既に1週間ほど前の出来事になりますが、マリナーズ・イチローが電撃移籍でヤンキースへ移りました。
移籍後も、今日で6試合連続安打を放つなど、実直な働きをしているようです。
移籍を聞いたときは驚きましたが、それと共に、「下り坂」という状況も頭に浮んできました。
38歳という年齢を考えれば別に不思議でもなんでもありませんが、「イチロー」ということでやはりまだ復調してシーズン200安打を、とか思ってしまいます。
でも、これからは年齢なりの活躍の仕方がある、ということなのでしょうね。それは、例えば打順が8番の下位であっても、自分が起点になってチャンスをつくり、上位の打順につなげる、といったことなのかもしれません。
YOMIURI ONLINE
イチロー電撃移籍「環境変えて刺激求めたい」
【シアトル=萱津節】米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー(本名・鈴木一朗)外野手(38)が23日、若手2投手との交換トレードで、ニューヨーク・ヤンキースに電撃的に移籍した。背番号は「31」。
イチローはこの日、シアトルで行われたマリナーズ戦に早速「8番・右翼」で先発フル出場。三回の第1打席で移籍後初安打となる中前打を放つなど、ヤンキースの勝利に貢献した。
試合前に行われた記者会見でイチローは、トレードが自らの希望だったことを明らかにし、「マリナーズのユニホームを脱ぐのは難しい決断だったが、環境を変えて刺激を求めたい気持ちになった」と心境を語った。イチローは日本のオリックスから2001年に移籍して以来、マリナーズ一筋にプレー。10年連続200本安打など、数々の記録を達成してきた。
(2012年7月24日18時54分 読売新聞)