2007年05月14日

20代の社員が一番疲れている

 連合総合生活開発研究所というところが、疲労の自覚症状などを調査したところ、 正社員の中で最も疲労が蓄積しているのは20代だという結果だったそうです。高疲労・低疲労という指標で判断した場合、 高疲労の割合が最も高いのは20代だった、ということのようですね。

 研究所の分析では「本来疲労が少ないはずの20代で高疲労が多いのは、若年者が酷使されている表れ」 ということだそうです。当らずとも遠からじ、だと思いますが、賃金の安い若い社員を酷使する、 ということは今に始ったものではないですね。酷使されるのも正社員ならまだマシな方で、低賃金・ 酷使をもっと押し進めたのがフリーターや、研修期間中の外国人労働者の問題、といったものですよね。

 20代、40代が疲れているという結果は、不慣れなことが多い20代や、 責任が増し中間管理職であることが多い40代ではストレスが多く、その前後ではストレスが比較的少ない、 という状態ではないかと思います。
 しかしながら、若い世代の方が、この調査で言うところの「疲労」 をより感じやすい(ストレスに弱い)傾向になっているのではないか、という気がしますし、 そのことが調査結果にも影響を与えているように思えますね。研究所の言う「20代は本来疲労が少ないはず」 という前提が変ってきているのでは。

 私も20代の時は相当に酷使された方だと思いますが、その時に苦労して身につけたことは、 今になっていろいろと役立っています。若いうちに酷使されるのも、一概に悪くは無い思います。もちろん、身体を壊したり、 精神を病んだり、果ては過労死などというのはダメですが。

 

毎日インタラクティブ
疲労蓄積:20代が一番 酷使される若年労働者

 会社員の中で20代が一番疲れている−−。連合総合生活開発研究所(薦田隆成所長) は疲労の自覚症状などを調査した。一番若い層に疲労が蓄積しているという結果に、 酷使される若年労働者の現状が浮かび上がる。

 調査は首都・関西圏在住の20〜50代の労働者900人に景気の現状や働き方などを聞き、 738人から回答を得た。

 疲労の自覚症状の調査では「イライラする」「憂うつだ」など、 厚生労働省も使用する疲労蓄積のチェックリスト13項目を聞いた。その結果、正社員で低疲労と分類されたのは50.5% 、高疲労は48.4%だった。高疲労は20代が最も高く56.7%。次いで40代が52.8%と半数を超え、30代 (44.9%)、50代(40.5%)と差がついた。

 また、状況による疲労蓄積度の違いでは、週の労働時間が60時間以上の人の68.9%が高疲労となり、 平均より20ポイント高かった。成果主義で賃金格差が拡大している職場でも平均より8ポイント高い56.1%となり、 長時間労働が疲労を蓄積させることが明らかになった。逆に仕事量に自分の意向を反映できる職場では65.4% が低疲労となった。

 同研究所は「本来は疲労の蓄積が薄いはずの20代で高疲労が多く出ているということは、 若年者が酷使されている表れだろう。40代は上からたたかれ、下から突き上げられて疲労が蓄積しているのではないか」 と分析している。【東海林智】

毎日新聞 2007年5月14日 11時06分 (最終更新時間 5月14日 12時05分)

 

posted by いさた at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思い事(気になる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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