2007年04月06日

デンソー中国人技術者は処分保留で釈放

 デンソーの設計図面13万件を勝手に持出した中国人技術者は、処分保留で釈放、しかも不起訴になる方向とのこと。 日本では情報の窃盗を罪に問えないのでパソコン本体の横領罪としたが、パソコン自体は既に会社に返却されていること、 またデータがどこにどのように渡ったのか解明できないため不起訴になるようですね。

 これは十中八九、産業スパイ事件だと思っていますが、罪に問えないのでは、 日本はスパイ天国と言われても仕方がない。データの漏洩先が不明というのは、捜査能力の不足とも言え、 どちらにしても恥ずかしい事態だと思います。事件の関係者はどう認識しているのか?
「実質的被害が無かった」ということですが、しばらくして技術がコピーされていることがわかれば大きな被害ですよ。

 離婚後300日がどうとか、命令放送がどうとかいった内容に関する法整備も必要ですが、数少ない日本の資源・ 武器である技術(情報)を盗まれないよう、法的な対策も急がないとダメですね。

 

(関連記事)
デンソーの設計図面13万件が中国籍技術者にコピーされた?

 

asahi.com
デンソー中国人技術者を処分保留で釈放 起訴見送りへ

2007年04月06日14時28分

 大手自動車部品メーカー「デンソー」(本社・愛知県刈谷市) から設計データの入った社有パソコンが持ち出された事件で、名古屋地検は6日、 横領容疑で逮捕された中国籍の同社技術者(41)を処分保留で釈放した。地検は今後、起訴猶予にするとみられている。

 技術者は06年10〜12月、約13万件の図面を社有パソコンにダウンロード。2月5日ごろ、 パソコンを無断で自宅に持ち出したうえ、私物の外部記録媒体を接続してデータを複写するなどの自己の目的に使用し、 パソコンを横領したとして愛知県警に逮捕された。

 県警は、高度の機密を含むデータが海外に流出した疑いがあるとみて捜査に着手したが、 日本には情報の横領や窃盗の罪がないため、パソコン本体についての横領罪を適用した。しかし、 パソコンは会社に返却されており、地検は、実質的な被害がなかった点などを考慮し、起訴を見送るとみられている。

 また、複写されたデータがほかに渡るなどした事実の解明に至らず、 自己目的による流用の立証が十分でないと判断しているとみられる。

 

posted by いさた at 17:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | ふと思った・考えた(毒)
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中国の陰(16)
Excerpt: 中国人技術者、処分保留で釈放デンソー機密盗難事件大手自動車部品メーカー「デンソー」(本社・愛知県刈谷市)の中国人技術者による大量の製品データ持ち出し事件で、名古屋地検は6日、横領容疑で逮捕された楊魯川...
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Tracked: 2007-04-08 00:36