2007年03月30日

悪い景観100景(その4)−「悪い景観100選」と政策提言

 昨夜当りから、以前の記事「悪い景観100景」のアクセスが増えているな、と思っていたら、どうも 「美しい景観を創る会」で動きがあったためのようです。3月で活動は終了したそうですが、以前の「悪い景観100景」が 「悪い景観100選」として、悪い景観が70、改善事例が30になり、さらに「景観政策への提言」をまとめていました。 アクセスが増えたのは、プレス発表をしたからでしょうか。

 以前に関連記事を書いていた頃に比べると、「創る会」の活動に対する私の関心・ 情熱は大幅に少なくなっているので(^^;、100選も提言も、さらっと見た程度。

 

 100選の方は、元々悪い景観を100、良い景観を100、というような予定だったと記憶していますが、 なにやら事情があったのか、悪い景観が70と良い(改善)景観30、で落着いたようです。悪い景観の方は、 以前公表していたものとだいぶ入替えられていますね。毒舌コメントも皮肉度と切れ味が2段階ぐらいアップしています。 景観論議のネタにはなるでしょう。

 改善例の方は、改善と言いつつ、もとの悪い状態というのがわからないので、 実態は創る会として望ましいと思っている景観、ですね。要するに自然の持つ美しさと、 歴史的建造物や伝統的な風景が高評価です。歴史的建造物・伝統的風景というのは、長い時間親しまれてきた景観であり、 これを美しいと評価する基準は、世代により差が出てくると思います。 工場群などのテクノスケープに親しみがある向きもあるでしょうし、この当りもまた論議のネタになるでしょうね。

 

 提言の方は、100選よりももっとさらっと斜め読みしただけですが、「美しい景観を創る会」だけあって、 美しいキャッチフレーズと美しい言葉で彩られた提言です。「提言」ですので、具体的内容ではなく、理念の提唱、 といった感じ。内容は、面と向って否定しずらい内容で、御説ごもっとも、という印象です。

 提唱する理念の実現には、法規制やコストの問題、個人生活との折合いなど、 それはいろいろな問題が出てくるでしょう。「美しい景観づくりを実行する会」といった機関が必要でしょうね。

 

(関連記事)
悪い景観100景
悪い景観100景(その2)−違和感
悪い景観100景(その3)−再び話題に

(関連サイト)
美しい景観を創る会


posted by いさた at 13:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | 景観とまちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人気ブログランキングへ 【当ブログや記事を評価していただける方へ】
最後までお読みいただきありがとうございます。m(_"_)m
上のバナーをクリックしていただけると励みになります。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

悪い景観100景リニューアル
Excerpt: 美しい景観を創る会(http://www.utsukushii-keikan.n
Weblog: あさみ新聞
Tracked: 2007-03-30 17:51