全国各地の県庁や市役所など、官公庁のトイレで、和紙に包まれた1万円札が次々に見つかっているそうです。総額は、 今わかっているだけで100万円ぐらいになるのでしょうか。
「同封の遺産金1万円を修行の糧としてお役立て下さい」などと書かれているそうです。何か、 地方公務員に恩を感じているがゆえの行動なのでしょうか。
ある個人が行っているのか、それともどこかの団体の活動なのか、こうして金を配る動機と目的は何なのか、 謎ばかりです。どことなく、年齢が高い人が行っている印象ですが、これだけ広範囲にばらまくのも大変そうなので、 複数人による活動なんでしょうか。
見つけた人が正直に届出るかどうか確かめているとか、公金からつくった裏金を処理するために配って回っている、 とかではないんでしょうね、きっと(^^; 純粋に善意でやっていることなら、変な邪推をしてすいません(^^;
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3県の官公庁トイレで現金発見 「修業の糧に」と手紙
2007年07月10日20時35分
埼玉、秋田、宮崎の各県の県庁や市役所のトイレで、和紙に包まれた1万円札が相次いで見つかった。 現金は計約60万円にのぼり、いずれも「修業の糧に」としたためられた手紙が添えられていたという。 警察に拾得物として届けられた。
埼玉県庁では5日正午ごろ、計10万円が見つかった。 来庁者が本庁舎1階の男子トイレで発見したという。浦和署によると、手紙と1万円が1枚ずつ白い和紙に包まれていた。 和紙にはそれぞれ「報謝 一人一封」と書かれており、10束が白い紙にくるんだ状態で置かれていたという。
手紙も和紙に書かれ、「本日御来場の貴殿へ」という書き出し。 「同封の遺産金1万円を修業の糧としてお役立てください」などと記されていたという。
さいたま市役所では10万円、川口市役所でも9万円がほぼ同じ日時にトイレで見つかった。 手紙の文面は同じだという。
秋田県庁と秋田市役所では3日に、同様の手紙と1万円が計18束見つかった。 どちらも1階の男子トイレにまとめて置いてあったという。
宮崎県では6月27日、県庁と宮崎市役所のトイレで、それぞれ複数通見つかった。宮崎北署によると、 総額は10数万円にのぼるという。
2007年07月11日12時30分
各地の県庁のトイレなどで1万円札が見つかっているなか、新たに青森、新潟、東京、 大分でも同様の事例があったことが、11日わかった。いずれのケースも封筒に「報謝」と表書きされ、 「同封の遺産金1万円を修業の糧としてお役立てください」などと書いた手紙が同封されていた。
青森の場合、1万円札は手紙と共に封筒に入れられ、 県庁や市役所など3カ所のトイレでいずれも6月21日に見つかった。金額は計27万円にのぼる。 新潟では県庁と新潟市役所の1階男子トイレに1万円の入った封筒が10通ずつ、計20通あった。
東京都庁でも都職員が6月14日朝、本庁舎1階の男子トイレで、1万円札が入った封筒を10通、発見。
大分市役所では議会棟1階の男子トイレに1万円が入った封筒が9通、見つかった。