ギネスブックで長寿世界一と認定されたアメリカ人女性が116歳で亡くなられたとのこと。 今年の8月が誕生日だったそうで、その時点で存命の子孫は、引用記事の人数を足しあわせると562人いた(!)、 ということです。
今年の世相を表す漢字に「命」が選ばれたとのニュースもあり、 命つながりでこのニュースにも興味を引かれたのですが、この女性の命が、 1世紀と16年後には562人に受継がれていったという事実は、長い時間の流れと、人の血のつながりの広さを感じさせます。
玄孫の次は来孫(らいそん)、その次は昆孫(こんそん)と言うのは初めて知りました。
亡くなった女性は昆孫からみると6代前となり、存命でいるということはかなり稀なことなのでしょう。
存命であることが比較的あるであろう「曾祖父・曾祖母」が3代前、そこからさかのぼって6代前となると、「先祖」
と表現するのがふさわしいような時間の流れだと思います。
私自身も、また私の子供も、当然ながらこのような血のつながりの中に位置していますが、
このようなニュースがあると、自身の血のつながり、ということを再認識させられます。
私には子供が二人いますが、私の昆孫の代には、いったい子孫は何人ぐらいになっているのでしょう。少子化が続く日本、
昆孫に至る前に子孫が絶えているかもしれませんが f(^^;
YOMIURI ONLINE
長寿世界一の116歳米女性、500人の子孫残し死去
【ニューヨーク=大塚隆一】AP通信によると、 ギネスブックで長寿世界一と認定されていた米国人女性エリザベス・ボールデンさんが11日、 500人以上の子孫を残しテネシー州メンフィスの介護施設で死去した。
116歳だった。2年前に脳卒中を起こして以来、ほとんど眠ったままだったという。
1890年に解放奴隷の子として生まれた。1908年に結婚し、7人の子供をもうけた。 このうち今も生存しているのは2人。また、今年8月に116歳の誕生日を迎えた時点で、孫が40人、ひ孫が75人、 ひ孫の子(玄孫)が150人、ひ孫の子の子(来孫)が220人、ひ孫の子の子の子(昆孫)が75人いたという。
(2006年12月12日12時37分 読売新聞)