経済産業省と資源エネルギー庁が、エネルギー白書の骨子案を示し、
京都議定書が日本に厳しくEUに優しい不公平なものである、と強調しているとのことです。
何でも、温暖化ガスの基準年を1990年でなく95年にすれば、日本の排出量の増加率は7.4から1.0%に減るが、
(95年の方が排出量が多いからそういう計算になるのか?)EUは逆に-4.8%が+0.6%になるそうです。また、
日本のエネルギー消費効率はEUの1.9倍も良いとか。
ま、元記事の書方にも問題があるのかも知れませんが、 日本が京都議定書の目標をクリアするのは非常に難しい状況なので、今になって難癖をつけて駄々をこねている感じがします。
温暖化ガスの削減は、私たち日本国民が減らす努力をしなければならない問題で、 エネルギー白書をまとめた役人だけを批判しても仕方が無いのですが、地球環境のことを考えれば、 議定書の条件に文句をつける前に、削減努力を訴えるべきでは?いよいよとなれば、 アメリカのように議定書から離脱するつもりなのでしょうか。
エネルギー消費効率が世界最高水準で良い、というのは誇っても良い点ですが。
YOMIURI ONLINE
京都議定書は「不公平」と強調…「エネルギー白書」骨子案
経済産業省・資源エネルギー庁は24日、「2006年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書) 」の骨子案を自民党エネルギー戦略合同部会(深谷隆司会長)に示した。
骨子案は、温室効果ガスの削減目標を掲げた京都議定書が日本に厳しく、不公平だと強調している。
削減義務を負う国の排出量が全体の3割にとどまるなど、現行の枠組みには問題が多いと指摘、 京都議定書の削減期間(08〜12年)後の枠組みを巡る議論にも一石を投じそうだ。
1990年を削減量の基準としている現行の枠組みは、 これまでの省エネ努力が反映されていないと批判している。基準を95年に変更すれば、 04年までの日本の排出量増加率は7・4%から1%に大幅に縮小するとした。
一方で、欧州連合(EU)はマイナス4・8%から0・6%の増加に転じるとし、 90年基準はEUに有利だとの見方を示した。さらに、日本はエネルギー消費効率が世界最高水準で、EUは日本の1・ 9倍も効率が悪いなどとした。
白書は5月25日に閣議決定される。
(2007年4月24日14時35分 読売新聞)



