京都の旅館「石長・松菊園」でふるまっていた京都三名水のひとつ「染井」が、実は水道水だった、 ということがわかったとのこと。「染井」は梨木神社の湧水で、石長・松菊園は、3、 4年前から冷水器で宿泊客にふるまっていたそうです。最初の1ヶ月ほどは従業員がまじめに水を汲んでいたが、 時間と労力がかかるので水道水にしたとのこと。
何、まじめにやっていたのは最初の1ヶ月だけですか。手間が大変ならサービスを止めればよかったのに、 きっと評判が良かったのでしょう、止められなかったんでしょうね。何、水の味などわかりはせんだろう、 という感じで安易な方向へ向ってしまったのか。発覚したのはやはり内部告発があったんでしょうかね。
創業50年を越える歴史がある、しかも会長が日本観光旅館連盟副会長を務めている、そんな旅館で、 水道水を偽っていたというのだから、恥ずかしい話です。
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「京都三名水」の水と偽り、水道水を提供 京都市の旅館
2007年07月07日11時57分
京都市中京区の旅館「石長(いしちょう)・松菊園(しょうぎくえん)」(石井常雄会長)が、水道水を 「京都三名水」の一つ「染井(そめい)」の水と偽って客に提供していたことが分かった。 評判になると考えて当初は本物を提供していたが、わき水をくむ作業が大変になり水道水に切りかえていたという。旅館は 「お客様に道義的な危害を加えた。サービスを提供するものとして申し訳ない」と謝罪している。
染井は同市上京区の「京都御苑(ぎょえん)」近くの「梨木(なしのき)神社」でわき出る水。 京都三名水のうち唯一残る名水といわれ、連日、多くの人がペットボトルやポリ容器に入れて持ち帰っている。
同旅館の中村宏支配人によると、3、4年前、旅館本館の二つの大浴場に冷水器を置き、 くんできた水を修学旅行生を除く客に提供し始めた。最初の1カ月ほどは従業員が北へ約1キロ離れた神社でくんでいたが、 時間と労力がかかるため水道水に切りかえたという。冷水器に「『染井』 のおいしい水 染井よりくみ出したおいしい水です」などと説明をつけ、水道水になってからもそのままにしていた。
冷水器は、修学旅行シーズンになったため4月末に撤去した。中村支配人は 「せっかく始めたからやめるのはもったいないと思った。お客様に申し訳ない」と話した。 同旅館は明治維新で活躍した木戸孝允(桂小五郎)の屋敷跡にあり、1954(昭和29)年創業で客室は108。 年間の客の半数が修学旅行生という。石井会長は日本観光旅館連盟副会長を務めている。




そして,同月12日,私は内部告発したことを理由とする報復から石長をクビになりました。
もし,私がクビになることを覚悟して内部告発をしなければ,石長は今も不道徳な名水偽装を続けていたことでしょう。
07年7月7日偽装発覚。
08年8月8日会長死亡。
会長:石井常雄(昭和11年11月20日生・昭和34年同志社大学経済学部卒・日本観光連盟副会長)
事件と死亡,不思議な数字の並びは何を意味するのか?会長:石井常雄は何万人もの修学旅行生を欺いておきながら,最後まで謝罪することはなかった。因果応報の死というほかありません。
京都の旅館の名水偽装の情報は,今もネット上に残り,当分の間,消えることはないと思われます。
石長は石井一族が経営する同族企業です。
同族企業には不正を防止する相互牽制がなく,どうしても不正が起りやすい体質がありす。
京都の旅館は石長の不正を他山の石としてほしい。