ロンドンオリンピックの日本選手団の活躍のニュースに隠れている感じですが、民主、自民、公明の三党首が「近いうち」に衆議院を解散することで合意したそうです。
「近いうち」というだけで時期ははっきりしていませんが、消費税増税法案成立後であるのは間違い無し。
国会は9月8日まで会期延長されていますが、早ければ9月中旬にも解散でしょうか?しかし「近いうち」という時間感覚は議員のセンセイ方と庶民では違う気がするので、12月頃になったりとか・・・?
予想しても仕方がありませんが、とりあえずは民主党政権にダメ出しする時期が見えてきたということで、ちょっと先が見える「気がしてきた」というところではないでしょうか。
解散・総選挙となっても、では次の政権をどこが担うのか、という点では、今のところ決め手に欠けていて混沌としている印象ですね。
新しい勢力としては、橋下大阪市長が率いる維新の会が期待されているようです。
ただ、主宰する政治塾の塾生名簿が流出したりして、他の政党に手の内を読まれているようでもあり、この総選挙で国政に打って出るのは準備不足ではないでしょうか。
一時の勢いで議席はとれるかもしれませんが、とった後に様々な問題が噴出してくるような気がしますね。
次も民主党政権、というのはさすがに無いと思います。民主以外の数党の連立政権が一番現実味がありそうです。
産経ニュース
「近いうち解散」3党首合意、増税法案成立へ
2012.8.8 21:15
野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表は8日夜、国会内で会談し、衆院解散時期に関し「近いうちに信を問う」ことで合意した。消費税増税を柱とした社会保障と税の一体改革関連法案についても、3党合意に沿って成立を目指すことで一致した。
野田首相は会談後、記者団に対し「3党合意を踏まえ一体改革の法案については早期成立を期す。成立した暁には近いうちに国民に信を問う」と合意内容を説明。解散時期については「具体的な時期はやりとりしていない。首相として具体的な時期を言うことは控えないといけない」と述べた。