国連の研究機関によると、国民一人当りの富は、日本人が世界一だそうです。「富」 とは個人の資産から負債を差引いたもので、日本人一人当りでは18万1000ドル(約2000万円)だそうです。
また、世界的規模の富の偏在も指摘されており、世界の成人のうち1%が富の4割を保有しているとのこと。 その1%のうち、約3割は日本人、ということだそうです。
残念ながら、私の富は調査結果の平均には遠く及ばないので、世界一といわれても全く実感がありません。 一部の富裕層が、平均値を大きく引上げているのでしょう。これが「格差社会」を端的に表しているのか?
asahi.com
1人あたりの富は日本が世界一 国連大学研究所の調査
2006年12月06日12時04分
国連の研究機関が5日発表した「世界の個人の富の状況」調査で、 為替レートで計算した1人あたりでは米国や欧州、産油国も上回って日本が世界で最も豊かな国となる結果が出た。また、 世界の成人人口の1%が世界中の家計の「富」の約4割を所有し、世界の約半数を占める貧しい人々は「富」の1% しか所有していないという地球規模の格差の実態も浮き彫りになった。
調査は、国連大学直属の研究機関である国連大学世界開発経済研究所(ヘルシンキ)が初めて実施。 00年時の各国政府や国際機構の統計をもとに、不動産や預貯金、 株式などの個人の資産から借金などの負債を差し引いたものを「富」と定義した。 国有資産となっていることが多い原油などの資源や大企業の資産は除外された。
それによると、世界中の家計の富を合計すると125兆ドル。1人あたり2万500ドルとなった。 国別に見ると日本は1人あたりの富が18万1000ドル(約2000万円)でトップ。 米国の14万4000ドルなどを上回った。
ただ、物価水準を考慮した購買力平価で計算すると、日本はスイスや米国、英国などを下回った。
日本の特徴について、調査は「90年代の不動産や株式の市況の低迷も反映し、 預貯金など流動性の高い資産を強く好んでいる」と指摘している。
貧しい地域では、コンゴ(旧ザイール)が1人あたり180ドル、エチオピアは193ドルなどで、 北米やヨーロッパ、日本などとの1000倍規模の激しい格差を示している。世界を10人の集団にたとえると、 1人が99%の富を独占し、残りの1%を9人が分けている状態だという。
世界で最も資産の多い1%は、37%が米国に、27%が日本に住んでいた。
失礼いたします。
この度は、ブックマークのご連絡を頂戴いたしまして、ありがとうございました。早速当方でも行いました。今後ともよろしくお願いします。
さて、このログで採り上げられている一件、確かに拙僧も“平均”に遠く及ばないので、「格差」を感じてしまいます。さらに、もし“平均”が現実であるとすれば、5人家族ですと、資産は1億円ということになりますが、「貧乏人の子だくさん」なんていう俗諺の通り、とても実感できる人はいないように思います。
御指摘の通り、なにやら「すごい」話だと感じました・・・
こちらこそ、よろしくお願いいたします。時間的に見て、私からのお礼のコメントと入違いのようですね。
>もし“平均”が現実であるとすれば、5人家族ですと、資産は1億円ということになりますが、
なるほど、言われてみれば確かにそうですね!5人家族なら1億円!
ロト6やジャンボ宝くじに夢を見なくてもいいような額です。
>御指摘の通り、なにやら「すごい」話だと感じました・・・
平均値を大幅に押上げるような富裕な人たちは、いったいどれほどの資産をもっているのでしょう。
ちょっと想像がつきません。