2007年02月26日

政府が「子育てパパ応援事業」をスタート

 2007年度から、政府が「子育てパパ応援事業」というのをスタートさせるとのこと。内容は、 主に市町村や市民団体が行う、父親向けのサークル活動や、父親の育児参加をテーマにしたシンポジウムを実施する際に、 費用の半分を助成するとのこと。

 子育てに参加している父親を応援する、というより参加していない父親が子育てに参加するように尻をたたく、 というニュアンスです。(^^; 引用記事で育児における夫婦の役割分担について、妻と夫が同じように行う、 と回答した割合が低かった点に触れているところを見ると、この割合を向上させるのが目的なのでしょう。

 私自身も父親で、子育てにはそれなりに関わっているつもりですが、 嫁さんと全く同じことを半分ぐらい分担してこなせ、と言われると、そこまではとても出来ていないです。 父親と母親でそれぞれ異なる役割を担いながら(多少はお互いにオーバーラップしてできることがあってもいいけれど)、 子供を育てていくという道もあるかと思っていますが、これでは古くさい考え方なんでしょうかね。

 

YOMIURI ONLINE
政府が「子育てパパ応援」、全市町村で事業助成目指す

 政府は2007年度から、男性の育児参加を推進するため、 育児中の父親向けサークルの育成や啓発講座の開催を支援する「子育てパパ応援事業」をスタートさせる。

 父親に子育ての喜びや大切さを知ってもらい、母親の負担の軽減を図るため、 地域が一体となった取り組みを進めるのが目的で、全国の約1800の全市町村での実施を目指す。

 応援事業は、市町村や、市町村の支援を受けた市民団体などが、父親向けのサークル活動を行ったり、 父親の育児参加をテーマにしたシンポジウムを実施する際、費用の半分を厚生労働省の次世代育成支援対策交付金 (総額約365億円)から助成する。

 市町村が父親学級を開催しても、仕事の都合などで参加できない例が多いとされる。このため、 事業には商工会など経営者側の積極的な参加を呼びかけ、父親の育児参加への理解を広めたい考えだ。

 さらに、 市町村が実施する子育て中の父親を手助けするボランティアの育成事業などへの支援も検討している。

 日本、韓国、米国、フランス、 スウェーデンの5か国で実施した育児などに関する2005年の内閣府の意識調査によると、 夫婦による育児の役割分担について、「妻も夫も同じように行う」と回答したのは日本が31・2%、韓国で31・4% だったのに対し、スウェーデンは92・4%に達し、米仏も過半数を超えた。

(2007年2月26日15時11分  読売新聞)

 

posted by いさた at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 時事(子供) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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