イスラエルのテルアビブ大の研究結果によると、夏の6月か7月生れの人は、 12月か1月生れの人に比べて強度の近視になる確率が高いそうです。生まれて間もない時、 光に当る時間が長いということに関係あるそうです。夏の方が昼の時間が長いので、そのような結果になるのでしょうか。 研究はイスラエル人を対象に行ったそうですが、世界共通の傾向ではないかということです。
これが近視になる要因の全てではないでしょうが、ホンマかいな、という印象はぬぐえないですね。ただ、私自身、 強度ではありませんが近視で、しかも夏生まれなので、この研究結果に当てはまるパターンではありますf(^^;
しかし、生れ月によって、強度の近視になりやすいなんて言われても、どうしようもありません。この研究を気にして、 夏に生まれた赤ん坊をなるべく光に当てないようにする、なんていう親が出てこなければ良いですね。そんなことをすると、 別の面で子供の発達に問題が出そうです。
毎日インタラクティブ
夏生まれ:強度の近視になる確率大きい テルアビブ大
6月か7月生まれの人は、12月か1月に生まれた人に比べ、 強度の近視になる確率が大きいとの研究結果を、イスラエルのテルアビブ大が発表した。 自然光にさらされる時間の長短が関係しているとみられるとしている。
同大の研究班は16〜23歳のイスラエル人約30万人を対象に、 近視と生まれ月の関係について調査を実施、相関関係が判明した。6月、7月生まれに強度の近視が最も多く、 最も少なかった12月、1月生まれより、近視になる確率が24%高かった。 研究班は夏生まれに近視が多い傾向は世界共通とみている。
研究論文の共同執筆者の一人、ミハエル・ベルキン教授によると、 生後間もない時期に光に当たる時間が長いと、体内時計に関係するメラトニンというホルモンの分泌が抑制される。 これに他の要因が重なると、眼球の前後直径が伸び、近視になると考えられている。
ひよこを使った研究では、 光に長時間さらされると眼球が長くなるメカニズムがあることが示されているという。(エルサレム共同)
毎日新聞 2007年8月27日 18時12分