先日謎の死を遂げたアメリカの女優アンナ・ニコル・スミスさんの一人娘に、生前交際のあった男性3名が 「自分が父親」と名乗出て、アメリカでは騒ぎになっているそうです。スミスさんのことは、確か、 何かのTV番組で見たことを、先日の訃報のニュースで思い出しました。
遺児の一人娘はまだ生後5ヶ月ですが、石油富豪の莫大な遺産の相続権を持つ可能性が高いため、 あからさまな金目当ての争いになっているようです。まあ、 男達はスミスさんと付合っていた時点で既に金目当てだったのかもしれませんね。
スミスさんの死因はまだ判明していないとのことです。この女性を巡っては、 まず相続権裁判の相手だった富豪の息子が亡くなり、スミスさんと前夫の間の息子が20歳で亡くなり、そして本人が謎の死。 そして死後は、遺された娘を巡る親権の争い、と数奇な運命をたどることになりました。
これで、父親と名乗り出た男性に何事か起きれば、まさに奇妙な運命に取憑かれた女性、といったところでしょうか。
毎日インタラクティブ
米元モデル変死:遺産1900億円 一人娘の遺児に「私が父親」
3人
◇「深まる謎」…米メディア、大々的報道
【ワシントン吉田弘之】米フロリダ州で8日に死亡した米国の女優、アンナ・ニコル・スミスさん(39) の一人娘(5カ月)をめぐり、3人の男性が父親として名乗り出て、騒ぎに発展している。 スミスさんが元夫の石油富豪の巨額の遺産相続権を持つ可能性があるためで、謎の死因を含め米メディアが連日、 大々的に報じている。
スミスさんは92年に「プレイボーイ」誌の表紙モデルに抜てきされ、女優マリリン・ モンローの再来と評判になってスターとなった。男性との交際も派手だった。
スミスさんは94年、26歳で石油富豪のハワード・マーシャルさん(当時89歳)と結婚したが、 マーシャルさんは翌年に死亡した。約16億ドル(1900億円) とも言われる遺産相続を巡ってスミスさんは富豪の息子と法廷闘争を展開。カリフォルニア州地裁は00年9月、 スミスさんに約4億ドルの相続を認めたが連邦高裁がこれを破棄。 昨年5月に連邦最高裁が高裁に裁判のやり直しを命じるなど裁判が続いている。
スミスさんに遺産相続権が認められれば、娘に相続権が継承される可能性が高い。このため、 これまでにスミスさんの弁護士を長く務めたハワード・スターンさんら男友達3人が父親として名乗り出ている。 9日にはそのうちの1人、芸能記者のラリー・ バークヘッドさんがスミスさんの遺体のDNA鑑定を裁判所に申請し却下された。
スミスさんの娘の出生証明書は父親がスターンさんとなっているが、 スターンさんとスミスさんが正式に結婚していないため、他の男性2人も親権を主張している。
スミスさんの死因にも関心が集まっている。スミスさんはホテルで倒れ、病院に搬送後、 死亡が確認されたが死因はいまだに不明。警察は外傷などはなく、犯罪の可能性は低いとしている。 スミスさんの母親は9日、「麻薬の過剰摂取の可能性がある」と述べたが、検視の結果、医薬品を含め薬物反応はなかった。
毎日新聞 2007年2月10日 東京夕刊



