中国産の食品を食べるのも命がけです。アメリカで、 中国から輸入された冷凍アンコウの中に猛毒のフグが混入していたそうです。輸入業者が自主回収に乗りだしたとのこと。
アンコウを使ったスープを飲んだ人が体調を崩したり入院したりしたそうで、調査した結果フグの毒「テトロドキシン」 が検出されたとのこと。フグに関してはあまりにも有名なので言うまでもありませんが、あたれば死にます。
意図的なものか、管理が悪くて紛れ込んだものかはわかりませんが、こういう事態が頻発すれば「テロ」 とみなされかねませんね。アメリカも、自国から輸出品には、禁止されている部位が紛れ込んでいることがあるので、 同じようなことが輸入品で起きても不思議ではない、という認識でいるべきでしょう。
日本での出来事では無いとはいえ、同じようなことが発生する可能性はかなり高いと言えます。made in Chinaには注意しましょう。そして、アメリカ人の方々には、危険な中国産ではなく、「安全な」 自国産の牛肉を食べることをオススメします :p
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中国製の薬とペットフードは毒入りのことがある
YOMIURI ONLINE
米で中国産アンコウに猛毒フグ混入、当局が注意呼びかけ
【ワシントン支局】米食品医薬品局(FDA)は、中国から輸入された冷凍アンコウの中に、 猛毒のフグが混入していたとして消費者に注意を呼びかけている。輸入業者も自主回収に乗り出した。
同局が24日に出した消費者向けの緊急通知によると、カリフォルニア州の「ホン・チャン・ コーポレーション」が輸入した「アンコウ」を使ったスープを飲んだ2人が体調を崩し、うち1人が入院した。 同局で調べたところ、生命に危険を及ぼしうる量のフグの毒「テトロドトキシン」が検出された。
「アンコウ」は、2006年の9月以降、カリフォルニア、ハワイ、 イリノイの3州の卸売業者などに約280箱が出荷されている。
米国では、中国産の原料を使ったペットフードが大量回収されるなど、 中国産の食材や原料に対する懸念が高まっている。
(2007年5月26日22時21分 読売新聞)