宮崎県高千穂町のホテル「かなや」駐車場から、台座ごと盗まれたと思われていた「コノハナサクヤヒメ」 のブロンズ像。設置場所の地下から見つかったとのこと。
連日の豪雨で地盤がゆるみ、台座ごと地下へ陥没してしまったようです。以前には井戸があったということなので、 井戸が崩れるか何かしたのでしょう。お騒がせな出来事ですが、見つかって良かったですねf(^^; 像を引上げた後は、 しっかりした地盤のところに据えてあげないとダメですね。
今回の騒ぎで知名度が上がったでしょうから、今後は防犯対策をしっかりやる必要があるでしょう。金属盗をする輩は、 墓地のステンレス花差しといったものまで盗んでいきます。バチが当るなんて言う感覚は持っていないようですから、 神様の像であっても、盗まれる危険は十分にあります。
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モデルは神話に登場、ブロンズ像盗難 宮崎・高千穂町
2007年07月07日18時59分
宮崎県高千穂町三田井のビジネスホテル「かなや」の駐車場で7日朝、設置されていた高さ1. 8メートル、重さ300キロの「コノハナサクヤヒメ」 のブロンズ像が台座ごとなくなっているのに経営者の小手川重貴さん(59)の妻(61)が気付き、 小手川さんが県警高千穂署に通報した。同署は窃盗事件とみて調べている。
写真盗まれた「コノハナサクヤヒメ」のブロンズ像=ビジネスホテルかなや提供
コノハナサクヤヒメは、アマテラスオオミカミの孫で高千穂峰に降りたニニギノミコトの妻として、 古事記などに登場する。像は同県高鍋町の彫刻家田中等さん(57)が90年に約600万円で制作したという。
調べでは、盗まれたのは6日午後8時〜7日午前7時50分の間とみられる。石の台座は1トン以上あり、 重機などを使って盗んだらしい。同署は「転売目的と思われるが、なぜ台座まで盗んだのだろう」と首をひねっている。 小手川さんは「許せない。神様の罰が当たる」と憤っている。
2007年07月09日20時51分
宮崎県高千穂町三田井のホテル「かなや」の敷地から消えた高さ1.8メートル、重さ300キロの 「コノハナサクヤヒメ」のブロンズ像が9日、設置場所の地下から発見された。かつて現場には井戸があり、 大雨で地盤が緩み、台座ごと陥没したらしい。
高千穂署が9日、現場にできた約3メートル四方の穴を調べたところ、 地下約8メートルに埋まっているのが見つかった。雨で崩落の危険があるため、引き揚げ作業は一時中断している。
ホテル経営者の妻(61)が像が消えたのに気づいたのは7日午前7時50分ごろ。 同署が窃盗事件とみて調べていた。妻は「お騒がせしました。戻ってきてくれてうれしい。また飾りたい」と話した。