防衛庁長官を務めた即戦力の石破氏を起用。 初入閣は渡海紀三朗文科相だけだ。
「政治とカネ」の問題に絡み、閣僚候補の「身体検査」に十分な時間をさけない事情もあった。 この問題で不祥事が発覚すれば、野党の追及で新内閣は発足早々、立ちゆかなくなる恐れがある。
福田氏は麻生派以外の8派閥に推されて党総裁に就任した。一部閣僚だけ交代させ、 人事で不満をもたれるより現状維持を優先した側面もありそうだ。麻生氏の入閣は見送られたが、 総裁選で麻生氏支持の鳩山法相、甘利経済産業相は再任された。福田氏は大野松茂、岩城光英の両官房副長官、中山恭子、 山谷えり子両首相補佐官も再任した。
そうした中、福田氏が重視したのが首相官邸の体制。官房長官は出身派閥から充てるのが通例だったが、 安倍前首相は古賀派の塩崎恭久、無派閥の与謝野馨両氏を起用。福田氏は出身派閥の領袖(りょうしゅう) の町村氏を充てた。さらに事務の副長官には的場順三氏に代え、 小泉政権で正副官房長官としてコンビを組んだ二橋正弘氏を再登板させた。
組閣に先立って25日午後、衆参両院の本会議で行われた首相指名投票では、 与党が過半数を占める衆院は福田氏、与野党が逆転した参院は第1回投票の上位2人による決選投票の結果、 民主党の小沢代表をそれぞれ指名。衆参の議決がわかれたため、両院協議会が開かれたが、意見は一致せず、 憲法67条の規定により衆院の議決が優先され、同日夕に再開された衆院本会議で福田氏指名が正式に決まった。
衆参両院で首相指名が異なったのは、98年に衆院で小渕恵三氏、参院で民主党の菅直人氏が指名され、 最終的に小渕氏が首相に選出されて以来、9年ぶり4回目。
2007年09月25日19時30分
自民党の福田康夫総裁は25日夕、第91代首相に選出され、首相官邸に組閣本部を設置し、自民、 公明両党による連立内閣発足に着手した。
内閣の要となる官房長官には前外相の町村信孝氏が選ばれた。
新閣僚の顔ぶれは、以下の通り。
◇ ◇ ◇
◇総理
福田康夫(ふくだやすお)71歳=衆(当選6回)群馬4区
◇総務(再任)
増田寛也(ますだひろや)55歳=非議員(元岩手県知事)
◇法務(再任)
鳩山邦夫(はとやまくにお)59歳=衆(当選10回)福岡6区
◇外務(新任)
高村正彦(こうむらまさひこ)65歳=衆(当選9回)山口1区
◇財務(再任)
額賀福志郎(ぬかがふくしろう)63歳=衆(当選8回)茨城2区
◇文部科学(新任)
渡海紀三朗(とかいきさぶろう)59歳=衆(当選6回)兵庫10区
◇厚生労働(再任)
舛添要一(ますぞえよういち)58歳=参(当選2回)比例
◇農林水産(再任)
若林正俊(わかばやしまさとし)73歳=参(当選2回)長野
◇経済産業(再任)
甘利明(あまりあきら)58歳=衆(当選8回)神奈川13区
◇国土交通(再任)
冬柴鉄三(ふゆしばてつぞう)71歳=衆(当選7回)兵庫8区(公明党)
◇環境(再任)
鴨下一郎(かもしたいちろう)58歳=衆(当選5回)東京13区
◇防衛(新任)
石破茂(いしばしげる)50歳=衆(当選7回)鳥取1区
◇官房(新任)
町村信孝(まちむらのぶたか)62歳=衆(当選8回)北海道5区
◇国家公安(再任)
泉信也(いずみしんや)70歳=参(当選3回)比例
◇沖縄・北方(再任)
岸田文雄(きしだふみお)50歳=衆(当選5回)広島1区
◇金融、行政改革(再任)
渡辺喜美(わたなべよしみ)55歳=衆(当選4回)栃木3区
◇経済財政(再任)
大田弘子(おおたひろこ)53歳=非議員(元政策研究大学院大教授)
◇少子化、男女共同参画(再任)
上川陽子(かみかわようこ)54歳=衆(当選3回)静岡1区





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