宮城県大郷町立松沢小学校の6年生女児が、登校中に男に突然刺され重傷を負うという事件が発生。男は逮捕され 「子供が目の前に来たから刺した」などと供述しているそうです。 asahi.comによると女の子は重傷であるものの命には別状がないとのこと。
命に別状がないのであれば不幸中の幸いですが、今日が終業式、明日からしばらくは学校に通わなくても良い、
というこのタイミングで事故にあってしまったのはかわいそうとしか言いようがありません。お見舞申上げます。
小学校の児童達も、ショックを受けていると思います。夏休みになりますが、学校関係者や地域の人たちのケア・
フォローを期待します。
逮捕された男は、どうも「吉外」のようですね。今年の5月に横浜駅地下街で起きた事件を思い起しました。 子供の安全確保が問題になっていますが、このような事態が起きてしまうのであれば、吉外は公的な監視の下に置く、 といったところまで踏込まないとダメなのかも知れません。
asahi.com
小6女児刺され重傷 殺人未遂容疑で男逮捕 宮城
2007年07月20日13時07分
20日午前7時45分ごろ、宮城県大郷町大松沢の町立大松沢小学校(早坂良和校長、児童数83人) の正門付近で、登校してきた女児が、男に刃物で背中を刺された、と近所の人から110番通報があった。 女児の傷は腹まで及び重傷。県警は近くに住む無職の男(56)を殺人未遂の疑いで逮捕した。 男は大筋で容疑を認めており、「目の前に子供が来たから刺した」と話しているという。また 「おれの悪口を言うヤツがいる。なぜ刺したかは分からない」とも話しており、県警は刑事責任能力の有無を調べている。
大和署の調べなどによると、刺されたのは近くの会社員安部広信さん(43)の三女で同小6年の瑠利香 (るりか)さん(11)で、自転車を押して1人で通学中だった。午前7時35分ごろ、 県道に面した正門を入ろうとしたところ、いきなり男に包丁で1回、背中を刺された。当時、付近に教職員はおらず、 学校内に逃げ込んで助けを求めた。学校からの119番で駆けつけた救急車で仙台市内の病院に運ばれたが、 命に別条はないという。
男は現場から立ち去ったが、目撃した別の児童の親らの情報から、 署員が数百メートル離れた男の自宅を訪れたところ、男が逃げようとしたため取り押さえたという。 男は立ち去る際に凶器とみられる包丁を同小と男宅の間にある畑のビニールハウスで農作業をしていた女性に向けて投げつけたという。 男は瑠利香さんと面識がなかったとみられる。
現場は、仙台市から約25キロ北東の同県中部の山あいにあり、周辺は農家や田畑が広がる。 同小はこの日、終業式を予定していたが、式はしないで児童を下校させた。
近くの農協に勤める男性によると、男は時々、学校周辺を1人で散歩していたという。 近くの女性によると、男は最近荒れた様子だったと話している。