今日の夕方、安倍首相が記者会見で方針を表明するということなので、朝日と毎日はフライング記事なのか、 宙に浮いている5千万件の年金納付記録の照合作業を、今年度内に完了するようにスケジュールを前倒しするらしい。 朝日と毎日の内容の表現が微妙に違うところが面白い。
参院選対策でプラス材料を出したいがため、といった印象が強いですね。ただ、照合作業が完了したからといって、 年金問題が解決するわけでもないですね。結局、照合不可のデータが相当数出てくるとか、照合自体が間違っていたとか、 新たな問題が浮上してくる可能性が大きい。
まあ、安倍首相をはじめ、政治家の先生は号令をかけるだけの話ですが、実際の作業を行う社会保険庁が、 こんなスケジュールでできるでしょうかね。退職する職員も増えていると言うし、それにこれまで伝え聞いた働きぶりでは、 かなり難しいのではないでしょうか・・・・・照合作業以外の業務は一切しないとか、 労働強化ということでストライキでも起すか?
正式発表となる首相の記者会見では、記事通りの内容なのか、それとも多少とも異なる方針が出てくるのか。
asahi.com
年金記録5千万件、年度内に照合・通知を完了する方針
2007年07月05日14時16分
政府は、基礎年金番号に統合されず持ち主不明になっている「宙に浮いた年金記録」 5000万件の照合作業について、記録の持ち主が分かった人から順次通知を始め、07年度中に照合・ 通知作業を完了する方針を決めた。これまでは08年5月までに照合を終え、08年度中に通知するとしていたが、 スケジュールを実質1年前倒しする。また、 すべての年金受給者と現役世代の加入者合わせて1億人に詳しい保険料の納付履歴を送付し、 年金に対する国民の不安を解消したい考えだ。
国会閉会を受け、安倍首相が5日夕の記者会見で表明する。
計画によると、社会保険庁のコンピューター内にある5000万件の未統合記録の照合を進めるために、 複数の新たなプログラムを開発。従来、08年4月までにシステム開発するとしていたが、 5カ月早い今年11月までに開発を終了できることになり、照合や通知作業も早められるようになった。
また、全体の照合作業が終了するのを待たずに、記録の持ち主と思われる人が分かった時点で、 年金受給者、現役世代を問わず、ただちに本人に通知する。08年3月末までにすべての照合・通知を完了するとしている。
政府の当初の計画では、年金受給者と現役世代の基礎年金番号と、 未統合の5千万件の記録の突き合わせを08年5月末に終えてから順次、本人に通知。年金受給者は同年8月まで、 現役世代は09年3月までに通知を完了する予定だったが、約1年間早められた。
未統合記録を通知した人以外の年金受給者に対しても、 08年4〜5月にかけて詳しい保険料の納付履歴を送付。現役世代についても同年6月から納付履歴を送り、 同年10月までに、すべての受給者と現役世代の加入者への送付を完了する。
このほか、社会保険庁が、 5000万件の照合やオンライン上の記録と台帳との突き合わせ作業を適正に行っているかどうかをチェックするため、 総務省の監視機関を社保庁内に設置する。
毎日インタラクティブ
年金記録:年内に照合完了 首相5日夕表明 カード導入へ
政府が年金記録漏れ問題で打ち出す新たな対応策が5日、判明した。午後に開く 「年金業務刷新に関する政府・与党連絡協議会」で決定したうえで、安倍晋三首相が夕方の記者会見で発表する。 宙に浮いた5000万件の保険料納付記録の照合について、来年5月までに終えるとの計画を前倒しし、 年内の完了を目指す。照合し切れない記録が出た場合も、遅くても来年3月までには完了する。 また年金保険料の納付履歴は、来年10月までにすべての加入者に通知し終える。
年内の完了を目指す記録の照合は、持ち主のはっきりしている基礎年金番号がついた記録の「氏名」 「性別」「生年月日」を5000万件と突き合わせ、宙に浮く記録の持ち主を明確にさせることを指している。
記録照合の完了時期について、政府は当初、来年4月を前提にしたシステムを開発し、 同5月に作業を終える方針だった。しかし29日投票の参院選を前に、 年金記録漏れ問題が世論の批判を浴びて内閣支持率が急落する中、より早急な対応が必要と判断。 システム開発のめどが立ったため、作業を前倒しすることにした。
一方、納付履歴の通知は来春から開始する。これまでの計画では、受給者には来年8月まで、 まだ受給していない加入者に対しては09年3月までに通知を完了する方針だった。しかし、照合作業の前倒しに伴い、 来年10月までに計約1億人に及ぶすべての加入者に対し、通知を完了することにした。
このほか、年金記録の管理体制の整備に関連して、 国民がパソコンで自分の年金記録を確認できる機能を盛り込んだ「年金カード」を11年をめどに導入することも打ち出す。
年金、医療、介護の各制度にまたがって国民1人に一つの番号を割り振って社会保障制度を一元管理する 「社会保障番号」も、11年をめどに導入する。【三沢耕平】
毎日新聞 2007年7月5日 13時22分




選挙がなければやる気が無いともいえますが。