山梨県で捜査情報が記録されたUSBメモリが無くなり、地元新聞社へ匿名で送られた事件で、 犯人はメモリを無くした警官の先輩だったとのこと。勤務態度などが気に入らず、困らせるためにやったそうです。
職場の人間関係が原因の嫌がらせ、いじめということのようです。メモリを盗んだ警官が一方的に行過ぎていたのか、 それとも盗まれた方にも嫌がらせをされても仕方がないような落度があったのか、それはわかりません。ただ、 困らせるためにメモリを盗んで新聞社に送りつける、という行為は行過ぎだし、警察官がすることでは無いですね。
結局、もう何度目か数え切れないぐらいの警察の恥をさらした一件、ということですね。
asahi.com
「困らせたかった」捜査情報メモリー窃盗容疑の警官
2007年03月22日12時01分
同僚の警察官が所有する捜査情報が入ったUSBメモリーを盗んだとして、 山梨県警に窃盗容疑で逮捕された上野原署地域課の田中光司容疑者(49)=上野原市上野原=は「(後輩を) 困らせてやろうと思ってやった」などと供述していることが22日わかった。 メモリーを地元の新聞社へ送付したことも認めたという。県警は、職場の人間関係のトラブルが原因とみて調べている。
田中容疑者と男性署員(26)は同じ課で勤務しており、パトカーに同乗することもあった。その際に、 田中容疑者は男性署員の勤務態度などに不満を持つことがあったという。
田中容疑者は県警の調べに、「後輩は、言うことを聞かないなど態度が気に入らなかった」 とも話しており、メモリーも男性署員の所有とわかった上で盗んだという。
調べでは、田中容疑者は06年12月28日夜、上野原署の事務室で、 地域課の共用パソコンに装着されていた同僚の男性署員のUSBメモリー(3000円相当)を盗んだ疑い。また、 3月1日には、メモリーは匿名で甲府市に本社のある地元新聞社へ送付されていた。