大分県日田市で、夜11時頃、食い逃げの男が10トントラックを飲酒運転で逃走。 飲食店やコンビニあわせて3軒の入口などを破壊。さらに蛇行運転をしながら50キロ、3時間に渡って逃げ、 その間に乗用車20台と衝突したという。警察はパトカー十数台で追跡、道路に針を撒いてパンクさせ、停車させたとのこと。 「撒き菱」ですな。
食い逃げしよう逃走したところ、結果的に飲酒運転となっていろんな物を壊してしまった、ということでしょうか。
内容を見ていると、アメリカで起きたのか?と思わせる事件ですが、日本での出来事。
昨年、飲酒運転摘発が盛上がるきっかけとなった事故は福岡でしたが、これは大分です。どうも、
九州は酒に寛容な風土のようです。
酒の勢いで理性のタガが外れたのか、ひどい話ですが、ケガ人が出なかったのは幸い。 同じ出来事が都市部で起きていたら、死傷者が出ていたでしょうね。
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飲酒運転の大型トラック、
車20台に追突しながら約50キロ逃走 大分
2007年05月11日11時10分
10日午後10時50分ごろ、大分県日田市天瀬町女子畑の飲食店経営者から、 「客の男が代金を払わないで帰ろうとしている」と110番通報があった。男は店先にとめていた自分の大型トラック (10トン)に乗り込み、後進して隣接するコンビニエンスストアや飲食店の入り口付近に突っ込み、 2店のガラス戸や飲食店調理室などを壊した後、逃走した。
トラックはその後、国道210号を同県別府市方面に向けて、時速約30〜40キロで蛇行しながら逃走。 途中で対向車線にはみ出し、乗用車など約20台に衝突したほか、 最初の現場から東に約30キロの同県由布市湯布院町のコンビニエンスストアにも突っ込み、入り口付近を壊した。
県警はパトカー十数台で約50キロにわたり追跡。トラックを止めるため、 パンクさせる針などを路上にまいたところ、約3時間後の11日午前2時過ぎ、 トラックは同県別府市東山の道路脇にパンクして停車。運転していた宮崎県都農町川北、トラック運転手長友福富容疑者 (45)を建造物損壊の疑いで現行犯逮捕した。けが人はなかった。
同容疑者は、代金を払わなかった飲食店で、ビール1杯、焼酎5杯を飲んだといい、 呼気1リットルあたり0.25ミリのアルコールが検知された。県警は道路交通法違反(酒気帯び運転)、 器物損壊の容疑でも調べる。
これはまた、御指摘のように死者が出なかったことが不幸中の幸いという感じの事件ですね。ずいぶんと豪快にやらかしたものです。被害額と補償も豪快でしょうね・・・
>ずいぶんと豪快にやらかしたものです。
酒の勢いなのかも知れませんが、日本離れしているように思います。映画のシーンのようでもあります。
>被害額と補償も豪快でしょうね・・・
食い逃げ(するつもり)が、かえって高くついてしまいましたね。