2005年08月03日

落札率と余った税金

今、世間を騒がせている橋梁談合。

落札率とあわせて、税金の無駄遣いだ、といろいろと追求を受けているが、仮に談合が無くなり、 落札率が予算の80%とか75%に下がった場合(という状況が、正当な競争が行われている状態で、 これを目指しているのだろうと私は思います)のことを素朴に考えてみる。なお、できあがるモノの品質問題は無視しています。

(1)落札率80% → 予算額の減少 → さらにその80%...という感じで、理論的にはどんどんと下がるけれど、 あるところで頭打になるはず(原材料費も出ないような額では、さすがに続かなくなると思う)。そうなると、 落札率は100%に近くなると思うが、そうなってしまうと、また問題になるのか?

(2)落札率80%で、余った20%の金はいったいどこに行くのか。会計システムには詳しくないが、余った金で借金の返済をしたり、 翌年度に繰越したり、あるいは福祉にまわしたり、といった使い方ができるのだろうか?。(当初の予算に無く、 緊急性があるわけでもない)別の工事をしたりして、結局使ってしまっているのか?それとも、予算が余ったので、国民の皆様に還元するとか?

 

談合自体は法に触れることなので、弁護をするつもりは無いですが、つまるところ、「無駄に使われずに残った税金」 はどこに流れていくのでしょうね.....

 

posted by いさた at 16:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 土木関連(入札契約) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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