2007年05月03日

虫に食われて島が消滅の危機

 東広島市の瀬戸内海沖合にある無人島・ホボロ島が、虫に食われて消滅の危機にあるとのこと。「ナナツバコツブムシ」 というダンゴムシのような生物が多数住んでおり、ホボロ島の風化しやすい岩に孔をあけて住んでいるそうです。そのため風・ 波による岩の浸食が促進されており、急速に島が小さくなっているとのこと。
 Sankei Webの元記事には昭和35年頃と現在の写真がありますが、明らかに小さくなっています。

 いくつかの条件がそろった上での自然の営みとはいえ、驚きですね。このままなら、 近いうちに島が無くなってしまうのは間違いないでしょう。
 これが太平洋上とか、日本の領海・経済水域に関わる事態なら、島の保存に乗出すところでしょうが、 瀬戸内海ではそういうことも無いでしょうね。広島と愛媛の県境になっていたら、島が消えたら揉めるかも。

 ナナツバコツブムシ、というのは東広島市自然研究会というサイトに写真がありました。 虫と言いますが昆虫ではなく、一見してダンゴムシとそう変らないよう生き物です。 体つきはダンゴムシよりはシャープなようにも思えます。

 初めてこの虫を知りましたが、日本ではポピュラーな虫なんでしょうか、 それとも限られた地域にだけ住んでいるような虫なんでしょうか。 庭の石をひっくり返したらダンゴムシに混じって数匹いるかも・・・なんてことは無さそうですが、少し興味が湧きました。

 

 

Sankei Web
虫が無人島を侵食 “消滅”の危機 広島の瀬戸内海

. 広島県東広島市の沖合にある瀬戸内海の無人島「ホボロ島」が、無数の虫による侵食で“消滅” の危機にあることが、沖村雄二広島大名誉教授(地質学)の調査で分かった。満潮時は岩が一つ頭を出すのみで、 地元住民は「寂しいが、自然の成り行きで仕方ない」と小さくなっていく島を見つめている。

 沖村名誉教授は、地元で「島がなくなる」と言われていたホボロ島を調査。 岩に穴を開けて住むナナツバコツブムシという体長約1センチの虫を多数発見した。 ホボロ島は風化しやすい岩でできており、ナナツバコツブムシがもろくなった岩に穴を開け、 その岩を波がさらに削っていると結論づけた。

 1725年に364メートルあった島の外周が、 1825年には220メートルになったとの記録があるという。現在は東西約90メートルの細長い形に縮小、 別の種類の岩でできている周辺の島に変化はない。

 「台風の後に目立って小さく見える。特にここ10〜15年の間に小さくなったようだ」 と郷土史を調べている東広島市の矢原大和さん(68)は話す。

 沖村名誉教授は「風と波による浸食は通常数千〜数万年かかるが、虫がかかわることで急速に進んでいる」 と驚いている。

(2007/05/03 09:36)

 

posted by いさた at 10:56 | Comment(0) | TrackBack(2) | 思い事(すごい) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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ホボロ島 画像
Excerpt: ようこそ!いらっしゃいませ当ブログへ。 いつも新鮮な情報をお届けしています。 気に入っていただけますと幸いです。 では、早速今日の話題には入っていきましょうか。 今日の話題は・・・・まずは..
Weblog: 最新情報缶
Tracked: 2007-06-27 21:48

ホボロ島
Excerpt: ホボロ島知ってますか 虫に食べられて今島が消滅寸前らしいよぉ 瀬戸内海にある広島の島なんだけど、広島に住んでたくせに何も知りませんなぁ しかし虫で島が消滅ってよく考えたら怖くないっ あたしゃ怖いよっ..
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Tracked: 2007-06-28 09:32