堺で発生した交通事故。信号待ちをしていた大型クレーン車のタイヤが突如パンク。 その風圧で隣に止っていたミニバンの運転席側後部の窓ガラスが吹飛び、ドアも破壊されました。 後部座席に座っていた4歳児が頭を打撲するなど重傷だそうです。
写真は引用していませんが、元記事には事故にあったミニバンの写真があり、ドアがべっこりと凹んで、 窓ガラスがありません。ここまで車を損傷させるのですから、ものすごい風圧だったのでしょうね。 負傷されたお子さんにはお見舞申上げます。
いわばもらい事故で、ちょっと用心しようが無い事故ですね。しかし、 走行中にバーストしていればもっと大事故になっていたかもしれません。
毎日インタラクティブ
交通事故:クレーン車タイヤ破裂 風圧で1人重傷 大阪
30日午後7時55分ごろ、堺市西区北条町1丁の交差点で、信号待ちをしていた同市南区岩室のリース会社 「東海」の大型クレーン車=山下学運転手(52)=の前輪左側タイヤが突然破裂した。その風圧で、 左隣の車線に停車していた同市東区日置荘北町3丁の主婦、村田淳子さん(31) が運転するワゴン車の右側後部の窓ガラスが粉々に吹き飛び、ドアも壊れた。このため後部座席にいた長男翔平君(4)が、 頭を打撲するなど重傷。淳子さんにけがはなかった。
大阪府警堺南署の調べでは、破裂したタイヤは直径約1.55メートル。 クレーン車は止まって数分後に破裂したとみられ、タイヤの摩耗状況などについて調べている。
同様の事故では、北海道砂川市にある運送会社の駐車場で昨年7月、 駐車していた大型ダンプの左後輪の二重タイヤの内側のタイヤが破裂。そばにいたとみられる運転手(当時59歳) が胸の骨を折り、外傷性ショックで死亡している。【平川哲也】
毎日新聞 2006年12月1日 11時08分 (最終更新時間 12月1日 11時33分)