コロッケに牛ミンチを使うところ、豚などの違う肉を原料としたミンチを使っていた、という事が発覚。なんだ、 また中国産か?と思ったら日本の話でした。偽ミンチの製造元は「ミートホープ」という北海道の会社で、 ここの肉を使ったコロッケを北海道加ト吉が全国で販売している、ということです。
加ト吉といえば、♪かときっちゃん、かときっちゃん〜食べておいしい加ト吉の〜・・・ でおなじみですが(もしかして関西限定でしょうか?)、北海道加ト吉はその子会社に当るそうです。 加ト吉が事情を知っていたのかどうかは不明ですが、販売は加ト吉の名前が出ているので、信用はがた落ちです。
ミンチにしてしまえば、もとが何かはまずわかりませんね。それを良いことに採算性のみを追及した果て、 といったところでしょうか。信頼性は捨ててしまったのですね。牛肉に豚肉なら合挽きでまだマトモですが、 中には腐りかけの肉や内臓を使ったもののあるそうで・・・。
ミートホープ社の現場レベル責任者は、偽装を認めているようです。幹部の態度ははっきりしていません。 意図的でない「事故」、または知らない、ということになっていますが、どこまで責任が追及されることになるのでしょうか。 北海道加ト吉、加ト吉本体にも問題は波及するのか?
asahi.com
コロッケに偽ミンチ、生協が全国販売 北海道の業者出荷
2007年06月20日06時04分
北海道の食品加工卸会社が、食品大手・加ト吉(本社・香川県観音寺市)の連結子会社・北海道加ト吉に、 主に豚肉を使ったひき肉を「牛ミンチ」として出荷していたことが分かった。 北海道加ト吉の冷凍食品は材料表示が違ったまま流通していた。卸会社の複数の元幹部は、朝日新聞社に、 古い肉を利用していたとも証言している。同社の肉を使った製品は北海道加ト吉だけでもコロッケ20種にのぼる。 ほかに卸会社と取引している食品会社は多く、その製品は全国に出回っているとされる。加ト吉は19日、 社内に危機管理本部を設置し、調査に乗り出す方針を決めた。
問題の食品加工卸会社はミートホープ(北海道苫小牧市)。加ト吉の危機管理本部は、 早急に製品を納入している取引先に状況を説明するとともに、ミート社側から事情を聴く予定だ。
北海道加ト吉の20品目のうち、豚肉の混入が判明したのは「CO・OP 牛肉コロッケ」 (1パック8個入り)で、日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)のブランドで全国販売されている。 売り上げは年間約100万パックという。
朝日新聞社が4月〜5月、北海道と東京で計4品を購入し、DNA鑑定した結果、いずれも豚肉だけか、 豚肉が大半を占めていた。材料表示は「牛肉」「牛脂」だった。
一方、朝日新聞社が入手したミート社の日報には、北海道加ト吉など各社に納めていた「牛ミンチ」 の原料に、豚の心臓や鶏肉を混ぜたなどと記載されている。ミート社側も19日、この日報を自社のものだと認めた。
昨夏まで勤めていた元幹部らも「牛脂も含めて混ぜてしまえば、 見た目や味で不審に思われることはまずない」と証言。単価を下げるためで、7、8年前に始まったと話している。
さらに同社元幹部らは、腐臭を発するような肉を仕入れた後、殺菌処理をしたうえ、 牛肉に見せかけるために家畜の血液で赤く着色して使ったこともあったという。
契約と異なる肉が納められていたことについて、北海道加ト吉は「材料が豚肉だったとは知らなかった」 と説明した。
日本生協連は「開発時などに調べた。ただ対象は残留農薬などで、 牛か豚かの遺伝子レベルの検査はしていない」と説明。検査機関に19日、精密検査を依頼した。
ミート社の田中稔社長は「ごまかしはないが、間違いはある。結果的に間違った製品を入れてしまい、 申し訳ない」。古い肉の利用については「ひぼう中傷だ。期限切れ4日前ぐらいの肉を仕入れ、殺菌処理して冷凍した。 冷凍すれば2年間は持つ」と説明した。
信用調査会社などによると、ミート社は76年設立。ひき肉加工・販売などをしている。 従業員は約100人で、グループも含めると約500人(06年1月時点)。
2007年06月20日15時13分
北海道苫小牧市の食品加工卸会社「ミートホープ」が主に豚肉を使ったひき肉を「牛ミンチ」 として出荷していた問題で、同社の工場長は20日未明、朝日新聞の取材に対し「(表示と違う肉を) 混ぜて出荷したことがあった」と述べた。同社社長は19日の取材で「間違いで混ざったのかもしれない」としていたが、 一転して、同社側現場責任者が意図的な偽装を認めた形だ。
混入した動機について、工場長は「原料が足りなかったため、豚肉を混入してしまった」と説明している。 虚偽の原料を投入したとの内容が記載されている内部資料「投入原料日報」についても、「自分が書いたものだ」 と認めた。 記載通りに豚肉などを混入していたのは、「(当時の現場の)上司の指示に従った」と話した。
工場長は「現在はやっていない」としているが、朝日新聞が検査機関に依頼したDNA鑑定では、 同社のミンチ肉を素材に北海道加ト吉が4月に製造した「牛肉コロッケ」から豚肉が多く検出されている。この点について、 工場長は「わからない」と繰り返した。
一方、工場長から名指しされた「当時の上司」(すでに退職)は、 在職時に自ら混入したことを認めた上で、「社長の指示」と説明。他の元幹部らも「すべて社長の決裁が必要で、 現場だけで判断できるはずがない」としている。
2007年06月20日11時50分
冷凍コロッケのひき肉偽装問題で、材料表示の違う製品を流通させていた北海道加ト吉の親会社、加ト吉 (本社・香川県観音寺市)は20日、偽装工作を認めた食品加工卸会社ミートホープ(北海道苫小牧市) の肉を使っていた一部商品の回収に乗り出す。農林水産省は同日、日本農林規格(JAS) 法違反の疑いで関係先を調査する方針を固めた。
加ト吉は20日、東証のホームページに「品質保証の担当者をミートホープに派遣して調査する。 豚肉混入の可能性のある商品は出荷停止する」といった適時開示情報を載せた。
同社によると、ミートホープが納めた肉を使った商品は、冷凍コロッケ計20種。多くはOEM (相手先ブランドによる生産)で、生協などの相手企業と協議し、必要に応じて回収するという。 名古屋地区を中心に販売中の自社ブランド「昔なつかしい商店街のコロッケ」は同日、回収作業を始める。
グループ各社の中で、ミートホープと取引があるのは北海道加ト吉だけで、 取引額は月に700万〜800万円という。加ト吉は、偽装工作に北海道加ト吉の関与があったかどうかも調べる方針で、 社外有識者による外部調査委員会の人選を始めている。
ミートホープ製のひき肉を原材料とした「CO・OP 牛肉コロッケ」 を製造元の北海道加ト吉から一括購入していた日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)は20日午前、 ひき肉が偽装されていた疑いについて検討するため、全国の生協への同商品の供給を停止した。 午前中に緊急の対策会議を開き、同社との契約見直しを含め対応を検討する。
農水省は同日、JAS法違反の疑いが強いとして、ミートホープや北海道加ト吉、 日本生協連の3業者について調査に乗り出す方針だ。同法は使用した原材料を割合の多い順に記載するよう定めている。 同省は関係者から事情を聴取するとともに、今後、立ち入り検査して、事実関係を確認し、 不適正な表示がなかったか調べることにしている。




とりあえず、我が家では加ト吉の冷凍食品は買わないことに決めましたよ。
加ト吉としては、事実はともあれ、偽装には関わっていない、こちらも被害者だ、という線で行くしかないでしょうね。