スリランカ在住の日本人女性が、一時帰国したおりにチクングニヤ熱、という病気にかかっており、 日本国内の検査で病気を特定したとのこと。日本国内で確認されたのは初めてだそうです。
チクングニヤ熱、というのがなにやら珍しい名前なので興味が引かれました。死亡率は極めて低く、 蚊に刺されて感染するが、人から人への感染もない、ということで恐ろしい病気では無いようで一安心です。
ただ、これから地球の温暖化が進み、スリランカで生きている蚊が、日本でも生きていける環境になってしまったら、 こういった熱帯地方の病気には注意が必要になりますね。
毎日インタラクティブ
チクングニヤ熱:スリランカから帰国女性が感染 厚労省
厚生労働省は24日、スリランカから帰国した30歳代の女性が、 チクングニヤ熱に感染していたと発表した。国内で日本人の感染が確認されたのは初めて。女性は昨年11月中旬、 スリランカで発熱し、現地でチクングニヤ熱かデング熱と診断された。12月中旬に一時帰国後、医療機関を受診。 今月中旬に国立感染症研究所の抗体検査でチクングニヤ熱と確定した。女性はすでに症状は回復し、 在住するスリランカに戻っている。
厚労省によると、チクングニヤ熱は発熱や関節炎、発疹(はっしん)などが特徴で、死亡率は極めて低い。 蚊を介して感染し、人から人への感染はない。【玉木達也】
毎日新聞 2007年1月24日 12時15分