2007年03月15日

大阪市が公用車121台を5800万円で処分

 大阪市が公用車121台を処分したとのこと。総額約5800万円。市の幹部は、市民の「ぜいたくだ」 という批判に応えられたのではないか、とコメントしているそうです。

 コスト削減になるということは、公用車にまつわる費用よりも、 他の交通機関を利用した方が安くなるということなんですよねぇ。5800万円儲った、ということでなく。
 公用車の代りにタクシーを使いまくって、かえって交通費が増えましたとか、交通費の分、職員や議員の手当を引上げ、 なんてことにならなければ良いですが。

 

asahi.com
公用車121台処分、計5800万円なり 大阪市

2007年03月15日17時48分

 コスト削減のため、大阪市が民間への売却などを進めていた事務用公用車121台の処分が完了した。 最高額は市議会の副議長車(トヨタ・センチュリー、排気量5000cc)で550万円。一方で、 旧型のため5000円で業者に引き取ってもらった区長車もある。収入総額は計5838万円2610円。 市の負債約5兆5000億円に比べれば微々たる額だが、市幹部は「市民の『ぜいたく』批判には応えられたのではないか」 と話している。

 公用車の売却は関淳一市長が市政改革の一環として打ち出した。昨年4月から売却を始め、 地域の防犯パトロール車などに転用されたり、社会福祉協議会に無償で譲渡されたりなどした11台を除き、 2月末までに109台が主に入札で中古車販売業者に売却され、1台が公的団体に有償で譲渡された。

 このうち100万円以上で売れたのは、市長車や助役車など市長室の6台と、 市議会事務局の議長車と副議長車、収入役室の収入役車、選挙管理委員会の選管委員長車の計10台。 市長車は最高額で売れた副議長車と同車種で、購入時期も同じだったが、 走行距離が約5万7500キロと副議長車の約4万3000キロを上回ったため、落札額が下回ったとみられる。

 売却額の上位6位までを占めたトヨタ・センチュリーには、テレビやDVD、 マッサージシートなどを備えた豪華車が多く、購入時には1台約1000万円の公費が使われていた。

 95年4月に202万円で購入され、走行距離が約6万8000キロメートルだった鶴見区の区長車 (トヨタ・クラウン、2000cc)は入札を3回繰り返したが参加者がなく、 中古車業者に随意契約で5000円で引き取られた。

 公用車廃止に伴い、専属運転手121人は区役所などに配置転換されている。

 

posted by いさた at 18:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(なにわ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人気ブログランキングへ 【当ブログや記事を評価していただける方へ】
最後までお読みいただきありがとうございます。m(_"_)m
上のバナーをクリックしていただけると励みになります。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック