神奈川県警の警官が逮捕されました。一人は勤務中に空巣、一人は職権乱用で個人情報を入手してストーカー。 神奈川県警はその昔不祥事を連発していた時期があったように記憶していますが、また出てきました。
今回の不祥事に関しては、県警の警務部長が陳謝した、ということです。こういう謝罪は、 もはや単なる儀式でしかないように思います。またしばらくすれば、別の警官が悪事を働く→上司が謝罪→また悪事・・・ ということが繰返されるでしょう。
今や公務員の犯罪は、警官に限らず全国各地で起きていて、もはや珍しいとも思わなくなってしまいました。 刑法犯はもとより、裏金をつくったり、働いてもいないのに給料をもらう、などなど。 ほぼ毎日のように何らかのニュースが報じられているのではないでしょうか。
もはやモラルも何もなく、信用できない。腐りきっている、としか言いようがありませんね(-_-;)
毎日インタラクティブ
神奈川県警:巡査長と巡査部長を逮捕…警務部長が陳謝
神奈川県警は15日、勤務中に顔見知りの女性宅に侵入し現金を盗んだとして鎌倉署地域課巡査長、 望月賢治容疑者(38)=横浜市神奈川区神大寺4=を窃盗と住居侵入容疑で逮捕した。また、 事件捜査のためと偽って協力依頼文書を作成し個人情報を不正入手したとして茅ケ崎署警務課巡査部長、渡辺恒憲容疑者 (49)=同県湯河原町=を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕した。会見した平野和春警務部長は 「職員の身上把握や業務管理に努めたい」と陳謝した。
調べでは、望月容疑者は鎌倉署御成交番に勤務中の7月7日午後4時半ごろ、鎌倉市内の女性(71) 宅に侵入、1階のたんすから現金約10万円を盗んだ疑い。望月容疑者は女性と顔見知りで、6月に「家に石を投げられた」 との被害相談を受けていた。7月4日に女性から「いつも家の鍵をかけていない」と聞き、盗みを考えたという。「 (盗んだ金は)飲食代やパチンコ代に使った」と供述している。
渡辺容疑者は茅ケ崎署刑事課に勤務していた8月18日、暴力団捜査と偽り、 以前交際していた茅ケ崎市内の女性(42)に関する虚偽の「捜査関係事項照会書」を作成し、 市内の銀行から口座取引明細書を入手した疑い。女性宅に生ゴミを送るなどの嫌がらせを繰り返し、 11月に女性が同署に相談して発覚した。「女性とよりを戻したかった」と容疑を認めているという。 虚偽の照会書を三十数通作成して女性の個人情報を不正入手した疑いがあり、追及する。【伊藤直孝、池田知広】
毎日新聞 2006年12月15日 12時50分 (最終更新時間 12月15日 13時51分)