2006年11月24日

ドブガイでため池浄化と真珠養殖

 兵庫県は加古川市を中心とする東播磨地域で、ドブガイを使ってため池を浄化、生態系を取戻し、 さらに真珠を育てるプロジェクトが26日からはじまるそうです。「いなみ野パールプロジェクト」というそうです。

 大阪道頓堀川では、同じようにイケチョウガイを使って真珠の養殖をしていますが、 こちらは元々地元に多かったドブガイを使う、という点にこだわりがあるようです。発案者の方も「イメージ先行」 と言われていますが、機械設備で浄化しよう、というよりは確かに好印象な取組みだと思います。

 かなり昔ですが、探偵ナイトスクープで林先生(今では顧問ですが昔はゲテモノ・ 料理ネタと言えば林先生)がドブガイを料理したことがあったような・・・・おいしく調理できたかどうかは忘れましたが、 真珠を育てて、さらにドブガイ料理を地元名物に育てるとか(^^;

 地元の方、東播磨のため池に思い入れのある方は参加してみては。

こんなサイトがありました。
いなみ野ため池ミュージアム

 

Sankei Web
真珠育て、ため池浄化 東播磨 核入りドブガイ放流

 兵庫県の東播磨地域で、ため池の環境保全と再生のために、真珠を育てる「いなみ野パールプロジェクト」 が進行中だ。かつては地元に多く生息したが、 今ではあまり姿を見かけなくなったドブガイで真珠を養殖するという前例のない試み。今月26日から順次、貝を放流し、 水質浄化と地域再生のシンボルづくりを目指す。(岸本佳子)

 兵庫県は、ため池が全国で最も多い。このうち、明石市、加古川市など3市2町からなる東播磨地域には、 県内最大や最古など約600のため池がある。

 最近は、農業従事者の高齢化や水田の減少などで、十分な管理をすることが難しくなったうえ、 ごみの不法投棄が相次ぎ、池の水質が悪化。ため池には農業用水以外にも、 雨水をためる治水効果や多様な生き物の生息場所となっているなど、多くの役割を担っていることから、 東播磨では地域をまるごと博物館と考える「いなみ野ため池ミュージアムプロジェクト」がスタート。 パールプロジェクトもその一環として、平成15年から始まった。

 「池がきたないというが、その半面、プランクトンがいっぱいで、栄養価が高い。そこで、 昔から播磨のため池に生息し、今ではあまり見かけなくなったドブガイを育ててみようと考えた」と話すのは、 同プロジェクト推進実行委員会の木下一成・副会長。

 ドブガイは、プランクトンを水と一緒に吸い込み、団子状にしてから食べるが、食べない分は吐き出し、 それを魚やエビが食べる。1個で1日にドラム缶1本分の水を浄化するといわれており、ドブガイが生息するようになれば、 池の中の生態系が取り戻されるという計画だ。

 パールプロジェクトの提唱者で、実行委会長を務める作家の玉岡かおるさんは「真珠ができれば、 きれいな池に違いない。そんなイメージ先行で提案した」と話す。

 同じように水質浄化に取り組む大阪・ミナミの道頓堀川などでは、 イケチョウガイを使って真珠の養殖が進められているが、パールプロジェクトでは計画が予想以上に難航。まず、 かつてたくさん生息していたはずのドブガイを手分けして採取することから始まった。苦労の末、探し出したドブガイは、 滋賀県内で真珠の核(細胞)を挿入する“手術”を受け、これまでに約160個を池に放ったが、 真珠ができたのはわずか10個程度。それも、形が丸くなく、大きさも子供の乳歯や米粒ぐらいだった。

 プロジェクトの本格的なスタートとなった今年は、今月中旬に加古川市志方町の池など2カ所で、 いけすの準備作業を始め、26日に「いなみ野パールプロジェクト倶楽部」の会員らが、計300個を放流。 核が入っていない貝も放ち、いまだよくわかっていないドブガイの生態を調べる。

 当日は、集まった人たちに焼きいもが振る舞われ、会長の玉岡さんのトークショーなどが行われる。

 その後、明石市や高砂市などの6カ所のため池で順次、ドブガイを放流し、 最終的に核入りの貝計500個を放す予定だ。

 木下さんは「ただ単に真珠を育てるのなら、もっと簡単に作れるイケチョウガイを放流すればいい。 私たちはあくまでも地元のドブガイにこだわり、生態系を取り戻して自然の力で美しい池にしたい」と力を込める。

 いなみ野パールプロジェクトでは会員を募集している。 問い合わせは同プロジェクト推進実行委員会事務局(TEL079・421・9026)へ。

(11/24 15:36)

 

posted by いさた at 19:33 | Comment(1) | TrackBack(1) | 環境問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人気ブログランキングへ 【当ブログや記事を評価していただける方へ】
最後までお読みいただきありがとうございます。m(_"_)m
上のバナーをクリックしていただけると励みになります。

この記事へのコメント
生態系を取り戻すニュース、うれしい限りですね。
現在、生物が急速になくなっており、このままでは、22世紀を迎える前にかなりなくなってしまうのではないかと危惧しております
絶滅がなくなるととうれしい限りです
http://www.chikyumura.org/earthNow/species.php

その他、地球環境問題
ごみ問題 地球温暖化 オゾン層破壊 森林破壊 人口爆発と貧困 食糧問題 エネルギー問題   水資源の危機
ダイオキシン問題 アスベスト 遺伝子組み換え食品 電磁波 酸性雨 核兵器・原発

http://www.chikyumura.org/earthNow/booklet.php
Posted by uu at 2006年11月25日 21:32
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

ため池の水調べ
Excerpt: 玄海町の事業「農地と環境を守る会」の活動に、児童館も参加させてもらっています。昨年度から参加をさせてもらっているものの、スケジュールがなかなか合わず、加納さんをはじめとするスタッフの皆さんには、大変ご..
Weblog: 【さくらブログ】 @玄海町 さくら児童館
Tracked: 2009-03-09 23:39