2012年05月26日

「放射能汚染地域に住む人の血がほしいか」

昨日のことのようですが、群馬県桐生市の市議が、twitterでこの記事タイトルの趣旨のようなツイートをしたところ、桐生市やその議会事務局に抗議が殺到したらしいです。

この市議によると桐生市は放射能汚染地域で、このツイートは市庁舎前にいた献血車を見てのもののようです。

 

こういう趣旨のツイートなり発言なりをすれば、抗議が来るのは簡単に想像できそうなものですが、市議は「間違ったことは書いていない」と言っているようなので、織り込み済みの上でツイートしたんでしょうかね。

 

例えば実際に放射能汚染地域の住民の血液を輸血に使うと、何らかの健康上の問題が発生すると裏付けがとられているのなら、そういう地域で献血は募らない方が良いですね。それでも、ではどこが放射能汚染地域なのか、という問題はありますが。

まあ、配慮を欠いた発言ではあると思います。

 

このアサヒの記事を読んで連想したのが、欠番で封印されてしまった「ウルトラセブン12話 遊星より愛を込めて」です。

私も実際に見たことはないのですが(ネットにアップされているものはあるようですが)、以下のリンクなどで解説されています。

ウルトラセブン12話の基礎知識

 

作品としての内容や本来の意図は別として、福島原発事故が起きてしまった現在では、その設定からして放映自粛になってしまいそうです。

asahi.com
「放射能汚染地域の血ほしいか」桐生市議ツイートに批判

群馬県桐生市の庭山由紀市議(43)が25日、ツイッターで、地元を放射能汚染地域と位置づけ、「献血の車が止まっているが、住む人の血がほしいか」との趣旨をつぶやいたところ、市や議会事務局に抗議が殺到した。議会は急きょ庭山氏を呼び、話を聞いた。荒木恵司議長は「議会として看過できない。週明けに対応を決める」と話している。

市庁舎前に献血車があるのを見て書き込んだとみられ、午前11時44分のつぶやき直後からネット上で「この人が議員でいいのか」などと批判が相次いだ。議会事務局と市には午後1時すぎから、「放射能汚染地域の住民への差別だ」といった苦情が電話やメールで殺到。午後5時半までに、合わせて180件以上にのぼった。

議会は各派代表者会議を緊急に開催。議会事務局などによると、説明を求められた庭山氏は「桐生市は放射能汚染地域であり、間違ったことは書いていない。訂正する気はなく、恥じることもない」と述べたという。

posted by いさた at 11:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 思い事(気になる) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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