明日27日から、首都圏の50箇所のガソリンスタンドで、バイオガソリンの試験販売がはじまるとのこと。 今回のバイオガソリンは植物から取ったエタノール(バイオエタノール)をETBEという物質にしてガソリンに3% 混合したものだそうです。
バイオエタノールは元々が二酸化炭素を吸収する植物なので、燃やしても大気中の二酸化炭素の総量は増えない、 という扱いがなされているそうです。質量保存の法則からするとそうなのかな、という気もしますが、 何か数字のマジックというか、扱い方がオカシイ気もします。
そのバイオエタノールは国内生産がはじまっていないため、 試験販売ではフランスから輸入しているというのもアレですが、2010年度から全国販売を目指しているそうです。 バイオエタノールを日本国内で本格的に生産できなければ、相変らずエネルギー輸入大国ということになります。 バイオエタノールの生産の前に、食糧自給率を上げろ、という議論があるかも知れません。
バイオガソリンは2008年度まで試験販売を続け、期間中はレギュラーガソリンと同じ価格で売るそうです。
コスト的にはバイオガソリンの方が割高になるそうで、全国販売時にはレギュラーガソリンより高くなる可能性があるらしい。
こういうのはレギュラーガソリンより安く、悪くても同価格にしないと、
環境保護だけを訴えても普及は難しいのではないでしょうか。エタノールを混合した分、ガソリン税を下げれば、
安くできそうな気がするが・・・・あっ、レギュラーガソリンの方を値上げすればいいのかも(^^;
バイオガソリンが使用できる車両制限が特に記されていないので、3% 程度の混合率であればガソリンエンジンであれば使用可能なのでしょうかね。ま、モノは試しに、 給油する機会があって興味がある方は、バイオガソリンを入れてみてはどうでしょうか。
asahi.com
バイオガソリン、27日から販売 首都圏の50カ所で
2007年04月26日13時29分
首都圏50カ所のガソリンスタンドで、27日から植物由来のバイオエタノールが混ざった 「バイオガソリン」の試験販売が始まることになり、26日早朝、新日本石油の根岸製油所(横浜市) から各スタンドに向け、バイオガソリンが出荷された。大手石油メーカーなどでつくる石油連盟の取り組みで、 バイオガソリンをこれほど広域で一般向けに販売するのは初めて。10年度からの全国販売を目指す。
バイオエタノールはサトウキビやトウモロコシなどからつくる。燃焼時に出る二酸化炭素は、 もともと大気中にあるものを植物が吸収したものとして、大気中の二酸化炭素の総量は増えない計算となる。脱石油、 地球温暖化対策の一つとして注目され、ブラジルやアメリカ、中国、欧州などが積極的に導入している。 国内では本格的な生産が始まっておらず、フランスで小麦からつくったものを輸入した。
今回、同連盟が採用したのはバイオエタノールをETBEという物質に変えてガソリンに混ぜる方式。 ブラジルやアメリカなどエタノール先進国は、ガソリンに直接混合する方式をとっている。
バイオ燃料をめぐっては、ブームとなる半面、 原料となるトウモロコシなどの価格上昇や食糧難につながることを懸念する指摘も出ている。
販売が始まるのは東京都15カ所、神奈川県15カ所、埼玉県11カ所、 千葉県9カ所の計50カ所のスタンド。レギュラーガソリンを選ぶとバイオエタノールが3% 混じったバイオガソリンが入る。
連盟によると、バイオガソリンとレギュラーガソリンを混ぜても問題はないが、 エタノールの発熱量はガソリンの60%程度なので、3%のエタノールが入った分、計算上は1.2% だけ燃費が落ちることになる。だが、例えば停車中のアイドリング停止などの工夫でカバーできるほどだという。
今回の試験販売は08年度まで。バイオエタノールを混ぜると実際には割高となるが、 試験販売中はレギュラーガソリンと同じ値段で売る。10年度からの全国販売では、 レギュラーより値段が高くなる可能性もある。
同連盟の渡文明会長は「バイオガソリンを使うことで、 地球温暖化問題に対する消費者の意識が高まればうれしい」と話している。
販売するスタンドには目印のステッカーがはられる。スタンドの一覧は石油連盟のウェブサイト (http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/ss.html)にある。



