3月も半ばになり、学生の皆さんは卒業式のシーズンですが、埼玉県の中学で事件がありました。卒業式直前の教室で、 担任が出席をとっている途中、中3男子がなぜか火薬で遊んでおり、誤って爆発させ、 本人は左手の小指と薬指を吹飛ばしました。他に7人の生徒が耳鳴りのため病院で診察を受けたそうです。 爆風の影響でしょうが、今日で卒業、という日に周りの生徒はとても迷惑なことです。
この生徒は、なぜまた火薬で遊んでいたのか。シャーペンの芯のケースに詰めていた、ということですが、
卒業式が終った後に、職員室に投込んでやろう、とか思っていたのでしょうか?事情聴取をしないとわからないようです。
左手の薬指が吹飛んでしまった、ということは結婚指輪をはめる時が来たら、ちょっと不自由することになるか。
彼にとっては忘れたくても忘れられない、思い出に残る卒業式で、周りの者にとっては、逆に忘れてしまいたい卒業式、
といった感じなのでしょうか・・・・
卒業式の後、保護者に対して校長が謝罪したということですが、爆発させた生徒の保護者は謝罪したのでしょうか。 ああ、それにしても何とも情けないニュースです。
YOMIURI ONLINE
卒業式直前の教室で爆発、火薬遊びの中3男子重傷
15日午前8時20分ごろ、埼玉県日高市梅原の市立高麗中学で、3年生の男子生徒(15)が、 教室でシャープペンシルの芯を入れるプラスチックケースに、火薬を詰めて遊んでいたところ、火薬が「バーン」 という音とともに爆発した。
男子生徒は、左手の小指と薬指を吹き飛ばされて重傷。生徒7人が耳鳴りを訴え、病院で診察を受けた。
飯能署や市教委によると、おもちゃの拳銃の火薬を分解して取り出したものとみられ、男子生徒は 「近くの店で買った」と話しているという。同署は、男子生徒の回復を待ち、 火薬を教室に持ち込んだ動機や経緯を聞く方針。
同校ではこの日、午前9時から卒業式が開かれる予定で、担任が出席を取っていた最中に爆発。 男子生徒は教室の中央付近の自分の机に着席していた。
村田保夫校長は卒業式後、集まった保護者に「卒業式にこんなことになって申し訳ない」と謝罪した。
(2007年3月15日17時7分 読売新聞)